野獣先輩は生き物の背中に乗って駆け出していた。
結局は川沿いを沿って進む方角は西に決定した。
理由とするなら未知の場所に行きたかったからに過ぎない。
ただそれだけの話。
結局は川沿いを沿って進む方角は西に決定した。
理由とするなら未知の場所に行きたかったからに過ぎない。
ただそれだけの話。
「気持ちいいかー俺ぇ(風を浴びて)」
そんな彼が乗せてくれた生き物の正体はマジェスペクター・ユニコーン。
マジェスペクターのデッキからカードを召喚したモンスターの一体。
ユニコーンはマジェスペクターの中でも上級モンスター且エースモンスターでもある。
マジェスペクターのデッキからカードを召喚したモンスターの一体。
ユニコーンはマジェスペクターの中でも上級モンスター且エースモンスターでもある。
「便利だね~FOO!っ↑」
ユニコーンを召喚した野獣先輩は背中に跨って走行してからの景色の眺めは相変わらず全体が白く覆われていた。
川沿いを進ませながら川のせせらぐ音が聞こえる。
ユニコーンと言う移動手段を見つけたお陰で新たに首輪を回収出来た。
川沿いを進ませながら川のせせらぐ音が聞こえる。
ユニコーンと言う移動手段を見つけたお陰で新たに首輪を回収出来た。
時間を遡り、野獣先輩は川沿いをどの方角から進む前にA-4に逆戻りしていた。
目的はポセイドンに殺された白い髪のメスガキ(みふゆ)の首輪を回収する為だ。
行動を移る前にデッキを試していた。
戦闘以外も使用可能か否かを。
デュエルディスクに一枚のカードを召喚するとマジェスペクター・ユニコーンが実体化する。
戦闘でなくとも利用出来るのが証明された。
デュエルモンスターズは様々な場面で役に立つ。
移動手段もわざわざ徒歩で労力を費やさずに済む。
ユニコーンがいなければA-4に戻る行為は絶対にないと断言する程。
今まで食わず嫌いしていたのを悔やむ。
目的はポセイドンに殺された白い髪のメスガキ(みふゆ)の首輪を回収する為だ。
行動を移る前にデッキを試していた。
戦闘以外も使用可能か否かを。
デュエルディスクに一枚のカードを召喚するとマジェスペクター・ユニコーンが実体化する。
戦闘でなくとも利用出来るのが証明された。
デュエルモンスターズは様々な場面で役に立つ。
移動手段もわざわざ徒歩で労力を費やさずに済む。
ユニコーンがいなければA-4に戻る行為は絶対にないと断言する程。
今まで食わず嫌いしていたのを悔やむ。
道上でポセイドンと遭遇してしまうのかとひやひやするもばったり出会う事はなく、一回目の放送が始まる前に起こした戦場へと辿り着いた。
そこには地面が大きく削り取られた辺り、ポセイドンは恐ろしく、優勝の障害になると再度も痛感する。
幸い、原型を留めていたメスガキの首輪を入手した後に、その場を去る。
そこには地面が大きく削り取られた辺り、ポセイドンは恐ろしく、優勝の障害になると再度も痛感する。
幸い、原型を留めていたメスガキの首輪を入手した後に、その場を去る。
そのまま南下も検討したが、当初の計画通り、川沿いを沿って向かうのを曲げずにB-3に戻り、西行きに決めて、今に至る。
やがてC-2とC-3の境界に差し掛かろうとするその瞬間―――
「止まれ!」
前方に女の死体を発見する。
野獣先輩はマジェスペクター・ユニコーンの走行を停めて、背中から地面に降りる。
参加者の死体を見つけるも頭部と胴体が分かれていて、先を越されたと知る。
ところが女の遺体が余りにも悲惨すぎて不快感が滲み出る。
野獣先輩はマジェスペクター・ユニコーンの走行を停めて、背中から地面に降りる。
参加者の死体を見つけるも頭部と胴体が分かれていて、先を越されたと知る。
ところが女の遺体が余りにも悲惨すぎて不快感が滲み出る。
「この辺がエロいっ!!けど、気持ち悪い!」
ただの全裸姿だけなら、まだマシだっただろう。
現実は性的暴行による凌辱行為を平気で行ったと知る。
さらに頭部が顔面を含めて原型を留めていないのと胴体も前はそれ程でもないが、後ろは見えないけど、頭部同様に酷いだろうと察する。
女の死体の周りには本来は地面に乾いた白い結晶が大量の血で真っ赤に染まっていた。
何がどうしてこうなったのか理解する気にはなれない。
