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  • 輝望道

決闘バトルロイヤル @ ウィキ

輝望道

最終更新:2025年06月07日 11:34

konryu

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 西か南か。
 どちらが正解の道なのか。
 確率は二分の一。選んだ結論としては、

「俺は南がいいと思うぜ?
 寒さと雪で足元掬われちまう場所を、
 殺し合いに乗ってない奴が優先するとは思えねえ。」

 ベクターが最初に提案し、その方角は南だ。
 逃げるならやはり平地。体力も消耗しやすい雪原で、
 長居するような参加者はあまりいないだろう。
 無論、その裏をかいてあえて居座る参加者や、
 スタート地点がそこだから居座る可能性もなきにしも非ずだが。

「ええ、真月さんの言う通りです。
 我々は敵味方どちらと出会っても構わない状況にあるのが一番の強みですから。」

 オーバーロード、仮面ライダー、デュエルモンスターズ。
 他の勢力がどの程度かは知らないが、このチームは少なからず力がある方だ。
 このまま勢力を拡大させるにしても、殺し合いを加速させる敵に出会っても、
 どちらであったとしても困ることではない面子というのは大きな強みでもある。

「それともう一つ理由が。」

「何だ?」

「月君が南にいるかもしれない、と言うことです。」

「根拠はあるんだろうな。」

「私が北にいるからです。」

 デスノートの時にも話したことだが、
 名前と名簿がわかるようなものを持った参加者と、
 本物のデスノートを持った参加者を近くに配置するとは思えない。
 月とLも同じと仮定し、南の方角の方に彼がいる可能性がある。
 月がLをどのような人物として吹聴するかは定かではないが、
 月の息がかかった勢力とLの息がかかった勢力のぶつかり合い。
 確率は低いにしてもそういうことはありえるかもしれないことだ。
 それに月も自分たち同様中央のエリアを目指す可能性は十分にある。
 そういう意味も含めて、南へと直進していくのがいいと判断していた。

「根拠に欠けるが、まあ勢力同士のぶつかり合いってのは、
 ゲームを重んじてる主催者の連中からしたら一つのイベントかもな。」

 名探偵と殺人鬼の勢力同士のぶつかり合い。
 話し合いで終わるかもしれないがイベントとしては盛り上がる要因だろう。
 北のL陣営と南の月陣営。ある種のSLGの類のようにも思える。

「では移動先も決めたことですし、
 真月さん、首輪の回収をしておきましょう。
 幸か不幸か、此処にはサンプルが大量にありますから。」

「ホープでやれってか? あんまり気乗りしねえんだがな……」

 曲がりなりにもこれは遊馬のカード。
 言うなれば不殺の象徴ともいえるカードだろう。
 それで首を斬り落とすというのは少々憚られるが、
 今すぐ切れ味のいいモンスターを探せと言われて探すには、
 時間がかかるということも相まってやむを得ずホープを召喚する。

「ところでなんで今になってサンプル確保なんだ? さっきの二人は回収しなかったじゃねえか。」

 さっきの二人と言うのは、麻耶と牛尾のことだ。
 先の二人も別に首輪の回収をすればよかったのに、
 今になって首輪を回収することにベクターは疑問を持つ。

「死体を見つける為ローラー作戦をやってかなり目立ちましたからね。
 槍の男が近くにいる可能性を考慮して早めに切り上げたかったんですよ。
 あの男を相手に今の戦力で挑むのは少々不安が拭えないのは事実ですから。」

 こうして歩いて今まで出会ってないということは、
 周辺に件の相手はいないということが伺える。
 ただ、流石に死体が四人もいては流石に予想外な出来事だったが。

「探偵様の考えることは違うねぇ。
 まあ態々映像で流されるぐらいの奴だ。
 一筋縄じゃあいかねえってのは予想がつく。」

 着物の男(縁壱)と同じように、
 いわゆるボスキャラクターのポジションのはずだ。
 あれらを相手するのに、万全の状態で挑むのがベストなのは理解できる。

「で、お前は何をしている?」

 ホープが丁寧に首を切断してる最中、
 ベクターは二つのデッキのカードを交互に見合う。
 その中からカードを抜いたり入れたりとしている。

「見りゃ分かんだろ。デッキ改造だ。
 俺に遊星のデッキは扱えねえからな。
 牛尾のデッキに使えそうなのを混ぜ込んでんだよ。」

 牛尾のデッキはエースカードの一枚となるゴヨウ・ガーディアンを使用する場合は、
 レベル4+レベル2のチューナーを用いて召喚するパターンが多いデッキでもある。
 レベル4モンスター自体は遊星の方が多いもののホープを使用するのであれば、
 こちらを使用していく方が安定性が取れると判断して勝手ながら改造している。
 シンクロ召喚に慣れてないベクターにとってはコンボ性よりも安定性を重視していく。

「シンクロモンスター専用のカードはなるべく避けて……」

「ああ、そういえば真月さん。これを渡しておきます。」

 作業の合間にLは一枚のカードを渡す。
 裏面がデュエルモンスターズなのは分かる。
 しかしそれをめくった後ベクターの表情は真顔となった。

「……マジか。」

 予想だにしてないカードを渡されたのもあるが、
 使うことができないわけではないのと、シンクロより性に合うカードだ。
 そのカードの強み自体は知ってはいるので、ありがたくデッキに入れることにした。

 そうやってベクターがデッキの試行錯誤してる間に首輪は回収。
 一見するとどう見ても普通の機械の首輪にしか見えないが、
 少なくとも人の首を分離できる程度の威力はあるらしい。
 いや、厳密には参加者に平等に同じ威力とも限らないとLは考える。
 ロード・バロンの力はすさまじい。あくまで耐久の確認のためにと、
 変身して戒斗に切りかかったが傷などろくにつけられないままに終わった。
 当然、人間の首を破壊する程度の威力の爆弾ではすまされないのは分かっている。
 ザックが仕掛けたときのように人間状態なら確かに分からないでもないことではあるが、
 とてもこれだけで殺せるとはいいがたい要素ともいえるだろう。
 オーバーロードのデェムシュだってそうだ。最初に倒されたとはいえ、
 イコール弱かったというわけではない。数々のアーマードライダーを前にしても、
 圧倒するその頑強さを考えると人によって首輪の爆破、或いは殺し方は違う可能性は高い。

