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  • 決闘バトルロイヤル @ ウィキ
  • Versus Road~神が与えしたった一つのTrial~

決闘バトルロイヤル @ ウィキ

Versus Road~神が与えしたった一つのTrial~

最終更新:2025年05月30日 18:27

zombi2baisoku

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「プレイヤー諸君―――君たちに朗報がある」

 天空に巨大なモニターが浮かび上がり、一人の男が映し出される。
 檀黎斗。彼こそが全ての元凶であり、このゲームを開発した男。そして今回のゲームマスターであり―――神だ。

「今この放送を見ている君たちは予選に通過した。これまで白紙だった名簿にもプレイヤー達の名前が記載されているはずだ。そしてつい先程―――君たちテストプレイヤーの協力を経て、遂にこの究極のゲームは真の完成を迎えたァ!」

 予選。
 テストプレイヤー。
 磯野やハ・デスの口からは明かされていなかった衝撃の真実を、真のゲームマスターである神は惜しみなく教える。
 黎斗は大量のプレイヤーを実験体のモルモットとして扱っていたわけだが、罪悪感なんて微塵もない。
 テストプレイヤーの協力なんて言っているが、プレイヤー達は決闘を強制されて戦っていただけ。誰一人として事情を明かされているプレイヤーは居ない。

「黎斗様。あなたがゲームマスターということをプレイヤー達に伝えなければ、意図が伝わらない可能性もあるのでは?」

 ハ・デスが黎斗に敬語で話す。
 それは異様な光景にすら見えるだろう。禍々しい化け物が人間相手に敬語を使い、従っているのだから。―――だがハ・デスは所詮ただの魔王であり、神である黎斗より格下であることは称号からして明白。
 自分に意見した魔王の言葉に黎斗はニヤリと笑った。

「……そうか。ならば予選を通過した全プレイヤーに教えてやろう。私がこのゲームの開発者(ゲームマスター)であり―――神だ!」

 全てのプレイヤー達に黎斗のドヤ顔が映し出される。
 その自信に満ちた態度は人によっては苛立ちすら感じるだろう。
 これだけ大量の人々を自分勝手に巻き込んで、何ら悪びれることなくゲームの完成を誇らしげにしている。
 やっていることは決闘という名の殺し合いなのに、彼は本当にこれがゲームだと思って開催しているのだ。
 ハ・デスはこの決闘をゲームだと話していたが、それは皮肉や嫌がらせではなくこれが本当にゲームだったから。

「そして一部のプレイヤーには残念なお知らせもある。
 ―――改めて君たちにこのゲームのルールを教えよう。まず予選で散々行われていた命懸けのデュエルだが―――君たちの決闘者のゲーマーとしての才能が感じ取れて見応えがあったことは否定しない」

 遊城十代とロットン。
 アポリアとアモン。
 不動遊星とヘルカイザー亮。
 他にもテストプレイの段階で様々なデュエルが行われてきたが―――それらを見て黎斗は満足していた。

 彼らは素晴らしい才能の持ち主達だ。決闘者を招いて彼らの好きなデュエルをゲームのテーマの一つとして設定した甲斐があった。
 だがこのゲームには当然、決闘者以外のプレイヤーも居る。古今東西、様々なプレイヤーを集めたのだから当然だ。
 それに黎斗がその才能を認めている宝生永夢だって決闘者ではない。ゲーマーの代表格であるキリトもそうだ。

 もしもこのまま決闘者による『命を懸けたカードゲーム形式のデュエル』が横行したら、黎斗の望んだゲームは成り立たない。
 黎斗はデッキやデュエルディスクを決闘者や空のような戦う力を持たないゲーマーの戦闘手段として支給したのだ。一応、気まぐれにゲーマーですらない一般人にもランダム配布したが―――条河麻耶を見てわかる通り、ルールを把握する前にゲームオーバーになったプレイヤーも存在する。なんとも理不尽なことだが、それはルールも知らないうちに殺された彼女の運が悪いだけ。ゲームに運は付き物である。
 並行世界の彼女の力を発揮するアイテムでも与えてやるのが無難だったし、高確率でそうなるようにシステムを組んだはずだが―――どうやら彼女は本当に運に見放されていたようだ。一部のデッキには支給品の説明書にルールやデッキコンセプトの解説が封入されているはずだが、それすら無かったか。それともまともにルール確認をする前に襲撃されたか。とにかく不幸としか言いようがない。

