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  • 決闘バトルロイヤル @ ウィキ
  • みらいいろ

決闘バトルロイヤル @ ウィキ

みらいいろ

最終更新:2022年06月22日 23:10

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「シンクロ召喚、そしてエクシーズ召喚か……」

「私も初めて聞いた。シンクロ召喚ではない、新たな召喚方法とはな」

「シンクロ? アストラルは知ってるのか?」
『いや、見たこともない』

ハ・デスの殺し合いの宣言から、その会場へと転送された直後、九十九遊馬は別次元のデュエリスト達と遭遇した。
アポリアと名乗る巨漢の男、その肩幅及び腕と手の太さは丸太のようであり、本人もロボットと名乗っていた。
何より彼は、シンクロ召喚が存在する世界からやってきたと言っていた。

『ハ・デスの言っていたことは、本当かもしれないな。我々は無数の世界から呼び集められてしまった……』
「アストラルも、なんか俺以外に見えてるし、ここもバリアン世界みたいなもんなのかな」

遊馬に取りつく正体不明の生物、アストラルはその姿を基本は遊馬にしか視認されない。
だが、この世界ではその姿は実体化され、誰でも確認することが可能となっている。
ハ・デスの行った何かしらの干渉か、それともこの世界がそういった存在なのか。

「異世界なら僕も行ったことがあるよ。そこではデュエルモンスターズの精霊も実体化していたし、キミの相棒も同じなのかもしれないな」

そして、眼鏡を掛けた聡明そうな青年アモン・ガラム。
シンクロ召喚もエクシーズ召喚も存在しない世界の住人らしい。
ただし、アポリアとは共通の知識として初代決闘王武藤遊戯を知っていたことから、同一世界の別の時間軸から呼ばれたのではないかと推察された。
お互いに海馬コーポレーションや、万丈目財閥などの大手企業を知っていたこともそれを裏付けた。

そして彼らアストラルを含む四人の最大の共通点は、デュエルモンスターズが存在しているという点だった。

「……良かった。貴方達の世界はまだ……」

「どうしたのだ、美遊?」

アポリアが怪訝そうに、様子を伺おうとする。その声の主はまだ小学生程の小さな幼女だった。
美遊・エーデルフェルトと名乗る少女は、唯一この中でデュエルモンスターズが存在しない世界の住人だった。

「美遊、少し話を聞きたいんだが」
「アモンさん……?」

光に反射した眼鏡を指で上げながら、アモンも美遊に視線を向けた。

「…………何の真似だ」

「それはこちらのセリフだ。アモンよ」

美遊の眼前でアモンの翳された掌はアポリアに掴まれて止められていた。
当の美遊は目を見開き、遊馬は驚嘆している。

「おい、何なんだよ。どうしたんだよ二人とも!?」
「遊馬、アモンは美遊を殺害しようとした」
「ええ? なんで、そんな……」

「誤解だ。と、言っても信じてはくれそうにないかな」

僅かに苦笑しながら、アモンは余裕を崩さない。

「何ッ!?」
「アポリアのおっさん!?」

次の瞬間、アモンから強烈な圧のようなものを感じ、アポリアの優に2メートルはあろう巨体を吹き飛ばされた。

「僕が従える精霊が教えてくれるんだよ。美遊、キミはただの人間ではない。
 人の姿をした膨大なエネルギーの塊……世界を滅ぼすなんて、造作もないほどに」

「なん、で……」

「聞いたことがある。日本には神稚児と呼ばれる伝承が存在すると。曰く神に近い子供で、何処ぞの救世主のように神性を発揮するのだとか。
 確か……七つまでは神のうちというのかな? 七歳を過ぎれば人としてその力を徐々に失うらしいが、キミの場合はかなりの力を残存している」

『馬鹿な、彼女の中にそんなものがあるなど……!?』

アストラルも世界を滅ぼす程の力に心当たりはある。実際にハ・デスに拉致されるまでは、ドン・サウザンドと世界の命運を掛けた戦いに臨んでいたのだ。
だが、目の前のこの小さな少女にそんな力があるとは到底思えなかった。

「キミは僕達の情報交換を聞き終えた後、僕達の世界に触れ、良かったと安堵していた……。
 キミの力が発端となって、キミのその世界は破綻したと考えるのは僕の邪推だろうか?」

「……厳密には、違うけれど……似たようなもの」

美遊の住む世界は滅亡に危機に瀕していた。それを救うには、願望機を宿す美遊を犠牲にする他ない。
世界を救うべく、ある正義の味方はその方法を実行しようとし、正義の敵に……美遊だけの最低悪(みかた)からの妨害を受けた。

―――美遊がもう苦しまなくていい世界になりますように。
やさしい人たちに出会って、笑いあえる友達を作って、あたたかでささやかな。

幸せをつかめますように。

ただ、妹を想う兄の。
そんなありふれた。それでいてささやかな願いを、願望機は聖杯は叶えてくれた。
新たな別世界に飛ばされ、掛け替えのない友達と仲間を作って、彼女は再び自らの世界へと帰還する。

けれども、その世界もそして美遊も救おうと、親友であるイリヤスフィール・フォン・アインツベルンの奮闘も空しく、同じく仲間のクロエ・フォン・アインツベルンは脱落し、世界は……。
美遊本人も巨人に飲み込まれ、あの世界に残されたのはイリヤ一人だけだろう。

「その力の性質は願望を叶えることだな。ハ・デスが対策をしないとは考え辛いが、もしも邪悪な存在の手に渡れば危険すぎる。
 悪いが、万全を期してここで排除させてもらう」

「……」

もしも、美遊が最初から犠牲になっていれば……少なくとも別世界の住人であるイリヤ達は巻き込まずに済んだかもしれない。
彼女たちはこちらの世界とは無関係なのだから。

「それは、無理」

「キミは聡明だと、思っていたんだが」

「もう私だけの、命じゃない。お兄ちゃんが……クロが……みんなが、イリヤが繋いでくれた命を、貴方にはあげられない」

「滅んでいるんじゃないのか、キミの世界は」

「諦めない……私はイリヤを信じてる……イリヤも私を信じてる。だから、ここで諦める訳にはいかない!」

淡い希望だ。ただの、都合のいい願望かもしれない。でも、それでもイリヤはきっと諦めていない。
あの世界を救うために、自分の為に、皆を助け出すために、どんな絶望でも抗い、今でも戦っていると確信していた。