流石の野獣先輩も眉をひそめる程に気味が悪かった。
現実は性的暴行による凌辱行為を平気で行ったと知る。
さらに頭部が顔面を含めて原型を留めていないのと胴体も前はそれ程でもないが、後ろは見えないけど、頭部同様に酷いだろうと察する。
女の死体の周りには本来は地面に乾いた白い結晶が大量の血で真っ赤に染まっていた。
何がどうしてこうなったのか理解する気にはなれない。
流石の野獣先輩も眉をひそめる程に気味が悪かった。
「遠野………」
思えば遠野も似た手口で殺されたのを思い出す。
その女と違って、そこまで惨くはなかったが。
後輩をこんな目に遭わせた下手人を知り次第、この手で殺してやる。
直ぐにでも立ち去るべく、移動手段であるユニコーンを召喚しようとする時―――
その女と違って、そこまで惨くはなかったが。
後輩をこんな目に遭わせた下手人を知り次第、この手で殺してやる。
直ぐにでも立ち去るべく、移動手段であるユニコーンを召喚しようとする時―――
「突然で申し訳ないですが、ちょっと宜しいですかい?」
「ファッ!?」
「ファッ!?」
突如、巨大な虫のモンスターが現れて野獣先輩は驚き、目先の存在を警戒する。
見た目は六本の腕を生やした等身大の昆虫の異形。
見た目は六本の腕を生やした等身大の昆虫の異形。
「用心しなさんな。アタシはただのしがない商人でして」
野獣先輩は一回目の放送で自称神の通知を振り返り、目と鼻の先にいるのがアイテムと情報の売買をするNPCと認識する。
それが理解した途端に少しだけ警戒を解く。
巨大な虫こと魔導雑貨商人はアイテムと情報に関する入手方法の説明をした。
それが理解した途端に少しだけ警戒を解く。
巨大な虫こと魔導雑貨商人はアイテムと情報に関する入手方法の説明をした。
「では、お好きな物をどうぞ」
魔導雑貨商人の事前説明し終えた後、野獣先輩は先ずはアイテムを獲得すべくカタログを渡される。
カタログを開くと道具を写す写真や説明文が書かれている。
中にはいくつかの豪華なアイテムも存在した。
そんな中で野獣先輩はあるアイテムを探して次々とページを開く。
カタログを開くと道具を写す写真や説明文が書かれている。
中にはいくつかの豪華なアイテムも存在した。
そんな中で野獣先輩はあるアイテムを探して次々とページを開く。
「カードを探しましょうか」
野獣先輩はデッキを強化するべく強いカードがカタログにあると思うとワクワクしているのだ。
ブレイドの二段階の強化変身は時間制限と新説シリーズは体力の消費と何れもデメリットを負っている。
仕方ないがその二つはどうあがいても無理だ。
ブレイドの二段階の強化変身は時間制限と新説シリーズは体力の消費と何れもデメリットを負っている。
仕方ないがその二つはどうあがいても無理だ。
ただし、マジェスペクターのデッキの強化は相性のいい強いカードさえ混ぜれば改善のしがいはある。
野獣先輩がデッキを八割も使いこなせているのは、マジェスペクターはペンデュラム要素があるけれど、一部を除いてペンデュラム効果がない変わったデッキ。
お陰で一部だけ存在するペンデュラム効果を覚えられたのもたった数枚だったからにすぎない。
その代わりに全体的に打点不足が懸念点。
それを補うにはマジェスペクター以外のカードを組み合わせれば足りない箇所をカバー出来る。
野獣先輩がデッキを八割も使いこなせているのは、マジェスペクターはペンデュラム要素があるけれど、一部を除いてペンデュラム効果がない変わったデッキ。
お陰で一部だけ存在するペンデュラム効果を覚えられたのもたった数枚だったからにすぎない。
その代わりに全体的に打点不足が懸念点。
それを補うにはマジェスペクター以外のカードを組み合わせれば足りない箇所をカバー出来る。
ところが隅々までカタログを見てもデュエルモンスターズらしきカードは一枚も存在しない。
色々なアイテムを売っていると言う黎斗の情報は嘘だったのかと思えて来た。
その疑問を魔導雑貨商人に怒りを含めてぶつける。
色々なアイテムを売っていると言う黎斗の情報は嘘だったのかと思えて来た。
その疑問を魔導雑貨商人に怒りを含めてぶつける。
「カタログにカードが一枚もないなんて頭にきますよ!!」