 武藤遊戯と博麗霊夢のようにお遊びでデュエルをするのは勝手だが、命懸けのカードゲームは許容出来ない。
 このゲームはサバイバルゲームであり、デスゲームだ。カードゲームとして開発したつもりはない。

 それでもテストプレイの段階では命懸けのカードゲームをあえて許容していた。
 唐突にデスゲームに巻き込まれた決闘者達がどんな行動をするのか。そして彼らのデュエルをカードゲーム形式で行う場合、どんなものなのかこの目で見届けたかった。

 ちなみにライフがバラバラであったことにも理由はある。
 遊戯王オフィシャルカードゲームという名前でカードゲームが流行っている世界ではライフは8000が標準。しかしここに寄せ集めた決闘者の大半はライフ4000でデュエルを行う世界出身が多い。
 テストプレイ中にライフが初期の8000だったり4000だったりしたのはそれが原因だ。単純に面白半分といったところか。

「君たち決闘者の才能は素晴らしいが―――このゲームのジャンルはカードゲームじゃない。互いの命を懸けた決闘―――デスゲーム!それこそがこのゲームの本質だァ!」
「―――つまりデュエルを行うにしても、カードゲームとしてではなくリアルファイト形式が好ましい。貴様らのカードもそのように細工されているはずだ」

 黎斗の説明をハ・デスが補足する。
 実体化するモンスター、現実で実際に効果を発揮する魔法・罠―――。
 これらをカードゲームではなくガチンコのリアルファイトの武器として扱うことが、黎斗の望む形だ。
 ただしテストプレイ中のデュエルで死亡した参加者については、どうでもいいのだが。予選段階で死ぬような決闘者なんて興味が無い。所詮、その程度のプレイヤーだったということだ。

「そういうことだ。だから本番ではカードゲーム形式によるゲームオーバーを無くし、ダメージも通らないようにシステムを改変した。君たちが真の決闘者ならばリアルファイト形式のデュエルにも適応してみせるがいい!ハハハハハハ!!」

 理不尽なルールを押し付け、黎斗は声高らかに笑う。
 彼はゲームマスター。全てのプレイヤーは黎斗の定めたルールに従わざるを得ない。
 実際にシステムが変更されたという証拠にハ・デスが磯野を相手にエラッタ前のダーク・ダイブ・ボンバーで先行ワンキルを決めた。
 しかしデュエルに敗北した磯野には傷一つなく、命を落とすこともない。

 逆にリアルファイト方式ならばモンスターでダメージを与えられるという証拠にハ・デスはワイトを召喚。磯野を攻撃し、その体に傷をつけた。

「これらのデモンストレーションを見てわかるように、私は本当にシステムを改変した。何故なら私は神だからだ!君たちがプレイヤーとして参加するゲームのルールは、私が決める!!」

 傲慢な態度を隠す気もなく、黎斗はゲームマスターとして―――神として振る舞う。
 自分が住む世界以外まで観測することに成功したおかげで数多の決闘者や仮面ライダーやゲーマーを集めることが出来た。

 ―――ちなみにこの黎斗、本来の檀黎斗とは違う世界線の檀黎斗だ。だから未だに神を自称し、止める気もない。
 他の世界線の自分は九条貴利矢に敗北し、神であることを辞めたようだが―――この黎斗は違う。身勝手に振る舞い、他人を平然と利用する。

 決闘者達は彼が観測した世界の中でも特にゲームが重要視されている世界で、世界の命運すらゲームで決まってしまう程だったから目をつけられた。ただそれだけの理由で巻き込まれたのだ。

 彼らの世界に存在する海馬コーポレーションの技術力も黎斗は評価している。だからその社長である海馬瀬人は世界線の違う二人をどちらも予選通過させることにした。
 本田を見せしめに選んだ理由も、全てはその世界の王―――遊戯(ゲーム)の王である武藤遊戯の才能を刺激するために他ならない。

