
超古代文明がガメラとともに、超絶的な遺伝子工学で作り上げた鳥型の人工生命体の一種。生物兵器として作られたため極めて凶暴な性格であり、肉食でとくに人間の肉を好んで食う。オス、メスの区別がなく、一本の染色体だけで構成された「完全な遺伝子」を持つため、一匹でも単位生殖が可能。300万ヘルツの超音波を吐き、あらゆるもの切断する超音波メスが武器。マッハ4.2以上の速度で空を飛ぶ。
データ
別名 | 超遺伝子獣 |
身長 | 85m |
体重 | 75t |
出身地 | 不明 |
初登場作品 | ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年3月11日公開) |
ドラゴニュートの人形劇では…
映画第1作にて、ベリアル軍の戦力として登場。アリア、イヴ、ネスの同時攻撃を食らい、ペドレオン、ガルベロス、サータン、カナン星人共々倒された。撮影にはムービーモンスターシリーズ(2021年発売版)を使用している。
余談
- 初期稿と小説版では5体のギャオスが姫神島から飛び立っている。1体は福岡ドームで自衛隊に射殺され、1体は木曽山中の戦いで負傷した後、仲間に喰い殺された。また、航空自衛隊との折り合いのために映画ではカットされたシーンだが、東京上空でF-15Jを超音波メスによって撃墜し、機体が有楽町マリオンに突っ込むという描写もあった。
- 造形物は着ぐるみがアクション用とアップ用の2つが作られ、前者は『3』のギャオス・ハイパー爆破シーンに流用された(頭部のみ現存)。そのほか、ギニョールや操演モデルなどが製作された。
- 映画公開時に発売されたバンダイのソフビでの商品名は「超遺伝子獣 スーパーギャオス」だった。
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