「さあ、アタシに言われましても。ない物は諦めて別の商品を買うのもありかと」
「さあ、アタシに言われましても。ない物は諦めて別の商品を買うのもありかと」
ここで怒りに任せて魔導雑貨商人を殺しては元も子もない。
貴重な武器商人を始末してしまえば自分は死活問題になる。
冷静になり、売っていない物はきっぱり諦める。
代わりに別の品物を買うことにする。
既に目を通して興味を引く商品を見つけた。
貴重な武器商人を始末してしまえば自分は死活問題になる。
冷静になり、売っていない物はきっぱり諦める。
代わりに別の品物を買うことにする。
既に目を通して興味を引く商品を見つけた。
「こ↑こ↓」
野獣先輩は商品の画像に指を指す。
それはピンク色に染めたバッグこととりよせバッグを示していた。
それはピンク色に染めたバッグこととりよせバッグを示していた。
「とりよせバッグで良いんですかい。対価になる支給品は何かい?」
「このいらない物だ」
「このいらない物だ」
野獣先輩が取り出したのは先ずは化粧品が入った風間大介のギターケース、まあまあ棒。
はっきり言って前者はハズレ中のハズレな支給品。
まあまあ棒も結局はデュムシュの様子を見ている限り、役に立たなかった。
故に売るのに何の躊躇もない。
はっきり言って前者はハズレ中のハズレな支給品。
まあまあ棒も結局はデュムシュの様子を見ている限り、役に立たなかった。
故に売るのに何の躊躇もない。
それだけでは足りないので追加で戒とみふゆの首輪とホームランバット、緑へものスタンガン、他者のデイパック一つ分の食料と水も引き渡す。
二つの首輪はともかく後者二つは普通の凶器。
使えないまでもないが、化け物揃いのこの場所では決定打にはならない。
結論から言うと良いアイテムを入手の為に前述同様に売るしかない。
二つの首輪はともかく後者二つは普通の凶器。
使えないまでもないが、化け物揃いのこの場所では決定打にはならない。
結論から言うと良いアイテムを入手の為に前述同様に売るしかない。
「条件としてはギリギリ容認しますけど、再確認するが本当にいいですかな?」
「好きにして、どうぞ」
「好きにして、どうぞ」
如何にか許可が降りたみたいだ。
不必要な物が多いのと首輪を二つ入手出来たのが大きいようだった。
それらがない場合はとりよせバッグの買い取りが出来なかっただろう。
不必要な物が多いのと首輪を二つ入手出来たのが大きいようだった。
それらがない場合はとりよせバッグの買い取りが出来なかっただろう。
「では、とりよせバッグのご注文を承りますぜ」
すると手渡した二つの首輪とホームランバット、緑へものスタンガン、風間大介のギターケース、まあまあ棒、照の分の食料と水が消えるように転送する。
直後に入れ替わりでとりよせバッグが送られて来た。
この手法でアイテムが手に入れられるのを理解する。
直後に入れ替わりでとりよせバッグが送られて来た。
この手法でアイテムが手に入れられるのを理解する。
「お望みのとりよせバッグでございます」
「いいすかぁ!?」
「いいすかぁ!?」
野獣先輩はそう言いながらもとりよせバッグを手に入れる。
説明文通りなら使い道はある。
説明文通りなら使い道はある。
アイテムの入手はこれ以上不可能。
次に魔導雑貨商人と遭遇するまでには最低でも首輪を六、七個くらいは回収する。
そうしないと強力な武器の入手が難しいからだ。
次に魔導雑貨商人と遭遇するまでには最低でも首輪を六、七個くらいは回収する。
そうしないと強力な武器の入手が難しいからだ。
アイテムを手に入れたからといっておいとまする訳ではない。
もう一つは遠野を殺害した人物の情報が欲しいからだ。
此処に来て真実を知れる機会が巡って来た。
参加者の位置情報なんて野獣先輩にとってはどうでもいい話だ。
下手人の名前さえ、記憶に留めればそれで良い。
自分の分を除く他者のデイパックにある食料と水をそれぞれ迷いなく消費する。
残しているドーナツが代わりにある故に充分である。
もう一つは遠野を殺害した人物の情報が欲しいからだ。
此処に来て真実を知れる機会が巡って来た。
参加者の位置情報なんて野獣先輩にとってはどうでもいい話だ。
下手人の名前さえ、記憶に留めればそれで良い。