「ま、こういっちゃなんだがその辺は俺でも予想できるな。」

「でしょうね。人間とオーバーロードとバリアン。
 人種の違いの時点でこれぐらいは誰でも思いつくかと。
 ですが言い換えればこれもまた武器になりえるということです。」

 人の首を斬り落として拝借して、
 それを武器にするとは常人には発想できないことだろう。
 それがこの中で唯一の人間であるLが発言したことで、
 中々の悍ましい発言にベクターは僅かに顔を顰める。
 確かに仮にオーバーロードを殺せる首輪をぶつければ、
 大概の参加者を殺すことは可能なのかもしれない。

「まあ、対象が死亡したら爆発しないと言う可能性もあるので過信はできませんが。」

「貴重なサンプルだ。本当に最終手段として使うべきものだ。
 それに、首輪の交換が武器になりうるというのも話が変わってくる。」

「分かってます。首輪の回収も終わりました。
 あとはこの手の知識に詳しい参加者を探すだけですね。」

 首の切除、首輪の回収、デッキの改造も一通り終わりとなり、南へと歩を進める三人。
 これまで死者としか出会えていなかったので、いい加減生者と出会いたいと望むが、

「全員構えろ!!」

 戒斗の叫びが全員の脳に警鐘を響かせる。
 Lはロックシードをドライバーにはめ、ベクターはデッキからカードを引く。
 普段静かな彼が急に叫ぶほどの相手となれば。それは一人しかいない。
 眼前に捉えるのは深紅の鎧の怪物。聞き及んでいたオーバーロード、デェムシュだ。

「貴様はいツカの猿だっタな。」

 先ほどドラゴンフルーツエナジーロックシードを食べることになった原因。
 それから間もなく相対することになることは、デェムシュも予想はしていなかった。
 結芽がつけた傷が目立っており少なからずダメージを受けてるように見受けられるが、
 雰囲気は嘗ての時とは違う。何かしらの力を得て強くなっているのだと戒斗は察する。

「猿、か。だがこれを見ても貴様はそう言えるのか。」

 両手を広げて人の姿からロード・バロンへと変身する戒斗。
 彼がオーバーロードになれることを知らないのもあり、多少の関心を抱く。
 地球人など下等な猿としか思ってない彼からすれば大躍進した存在ともいえる。

「貴様もオーバーロードに至っタカ。
 ダガいくらオーバーロードにナロうと地球人、猿であるコとには変わらん!」

 だからと言って地球人に敬意など持つはずがない。
 最も強く、最も愚かであるフェムシンムの生き残り。それがデェムシュだ。
 故に同胞だとか身内だとかと喜ぶ気などなく、寧ろ憤りすら感じている。
 自分達の領域に地球人如きが踏み入ることなど、あってはならないと。
 それはある意味、戦極凌馬のプライドに近しいものがあった。
 戒斗からすればつまらんプライドに過ぎないが。
 憤りながらデェムシュはシェイムを手に肉薄する。

「何!?」

「げ、俺かよ!?」

 しかし狙いは戒斗ではなく、ベクターだった。
 怒りの矛先から戒斗を狙うものだと思ってたのもあり、
 支給品の中から漆黒の剣を取り出したが標的は別で一歩遅れを取る。
 ベクターもドローしたばかりで壁モンスターすら出すことができない。
 首を刈り取られる前にモンスターを召喚しようとするも間に合わず、
 Lが変身したバロンの得物であるバナスピアーがかろうじて防ぐ。

「グッ……!」

 とは言え相手はダメージが大きく消耗していてもオーバーロード、
 しかも強化されている状態なので並のアーマードライダーでは耐えきれない。
 受け止めても衝撃で吹き飛ばされ、後方にいたベクターを巻き添えにしながら大地を転がっていく。
 一手遅れた戒斗がデイバックから引き抜いた漆黒の剣、夜空の剣をを背後から斬りつける。
 それを勢いをつけるように体を捻り、鍔迫り合いへと持ち込む。

「貴様、俺と戦うのではなかったのか!」

「ソの前に邪魔な猿を蹴散らスだけダ。特にあの猿はナ!」

 戒斗の一撃を押しのけると、今度は主霊石を使い無数の氷柱が地面から隆起。
 そのまま二人へと襲い掛かるが、双方何とか横へ転がる形でかろうじて回避する。

「おい! こいつはカードのことを知ってやがる! 距離をとれ!」

 露骨にベクターばかりを狙っている行動。
 明らかにデュエルモンスターズが何かを理解している。
 同時にそれがどれほどの利便性かもわかってるとみていい。
 こうなってはベクター達が足枷にしかならなくなってしまう。
 ベクターへ集中させないように夜空の剣を振るい剣戟へと持ち込む。
 ギガスシダーを素材に作られた剣はすさまじい硬度を持っており、
 シェイムとの剣戟にも十分耐えられる代物となっている。

「大丈夫ですか?」

「これぐらいなら何とかな……で、
 距離をとれつってもあっちに倒れてる奴を助けねえとやべえぞ。」

「オトーサン……オトーサン……」

 デェムシュが連れていた参加者と思しき人物。
 左耳を失っており、少なくとも無事であるとはいいがたい。
 早急に手当てぐらいはしておくべきだとベクターが向かおうとするが、
 遮るように氷柱を飛び越えて彼を足止めするようにLが立つ。

「おいおい、何の真似だよ?」

「理由は簡単に二つ。一つは台詞が棒読みでかなり演技臭いこと。
 もう一つはデェムシュでしたか。彼がなぜ人間を生かして連れているかです。」

 デェムシュは好戦的な正確なことは知っている。
 だったら参加者を生かしておく理由などどこにもない。
 では人質の為……そうLも最初は考えたがすぐに否定された。
 当のデェムシュが人質としての利用価値を見出していないからだ。
 今や氷柱を隔てた向こうで戒斗と人間離れした剣戟で周囲を荒らす威力を放っている。
 とても人質として扱ってる様子はなく、この状況に違和感しかなかった。