「そしてデュエルの意味がわからないプレイヤーの為に全てのタブレットにデュエルを理解するためのルールブックアプリを配っておいた。神の恵みをありがたく受け取れ!」

 テストプレイを終え、予選通過―――というよりも運営陣のお眼鏡にかなったプレイヤー達に褒美としてルールブックアプリを与える。シンクロやエクシーズなどの説明もしっかりと記されたものだ。

 それにしても気まぐれにホモの連中も予選に投入したが、予想以上に面白いものが見られたと黎斗は満足する。ネットミームを実体化させるという荒業で投入した甲斐があったわけだ。
 特に野獣先輩と遠野を近くに配置したのは大成功とも言えるだろう。それで冷酷な敵役が一人、出来上がったのだから。

 まあ肉体派おじゃる丸のように『ネットミームの実体化』ですらなく、本人を呼び出してその名を奪い、ミーム通りのスペックに魔改造してやったホモもいるが―――キリトと空というゲーマーとしてはトップレベルの二人を相手に良い当て馬となってくれた。事実、彼のおかげで空はデュエルに慣れることが出来たのだ。

 ちなみに天才ゲーマー空を招き、白を呼ばなった理由は嫌がらせ―――などではなく興味本位だ。それに過去にゲームを開催し、とあるプレイヤーに破れた臆病者が空白が揃うことを忌み嫌った。
 ―――その臆病者については、後々語るとしよう。

 さて。黎斗がプレイヤー達のデバイスにアプリを配布すると宣言した後、急に映像が切り替わる。
 中学生程度の少女―――条河麻耶がルールの把握も出来ずに弱小モンスターを召喚し、呆気なく殺されるグロテスクな映像だ。

 死体まで鮮明に映し出され、一部のプレイヤーはら多大な恐怖を植え付けられることだろう。

「彼女のようになりたくなければルールの確認はよく行うことだ」

 再び映像が切り替わり、黎斗が映し出される。
 まだこれから先も未来があったはずの少女が殺される映像を垂れ流したというのに、何一つ悪びれてない。むしろプレイヤー達を煽っているようにすら見える態度だ。

「それでは改めてゲームの開始を宣言しよう。磯野、ゲームスタートの宣言を―――」
「―――そうはさせるか!」

 映像に新たな男が映し出される。
 それは始まりの男―――葛葉紘汰。
 何故か彼だけは黎斗でも補足することが出来なかったが、まさか自分からやってくるとは思わなかった。

 想定外の乱入者に黎斗はニヤリと笑う。

『フルーツバスケット! ロックオープン! 』
「―――変身!」
『極アームズ! 大・大・大・大・大将軍! 』

 対する紘汰は気合いを入れた表情で仮面ライダー鎧武―――極アームズに変身。
 他のプレイヤー達とは違い、自らの意思で―――神の力で介入した彼だけは自分の装備を何も奪われていなければ、首輪すらつけられていない。
 つまり全力で戦える状態というわけだ。

 葛葉紘汰を止めんとハ・デスが立ち塞がり、更に全身真っ黒な服装に身を包んだ男が鎧を装着。その姿は黄金騎士にこそ似ているが、まるで狼の悪魔のようにも見える。黄金騎士の対となる漆黒の騎士だ。

「ひぃぃ……」

 そして一般人である磯野だけが情けない声をあげる。様々なデュエルを見てきた彼だが、主催の一人として関与してしまった状況でこの展開―――このままでは自分も鎧武に殺されてしまうと思ったのだろう。