自分の分を除く他者のデイパックにある食料と水をそれぞれ迷いなく消費する。
残しているドーナツが代わりにある故に充分である。
「顔写真などの情報を公開するには質の良い支給品または首輪を対価として売るのが当たり前ですぜ。食料と水の対価では名前だけの交換になりやす」
「それでも構わない」
「それでも構わない」
首輪や必要性を感じない支給品は先程、とりよせバッグの入手の代償で今は渡せる物がない。
顔写真などの全ての情報の入手は上質な支給品でないと不可能らしい。
したがって、他者の分の食料と水で引き渡して妥協する。
顔写真などの全ての情報の入手は上質な支給品でないと不可能らしい。
したがって、他者の分の食料と水で引き渡して妥協する。
「じゃあ、一度しか言わないんで聞いといてくださいよ。遠野を殺害した参加者はMNRですぜ」
「なんだよぉ…」
「なんだよぉ…」
下手人の名が判明したと同時に仇も討てない事実を理解してしまった。
なぜなら、そのMNRと言う奴は一回目の放送で呼ばれているのだから。
それを聞いて遠野を殺した者への復讐が叶わず仕舞いで終わり、複雑な気分になる。
なぜなら、そのMNRと言う奴は一回目の放送で呼ばれているのだから。
それを聞いて遠野を殺した者への復讐が叶わず仕舞いで終わり、複雑な気分になる。
「やっぱり僕は王道を往く」
だからと言って真実を知れたとしてもこのデスゲームから降りる気は毛頭ない。
MNRは遠野を殺して自分が殺し合いに乗る切っ掛けを作った奴だけど、遠野を生き返らせる方針を曲げない。
そのためにはどんな手段を使おうと最後の一人になり、願いを叶える。
野獣先輩は頬っぺたを両手で叩いて気持ちを切り替える。
MNRは遠野を殺して自分が殺し合いに乗る切っ掛けを作った奴だけど、遠野を生き返らせる方針を曲げない。
そのためにはどんな手段を使おうと最後の一人になり、願いを叶える。
野獣先輩は頬っぺたを両手で叩いて気持ちを切り替える。
「もう用がないのなら、これでおいとましやす。次に会えるのは運次第ということで」
そう言うと魔導雑貨商人は何処に消えて行った。
この場にいるのは野獣先輩のみ残された。
ユニコーンを召喚する前にすべき事がある。
可能な限り、あの死体を見ないよう後ろを振り返らない。
この場にいるのは野獣先輩のみ残された。
ユニコーンを召喚する前にすべき事がある。
可能な限り、あの死体を見ないよう後ろを振り返らない。
「補充しときますか」
それは、とりよせバッグを使用して戦力増強を決める。
カタログに書かれた説明書によればバッグの中に手を突っ込めば他の支給品を自分の物に出来るらしい。
ところが一度使用すると六時間の制限を受けるだけでなく、他者の手元にあるデイパックから盗みを働く行為も制限対象。
入手方法はデイパックが他者の手元から離れて放置された物と名前が分かっている物の二点しかない。
不満はあるが、こればかりは制限にしないと無法になりかねないので仕方ない面もある。
カタログに書かれた説明書によればバッグの中に手を突っ込めば他の支給品を自分の物に出来るらしい。
ところが一度使用すると六時間の制限を受けるだけでなく、他者の手元にあるデイパックから盗みを働く行為も制限対象。
入手方法はデイパックが他者の手元から離れて放置された物と名前が分かっている物の二点しかない。
不満はあるが、こればかりは制限にしないと無法になりかねないので仕方ない面もある。
早速、バッグの中に手を突っ込む。
ほぼ支給品の名前が分からず、適当に強い武器を当てるのを願う。
すると手から何かを掴む。
ほぼ支給品の名前が分からず、適当に強い武器を当てるのを願う。
すると手から何かを掴む。
「出しちゃっていいですか?(うん)」
バッグから出て来たのは一枚のカードだった。
そのイラストを見た途端に驚愕した。
そのイラストを見た途端に驚愕した。
「これは!!!???」
野獣先輩が驚愕するのも無理はない。
そのカードのデザインは病院での戦闘で自分が変身した西洋の飛竜と東洋の龍を兼ね備えた赤いモンスターそのものだからだ。
まさか自身が変身したモンスターがカード化していた事実に夢にも思わなかった。
しかしだ、自分の手元に引き寄せられたのは偶然か?否か?