「ああ、そうだぜ。かっとビングだ。美遊!」

事態の変化に戸惑っていた遊馬が決意を固めたように声を張り上げる。

「事情は良く知らねえけど、そのイリヤって娘はどっかできっと頑張ってるんだ。なら、絶対に諦めちゃ駄目だ!」

多くの仲間が倒れた。
かけがえのない好敵手が、最悪の敵に回った。

最高の好敵手が、死んだ。

体が枯れる程の涙を流してきた。けど、それでも遊馬は諦めなかった。

だからこそ、同じようにかっ飛ぼうとしてる女の子を見捨てるなんて、出来ない。
自分のように、友達を失わせる辛さを、もう誰にも味合わせたくない。

「……ああ、その通りだな。遊馬よ……」

アポリアも立ち上がり、強い敵意を込めた瞳でアモンを睨みつけた。

「やれやれ、三対一とはね。……腕力には自信があるが、少しキツいかな?」

口ではそう言いながら、アモンからは焦りというものは感じられない。相手二人が子供であるにしても、ただの子供ではないのは明白だ。
つまり、侮っているのではなく、冷静に戦力を分析し勝てると踏んでいる。

「アモン、私とデュエルだ」
「なに?」
「デュエル? だったら、俺も……」
「いや、私がいく。遊馬と美遊はそこで見ていろ」

アポリアが子供たちを庇うように腕を広げ、デュエルディスクを展開していく。

「……良いだろう。僕が勝てば、美遊を抹殺する」
「私が勝ったら、その考え改めて貰うぞ」




「「デュエル!!!」」




『アポリア:LP4000』 VS 『アモン:LP4000』




「私の先行、ドロー!」

アポリアはその巨大すぎる手の先で器用にカードを挟みながら、デッキからカードを引き抜く。

「《グランド・コア》(未OCG)を召喚」

《グランド・コア 攻撃力0》

「手札から魔法カード《カオス・ブラスト》(未OCG)を発動、デッキからレベル1機械族モンスター3体を墓地へ送り、レベル4以下のモンスターを破壊する。
 デッキからワイゼルモンスターを3体墓地に送る。その後《グランド・コア》を選択、破壊する!」

(アポリアが墓地に送ったカード いずれも未OCG)
《ワイゼルT》《ワイゼルG》《ワイゼルC》

《グランド・コア》(破壊)

『自分モンスターの自壊だと……墓地肥やしを狙っているのか?』

アストラルの見立てでは、この行為は決してアドバンテージを得られるものではない。
相手に一切の損害なく、カードを消耗しているだけだ。
強いて言えば、空っぽの墓地にカードを送り込むことで再利用を狙うと考えるのが自然だろう。

「グランド・コアが破壊されたことで、その効果を発動する。
 《機皇帝グランエル∞》(アニメ効果)《グランエルT》《グランエルA》《グランエルG》《グランエルC》(それぞれ未OCG)をそれぞれ1体ずつ特殊召喚、そして合体せよ!!」

次の瞬間、機皇帝グランエル∞を軸としてそれぞれのモンスター達が手足を形作り、1つのロボットとして完成した。

《機皇帝グランエル∞ 攻撃表示0》
《グランエルT 守備表示500》《グランエルA 守備表示0》《グランエルG 守備表示1000》《グランエルC 守備表示700》

「《機皇帝グランエル∞》の攻撃力は私のライフポイントと同じになる」

《機皇帝グランエル∞ 攻撃表示4000》

「なるほど、それぞれのパーツから成り立つ、5体で1つのモンスターというわけか」

「その通り、ゆえにグランエル∞以外のモンスターでは攻撃できない。
 ……どちらにせよ、先行に攻撃は許されてはいないがな。カードを1枚伏せてターンを終了」

「僕のターン、ドロー」

5枚で1つのモンスター、奇遇だなとアモンは内心で苦笑した。

「《手札抹殺》を発動、お互いに手札を墓地に捨て、その枚数だけカードをドローする」

「私の手札は3枚、これらを捨て3枚ドロー」

「僕は5枚を捨てて、5枚ドロー。
 ……そして、先ほどの手札抹殺で送られた墓地の魔法カード《究極封印解放儀式術》(未OCG)を発動する!」

「墓地から!?」

「手札または墓地に封印されしカードが5枚存在する時、発動できる。僕の墓地には4枚、そして手札には1枚の封印されしカードが存在する。
 よって、墓地の封印されしカードを全てデッキに戻し、手札から封印されしカードを1枚墓地へ送る。
 デッキから《究極封印神エクゾディオス》(アニメ効果)を特殊召喚!!」

《究極封印神エクゾディオス 攻撃表示1000》

『エクゾディアだと……!?』

「そうか、アモンが従える精霊とは、エクゾディアか!
 しかも、初手からエクゾディアの手足が4枚……なんという引きだ……」

デュエリストと名乗る者ならば、その最強のカードを知らぬ者はいない。
手札に5枚のカードを揃えた瞬間、いかなる状況にあっても勝利が確定する最強の特殊勝利カードの1つ。

『だが、妙だ。エクゾディアは手札に5枚揃わなければ意味がない』

アストラルが疑念を口にする。
手札抹殺でカード交換とデッキを圧縮するのは、エクゾディア完成の可能性を高める為だと理解できる。
だが、エクゾディアは手札になければ何の意味もないカード群だ。
あのエクゾディオスというモンスターは、非常にエクゾディアに酷似している上に封印されしカードに関する効果を持っている反面、手札にあるカードを強制的に墓地に落としている。
ここだけ見れば、エクゾディアと噛み合った効果ではない。

「エクゾディオスの攻撃力は、墓地の封印されしカード1枚につき1000ポイントアップする。今、僕の墓地に眠る封印されしカードは1枚、よって攻撃力は1000。
 更にエクゾディオスの攻撃宣言時、手札またはデッキから封印されしカードを1枚墓地へ送る。そして、墓地に封印されしカードが5枚揃った時、僕の勝利は確定する」

