埋蔵金 総節約額:5.0兆円
民主党は、各省庁が税金などをため込んだいわゆる「埋蔵金」を掘り起こすことで、5.0兆円の予算を確保することができるとしている。
「埋蔵金」の活用
節約額:4.3兆円
- 平成21年度補正予算で乱立した基金、財政投融資特別会計・外国為替資金特別会計の運用益(両特別会計合計で5.0兆円=平成20年度見込み)などの一部を政策経費に充当する。
政府資産の計画的売却
節約額:0.7兆円
- 政府の保有する資産(未利用国有地、宿舎・官舎、民営化した会社の株式)などを計画的に売却。
補正予算の見直しで出てきた金額は2兆円。公約で示した数字には2.3兆円届かず。再精査によってどれだけの積み増しがなされるのか。また、これら埋蔵金は一時限りの資金であり、政策実行のための恒久的な財源とはなり得ない。民主党の
マニフェストではこれら埋蔵金を掘り尽くした後の歳入不足分をどのように補うかの説明はなされていない。このあたりから民主党の公約達成にほころびがでる可能性が高い。
最終更新:2009年10月03日 08:14