そのカードのデザインは病院での戦闘で自分が変身した西洋の飛竜と東洋の龍を兼ね備えた赤いモンスターそのものだからだ。
まさか自身が変身したモンスターがカード化していた事実に夢にも思わなかった。
しかしだ、自分の手元に引き寄せられたのは偶然か?否か?
「そんなのどうでもいいや」
一々気にしてもキリがない。
確かに驚いたが、尾を引く程ではない。
考えても仕方ないのでそういう事象もあるということにしておこう。
確かに驚いたが、尾を引く程ではない。
考えても仕方ないのでそういう事象もあるということにしておこう。
取り敢えず新たな支給品を獲得したし、確認を行う。
ゲットしたカードをよく見るとデュエルモンスターズのカードであるのが分かる。
カード名はオシリスの天空竜と言うらしい。
もしかするとマジェスペクターのデッキに組み込みが可能かもしれない。
僅かな希望を抱き、カードのテキストを読む。
全て英語で書かれているけど、どういう訳か日本語を読んでいる感じだ。
そんな事はどうでもいいので、そしたら、カードの効果を把握して、気分が高揚する。
ゲットしたカードをよく見るとデュエルモンスターズのカードであるのが分かる。
カード名はオシリスの天空竜と言うらしい。
もしかするとマジェスペクターのデッキに組み込みが可能かもしれない。
僅かな希望を抱き、カードのテキストを読む。
全て英語で書かれているけど、どういう訳か日本語を読んでいる感じだ。
そんな事はどうでもいいので、そしたら、カードの効果を把握して、気分が高揚する。
「よっしゃーFOOっ↑」
どうやらオシリスの天空竜はマジェスペクターと相性がいい。
召喚するには三体のリリースが必要な重い制約だが、マジェスペクターはペンデュラムモンスター主体でリリースも難しくない。
さらにオシリスの天空竜の効果でマジェスペクターの色々な部分を補える有難いモンスターカードだ。
召喚するには三体のリリースが必要な重い制約だが、マジェスペクターはペンデュラムモンスター主体でリリースも難しくない。
さらにオシリスの天空竜の効果でマジェスペクターの色々な部分を補える有難いモンスターカードだ。
良いお宝を釣り上げた野獣先輩は汚い顔を晒しながら、直ぐにマジェスペクターのデッキにオシリスの天空竜を組み込む。
それ程までオシリスの天空竜は強力なカードなのが野獣先輩でさえ、見て取れる。
それでもまだ物足りないが多少のデッキの強化を図れたのは一歩前進したかもしれない。
それ程までオシリスの天空竜は強力なカードなのが野獣先輩でさえ、見て取れる。
それでもまだ物足りないが多少のデッキの強化を図れたのは一歩前進したかもしれない。
野獣先輩は知る由もないが、オシリスの天空竜は三幻神と呼ばれる神のカードの三つの内の一つである。
それともう一つ、野獣先輩は疎か全参加者にも知らない事実がある。
実を言うとこのデスゲームに三幻神のカードが存在するのはオシリスの天空竜とラーの翼神竜の二枚。
どういう訳かオベリスクの巨神兵は除外されてしまっている。
二枚の神カードを殺し合いの場に放り込んでオベリスクの巨神兵だけを外した案を出したのは檀黎斗である。
その謎は現時点では伏せておく。
ただし、一部だけ明かすなら、覇王ではない十代関連の縁のある品物と茅場はこれの真意に気付いているだけ言っておこう。
そして、都合がいいのか悪いのか心意でオベリスクの巨神兵が殺し合いの場に満を持して生み出されたので結果的に三枚の神のカードが出揃う。