「手札ではなく、墓地でエクゾディアを揃えるカードだというのか!?」

「手札から魔法カード、《拡散する波動》を発動。ライフを1000払い、僕の場の魔法使い族モンスター、エクゾディオスを対象にする。
 このターン、他のモンスターの攻撃を放棄する代わりに、そのモンスターは相手の全モンスターに攻撃しなければならず、この戦闘で破壊されたモンスターは効果を発動できない」

『アモンLP:4000→3000』

「全部のモンスターに攻撃……不味い、アポリアおじさんのフィールドには5体のモンスター、計5回の攻撃……4回目でエクゾディアが揃ってしまう!」

美遊は驚嘆する。
エクゾディオスは攻撃時にエクゾディアを墓地へ送るカード、その攻撃数が増えということは1ターンの間にエクゾディアを完成させる事が可能になる。
この攻撃が通れば、アモンの勝利が決定してしまう。

「エクゾディオスでグランエルAを攻撃、天上の雷火――エクゾード・ブラスト!!
 そして、デッキから《封印されし者の右足》を墓地へ、攻撃力は1000ポイント上昇」

《究極封印神エクゾディオス 攻撃表示2000》→《グランエルG 守備表示1000》(破壊)

膨張したエクゾディオスから、放たれた赤い雷がグランエルAを粉砕する。

「ぐあああああああああ!!!」

モンスターを破壊した余波がアポリアを襲い、その巨体を吹き飛ばす。
だが、まだ終わらない。
その両腕に新たな雷を宿し、召喚者の次の攻撃宣言を待ち望んでいる。

「続いて2撃目、3撃目、エクゾード・ブラスト!
 封印されしカード2枚を墓地へ、攻撃力上昇」

《究極封印神エクゾディオス 攻撃表示3000》→《グランエルC 守備表示700》(破壊)
《究極封印神エクゾディオス 攻撃表示4000》→《グランエルA 守備表示0》(破壊)

「やべえ、これでエクゾディアのカードは4枚墓地に行っちまった……」
『次の攻撃で、墓地に5枚のカードが揃い、アモンの勝利が決定してしまう』

(アモンの墓地にある、封印されしと名の付くカード)
《封印されしエクゾディア、封印されし者の左足、封印されし者の左腕、封印されし者の右足》

「アストラルの言う通りさ。続いて4撃目……これで僕の勝ちだ!」

「く、リバースカードオープン!」

「無駄だ。エクゾディオスは相手の効果を受けない」

「いや、私が発動するのはエクゾディオスにではない。墓地の封印されしエクゾディアだ!
 速攻魔法《墓穴の指名者》は相手の墓地のモンスター1体を除外する。異次元へと消えて貰うぞ、エクゾディア!!」

《封印されしエクゾディア》(除外)

墓地から1枚エクゾディアが消えたことで、エクゾディアは未完成に終わった。

「……封印されし者の右腕を墓地へ。
 残ったグランエルも全て一掃する」

だが、エクゾディオスの攻撃が止んだわけではない。攻撃力4000の怪物の拳はこのターン中、あと2度振り下ろされるのだ。

「馬鹿な、機皇帝グランエル∞の攻撃力は4000、エクゾディオスと同じ……相打ちを狙うのか?」

「いや」

《究極封印神エクゾディオス 攻撃表示4000》→《グランエル全パーツ&機皇帝グランエル∞ 攻撃表示4000》(破壊)

「エクゾディオスは破壊されない」

「効果に取れないだけではなく、破壊耐性まで……」

「カードを2枚伏せて、ターンエンド」


『アポリア:LP4000』
『手札:3 墓地:14』
『モンスター』
《なし》
『魔法・罠』
《なし》


『アモン:LP3000』
『手札:1 墓地:7 除外:1』
『モンスター』
《エクゾディオス 攻撃表示4000》
『魔法・罠』
《伏せカード2枚》


「私のターン、ドロー」

「アポリア、悪いことは言わない。サレンダーした方が良い」
「なんだと?」
「キミの時代にある筈のシンクロ召喚とやらを一切見せないどころか、機皇モンスターを大量に展開し、デッキを回してはいるがその効果を十全に発揮しているとは言えない。
 そのデッキは恐らく、シンクロ召喚にメタを張るカードなんじゃないか?」
「……そこまで、見抜いていたのか」

ライフはまだアポリアのが高い。
手札も多いが、反面場には1枚もカードがない。
アモンは手札もライフも劣るが、エクゾディオスという最強の耐性を持った攻撃力4000のモンスターが存在する。
理論上、破壊は出来なくともそれを上回る高打点で貫通ダメージを与えれば、勝ち筋はある。だが、やはり4000の攻撃力を超えるのは容易いことではない。
相手がシンクロモンスターならば、話は変わるが、アモンの推測通り機皇モンスターはシンクロキラー、その真価は対シンクロモンスターでなければ発揮できない。

「除外されたエクゾディアも、いつ回収されるか分からない。しかもエクゾディアなんて特殊勝利カードを主軸に組み込むなら、なおさら」

『美遊の言う通りだ。あのアモンという男、除外ケアを想定しないとは考え辛い。
 何かの方法でエクゾディアをサルベージされる前に長期戦は避けるべきだが、その前に実質無敵のエクゾディオスを除去しなければならない……』

「くっそ、アポリアのおっさん……」

美遊とアストラルの分析通り、不利なのはアポリアと言えるだろう。

「私の世界は、いやアモン……お前の世界とも言うべきか、シンクロ召喚によって滅びたのだ」
「世界が、滅びた……?」

「なんで、カードゲームの召喚方法で世界が滅びちゃうんだよ!?」

「私の世界にはモーメントと呼ばれるエネルギー機関が存在する。
 それは人の意思に反応する。ある時期までは、モーメントとそれを加速させるシンクロ召喚により、世界は進化し栄えていた。だが、それは人の悪意に触れ破滅の道を辿ることとなる」