「少しだけ落ち着きましょう。真月さんならモンスターでも救出可能なはずです。」

「……どっかのかっとビングにあてられ過ぎたな。」

 あいつだったらあれが敵だとしても放っておかなかっただろう。
 けれど自分は良かれと思ってと場をかき乱す真月ではなくベクターだ。
 回りくどいレベルの入念に計画してことに出る。そういう男だろうと。
 言われればそうだ。なぜ相手は生きたままこうしてここにいるのかが謎だ。
 一方で人間を見下してるはずのオーバーロードが人間を利用しているのは、
 聊か戒斗から伝えられた人柄と違って違和感を持たざるを得ないのだが。
 念のためモンスターを適当にセットしながら様子をうかがっていると、

「う、うわあああああ!!」

 流れる血のせいか、向けられているデェムシュの圧のせいか。
 痛み、恐怖、死といったものからへの逃避するためのありふれた生存本能。

『シャバドゥビタッチヘンシーン』

『チェンジ ナウ』

 それがMNRを突き動かし、しびれを切らした彼は襲い掛かるように置き上がり変身。
 仮面ライダーワイズマンへと変身しながらハーメルケインを振るい、二人へ襲い掛かる。
 被害者の振りをするようにデェムシュには言われたものの、時間と我慢の限界だった。
 同じオーバーロードでも狡猾なレディエであればよりよい利用できたのかもしれないが、
 怒り心頭であったデェムシュではこれぐらいの策を考えるのが限界でもあった。
 遮るようにバナスピアーで防ぐものの、こちらもまた重い一撃で後ずさりをするL。
 元々ワイズマンはウィザードの最終フォームとも呼べるインフェニティースタイルにも太刀打ちできる。
 マンゴーアームズもゲネシスドライバーもない。ただのバロンでは分が悪くても仕方のないことだ。

「悪いがそのまま時間を稼げよ! ジャンク・シンクロンを召喚!」

 何とか時間を稼いでる間にリコイルスターターを背中につけた、
 オレンジ色の小柄なモンスターが召喚されて。更に横にはジュッテ・ナイトも反転召喚される。

(ジャンク・スピーダーってやつは強いのは分かっている! これで手数を増やして援護を……)

 遊星のデッキは複雑で扱いづらくはあるが、
 パワーカードであるカードにはいくつか目をつけている。
 その中でもジャンク・スピーダーは攻守どちらにおいても役立つ、
 召喚するだけでデッキから大量のモンスターを呼び寄せることができる。
 召喚制限はかけられるが、少なくともシンクロ召喚に疎いベクターでも強いと認識できるカード。
 故に改造したデッキにもカードは入れてデッキに入れており、

「レベル3、ジャンク・シンクロンにレベル2、ジュッテ・ナイトをチューニング!」

『ERROR』

「……は?」

 出てきた答えはまさかの召喚できないに変な声が飛び出す。
 シンクロ召喚という概念は彼のいた世界には存在しなかったので、
 疎い以上知らない基本的なルールが存在していることも理解してない。

「真月さん、チューナー同士では基本的にですがシンクロ召喚できません!」

「な、まじかよおい!?」

 何とか躱すなど凌いでいるLが、困惑するベクターへと回答を促す。
 あらかじめデュエルのアプリで細かく理解していたのもあり、
 シンクロ召喚という概念に対しては彼の方が造詣が深かった。
 一部の例外を除き、シンクロ召喚はチューナーとチューナー『以外』のモンスターを使う。
 今フィールド上に存在しているのはどちらもチューナーモンスター。
 この条件で出すことのできるシンクロモンスターは今のデッキには存在しない。

 プレイングミスの間も時間は過ぎていく。
 立ち回りも何もあったものではないハーメルケインの連撃だが、
 初めて仮面ライダーになったLなのも相まって押されている。

「なら反撃の時間稼ぎだ。ジュッテ・ナイトの効果発動! 白い仮面ライダーを守備表示に変更する!」

 しょうもないことでミスしやがったなと、反省しつつも援護をしていく。
 強制的に攻撃を中断させられるように動作が停止させられ、
 バナスピアーの一突きで軽く突き飛ばされるMNR。
 一撃は通ったものの、スペック差は埋めようがないこと。
 ダメージも耳を失ったことと比べればずっと軽微なダメージだ。

「ついでにカードをセットして、ワンショット・ブースターを特殊召喚!」

 続けざまに展開される頭部にシグナルをつけた黄色の機械が姿を現す。
 通常召喚に成功したターンに手札から特殊召喚することが可能なモンスターで、
 今度はチューナーではないことを確認してから行動に移す。

「シンクロ召喚ってのはつまりこういうことだな!
 レベル3のジャンク・シンクロンにレベル1のワンショット・ブースターをチューニング!」

 起き上がろうとするMNRを踏みつけて動きを封じるつもりだったが、
 横へ転がる形で回避されてしまいバナスピアーで続けて攻撃を狙う。
 身体能力は決して低くはないLではあるものの、本気の殺し合いの経験は浅い。
 MNRにも言えることではあるが、先の照や桃との交戦で経験値がないわけではないし、ま、多少はね?
 だから仮面ライダーのスペックもあるが、L以上に人を殺すことに対してのブレーキがないのだ。
 この舞台に来る以前からブレーキなどないのだから、それも差を少なからず埋められないものにしていた。

「チッ、使えン猿め。」

 まだ一人も仕留めきれてないとは、
 はなから人間程度の存在に期待などしていなかったが、
 あの程度の痛みでは役に立たないということ分かった以上、
 もう片方の耳でも引きちぎってやろうかと考える……暇などなく。

「よそ見する暇があるのか!」

 植物の蔦が鞭のようにしなやかに襲い掛かる。
 迫りくる蔦を、軒並み水の主霊石で凍らせ動きを止めていく。
 様々な宇宙を巡ってる都合本来なら弱いであろう氷にも耐性はあるが、
 ロックシードを食べたことで強化された氷の力の前では武器として機能しない。
 ついでにその勢いで戒斗の下半身をも凍らせるほどの威力を発揮させる。

「散レ!!」

 連続して放たれる炎の玉。
 それを斬る、打ち消す、あるいは反射能力で次々と返していく。
 しかしドラゴンフルーツのロックシードを得たことで弾速、威力共に上がっており、
 攻撃速度に戒斗追い付かず被弾し、氷を砕きながら吹き飛ばされる。

(やはり反射は都合よく使えないか……!)