 だが黎斗は二人を片手で制止すると磯野も撤退させた。ハ・デスの実力やベイルの鎧の強さを測るにはちょうどいい機会だが―――葛葉紘汰だけは自らの手で削除したい。

「仮面ライダー鎧武―――葛葉紘汰か。仮面ライダーである上に神になったようだが……この世に二人も神は必要ない。不要な神は私が削除するゥ!」

『ゴッドマキシマムマイティX!』
「グレードビリオン―――変身!」

『マキシマムガシャット!ガッチャーン!
 不ー滅ー!最上級の神の才能!クロトダーン!ゴッドマキシマーム!エーックス!!』

 ―――そして黎斗は漆黒の最高神へ変身した。
 彼から何か危ういものを感じ取った鎧武は必殺技ですぐに決めようとするが―――

『ポーズ』

 ―――瞬間、世界が停止する。
 この世界で動けるのは黎斗のみ。神であり、歴史改変にも多少ならば耐えられる始まりの男すらその動きがピタリと止まった。

 これは本来ならば無双ゲーマーで得た能力なのだが、この黎斗はそれすらも扱える。

「葛葉紘汰―――君でさえ私という神の前には何もすることが出来ない」
『カミワザ!ゴッドマキシマムクリティカルブレッシング!!』

 右足にエネルギーを纏わせたライダーキック―――必殺技が鎧武に炸裂。
 そして時は動き出す。

「ぐぅわぁあああ!!」

 仮面ライダー鎧武の変身が解除されると始まりの男―――ではなく人間、葛葉紘汰が現れる。紘汰は始まりの男としての能力の一切を失ったのだ。

「どういうことだ……!?」
「君をリプログラミングして普通の人間に戻した。さあ、神の前に跪くがいい!」
「ふざ、けんな!力なんて無くても、変身出来なくても―――俺は最後まで戦う!!」

 戦極ドライバーはさっきの一撃で破壊された。紘汰はもう変身すら出来ない。

「それが俺たち―――仮面ライダーだからだ!」

 戒斗達やかつて地球の危機を救うために共に戦った仮面ライダー達を思い出す。
 変身出来なくても紘汰は仮面ライダーだ。目の前の巨悪を―――人々の危機を見過ごすわけにはいかない。

 ―――だがそうして奮起する紘汰を無常にも漆黒の剣が貫く。

「これ以上の茶番は時間の無駄だ」

 ベイルの鎧を装着した男――葉霧宵刹の言葉を黎斗は否定しない。神の座から引き摺り下ろした時点で黎斗としては満足だ。別にとどめを刺すのは誰でも良かった。

「戒斗……みんな……。俺の代わりにこいつを、檀黎斗を……止めてくれ……」

 紘汰が最期の瞬間に願いを託したのは―――かつて共に戦い、最後には激戦を繰り広げた駆紋戒斗だった。

 その声や生き様は全てのプレイヤーに放送されている。こういう『イベント戦』はゲームでもよくあることで、葛葉紘汰の最期の瞬間を全プレイヤーに放送することに黎斗は一定の価値を見出していた。

「葛葉紘汰はルール違反だが―――残念ながら彼には首輪がないから爆発することが出来なかった」

 果たして葛葉紘汰は本当にルール違反なのだろうか?
 主催者に逆らってはいけない―――そんなルールはどこにも記載されていない。
 しかしこのゲームは檀黎斗こそが神であり、絶対的な存在。彼がルール違反だと判断したらルール違反になる。

 ―――モニターに茶髪の少女が映し出される。

「彼女の名前はアユミ。ルール違反を行った葛葉紘汰の代わりに―――今から彼女を削除する」

 ピ、ピ、ピ―――

 神の宣告と同時にアユミの首輪が音を発する。
 アユミはなんとかして首輪を外そうとするが―――外れない。

「たすけてくだ―――」

 ボン☆
 軽快な音と共に、アユミの胴と首が分離する。
 ストーカーの少女は涙を浮かべて助けを求める最中にこの世を去った。

 ―――そして再び黎斗へ映像が切り替わる。

「そしてもう一つ君たちに朗報だ。神であり最強のラスボスとしても君臨している私を倒せたら、ゲームクリアということ君たちを元の世界へ帰してやろう」

 アユミの死など気にも止めず、黎斗はルール説明を続ける。

「ただし下手に逆らえばアユミのように首輪を爆破させてゲームオーバーだ。君たちが私に挑むにはまずプレイヤー全員の首輪を外さなければその時点で生き残ってるプレイヤーは漏れなく死ぬことになるだろう!」

