
髑髏島で最も獰猛な生物で、後ろ足がなく前足(腕)2本だけで動き回る巨大な爬虫類。複数の個体が登場し、大型の個体はスカルデビルとも呼ばれ、その体長はコングに匹敵する。命名者はハンク・マーロウで、調査団一行に本怪獣を説明する際のとっさの思いつきではあるが、「髑髏の亡者」という意味である。その名の通り頭部は髑髏のようにも見える白い外殻で覆われている。髑髏で言う目の部分にくぼみがあるが、実際の目は側頭部にある。普段は地中に生息しており、獲物を狙う際のみ地上に現れて直接あるいは長い舌で捕らえ、一呑みにする。髑髏島の生物や島民を手当たり次第に襲うことから恐れられており、特にスカルデビルは過去にコングの両親を殺害したため、コングから狙われている。
データ
身長 | 3.65~28.95m |
体重 | 40~100t |
出身地 | 髑髏島の地底 |
初登場作品 | キングコング:髑髏島の巨神(2017年3月10日公開) |
ドラゴニュートの人形劇では…
ゴーデスの復活にて、ベリアル軍の雑魚敵の一体として登場している。撮影にはゴジラ VS コング プレイメイツ ベーシック アクションフィギュア スカルクローラー with HEAVを使用している(海外製のアクションフィギュア)。
余談
- モデルは1933年版に登場した「後ろ足のないトカゲ」で、1933年版の髑髏島の生物中で唯一架空の存在だったため、登場させた。
- 頭蓋骨のような頭部は、『千と千尋の神隠し』のカオナシや『新世紀エヴァンゲリオン』のサキエルをイメージしている。
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