 被弾は確かにデェムシュが強化されたのもあるが、
 攻撃を反射する能力に制限がかけられてることに今気づいたのもある。
 考えれば破格の防御能力だ。バランスを考慮されていてもおかしくはない。
 どの程度の制限が科せられてるのか定かではないが、多用は禁物だと自戒する。

「以前よりも強くはなっているようだな……だが!」

 立ち上がり手をかざすと。大地を抉りながら赤い竜巻状のエネルギーを放つ。
 対抗するように水の主霊石を翳し氷塊を飛ばし攻撃を相殺。
 氷は砕きながら周囲へと散弾のように散っていき、ベクター達を襲う。
 ベクターは咄嗟に近くの岩陰へ隠れて難を逃れるものの、
 ほかの二人は仮面ライダーの装甲で被弾こそすれども怯む程度にとどまる。

「クソッ、向こうが派手過ぎてこっちにまで被害出て……」

 岩陰へと隠れたベクターだったが、
 氷塊が被弾して転がってきたMNRと目が合う。
 ワイズマンの顔には目と思しき場所が判断つかないのだが、
 視線が合ったことだけは分かり、ぞわりと悪寒が走った。
 即座にジュッテ・ナイトを壁にしながら岩の上へ立つようにジャンプすると、
 ジュッテ・ナイトごと岩を破壊し、ベクターは足場が崩れる前に近くの大地へと転がる。

「ったく俺のターンぐらいよこせ! アームズ・エイドをシンクロ召喚!」

 ドローする暇すら与えられない激戦区の中、
 やっと赤い爪の腕のような機械を召喚に成功する。
 しかし攻撃力は1800。低くはないが下級モンスター並だ。
 今のMNRを相手するのには力不足であると言わざるを得ない。

「出せるから出してみたが悪くねえな! アームズ・エイドの効果発動!」

 しかしこのカードの本領はそのモンスター効果にある。
 アームズ・エイドにはモンスターに装備カードとして装備することができる効果を持つ。
 装備するモンスターが不在では効果は発動できない。だが此処ではそうはならない。

「ほら、名探偵様にくれてやるよ!」

 MNRの背後よりバナスピアーを振るうLへ、ハーメルケインで弾く。
 隙をさらしたところに続けざまの攻撃を妨害するように飛び交い。攻撃を妨害する。
 そのままLの左腕に装備され、仮面ライダーバロンは新たなステージへと進んでいく。
 仮面ライダーバロンアームズ・エイドと言ったところだろうか。

「鬱陶しいなぁ!」

 MNRもデュエルモンスターズの厄介さを理解した。
 指輪をパームオーサーへ翳し、ベクターの両腕を縛り付けるように鎖が彼を縛り付ける。
 当人を縛るように即座に召喚されるのもあり、回避不可能な理不尽さがバインドリングの強みだ。
 突然縛り付けられたこともあり、身動きがうまく取れずに転倒する。

「少シはやルようダな猿!」

 今こそ好機。
 相殺した攻撃の後剣戟を続けていたデェムシュは、
 攻撃の片手間に主霊石で氷塊をベクターの頭上へと出現させる。

「消え失せろぉ!!」

「げ、しま……」

 逃げようにも腕が縛られてうまく立ち上がれず、逃げに送れるベクター。
 舌打ち交じりに戒斗が剣戟をやめ、飛び蹴りで氷塊を蹴り飛ばしで砕いて破片程度にすませる。
 一命をとりとめることができたものの脅威はまだ続く。そのままデェムシュが肉薄してきたからだ。
 迫るフェイムをアームズ・エイドを装備したLが咄嗟に盾にする形で防ぐが、同時にアームズ・エイドが破壊。
 せっかく装備させてもオーバーロード相手では微々たるものであるということが伺える光景を見ながら、
 その一瞬で稼いだ隙に夜空の剣がバインドのチェーンを断つ。
 仲間を助ける。生前からすれば戒斗らしからぬ行動ではあるが、
 手を組んだ以上見捨てるような真似をするつもりはない、彼なりのプライドだ。

『エクスプロージョン ナウ』

 だがそのプライドが仇となった瞬間だ。
 三人が集っているところこそ狙い目であり、
 エクスプロージョンリングによる爆発が三者を襲う。
 グレムリンやビーストを一撃で戦闘不能に追い込む魔法だ。
 生身であるベクターが受ければまず死ぬこともあり、Lが突き飛ばす。
 加減したとはいえ仮面ライダーの力で大きく突き飛ばされたベクターは、
 連鎖する爆発に巻き込まれる二人を見て苦虫を嚙み潰したような顔になる。

「クソッ、俺が役に立たねえのがムカついてきやがる……!」

 戒斗一人で戦ってれば多少苦戦はすれども十分に戦えただろう。
 Lがそこに加勢すればMNRの方は苦戦すれどもデェムシュを相手に余裕をもって戦えたはず。
 この中で一番戦力外どころか、足手まといになっているのが自分であることが歯がゆく思う。
 爆発にのまれた二人は吹き飛ばされ、追撃をかけるように水の主霊石の氷柱が弾丸のように倒れる二人へ襲い掛かる。

「させん!」

 再び竜巻状のエネルギーを飛ばし、
 氷柱を吹き飛ばしながらそのまま反撃に出る。
 デェムシュは霧状になって攻撃を回避し、肉薄しつつ元に戻りながらシェイムを振るう。
 夜空の剣の対応は間に合わず、ゲネシスドライバーのアーマードライダーでも傷つかなかった外骨格へ傷をつけ火花を散らす。
 通常だったら叶わなかっただろうが、ロックシードを摂取し強化されたこでダメージが通るようになっていた。

「くそ、奇跡の残照を発動してアームズ・エイド復活だ!」

 二人が作ったこの隙を逃すほどベクターも愚かではない。
 このターン戦闘で破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を復活させるカード。
 ワイズマンに破壊されたアームズ・エイドを復活させるが、装備はさせず目的は別にある。