「それって……?」

人の想いによって、形を変えるエネルギー。
それはまるで、美遊にとって因縁深い聖杯のようであった。
美遊が天然物の聖杯であるならば、モーメントはいわば科学の力で生まれた聖杯なのかもしれない。

「ターミネーターという映画を知っているか? 私の居た未来はまさにそれだ。
 人の欲望が暴走し、その人を排除せんと機械兵器が人々を蹂躙し最後は人も機械も全てが滅び去った」

「さながら、キミはジョン・コナーといったところか」

「いや、アーノルド・シュワルツェネッガーだ。
 ……私は、その破滅を変える為に未来からやってきた」

「なおさら、分からないな。人の欲望が招いた破滅を知りながら、何故美遊を庇うんだ?
 彼女の中にある力はその欲望を膨らませ、破滅を引き起こすかもしれない。キミの言うモーメントとやらのように」

「私は見たからだ。破滅を齎すであろう筈の、シンクロ召喚が正しき者の手により進化する姿を。
 絶望ではなく、希望を掴み取るその強さを。
 私が与えた絶望を悉く跳ね除けた絆の力に、私は希望を思い出した。だからこそ同じく希望を持ち、強き絆を信じる美遊を死なせるわけにはいかない」

力とは、それそのものが悪なのではなく。使う者によって、姿を変える。
愛してくれる者を失った絶望、愛すべき者がいなくなった絶望、愛さえ要らなくなった絶望。
その3つの絶望を齎したシンクロ召喚、だが同時にそのシンクロ召喚で愛する者を守り通し、進化を果たした龍亞という少年もいた。
その時にアポリアは取り戻した。人間を止めてもなお、捨てきれなかった希望を。

「行くぞ。強欲で貪欲な壺を発動、私のデッキの上から10枚を裏側表示で除外し、2枚ドロー。
 このカード名のカードは1ターンに1枚のみ発動できる。
 更に《機皇神龍トリスケリア》を特殊召喚、このカードは墓地の機皇モンスター3体を除外することで、特殊召喚できる。私は墓地のワイゼルパーツを3体除外する」

アポリアの背後に閃光を伴って現れた新たな機皇モンスター。
複数の首を持ち、冷たく光る機械のボディはグランエルと同じく、機械の冷酷さと冷徹さを伺わせた。
だが、グランエルと違うのは、そこには強く熱いアポリアの信念を載せていたことだ。

《機皇神龍トリスケリア 攻撃表示3000》

「攻撃力3000、生贄なしでそれは驚異的だが……エクゾディオスには届かない」

「届かせる。魔法カード、《簡素融合(レトルトフュージョン)》を発動。
 私のライフを1000支払い、EXデッキからレベル6以下の融合モンスターを特殊召喚する。そのモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
 現れよ、《無の畢竟 オールヴェイン》」

『アポリア:LP4000→3000』
《無の畢竟 オールヴェイン 攻撃表示0 チューナー》

「……借りるぞ、不動遊星。
 オールヴェインは効果こそ持たぬが、チューナーモンスター。
 チューナーが存在する時、墓地から《ボルト・ヘッジホッグ》は自己再生する」
「なに……?」

《ボルト・ヘッジホッグ 守備表示800》

「そんなカード、いつ墓地に……あっ」

遊馬の中で思い返されるのは、アモンのターンに発動された手札抹殺。

―――私の手札は3枚、これらを捨て3枚ドロー。

「おっさんは、あの時に……」

「私はレベル2、ボルト・ヘッジホッグにレベル2のオールヴェインをチューニング、シンクロ召喚を行う。
 自己再生したボルト・ヘッジホッグは場を離れた時、除外される」

「愚かだぞ。破滅の未来を生きたキミが、自ら破滅の力を使うというのか」

「アモンよ。力とは、その人の意思により姿を変える。
 美遊よ、見ていろ。私に絶望を与え、忌み憎しんだ。このシンクロ召喚を希望に変える瞬間を!
 キミのその力が忌むべきようなものではないと、私自身が絶望を乗り越え、証明してみせよう!!」
「アポリアのおじさん……」

アポリアは一瞬だけ、後ろの美遊に一瞥をくれる。

「現れよ、《アームズ・エイド》!!!」

《アームズ・エイド 攻撃表示1800》

「更に、アームズ・エイドの効果を発動する。私のモンスターと一つになることで、1000ポイント攻撃力を上昇させる。
 トリスケリアと合体せよ!」

《機皇神龍トリスケリア 攻撃表示4000》(アームズ・エイド装備)

「エクゾディオスと並んだか、だがエクゾディオスは破壊されない」
「承知の上。
 バトルだ! トリスケリアでエクゾディオスに攻撃!!」
「なんだと……」

《機皇神龍トリスケリア 攻撃表示4000》→《究極封印神エクゾディオス 攻撃表示4000》

「トリスケリアとエクゾディオスの攻撃力は同じ、トリスケリアは破壊される」
「いや、この瞬間トリスケリアの効果が発動、相手のEXデッキのモンスターを1体装備し、その攻撃力分アップする」
「EXデッキ……僕の融合モンスターのことか……」

アモンのEXデッキが光り、カードが弾かれるとトリスケリアへと吸い寄せられる。

《クリッチー 攻撃力2100》
《機皇神龍トリスケリア 攻撃表示6100》(アームズ・エイド&クリッチー装備)

「やはりあったか、クリッチー。
 そのモンスターの融合素材は《クリッター》と《黒き森のウィッチ》の2体。
 どれも非常に優秀な下級モンスターサーチ、エクゾディアデッキならば投入している可能性は高いと踏んだ」

『トリスケリアがエクゾディオスを上回った!!』

「シンクロメタだと思っていたが……僕が測り違えたか」

「いや、これは新たな機皇モンスター、未来への新たな機皇の進化だ!
 更に、シンクロと合体したトリスケリアは3回の連続攻撃が可能となる」

トリスケリアの攻撃力6100、エクゾディオスの攻撃力は4000。
デュエルに於いて、例えそのモンスターが破壊されなくとも戦闘が発生すればダメージも発生し、この場合6100から4000を差し引いた2100ダメージがアモンから引かれる。