 葛葉紘汰が挑み、彼だけではなくアユミまで死んだ。
 それだけで大半のプレイヤーがこのゲームの理不尽さを思い知ったことだろう。

「勿論、最後の一人まで生き残ることでも君たちは元の世界へ帰ることができる。この方法だと願いを叶え、ゲームオーバーになった参加者を生き返らせることも可能だ。
 最高神である私に挑むか、それとも最後の一人になるまで勝ち残り願いを叶えるかは君たち次第だァ……!」

 黎斗はプレイヤー達に二つの選択肢を与えた。
 プレイヤー同士で圧倒的な力を持つラスボスに挑む協力プレイを選ぶか。
 それともソロで他のプレイヤーを殺し尽くし、願いを叶えるか。

 遊び方はプレイヤー次第だ。どんな遊び方をするプレイヤーが居ても、神である自分ならば対処出来るという絶対的な自信が黎斗にはある。

「それと一つ伝え忘れていたが―――デュエルディスクとデッキを現在所持しているプレイヤー達の支給品は私が没収する。デッキが強力なアイテムだとテストプレイで判断した結果、バランス調整が必要になったからだ。
 代わりに君たちのタブレットには各自のデッキが効率的に回せるようにデュエルの基礎が学べて試運転も出来るアプリを配布しよう」

 プレイヤー全員に配布されたデュエルのルールだけが確認出来るアプリではなく、試運転まで可能なアプリ。
 マスターデュエルというゲームを模して作られたゲームアプリを黎斗はデッキを所持しているプレイヤー達に配信した。

「そして今から一つ運試しのゲームをする。私がこのボタンを押した瞬間―――君たち本戦出場者のうち何人かがランダムでゲームオーバーになるゲームだ」

 もちろん特に目を付けているプレイヤーは除外しているのだが―――そんなことは説明もせず、黎斗はボタンを押した。
 たったそれだけで幾人もの命が奪われたわけだ。モニターには証拠として凄惨な死体が順番に映し出される。

「最後に敵キャラを紹介しよう。このゲームは基本的に対人戦でNPCは出来る限りプレイヤーの命を奪わないように調整してあるが―――彼だけは別だ」

 モニターに一人の男が映し出される。
 顔に特徴的な痣がある、侍のような男だった。

「継国縁壱―――それが彼の名前だ」

 継国縁壱。黒死牟や鬼舞辻無惨というプレイヤーを知る過程でその存在を把握。人間の身でありながら完全無欠に限りなく近い、完璧とも言える存在であり人格者―――そんな彼の在り方を黎斗が歪めた。

 彼は現在、ゲームに没頭している。無数の鬼を殺すゲームだ。もちろん黎斗の声も聞こえていない。
 まだ現段階では「脳内で鬼を殺すゲーム」にしているが、会場へ放つと同時に普通に鬼を殺すゲームへ変更する。

 縁壱にはプレイヤー達が全て凶悪な鬼に見え、彼は無差別的にプレイヤーを襲うことになるだろう。

「さて。それではこれより究極のゲームを開始する。―――磯野、ゲームスタートの宣言をしろ」
「はっ……!ゲームスタートォォォオオ!」

 磯野がゲーム開始の宣言すると同時に、チラりと黒髪の少女がモニターに映し出された。
 彼女がどんな存在なのか―――それはまだプレイヤー達に明かすつもりはない。

 だが、そうだな。正義感が強い一部のプレイヤーがラスボスの攻略に少しでも精を出せるように一つだけ教えてやってもいいかもしれない。

「彼女の名前は美遊。私達が人質として捕えた少女だが―――君たちがラスボスであるこの私を倒した場合、解放してやってもいい」



 〇


 磯野がゲーム開始の合図をして人質の説明をした後、本戦は始まった。
 本戦へ選ばれた参加者は99人。
 99。―――それは魔戒騎士にとって馴染み深い数字でもある。

 牙狼に憧れた魔戒騎士―――葉霧宵刹は黎斗と共にプレイヤー達の姿をモニターから眺める。そこには伝説の黄金騎士や銀牙騎士の姿もあった。
 冴島鋼牙と涼邑零。牙狼と絶狼。
 葉霧は空白同様、彼らを絶対ゲームに参戦させたくなかったが、同時に牙狼の称号に固執するがゆえに黎斗にそこを突かれた。