「ドロー! ジャンク・サーバントを通常召喚!
 レベル4のジャンク・サーバントとアームズ・エイドでオーバーレイ!」

 ジャンクの名前が付いた通り、
 ガラクタをつぎはぎしたような人型のモンスターが召喚されるが、
 すぐに目的のための素材として光の球となって消滅する。

「猿!」

「わ、分かってるよ……!」

 デェムシュは戒斗との剣戟によって手が出せない。
 相手が何かをしようとしているのはMNRも理解しており、
 威圧的な声にうわずった声と共にエクスプロージョンリングを行使しようとするが、
 遠くにいたLが刀身であるバナキールからバナナ型の発光エネルギーを飛ばし、妨害する。
 自分に近接攻撃しか手段を持ち合わせてないと思わせるためにとっておいた一撃は、この局面で発揮していく。
 予期せぬ攻撃を直撃したのもあって、Lとベクターへの対応が遅れてしまう。

「二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚!
 現れろNo.39! さあ、白き翼に望みを託すとするぜ! 光の使者、希望皇ホープ!」

 光の爆発から姿を現す、塔のような形状の物体。
 そこから変形し、現れるのは風祭小鳩の時に召喚したあのモンスター。
 九十九遊馬が信じ続け、数々の道を切り開いてきたエースモンスターの登場である。
 先のホープと違うところがあるとすれば、正規の方法で召喚したから周囲には光の球体、
 オーバーレイ・ユニットがホープを中心に宙を漂っている状態だ。

「いい加減デュエリストも戦力になるって、
 証明しねえといけねえんでな! ホープ剣・スラッシュ!」

 未知の存在の一撃。単なる斬撃なのかそれも定かではないのと、
 何よりロード・バロンやデェムシュといった巨漢の三倍近くの体躯の差。
 受けるという選択肢は皆無であり、横へ飛ぶ形で攻撃を回避。
 地面に塹壕でも作るかのような爪痕を大地へと刻む。

『エクスプロージョン ナウ』

 化け物(オーバーロード)にも通用した攻撃だ。
 十分な攻撃力を備えているのは分かっており、再び爆撃の嵐。
 無防備なホープへすべてが直撃し、無残な残骸となるだろう。
 しかし。

「ナンバーズはナンバーズ以外と戦闘では破壊されねえんだよ!」

 超過ダメージこそ受けて疲労感はあるものの、
 ホープを出したからか、テンションが上がっているベクター。
 疲労感などお構いなしに次なるホープ剣・スラッシュを叩き込む。
 爆風の中から飛び出してきたホープの斬撃は間に合わず、火花を散らしながら倒される。

「やだ……やだよ……」

 ダメージとしては仮面ライダーともあって軽微なものだが、
 痛みに対する耐性がデェムシュによって失った左耳を、虐待した父を思い出す。 
 虐待の記憶、耳障りな女(照)、デェムシュによって喪った左耳。
 あらゆる不快なものが想起していき、MNRは叫ぶ。

「いやだあああああッ!!」

 遠野から奪った支給品の中にあった黒いカード。
 相手も使っているのだからこのカードだって強いはず。
 デイバックから強引に引き抜いて召喚されたカードに、真月は慄く。
 巨大な爪を持った翼を広げた、二足歩行の恐竜のような赤黒いモンスター。
 だが問題はそこではない。左胸にある61にも見える数字が問題だったのだ。
 あれはホープと同じ、ナンバーズのカード───No.61 ヴォルカザウルス。

「駆紋! あれはやべえ!」

 ヴォルカザウルスの効果は判断がつかないがナンバーズである以上は危険な効果だと判断する。
 モンスターを破壊し、その攻撃力分ダメージを与える、極めて攻撃的な性能を誇るモンスターだ。
 だがオーバーレイ・ユニットがなければ効果を発動することができないのがエクシーズモンスター。
 ではあるが、このヴォルカザウルスはゴールドシリーズ。一度の使用で十全な効果を発揮できる黄金のカード。
 故にオーバーレイ・ユニットはホープ同様に二つ漂っており、効果を使用することができることを証明している。

「効果、効果!」

 効果の宣言というよりテキストの確認のような物言いだが、
 本人は死に物狂いで効果を発動しようとしているためか効果が発動。
 オーバーレイ・ユニットをヴォルカザウルスが喰らい、顔の横の爪から炎が放出。
 ホープには攻撃を守る効果があるが、あくまで攻撃。モンスター効果は防ぐことはできない。
 その上破壊されれば後続のモンスターが手持ちにないベクターは本当の戦力外になる。

「な……」

 ホープに向かって炎が、マグマックスが目掛けて飛んでくる寸前。
 Lが庇うように飛び出してその炎を一心に浴びる。
 苦悶する声すら飲み込むような炎の一撃は爆発を起こし、
 煙を吹き出しながら吹き飛んだLは変身が強制的に解除される。

「何やってんだてめえ!?」

 火傷こそ致命的ではないようだが、
 変身が解除されててもドライバーは壊れてない。
 意識もあるようなので生きてはいるが、ダメージは決して軽くはないだろう。

「そのモンスターを失うことの方が危険だと……判断したまでです……」

 何とか立ち上がろうとするLではあったが、
 ダメージが大きく満足に立つことができないでいた。
 このままだとLがデェムシュの餌食になりかねない。
 早急に対策を考えなければならなかった。

(ホープとあのナンバーズは攻撃力が同じ!
 ナンバーズはナンバーズで倒すことはできるが、
 此処で相打ちになったら俺には壁となるモンスターが消える。
 そうなったら俺は生身であの仮面ライダーと戦わなきゃならねえ!)