「アモンのライフは3000、アポリアのおじさんがトリスケリアで3回攻撃すればエクゾディオスは倒せなくても、合計で6300ダメージ……」

『アポリアの勝ちだ』

美遊の計算通り、不死身のエクゾディオスをサンドバックにすることで、その貫通ダメージでプレイヤーそのものを倒すことが可能となる。

「……リバースカードオープン、《イタチの大爆発》。
 キミの表側表示モンスターの攻撃力の合計が、僕のライフより多い場合に発動。
 僕のライフ以下の合計になるように、相手は攻撃力0以外のモンスターをデッキに戻す」

「私の場には、6300のトリスケリア1体……」

『アモンLP3000』
《機皇神龍トリスケリア 攻撃力6100》

「そう、僕のライフを上回るトリスケリアにはデッキへと戻る。キミの進化の力もここまでだ」
「くっ……」

《機皇神龍トリスケリア》(デッキへ。装備されていたアームズ・エイド&クリッチーは墓地)

「……まだだ。まだ私のターンは終了していない」

依然として、場にモンスターを残せずバトルフェイズを行ったことで、仮に後続のモンスターを呼べたとしても攻撃手段は存在しない。
このターンにアポリアに出来ることは、モンスターを召喚し防御を固めてアモンにターンを返す事だけだが、その目には明確な闘志が宿っていた。

「舐めるなよ。私とてデュエリストの端くれ、シンクロ使い以外が相手の勝ち筋も用意している。
 カードを2枚伏せる」

『アポリア 手札:3→1』

「そして《オーロラ・ドロー》(未OCG)発動。
 このカード以外、私の手札がない場合、カードを2枚引く」

『アポリア 手札:0→2』

「……来た。これが私の希望、魔法カード発動《アフター・グロー》」

「アフター・グロー?」

「このカードはデュエル中、1度しか発動できない。
 私の手札、デッキ、墓地。全てからこのカードを含む《アフター・グロー》を除外する。
 そして除外された《アフター・グロー》の中から1枚、私のデッキに加える。次のドローでこのカードを引き当てれば、相手に4000ダメージを与える」

「厳しい……アポリアのおじさんのデッキが40枚だとして、強欲で貪欲な壺で除外された10枚を引いても残り枚数は10枚前後、そこから次のドローでカードを引き当てるなんて」
『それだけではない。まずアポリアは、次のアモンのターンを生き延びる必要もある……。どうする気なんだ?』

一見すれば4000のダメージで一気に決着を付けるパワーカードだがその前提が困難を極める。
残された十数枚のデッキの中から、サーチカードも用いずに欲したカードを引き当てることは事実上不可能に近い。
それを行えたのは、かの伝説の決闘王のみ。
更にアフター・グローを引けたとしても、それ以前にアモンのターンを挟まなければならず、そのターン中に決着が着くかもしれない。
アモンの場には依然変わらず、4000のエクゾディオスが存在している。ダイレクトでもまかり通れば一瞬でライフは削り切られてしまう。

「《トップ・シェア》を発動、お互いにデッキからカードを1枚選び確認し、デッキの1番上に置く。
 私は、《アフター・グロー》を選ぶ」

『上手い! これで次のターンのドローでアポリアが《アフター・グロー》を引けば、アモンのライフポイント3000を一瞬で削り切れる』

「……僕は、《暗黒界の取引》を選択」

『アポリア デッキトップ《アフター・グロー》』
『アモン デッキトップ《暗黒界の取引》』

『暗黒界の取引、確かあれはお互いにドローさせ、手札を1枚選び捨てさせる、手札交換の魔法カード……』
「ってことは、アポリアのおっさんは自分のドロー前に、アフター・グローを引いちまうじゃねえか」
「アフター・グローはドローフェイズに引かなければ、4000ダメージは発生しない」

美遊の懸念通り、アフター・グローはあくまでも発動後の自分のドローフェイズで引き当てねば、ダメージは起きない。
次のアモンのターンで引けたとしても効果は不発、ただ墓地へと送られるだけだ。

『ここにきて、デッキタイプの相性の悪さが響いてきてしまったか』

結果論ではあるが、これはお互いのデッキの相性の悪さもあるだろう。
アモンのデッキがエクゾディアデッキである以上、そのエクゾディアを揃える為の手札交換カードは複数積まれている。
そのデッキ構築者本人も、アフター・グロー等想定はしていなかっただろうが。

『万事休すだ……!』

「…………私は、これでターンエンド」


『アポリア:LP3000』
『手札:0 墓地:15 除外:14』
『モンスター』
《なし》
『魔法・罠』
《伏せカード2枚》

『アモン:LP3000』
『手札:1 墓地:9 除外:1』
『モンスター』
《エクゾディオス 攻撃表示4000》
『魔法・罠』
《伏せカード1枚》


「僕のターン、ドロー」

「この瞬間、トラップ発動! 《強烈なはたき落とし》、デッキから手札に加えたカードを相手は捨てる。
 《トップ・シェア》で仕込んだ《暗黒界の取引》を捨てて貰う」

「……」

「すげえ、おっさんは《トップ・シェア》のフォローまで考えてたんだ!」

(やはり、《トップ・シェア》の対策は講じていたか……。奴の場はがら空き、エクゾディオスの直接攻撃が通れば僕の勝利だが、あの伏せカード……)

思案を巡らせながら、アモンは表情も変えず、引いたカードをそのまま墓地のスロットへとセットする。

「魔法カード、《貪欲な壺》を発動。
 墓地のモンスター5体をデッキに戻し、2枚ドローする」

「アモンの墓地には、エクゾディアのカード4枚しかないんじゃ……」
『いや、先ほどアポリアのトリスケリアが装備したクリッチ―がある。デッキへとバウンスされた際に、装備されたモンスターも持ち主の墓地へ送られる』
「そっか……クリッチ―と合わせて、墓地のモンスターは合計5枚……でも、それじゃあエクゾディオスの攻撃力は下がっちまう……」
『あの伏せカードを警戒し、除去カードを引き当てる気だろう。彼もこのターン内で、ケリをつけなければならない。
 とはいえ、引いたカード2枚でアポリアのライフ3000を削り切るのは難しいが……』