 曰く、このゲームでプレイヤーが脱落する度にベイルの鎧は強化される。
 そしてそれはやがて牙狼や絶狼すらも上回るだろう、と―――。

 ちなみに葉霧宵刹がプレイヤーとして推奨したのは空遠世那のはずだった。
 ガロの称号を手放したとはいえ彼にとっては因縁が深い相手であり、自らの手で倒してやりたいと思っていた。

 だが黎斗はあえて歴代最強の牙狼、冴島鋼牙と彼に比肩する銀牙騎士、涼邑零を選んだ。

 才能を自ら手放した空遠世那―――彼はあまり黎斗好みではない。それにやはり歴代最強の二人をプレイヤーとして招いた方が面白いだろう。
 道外流牙、蛇崩猛竜、楠神哀空吏なども検討したが、やはり冴島鋼牙と涼邑零が最も相応しいと考えた。

 そして人質の少女―――美遊は手足を鎖で繋がれた上で別室にて監禁されていた。
 彼女の部屋にもモニターは設置されている。そこから参加者達の動向を見るくらいの最低限の配慮だが、彼女の親友や兄がプレイヤーとして巻き込まれていることを考えると自分だけ何も出来ないこの状況は美遊にとって最悪かもしれない。
 だが予選段階で出会った決闘者達のことを思い出し―――諦めない。

『私は、友を独りにさせてしまった。……イリヤという娘には、同じ思いをさせるな』

 アポリアの最期の台詞が美遊の脳裏に蘇る。
 鎖で縛り上げられた手足は動かないけど、それでも心まで封じられる気はない。
 自分がどういうふうに利用されるのかは、だいたい察しがついている。

『俺も妹がいてさ、その為ならなんだってしなきゃいけないんだ。
 だから、恨んでくれるなよ?』

『死なない! あの子を殺させない! だって、私には、まだ―――。』

 衛宮士郎とイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。美遊と縁の深いこの二人だけは録画映像を美遊に見せることにしてある。

「お兄ちゃん、イリヤ……!」

 二人の姿に後押しされて必死に鎖を引きちぎろうとするが、ビクともしない。
 必死に抵抗しようとする美遊の様子をモニター越しに観察しながら黎斗はにんまりと笑っていた。
 彼女は人質だ。最初はただのプレイヤーとして参加させることも検討したが、やはり彼女の性質はプレイヤーよりもこちら側に向いている。

 さて。正史では聖杯戦争の勝者になるはずだった男―――衛宮士郎は彼女を見て、何を思うのだろうか?
 戦闘中で放送を完全に聞き取れるかは怪しいが、美遊という名を聞き逃しはしないだろう。

 そして美遊・エーデルフェルト。―――またの名を朔月美遊。彼女には人質以上の役割を期待している。だからあえて首輪は外した。
 強さ的には制限する必要もなく、なにより彼女の才能は面白いものだ。いつか最高神である黎斗にその矛先を向けるかもしれないが、ゲームにバグはつきもの。それに彼女の才能は神である黎斗の才能に何か刺激を与えてくれるかもしれない。

 もっとも善意のプレイヤー達が自分達や美遊に接触することなく、殺人プレイヤー―――murderが最後の一人まで勝ち残ってゲームクリアを果たす可能性もあるのだが。そこら辺は本当にプレイヤー次第だ、神である黎斗すらその結末はわからない。

【葛葉紘汰@仮面ライダー鎧武 死亡】
【アユミ@プリンセスコネクト!Re:DIVE 死亡】

追加主催
【檀黎斗@仮面ライダーエグゼイド】
【葉霧宵刹@GARO -VERSUS ROAD-】

人質
【美遊・エーデルフェルト@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ】


OP:決闘開始 投下順 001:うるさくてキングなやつたちとなんか名前がなくてファラオなやつたち
時系列順
GAME START 檀黎斗 080:第一回放送
葉霧宵刹
OP:決闘開始 磯野
冥界の魔王ハ・デス 086:教えろ!野獣先輩が学ぶデュエル教室
GAME START 継国縁壱 027:漆黒の太陽に灼かれて♪渡の決意
葛葉紘汰 GAME OVER
アユミ
みらいいろ 美遊・エーデルフェルト
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