・別の動機を作る - 独自化道場：5ステップの打ち手@wiki | 独自化打ち手

■「別の動機を作る」とは？

本来の商品やサービスそのものではなく、
「それ以外の理由」で興味を持ってもらい、行動してもらう仕掛けのことです。

たとえば、「エステ無料体験」ではなく、
「ストレスチェックつき」「性格診断プレゼント」といった“別の理由”で行動を引き出します。

■ 具体的な方法

① 診断・チェックを入り口にする
興味あるテーマで自己理解を促す
あなたの疲労度チェック
→ 結果と一緒に無料体験の案内

② 学び・情報提供を動機にする
勉強したい・知りたい人向けに価値提供
肩こりの原因がわかるミニセミナー
→ 施術体験

③ コラボ・イベント要素をつける
本業とは少し違う“お楽しみ要素”を加える
→ 〇〇先生とのトークライブ内で商品の案内

④ 限定品・おまけを動機にする
体験や登録で“もらえるもの”を用意する
→ 今だけ！登録で非売品ハンドクリームを進呈

⑤ 応援・社会貢献を動機にする
社会的意義を感じる内容にする
→ 体験参加で〇円を保護犬団体に寄付します

■ メリットとデメリット

メリット

• 「興味ない人」にもリーチできる
• 柔らかい入り口で警戒心を下げられる
• 潜在ニーズ層をひきつけやすい
• SNSで話題にしやすい

デメリット

• 本来の商品に関心がないと離脱しやすい
• 動機がズレると“冷やかし”も来る
• 本業に関係なさすぎると意味が薄れる
• “売りたい目的”が見えすぎると逆効果

■ 成功させるために気をつけること

① 「行動のきっかけ」はあくまで“手段”と考える
別の動機で集めた後、本来の価値につなげるストーリーが必要です。
例：診断→悩み発見→商品で解決 という流れを意識。

② 動機と商品が“ちゃんとつながる”設計にする
例：英語教材
◎発音診断付き
✗漢字クイズ付き（関連性が弱い）
無理にバズ狙いせず、“目的に合った別の動機”にする。

③ “楽しさ・お得感・社会性”など感情を動かす
「勉強になる」「共感できる」「もらって嬉しい」など
行動する理由に“感情”が入ると動きやすくなります。

④ あくまで“本来の価値”に惹かれるように設計する
「別の動機」で来た人が、「思ってたより良かった！」と思えるような価値体験を提供しましょう。

■ まとめ

本命じゃなくても「入り口」が魅力なら、人は行動する！
あとは中身で「来てよかった！」と感じさせればOK！

「別の動機」は、まだ興味が浅い人や自覚していないニーズを持つ人にアプローチできる超重要なマーケティングのカギです。