『アモン 手札:0→2 墓地:9→4』
《究極封印神エクゾディオス 攻撃表示4000→0》

「アポリア、その最後の伏せカード、僕の攻撃に反応するトラップかな?」

「それは自らの目で確認するといいだろう」

「悪いが、目に見える地雷を踏むほど馬鹿ではなくてね。
 速攻魔法《サイクロン》、相手の魔法・罠を1枚破壊する!!」

『あのカードが破壊されれば、アポリアを守るカードは消える……』

「その発動にチェーンし、《威嚇する咆哮》を発動! このターン、相手は攻撃宣言できない」

「なに……!?」

初めてアモンの顔が驚嘆で歪む。
デュエルに於いて、もっともポピュラーな勝利方法は、モンスターの戦闘を介し相手のライフを0にするビートダウン戦法。
無論、アモンはエクゾディアデッキではある為にそれに拘る穂必要はないが、現時点で最後のエクゾディアパーツは除外され、未回収。
次のアポリアのアフター・グローが決まるより先に勝敗を着けるには、ライフを削るのが最も最速であった。
だが、攻撃宣言を禁じられた以上、モンスターは戦闘を行うことが出来ない。

「アモンの攻撃は封じられた……。封印されしエクゾディアも除外されてる。……これって」
「おっさん、アンタめっちゃすげえよ!! 」

このターン、アモンのビートダウンは完全に封じられた。
そして、次のターンでアポリアがアフター・グローを引き当てれば4000ダメージで勝敗が決する。
美遊と遊馬の顔に笑みが浮かび、2人はアポリアの勝ちを確信していた。

「アモンよ。サレンダーしろ。
 お前は悪人ではない。出来れば、殺めたくはない」

「…………僕は、《アドバンスドロー》発動。
 レベル8以上のモンスターを生贄に2枚ドローする。エクゾディオスはレベル10、よってこのカードを生贄に2枚ドロー」

「なんで、エクゾディオスは効果を受けないんじゃ……」

「残念だが美遊、嫌な奴の言葉を借りるなら、自分の効果は別なのさ。《拡散する波動》を忘れたのか?
 それに、どちらにせよエクゾディオスに生贄耐性はない」

《究極封印神エクゾディオス》(墓地へ)

『アモン 手札:0→2』

「……カードを1枚セットし、魔法カード《命削りの宝札》(アニメ効果)を発動。
 カードを5枚になるようドローする。僕の手札は0、よって5枚ドロー……そして5ターン後にすべて捨てると言いたいところだが、このデュエルに5ターン後は訪れないだろう」

「このタイミングで……5枚もの手札補強とは……」

ロボットである為に、本来ならあり得ないがアポリアの額には油汗が滲むような、そんな錯覚に見舞われた。
デュエル開始から初手で手札抹殺と究極封印解放儀式術を除けば、エクゾディアパーツを4枚揃えていた男だ。
もしも、あのデッキにエクゾディアが5枚健在であったのなら、エクゾディアとその手足の計5枚を揃え、このドローで勝敗が決していたかもしれない。

『アモン 手札:0→5』

「《大盤振舞侍》を召喚」

《大盤振舞侍 攻撃表示1000》

「更に伏せていた魔法カード《シエンの間者》を発動する。《大盤振舞侍》のコントールを変更し、アポリアのフィールドへ」

《大盤振舞侍》(アポリアの場へ転移)

「これは一体……」

「永続魔法《召喚雲(サモンクラウド)》を発動する。
 自分の場にモンスターがいない場合、「雲魔物(クラウディアン)」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
 この効果は1ターンに1度だけ、自分のメインフェイズに発動できる。
 僕の場にモンスターは居ない。手札から、《雲魔物-羊雲(シープクラウド)》を特殊召喚」

《雲魔物-羊雲 攻撃表示0》

「装備魔法《団結の力》を羊雲に装備、このカードは自分の場のモンスター1体につき、装備モンスターの攻撃力を800アップさせる」

《雲魔物-羊雲 攻撃表示800》(団結の力装備)

「何がしたいんだ? 攻撃力を上げても戦闘も出来ねえし、しかもアポリアのおっさんの場に居るモンスターにも全然届かねえし」

「そして、バトルフェイズへと移行する」

「バトルフェイズ!? 攻撃できねえんだから無理だろ!!」
『いや、禁じられたのは攻撃宣言であって、バトルフェイズそのものには入ることは可能だ。だが、攻撃宣言出来ない為、戦闘は出来ない』

「そうでもないさ。この瞬間、リバーストラップ発動! 《イクイップ・シュート》。
 バトルフェイズ中に発動、自分の装備カードと相手のモンスターを対象にし、その装備カードをそのモンスターに装備させる。
 そして、選択した装備カードを装備していた自分モンスターと、装備カードを装備させられたモンスターで戦闘を行う」

《雲魔物-羊雲 攻撃表示800→0》→戦闘←《大盤振舞侍 攻撃表示1000→1800》(団結の力装備)

「《威嚇する咆哮》は攻撃宣言を封じるトラップ。
 攻撃宣言を介さない戦闘ならば、モンスター同士のバトルは成立する」

《雲魔物-羊雲 攻撃表示800》(破壊)

「この戦闘で、僕は《大盤振舞侍》の攻撃力、1800ダメージを受ける。更に、羊雲は破壊された時、トークンを2体残す」

『アモン LP:3000→1200』
《雲魔物トークン×2 守備表示0》

「そして《大盤振舞侍》が僕に戦闘ダメージを与えた時、相手はカードを7枚になるまでドロー出来る。
 この場合、アポリアがコントロールしているので、その相手である僕に効果が適用される」

「アモンの手札は1枚、6枚のドロー……やはりエクゾディアの完成を狙っているのか?
 だが、いくらカードをドローしてもエクゾディアは揃わぬ! あれは各パーツ1枚しか、デッキに投入できん。その最後のピースである封印されしエクゾディアは除外してある」