それすらも黎斗の想定通りかもしれない。
それともう一つ、野獣先輩は疎か全参加者にも知らない事実がある。
実を言うとこのデスゲームに三幻神のカードが存在するのはオシリスの天空竜とラーの翼神竜の二枚。
どういう訳かオベリスクの巨神兵は除外されてしまっている。
二枚の神カードを殺し合いの場に放り込んでオベリスクの巨神兵だけを外した案を出したのは檀黎斗である。
その謎は現時点では伏せておく。
ただし、一部だけ明かすなら、覇王ではない十代関連の縁のある品物と茅場はこれの真意に気付いているだけ言っておこう。
そして、都合がいいのか悪いのか心意でオベリスクの巨神兵が殺し合いの場に満を持して生み出されたので結果的に三枚の神のカードが出揃う。
それすらも黎斗の想定通りかもしれない。
一先ず、やる事を終えた野獣先輩はマジェスペクター・ユニコーンを再び召喚して、とうにC-2とC-3の境界線を越えて駆けていた。
とりよせバッグが便利さのお陰でオシリスの天空竜と言う強力なカードが自分の物になった。
手数もほんの少しだけど、地道に増えている。
とりよせバッグが便利さのお陰でオシリスの天空竜と言う強力なカードが自分の物になった。
手数もほんの少しだけど、地道に増えている。
そういえばB-2とC-2の間には橋が設置された地点まで近づいているのを思い返す。
また分かれ道を選択しなければならないようだ。
とは言うものの橋を渡るか否かだけど。
また分かれ道を選択しなければならないようだ。
とは言うものの橋を渡るか否かだけど。
「いきますよぉ」
野獣先輩は川を沿いつつユニコーンの速度を上げる。
すると橋が見えて来る。
そのまま橋を渡るか?渡らないで西寄りに進むか?
どの方向に行くか野獣先輩は決断する。
すると橋が見えて来る。
そのまま橋を渡るか?渡らないで西寄りに進むか?
どの方向に行くか野獣先輩は決断する。
【B-2とC-2の境界線 橋付近 /一日目/午前】
【野獣先輩@真夏の夜の淫夢】
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、野獣先輩新説シリーズに対する若干の恐怖と使い続ける決意
[装備]:ブレイバックル+ラウズアブゾーバー@仮面ライダーブレイド
[道具]:基本支給品一式×5、デュエルディスク+デッキ(マジェスペクター)@遊戯王OCG+オシリスの天空竜@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、どこでもドア(四時間使用不可)@ドラえもん、青薔薇の剣@ソードアート・オンライン(アニメ版)、ステフの手作りドーナツ×12@ノーゲーム・ノーライフ(アニメ版)、とりよせバッグ(六時間使用不可)@ドラえもん
[思考・状況]
基本方針:勝ち残り遠野を生き返らせる。
0:橋を渡るか?否か?
1:殺りますねぇ!(尚も衰えぬ殺意)
2:あのメスガキ(ねむ)はかち合えばもう”五度目“はない。マジェスペクターで孤立させて、殺す
3:白コートの剣士(鋼牙)や厄介そうな参加者は悪評を流して同士討ちを狙う。
4:仮面ライダーブレイドの名を利用する。
5:デッキの力は状況によるが、同じデッキを持つ奴或いは最後の手段として使う。
6:首輪を多く回収する。
7:遠野を殺した奴は……死んだのか……
8:姿を変える(野獣先輩新説シリーズ)のは怖いけど、優勝するためには惜しまない
9:変な名前の奴らは実験体のニックネームですかね?