 時間がない中必死に考える。
 この場でできる一番の対処法を。

(そうか、あるじゃねえかよ。)

 手札に残されたカードのうち二枚。
 その中の一枚がこの戦況を大きく変えてくれる。
 ただし、その行為には多大な危険を伴う。

「だったらやってやろうじゃねえか……あえて言わせてもらうとするか。」

 大地を蹴る。
 その一歩は希望と破滅、表裏一体の一歩だ。
 駆ける。大地を踏みしめベクターは駆ける。

「かっとビングだ、俺ーッ!!」

「何!?」

 ベクターが踏み出したのは、なんとデェムシュの方だった。
 ヴォルカザウルスでも、ワイズマンとなったMNRでもありえないが、
 よりにもよってこの中で最も強いであろうデェムシュに突っ込む行為。

「狂ったか猿!」

 それはデェムシュから見ても愚かとしか言えない行為だった。
 シェイムで戒斗を押しのけると、水の主霊石による氷柱が隆起し、ベクターを襲う。
 串刺しは確実。誰もがそう思った瞬間、氷の勢いが急激に止まり、攻撃が中断される。

「速攻のかかし、効果発動だ。」

 相手が直接攻撃をしてきたときに、
 手札から捨てることでバトルフェイズを強制終了させるカード。
 モンスター同士の攻撃では発動できない、つまりホープとヴォルカザウルスの戦闘ではだめだ。
 だからあえて自分から突っ込んで強引に相手にダイレクトアタックを強要させるように仕向けた。
 やることを終えると即座にバックステップで距離を取りながらカードを自分のターンとしてカードを引く。

「……ドロー!」

 目的はドローフェイズのドローカードのためだ。
 この二人とモンスターを一気に打開できるカード。
 手札のカードはフォース。残念ながら迷宮兄弟が使ったフォースとは違い、
 相手のライフを半分にして攻撃力に換算するようなパワーカードの効果ではない。
 相手の攻撃力を半分吸収し、その攻撃力分エンドフェイズまでアップさせるカード。
 これではヴォルカザウルスは突破できてもMNRやデェムシュを突破することはできない。
 だから欲した。自分にとってあのカードが引けることこそが最良なのだと。

「……最強デュエリストは全てが必然ってか?
 RUM(ランクアップマジック)-リミテッド・バリアンズ・フォース発動!」

 望んだカードは届いた。
 かつて遊馬に己の計画のために託したカード。
 それがここぞというタイミングにおいて、やってきてくれた。
 ホープが光の球となって、中空の渦へと吸い込まれていく。
 Lの支給品に混ざっていて渡されるとは思いもしなかったが、
 これで進化態となるホープレイVを召喚することで逆転───










「だめだよ、それは。」

 しなかった。
 先ほどまで叫んだり憔悴してた声色だったMNRの声が、急に冷静になった。
 痛みに慣れたからなのか、恐怖を通り越したのか、どこか機械的な声色でそう呟き、
 武器であるハーメルケインを笛のように奏でると、中空に浮かんでいた渦が消滅する。

「……は?」

 何が起きたか理解できなかった。
 無理もないことだ。ハーメルケインのみにならず、
 仮面ライダーワイズマンは魔法の強さからその効果を忘れがちだが、
 ハーメルケインには『魔法を打ち消す』という特殊な力が宿っている。
 仮面ライダービーストのハイパーセイバーストライクですら無力化できるのだ。
 リミテッド・バリアンズ・フォースは『魔法』カードなのだから、
 当然無効にすることは可能だった。

 消失した状況に一瞬唖然としてしまうベクター。
 すぐに我に返りながら苦肉の策のフォースを使う。

「ならフォース発動だ! てめえのモンスターの攻撃力を……」

「はぁ~~~~~(クソデカため息)。」

 無駄だと言わんばかりのため息とともに、
 再びハーメルケインを奏でるとフォースの効果も打ち消される。
 フォースもまた魔法カード。無効化できる対象なのは当然の帰結だ。

「嘘だろ、おい……」

 これで彼の手札は0。場にはホープだけ。Lは戦闘不能。戒斗はデェムシュと未だ交戦中。
 できることなど何もなかった。後は武器たるショット・オブ・スターで撃つことぐらいだ。
 だが相手は仮面ライダーだ。そんなものが通用するとはとても思えなかった。
 つまり───詰みであると。





「だからって、諦めきれるかよぉ!!」

 困難に立ち向かう諦めない心。それがかっとビングだ。
 ベクターらしからぬ発言は、きっと遊馬の影響なのだろう。
 あの男はどんな困難にあろうとも諦めようとはしなかった。
 手札が0? だからなんだというのだ。遊馬とデュエルした彼だからわかる。
 遊馬は手札どころかデッキも一枚だけ、しかも仕組まれたカードであったのに、
 とんでもない方法で活路を見出して自分に逆転した男だ。この程度であきらめる男じゃない。
 故にか。そんな諦めない精神に応えるようにエクストラデッキからカードが光る。
 何が起きたかわからないが、それが一抹の希望だと言うことはすぐに理解した。
 隠されたシステム、心意システムが知らず知らずのうちに発動していたのだ。
 それを取り出し、一瞥するとベクターは笑みを浮かべる。
 下卑たものではない。どこか安心したような顔つきだ

「───そうか。まだ戦えるってことか……俺は!
 俺は、希望皇ホープでオーバーレイ・ネットワークを再構築!」

 再び中空に浮かぶ渦。
 リミテッド・バリアンズ・フォースの時と同じだ。

「無駄だって。早く諦め……」

 どうしようもない奴だな、
 諦念気味にハーメルケインの笛を吹くものの、
 渦は消えることなくホープは光の球となって中へと入っていく。

「え?」

「無駄だ! こいつは魔法カードを介さず重ねてエクシーズ召喚を行う!
 さあ来な、一粒の希望よ! 今、電光石火の雷となって闇から飛び立て!!」

 渦が爆発し、中から登場するのは姿形を変えたホープ。
 翼は羽というよりは剣のようになり、全体的に細身の体となっている。
 稲妻を轟かせながら荘厳な立ち居振る舞いと共に姿を現す。

「現れろ、S(シャイニング)No.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング!!」

 彼らが知る世界線。
 それとは異なる世界にて覚醒したホープの先。
 そのモンスターが心意システムによって呼び寄せた。
 この舞台におけるジャック・アトラスと同じ結果を彼は招くことに成功したのだ。

「行くぜ! ホープ・ザ・ライトニングの攻撃! ホープ剣ライトニング・スラッシュ!」

「させないよ。」

『エクスプロージョン ナウ』

 Lは倒れていて戒斗は防御に参加できない。
 この状況でベクターはホープを盾にするしかない。
 エクスプロージョンリングを翳してとどめを刺そうとするも、
 エクスプロージョンが発動することはなかった。