「だとしても……必ず、完成させる。
 1度ならず、2度までも外すわけにはいかない……!」

「この、男……この目……」

アモンの眼鏡の奥に光る瞳、その奥深くに宿る物をアポリアは知っていた。
愛する者を失った絶望、かつてのアポリアが味わったその悲しみを、この男は知っている。
アモンは失っているのだ。愛した者を。

「……何故だ。アモンよ、何故その痛みを知りながら……美遊を殺害しようとする?
 彼女にも愛する者たちがいるのだぞ? 絶望に抗う者達が居ると知りながら……」

「危険だからだ。……僕はこの殺し合いに乗る気はない。だが、それ以外の悪しき者に優勝され、その願いを叶える力を悪用されるつもりも毛頭ない。
 当然、ハ・デスの思惑通りにもさせない。
 だが……美遊の力は放置するには、あまりにもリスクが高すぎる。ここで無理を押してでも、排除するのがベストだと判断した」

「貴様……!」

「…………もう、2度としくじるわけにはいかないんだよ……。
 それが、エコーへの……」

「エコー……? まさか――――」

引っかかってはいたのだ。
エクゾディアのカードをああも初手で引き当て、エクゾディオスなどというモンスターとエクゾディアの精霊を従えるデュエリスト。
ただのデュエリスである筈はない。
ならば、考えられる可能性は一つしかない。

「捧げたのか、エクゾディアに……愛する者を……ならば、その引きの強さも納得できるが……信じられん」
「そんな……」

きっとこれは、ありえた筈の美遊の一つの可能性なのだなと思えた。
もしも、美遊も同じことを衛宮士郎に言われていたのかもしれない。その時、美遊は悲しいけれども、それでも……。
アモンが言った、そのエコーという人もきっと……。

「なんだよ……それ……アモン……好きな人を、どうして……そんなんで強くなったって……意味なんかねえだろ!」

「……」

「あんた、こんなにも強いじゃねえか! アポリアのロックだって簡単に抜け穴を見付けたし、誰かを犠牲にしてまで手に入れるような力なんて本当に必要なのかよ!!
 そんな……悲しそうな顔を出来る奴が、なんで……!?」

「……余計なことを口走り過ぎたな。デュエルを続行する。
 僕はカードを6枚ドロー」

『アモン 手札:1→7』

(恐らく、ドロー前にカードを伏せなかった事から、あの手札の内1枚は確定でエクゾディアパーツ……。
 そして、その本体のエクゾディアは除外してある。ここで3枚引き当てたと仮定した場合、元からあった1枚と合わせて4枚のエクゾディア……実質使用可能な手札は3枚か)

最早、アポリアに出来ることはない。
だが勝算はある。デュエルに於いて、カード効果の複雑さ及び多様性が広がるにつれ、現在では墓地に落ちたカードを再利用するのは当たり前の事になってしまった。
最初期のデュエルでは、それこそ死者蘇生程度しか墓地からカードを回収する手段はなく、あってもアンデッド族のようないわば死霊系のモンスター達の十八番であった。

だが、それが今や一切アンデッドも何も関係ないカードですら、墓地を再利用しゾンビの如くはい出てくる。

反面、アクセス手段は以前より増えたが、除外からカードを回収させる手段はまだ多くはない。

エクゾディアデッキの最大の弱点は、いわば除外だ。

通常のデッキ構築で考えるのなら、除外ケアを積むよりもドローソースや墓地回収をメインにした方が揃えやすい。
仮にあったとしても、枚数は少なく引き当てる可能性は高くはない。

「南無三……ッ!」

機械の自分が念仏を唱える羽目になろうとは、アポリアにはそう皮肉に感じた。

「……………手札から《異次元からの埋葬》を発動、除外された《封印されしエクゾディア》を墓地へ。
 更に《鳳凰神の羽根》を発動、手札を1枚捨て、墓地から選択したカードをデッキの1番上に戻す」

『アモン デッキトップ《封印されしエクゾディア》』

「デッキの、上……?」
「えっ……」

遊馬の口がだらしなく広がった。美遊もただ茫然とする。
エクゾディアは手札には揃っていない。
アモンは7枚のドローを以てしても、このターンエクゾディアを揃えきれなかった。

『デッキに戻しただけでは、エクゾディアは……完成しない……何故、こんな無意味なことを……』

「僕はこのまま……エンドフェイズ」

『エンドフェイズ……!? なにを……?』



『アモン 手札:3→5』

『モンスター』
《雲魔物トークン×2 守備表示0》
『魔法・罠』
《宝札雲》



「な、に……?」




「僕はメインフェイズ中に《宝札雲(ラッキークラウド)》を発動していた。
 発動ターン中に、「雲魔物」と名のついた同名モンスターを2体以上、召喚・特殊召喚した場合、エンドフェイズにカードを2枚ドローする」

「ありえない……アモン、貴方が召喚した「雲魔物」は羊雲だけ、こんなのは反則……」
「美遊……トークンだ。……羊雲が破壊された時に、召喚されたトークンは2体だった」
『同名の「雲魔物」モンスター、条件は……満たしている……』

―――この戦闘で、僕は《大盤振舞侍》の攻撃力、1800ダメージを受ける。更に、羊雲は破壊された時、トークンを2体残す。

「そ、そんな……」


「僕が引いたカードは《封印されし者の左腕》と先ほどデッキの一番上に戻した《封印されしエクゾディア》」

(アモンの手札)
《封印されしエクゾディア、封印されし者の右腕、封印されし者の左腕、封印されし者の右足、、封印されし者の左足》

 「この瞬間、手札にエクゾディアが完成した。よって、このデュエルは僕の勝利が確定する」


「……」


『アポリアLP:3000→0』


空間が歪み、次元が罅割れる。
次の瞬間、灼熱を帯びた四肢で鎖を引き千切り、アモンの背後に業火の巨人が降臨した。

「これが、エクゾディアか……」

「怒りの業火――――エクゾード・フレイム!!」

機械の体を以ても耐え切れそうにない豪熱、恐らくここで死ぬだろうとなとアポリアは悟る。
されど、その眼は敗北が確定したこの瞬間ですらもまだ死んではいなかった。希望を失ってはいなかった。