【備考】
※バトル淫夢みたいな戦闘力があります。
※野獣先輩新説シリーズで対象キャラへの変身や能力・技能の獲得が可能になりますが、新説シリーズを使う度に体力が消費されるようです。
参戦作品以外のキャラクター説は使用不可能に制限されています。
他にも天体説@現実など、殺し合いを破綻させるような説の使用も制限により禁止されています。
※遊戯王OCGのルールとマジェスペクターの回し方を大分把握しました。
更に経験を積めばデッキを十割程は使いこなして、成長するでしょう。
※仮面ライダーの強化フォームに変身する時に時間制限があります。
※青薔薇の剣の武装完全支配術と記憶完全術は相応に体力を消耗しますが野獣先輩は気付いていません。
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、野獣先輩新説シリーズに対する若干の恐怖と使い続ける決意
[装備]:ブレイバックル+ラウズアブゾーバー@仮面ライダーブレイド
[道具]:基本支給品一式×5、デュエルディスク+デッキ(マジェスペクター)@遊戯王OCG+オシリスの天空竜@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、どこでもドア(四時間使用不可)@ドラえもん、青薔薇の剣@ソードアート・オンライン(アニメ版)、ステフの手作りドーナツ×12@ノーゲーム・ノーライフ(アニメ版)、とりよせバッグ(六時間使用不可)@ドラえもん
[思考・状況]
基本方針:勝ち残り遠野を生き返らせる。
0:橋を渡るか?否か?
1:殺りますねぇ!(尚も衰えぬ殺意)
2:あのメスガキ(ねむ)はかち合えばもう”五度目“はない。マジェスペクターで孤立させて、殺す
3:白コートの剣士(鋼牙)や厄介そうな参加者は悪評を流して同士討ちを狙う。
4:仮面ライダーブレイドの名を利用する。
5:デッキの力は状況によるが、同じデッキを持つ奴或いは最後の手段として使う。
6:首輪を多く回収する。
7:遠野を殺した奴は……死んだのか……
8:姿を変える(野獣先輩新説シリーズ)のは怖いけど、優勝するためには惜しまない
9:変な名前の奴らは実験体のニックネームですかね?
【備考】
※バトル淫夢みたいな戦闘力があります。
※野獣先輩新説シリーズで対象キャラへの変身や能力・技能の獲得が可能になりますが、新説シリーズを使う度に体力が消費されるようです。
参戦作品以外のキャラクター説は使用不可能に制限されています。
他にも天体説@現実など、殺し合いを破綻させるような説の使用も制限により禁止されています。
※遊戯王OCGのルールとマジェスペクターの回し方を大分把握しました。
更に経験を積めばデッキを十割程は使いこなして、成長するでしょう。
※仮面ライダーの強化フォームに変身する時に時間制限があります。
※青薔薇の剣の武装完全支配術と記憶完全術は相応に体力を消耗しますが野獣先輩は気付いていません。
※百武照の遺体はC-3に放置されています。
『支給品紹介』
【オシリスの天空竜@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】
元は紅渡に支給。
三幻神と呼ばれる神のカードの三枚の内の一枚。
テキストは英語が読めない人でも誰でも扱えるようにかなり調整されている。
以下テキストの効果の要約
功X000 守 X000
元は紅渡に支給。
三幻神と呼ばれる神のカードの三枚の内の一枚。
テキストは英語が読めない人でも誰でも扱えるようにかなり調整されている。
以下テキストの効果の要約
功X000 守 X000
- 罠・モンスター効果を受けず、魔法カードの効果は1ターンのみ受け付ける。
- このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×1000になる。
- 相手フィールド上にモンスターが召喚・特殊召喚された時、そのモンスターが攻撃表示なら攻撃力を、守備表示なら守備力を2000ポイントダウンする。
- この効果によって攻撃力または守備力が0になったモンスターは破壊される。
【とりよせバッグ@ドラえもん】
魔導雑貨商人から入手。
どれだけ遠い場所でも取り寄せることが出来る。
本ロワでは一度使用すると六時間は使用不可。
また、盗みを働く行為も制限対象で他人の手元にない支給品と名前を分かっており、取り寄せる条件を満たせばそのまま狙った物の取り寄せが可能。
ただし、攻撃や妨害を受ける場合があるので注意。
魔導雑貨商人から入手。
どれだけ遠い場所でも取り寄せることが出来る。
本ロワでは一度使用すると六時間は使用不可。
また、盗みを働く行為も制限対象で他人の手元にない支給品と名前を分かっており、取り寄せる条件を満たせばそのまま狙った物の取り寄せが可能。
ただし、攻撃や妨害を受ける場合があるので注意。
| 110:橘ギャレンの困惑 | 投下順 | 112:魔戒戦記 ─Thread of fate(前編)─ |
| 時系列順 | 113:Linkage 聖騎士ジャンヌ | |
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