■ 副産物を売る、とは
“ついで”の商品で、価値を広げていこうという手法です。
副産物とは、本来の目的で作った商品やサービスから“自然に出てくるおまけ的なもの”です。
これを「ついで商品」としてちゃんとした形にして売るのがポイント。
これを「ついで商品」としてちゃんとした形にして売るのがポイント。
■ 副産物を売る工夫
・講座/コンサル
メイン:起業塾
副産物:実際に使ったテンプレート資料
→「成功者の実物データ集」として販売
メイン:起業塾
副産物:実際に使ったテンプレート資料
→「成功者の実物データ集」として販売
・美容サロン
メイン:フェイシャルコース
副産物:技術向上の練習写真やビフォーアフター
→「変化事例集」またはSNS投稿素材として販売
メイン:フェイシャルコース
副産物:技術向上の練習写真やビフォーアフター
→「変化事例集」またはSNS投稿素材として販売
・飲食
メイン:せんべい
副産物:製品製造中に出てしまう割れや欠けのあるせんべい
→「味はそのまま!わけあり商品」として販売
メイン:せんべい
副産物:製品製造中に出てしまう割れや欠けのあるせんべい
→「味はそのまま!わけあり商品」として販売
・デジタル教材
メイン:動画講座
副産物:撮影のNG集や未公開シーン
→「限定メイキング動画」としてセット販売
メイン:動画講座
副産物:撮影のNG集や未公開シーン
→「限定メイキング動画」としてセット販売
■ メリットとデメリット
メリット
◯ コストをかけずに商品点数が増える
◯ 本命商品の裏側を見せることで信頼感UP
◯ 顧客の「もっと知りたい!」を満たせる
◯ コストをかけずに商品点数が増える
◯ 本命商品の裏側を見せることで信頼感UP
◯ 顧客の「もっと知りたい!」を満たせる
デメリット
✗ 品質や価値が伝わりにくいと売れない
✗ 本命より“副産物”の方が人気になる危険
✗ 「おまけ」の域を超えないと価値を感じにくい
✗ 品質や価値が伝わりにくいと売れない
✗ 本命より“副産物”の方が人気になる危険
✗ 「おまけ」の域を超えないと価値を感じにくい
■ 成功させるために気をつけること
・ 副産物も“ちゃんとした商品”として扱う
「裏メニュー」や「会員限定」など特別感を出す
「裏メニュー」や「会員限定」など特別感を出す
・ 本命とのつながりを明確に伝える
「これがあると、もっと深く学べますよ」など
「これがあると、もっと深く学べますよ」など
・ 知識・資料・データなどの“知的副産物”は特に価値がある
「あなたの実例が見たい」という需要は強い
「あなたの実例が見たい」という需要は強い
・ 「買った人だけが得られる副産物です」と伝える
限定性・優越感が購入の決め手になる
限定性・優越感が購入の決め手になる
■ まとめ
たとえば、好きなYouTuberが本編動画を出すかたわらで、
撮影裏側やNGシーンを「有料メンバー限定」で見せてたらちょっと気になりますよね?
この場合、本編が“バックエンド商品”で、NG集や使った台本が“副産物”。
それを上手に商品にすると、「もっと知りたい!」「もっと関わりたい!」と
ファンが自然に次のステージ(=ハイエンド商品)へ進みたくなるんです。
撮影裏側やNGシーンを「有料メンバー限定」で見せてたらちょっと気になりますよね?
この場合、本編が“バックエンド商品”で、NG集や使った台本が“副産物”。
それを上手に商品にすると、「もっと知りたい!」「もっと関わりたい!」と
ファンが自然に次のステージ(=ハイエンド商品)へ進みたくなるんです。
副産物はただのおまけではなく、「裏側を知れる」「プロの本音が見える」など、
コアなファンにとってはお宝になります。
コアなファンにとってはお宝になります。
それを丁寧に価値として伝えることで、
「本物の中の人に近づける」=もっと高額でも買いたくなる…
という心理が自然に生まれます。
「本物の中の人に近づける」=もっと高額でも買いたくなる…
という心理が自然に生まれます。