「アモンよ。……私は敗北した、しかし……まだ負けてはいない」
「なに?」
「光の護封剣を発動!!」
「無駄な足掻きを、デュエルは終了した。そんなカードなど……」
「いや、私が発動するのはデュエルにではない。お前自身だ、アモン!!」

この殺し合いに於いて、デュエルモンスターズのカードは強力な力を秘めた支給品として参加者に配られる。

「これ、は……!?」

それはデュエルに活用するだけではなく、時として殺し合いに中でゲーム効果を再現し適用することも可能。
光の護封剣、それは相手の身動きを一定時間封じるカード、それが適用されたアモンは美遊達を攻撃することは出来ない。

「今の内に行け! 遊馬、アストラル、美遊!!」
「おっさん!」
『アポリア……』

「美遊よ、必ず殺し合いから抜け出し、友の元へ行ってやれ……」

死ぬことに悔いはない。やれるだけのことは全てやりつくしたのだ。
元の世界で、龍亞という少年の進化から希望を取り戻し、不動遊星達チーム5D'sに希望を託した。
後悔はなく、人間の時代から考えれば3度目の死だ。慣れたというのもあるだろう。
だが何より、この命尽きるとしても、若く幼い将来に溢れた子供という未来への希望に繋げることが出来たのなら、この命の使い道としては上出来だろう。

破滅の未来では、それすらも紡ぐことすら出来なかったのだから。

「……美遊」

だが一つだけ、心残りはあった。

「私は、友を独りにさせてしまった。……イリヤという娘には、同じ思いをさせるな」

「アポリアの……おじさん……」

最後に残した親友に想いを馳せ、アポリアは安らかに3度目の生を終えた。




【アポリア@遊戯王5D's 死亡 ※死因デュエル】





「……アポリア、キミは強かったよ」

光の護封剣の効力が消え、アモンが周囲を伺った際には既に美遊と遊馬は遠くへ逃げ去っていた。

2人の探索も早々に打ち切り、エクゾディアが焼き尽くした大地を眺めながら、アモンは破滅の未来からの使者に心からの勝算を送った。
そのデュエルの実力も信念も見事であった。

「約束しよう。もし、僕が王となったのなら……キミの言う破滅の未来とやらを、必ず回避してみせると」

王。

それはアモンがただ目指すべき唯一の目標にして、最大の理想の実現に他ならない。
私欲を肥やす為ではなく、苦しみも痛みも、貧しさも人を羨むことも妬むこともない。軋轢も争いもない、誰もが思うように暮らせる世界を実現する為の手段。
故に手に入れたのだ。エクゾディアの力を、愛する者を捧げ、その絶望を秘めながらも。

「……深追いすべきではないな」

一先ず、美遊は保留だ。
遊馬もそれなりのデュエリストである筈だ。それに相方のアストラルは思慮深い、当面の危険は低いとも言えないが高くはない。
しばらくは彼らに任せておいても良いだろう。

彼女に固執して、殺し合いの脱出方法とハ・デスの打倒方法を見付けられなければ意味がない。
もし何事もなく、殺し合いとハ・デスを打破できるのなら、アモンとて美遊を殺す理由はないのだから。
あくまで確実なリスク軽減として、彼女を狙ったに過ぎない。
それに、状況によってはその身に秘めた願望機の力も活用方法もあるかもしれない。

『そんな……悲しそうな顔を出来る奴が、なんで……!?』

不意に遊馬の言葉を思い出しながら、アモンはアポリアの首輪を回収した。

「エコー……」

あの見せしめに殺された、本田という青年の髪型はエコーに何処となく似ていた。
角刈りのリーゼントヘアーはやけにそっくりだ。

「今度こそ、僕は必ずや王となって……エコー、キミと2人で理想の世界を創り上げる」

例え、彼女を犠牲にしてもアモンのエコーへの愛は変わらない。

「ゆえに、失敗はもう許されない」

ユベルとのデュエルに敗北し、なお巡ってきた2度目の好機。
強固な意志と覚悟、悲しみを背にして、アモンは殺し合いに臨もうとしていた。




【九十九遊馬@遊☆戯☆王ZEXAL】
[状態]:健康
[装備]:皇の鍵、遊馬のデュエルディスクとデッキ@遊☆戯☆王ZEXAL
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
1:アポリアのおっさん……。
2:今はアモンから逃げる。

【アストラル@遊☆戯☆王ZEXAL】
[思考・状況]
1:殺し合いから脱出する。
2:アモンのエクゾディア対策を講じる。

[備考]
※参戦時期はカイト死亡以降です。
※アストラルは他参加者に視認可能です。支給品扱いです。
※プリズマイリヤ世界と、GXから5D'sまでの遊戯王世界も把握しました


【美遊・エーデルフェルト@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品3
[思考・状況]基本方針:一刻も早くイリヤの元に帰る
1:アポリアのおじさん……ごめんなさい。
2:イリヤが来ていないか探す。
[備考]
※参戦時期は名前の無い少女終了以降です。
※GX、5D's、ZEXALの遊戯王世界を把握しました。
※持ち前の頭脳で、デュエルのルールを把握しました。



【アモン・ガラム@遊戯王デュエルモンスターズGX】
[状態]:健康 疲労(小)
[装備]:アモンのデッキ&デュエルディスク@遊戯王デュエルモンスターズGX
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2、アポリアの首輪、光の護封剣(12時間使用不可)@遊戯王
[思考・状況]基本方針:王となり、理想の世界を創り上げる。
1:首輪の解析と脱出方法、ハ・デスの打倒方法を探す。殺し合いの完遂は未然に防ぎ、邪悪な参加者に優勝はさせない。
2:美遊は後回し、しかし聖杯の力は警戒する。
3:ユベルが居たのなら……。
4:武藤遊戯も探してみるか。
[備考]
※ユベルにデュエルで殺害されて以降からの参戦です。
※プリズマイリヤ世界と5D's、ZEXALの遊戯王世界も把握しました

【光の護封剣@遊戯王】
相手を3ターンの間、攻撃不可にする魔法カード。闇を照らしたりも出来る。
アポリアはデュエルではなく、リアルファイトで直接発動することでアモンの行動を制限した。
1度の使用で12時間使用不可になる。
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