「無駄だ! ホープ・ザ・ライトニングが攻撃するとき、
 相手は全てのカードを発動することができなくなるんだよぉ!」

「え……」

「何ダト!?」

 そのせいで、水の主霊石も機能しなくなった。
 咄嗟に出なくなったことで隙を突かれ、夜空の剣が炸裂し火花を散らす。

「グオッ! この猿がぁ!!」

 とは言えデェムシュはもともと剣技に優れるオーバーロード。
 はなから主霊石を頼らずとも十分な戦いができるので、
 こちらはさしたる問題ではなかった。

「でも攻撃力は同じ2500……」

 相打ちになる。
 その後エクスプロージョンを見舞えば勝てる。
 大丈夫。大丈夫。自分に言い聞かせるようにしていると、

「そうはいかねえ! ホープ・ザ・ライトニングの効果発動!
 オーバーレイ・ユニットを二つ取り除くことで攻撃力を二倍の5000にする!」

 宙に漂う素材を二つ消失し、
 ホープは翼の剣を手に稲妻の如く飛ぶ。
 ヴォルカザウルスを翼の片割れを使い一刀で切り裂き、
 モンスターが爆発することで爆風が周囲を襲う。

「うわあああああ!!」

 使役していたMNRには更にダメージが上乗せされ、
 吹き飛ばされながら変身が解除され、元の姿に戻る。
 元々デェムシュ達と戦ってダメージが大きかったところに更に大ダメージだ。
 変身が解けるのは無理もないことだった。

「こっちは片が付いた、あとはそっちが戦いやすいよう離脱するだけだ!」

 ホープ・ザ・ライトニングでLを抱えて離脱。
 それが理想の形ではあったのだが、

「コの使えン猿め!!」

 デェムシュは予想だにしない行動に出る。
 戒斗から距離を取り、倒れているMNRのドライバーを踏み砕く。
 オーバーロードの踏みつけを受け、血反吐をぶちまけながら苦悶の表情になるMNR。

「な、味方を攻撃しやがった!?」

「いえ、違います……あれはベルトを破壊したのかと。」

 このままMNRが奴らに倒されれば、
 そのままワイズマンの力が猿に渡ってしまう。
 ワイズマンになる気もないデェムシュは此処が潮時と判断し、
 MNRのドライバーを粉砕する行動に出たというわけだ。

「屈辱だ……貴様等如き猿に逃げることになるなど!!」

 ついでにMNRのデイバックをシェイムで切って強引に奪い、
 そのまま逃げるように霧状になって北の方へと離脱する。

【C-5/一日目/早朝】

【デェムシュ@仮面ライダー鎧武】
[状態]:疲労(絶大)、怒りと屈辱(多少緩和)、高揚感
[装備]:両手剣シュイム@仮面ライダー鎧武、水の主霊石@テイルズオブアライズ
[道具]:基本支給品一式、基本支給品一式×2、ランダム支給品×1~2
[思考・状況]
基本方針:ハ・デスも参加者も皆殺し。
1:今は体力の回復に努める。
2:自分をコケにした猿ども(承太郎、一海、城之内、結芽、いろは、黒死牟、戒斗)は必ず殺す。
3:逃げた小娘(やちよ、桃)もいずれ殺す。が、2の連中より優先度は低い。
4:猿共に負けるぐらいならば主霊石を使っていく。
5:あの猿(MNR)は道具として使えなかった。
6:使える猿を探す。

[備考]
※参戦時期は進化体になって以降~死亡前。
※水の主霊石を手にしたため水、氷の攻撃が可能になりました。 
 制御はうまくできてない為自分が巻き添えになる可能性はあります。
 代わりに制御と言うブレーキがないため、強めの力を放つことができます。
 なお、彼が凍ってもダメージはありません。
※ドラゴンフルーツエナジーロックシードを食べ進化した為、オーバーロードの能力が強化されました。





「追うか?」

「追える状態じゃないな。」

 元の姿に戻りながら戒斗はベクターの提案を断った。
 一人であれば追跡できただろうが、ダメージの大きいLがいる状態だ。
 このまま挑めば最悪この殺し合いにおけるブレインを失うことになりかねない。
 そうなれば場合によってはあのキラである夜神月に頼る可能性だってあるのだ。
 信用できるかどうかで考えるならば、Lであることの方が望ましかった。

「すみません……足を引っ張ってしまって。」

「いや、おめえのおかげで何とかなった。助かったぜ名探偵様よ。」

 ヴォルカザウルスの一撃はすさまじいもので、
 受ければホープ・ザ・ライトニングも出すことはできなかった。
 結果論ではあるが、彼がいなければ確実に敗北していたのは確かだ。

「で、こいつどうする?」

「痛い、痛いよ……」

 腹を抑えながら蹲るMNRは、
 傍から見れば無力な参加者に見える。
 デェムシュに付き添ってたのは脅された、
 そういう風にも受け取れる後継でもある。

「もう無力な一般人みてーだし助けるか?」

「一般人ですか……それは無理かと。」

 どういうことだ、
 と思ってLが刺した方向を見やる。
 そこには人にあるべきものが大地に転がっており、
 デェムシュが乱暴に回収した際にデイバックから落ちたのだろう。

「うげ……」

 誰のものかはわからない。
 殺し合いに乗った参加者かもしれない。
 けれど、どちらであっても猟奇的行動をとるような男だ。
 デェムシュに猟奇的趣味はない。よって、誰がやったかは明白である。

「こいつはもとから猟奇殺人鬼ってわけだな。」

「いやだ……助けて、オトーサン……!!」

 痛みに耐えながら、必死に這いずって逃げるMNR。
 しかしその程度の動きはナメクジとそう変わることはない。
 全力で走ることすらかなわない状態ではどうにもならなかった。

「で、どうする? 名探偵様やオーバーロードはこいつを生かす理由は?」

「この様子だと情報を吐けそうになければ、味方にもできないでしょうね。
 彼はすでに自分の目的のために少なくとも二人は殺しているでしょうし。」

「戦極凌馬の奴が見れば興味深いと言いそうだが、俺にとってはどうでもいい奴だ。好きにしろ。」

「んじゃ、そういうことで。悪いな。」

 先の首輪回収で抵抗が薄れているのか、
 ホープ・ザ・ライトニングをMNRへ向ける。

「嫌だ、やめてよオトーサン……」

 錯乱していて最早誰を見ても父を想起する。
 そんな絶望の中、希望の名を関した閃光の刃が彼の首を刈り取った。

「首輪五つ目か……にしてもあいつの支給品、
 別の意味で奪われて正解だった気がしてくるぞ。」

 男性器や女性器が入っていた支給品を持ち合わせるなど、
 ほかの参加者からあらぬ誤解を招く可能性だってあり得るわけだ。
 そういう意味で、というわけではあるが回収されてよかったとすら思える。

「いいとは言えないだろうがな。奴に支給品を奪われたのは痛い。」

「分かってるよ。で、僅か一戦で壊滅状態だしどっかで休憩するか?」

「休憩先に奴が殺した遺体がなければいいがな。」

「想像させるのやめろ。」

 三者は無事誰も欠けることなく生存した。
 これからもこれぐらいの激戦が待ってるとなると、
 溜息が出そうになるベクターだった。



【MNR@真夏の夜の淫夢 死亡】



【駆紋戒斗@仮面ライダー鎧武】
[状態]:ダメージ(中)
[装備]:夜空の剣@ソードアート・オンライン
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~1(確認済み)
[思考・状況]基本方針:殺し合いを力で叩き潰す。
1:殺し合いに乗っている参加者は潰す。
2:首輪を外せる参加者を見つける。
3:L、ベクターと共に行動する。
4:槍の男、デェムシュは要警戒。
5:大我、遊星、ジャック、遊戯、海馬かその知人、或いは会った参加者と接触。必要なら知り合いを装う。

[備考]
※参戦時期は死亡後です。
※クラックを開き、インベスを呼び出すことは禁止されています。
※Lの考察については半信半疑です。
※攻撃の消滅、反射に制限がかかってます
 どの程度の制限かは後続にお任せします

【L@DEATH NOTE】
[状態]:ダメージ(大)、疲労(中)
[装備]:量産型戦極ドライバー@仮面ライダー鎧武、バナナロックシード@仮面ライダー鎧武、真中あおの杖@きららファンタジア
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1(確認済み、武器の類はなし)
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める
1:駆紋戒斗、ベクターと共に行動する。
2:他の参加者を探し、情報交換をする。
3:無暗に犠牲を強いるつもりはないが、綺麗な手段だけで終わらせられるとも思ってない。
4:槍の男。デェムシュには要警戒。
5:大我、遊星、ジャック、遊戯、海馬かその知人、或いは会った参加者と接触。必要なら知り合いを装う。
[備考]
※参戦時期は死亡後です
※この殺し合いにドン・サウザンドが関係してる説を考えてます。
 (関係してるだけで関与してない可能性も高く、現時点では推測程度)
※永夢と大我、遊星と牛尾とジャック、遊戯と海馬(両方)と城之内と御伽が知己であると考えてます
 遊星達と遊戯達が同一の世界かどうかまでは確定できていません。

【真月零(ベクター)@遊戯王ZEXAL】
[状態]:ちょっとセンチな気分、疲労(中)、ダメージ(中)、
[装備]:ショット・オブ・ザ・スター@グランブルーファンタジー、九十九遊馬のデュエルディスク@遊戯王ZEXAL、No.39希望皇ホープ@遊戯王ZEXAL、牛尾デュエルディスクとデッキ@遊戯王5D’s、不動遊星のデュエルディスクとデッキ@遊戯王5D’s
[道具]:基本支給品一式×3(牛尾、麻耶、自分)
[思考・状況]基本方針:主催にとって良からぬことを始めようじゃねえか。
1:遊馬にデュエルディスクを返すが、デッキはどこだよ。
2:ナッシュや遊馬がいることだし少しだけ協力は考えてやる。ナッシュは……いややっぱやめとくか?
3:帰宅部ねぇ。ま、いたら声はかけるか。
4:Lに駆紋、アウトローで構成されてるねぇ。ま、俺らしく外道な手段でやってやるさ。
5:ドン・サウザンドの復活ねぇ……どうだか。
6:槍の男には要警戒。
7:大我、遊星、ジャック、遊戯、海馬かその知人、或いは会った参加者と接触。必要なら知り合いを装う。
8:エクシーズ召喚できるデッキをくれ。と言うかなんだよシンクロって。
9:ホープ・ザ・ライトニングねぇ……まさか俺が新しいホープを手にするとはな。
[備考]
※参戦時期はドン・サウザンドに吸収による消滅後。
※ドン・サウザンドの力、及びバリアン態等の行使は現状できません。
 力が残っていて、バリアンスフィアキューブがあれば別かも。
※Lの考察については半信半疑です。

【夜空の剣@ソードアート・オンライン】
戒斗に支給。ギガスシダーと呼ばれる巨木を長い時間と貴重な砥石を消費した末に、
完成してアンダーワールドにおけるキリトの剣となった武器。命名はユージオ。
ソルスの恵み(太陽光)をシステム的には空間リソースを300年もの長期に渡って浴び続けた結果、
とてつもない硬度を獲得している。

【No.61 ヴォルカザウルス(ゴールドシリーズ@遊戯王OCG】
遠野に支給。ゴールドシリーズについては他参照。
ゴールドシリーズのためエクシーズ素材が最初から二つ備わっている。
ゴールドシリーズであるため、アニメにおけるナンバーズの耐性などはない。
テキストは以下の通り
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/炎属性/恐竜族/ATK2500/DEF1000
レベル5モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果を発動するターン、このカードは直接攻撃できない。

【RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース@遊戯王OCG】
Lに支給。テキストは以下の通り
通常魔法
自分フィールド上のランク4のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターよりランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、
選択した自分のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

【SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング】
ベクターが心意システムで得たカード。
テキストは以下の通り
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2500/守2000
光属性レベル5モンスター×3
このカードは自分フィールドのランク4の「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
このカードはX召喚の素材にできない。
①:このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時までカードの効果を発動できない。
②:このカードが「希望皇ホープ」モンスターをX素材としている場合、
このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、
このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ5000になる。

077:凛と咲く花のように強く美しいナルシスト 投下順 079:偽りの神
時系列順
048:グレイブ・スクワーマー 駆紋戒斗 082:Successor Soul
L
真月零(ベクター)
045:RIDE OR DIE(前編) MNR GAME OVER
デェムシュ 081:刃骸魔境(前編)
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