カードリスト > > 第4弾 > 蒼120_斎藤道三

武将名 さいとうどうさん 美濃の梟雄
斎藤道三 統一名称:斎藤道三
   生没年:不明~1556年

「支配し、消耗させ……
      そして征服する」

はじめ長井規秀と名乗る。美濃で頭角を現した父の跡を継ぎ、守護代斎藤氏の名籍を奪うと、敵対勢力を滅ぼして下剋上を果たす。
娘婿の織田信長の才を見抜き、のちの台頭を予見したという。嫡子・義龍と不和になり、兵を起こされ敗死した。
勢力
時代 戦国
レアリティ R
コスト 3.0
兵種 鉄砲隊
武力 8
知力 11
特技 防柵 防柵
計略 蛇神の牙城(かがちのがじょう) 【拠点】(発動すると弓攻撃を行う拠点が設置される。拠点は同時に複数設置できず、耐久力が0になると破壊される)
一定時間ごとに拠点から接触した敵の武力と知力を下げる波紋が発生する
必要士気 6
効果時間 一瞬
Illust. 三好載克
声優 中村悠一

計略内容
カテゴリ   士気   物件   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
拠点 6 拠点 - - - - 最大24.2c
耐久力-3.5%/2秒
自身の位置に、「最も近い敵部隊に武力5相当の弓攻撃をする拠点」を設置する
拠点の射程や挙動は弓兵に準ずるが相手に乱戦ダメージを与える事はできない
拠点から4.2c(10秒)ごとに「接触した敵部隊の武力と知力を下げる波紋」を発生する
波紋 -5 -5 - - 4.2c(固定時間) 波紋の射程は戦場中央から端ぐらい
発生から最大に到達するまで4.2c(10秒)
一度の発生による武力知力の低下は一度のみ
発生の違う波紋による武力知力の低下は重複する
拠点が壊れても発生している波紋は射程最大まで残り、低下も効果時間中続く
(最新Ver.2.5.0F)

調整履歴
修正Ver.   変更点 内容   備考  
Ver.2.5.0C 拠点の耐久力
-2.8%/2秒(最大持続時間 30c) → -4.2%/2秒(最大持続時間 20c)
-
Ver.2.5.0F 拠点の耐久力
-4.2%/2秒(最大持続時間 20c) → -3.5%/2秒(最大持続時間 24.2c)

所感
後世の創作だが『美濃の蝮(マムシ)』の異名で知られる男が英傑大戦に堂々参戦。
3コストにしては厳しい武力の代わりに、高知力と二重柵、そして非常に制圧力の高い計略を持つ鉄砲隊。

計略「蛇神の牙城」はVer.2.5.0の新要素である拠点計略。
拠点共通の自動弓攻撃に加え、一定時間ごとに発生させる波紋に触れた敵部隊の武力と知力をまとめて低下させてしまう。
設置された「拠点」は横カード1枚分、縦カード1枚弱の大きさ。
詳細は英傑大戦用語・通称集の「拠点」項目を参照。

低下値も並の号令ならほぼ相殺してしまうほどで、知力低下も相まって制圧力はかなりのもの。
波紋は計略自体ではなく計略により設置されたものによる効果であるため計略ステルスは無効で、拠点を壊しに行こうにも自前で設置する二重の柵がそれを阻む。
加えてその柵・武力低下・自動弓攻撃が抜群の相性を誇り、拠点付近ではほぼ常時相手を弱体化させながら1.5コスト相当の弓兵を味方に加えた状態で交戦可能。
首尾よく拠点に接触できたとしても、武力低下により与えるダメージが下がるため壊されにくいのも強み。
また波紋の妨害効果は重複し、武力低下の効果時間が波紋周期と同じに設定されているため、波紋に向かって進行すると二重に武力低下を受けるタイミングが存在する。
(逆もしかりで、波紋に沿って進行すると一時的に武力低下が切れる。)
拠点破壊に向かうとより武力低下が強くなる仕様により、破壊どころか戦闘すらままならない状態に追い込めることもしばしば。

波紋の到達範囲は戦場の横幅と同じで、戦場中央に設置するとほぼ戦場全域に武力低下を及ぼせる。
妨害陣形に似て効果が敵の知力に依存しないのも強み。
なおかつ陣形ではないため妨害陣形を重ねる、知力低下を活かして妨害計略を重ねる戦略も相性がよい。
拠点計略の中では必要士気が大きいものの、(敵に破壊されなければ)効果時間は十分に長くコストパフォーマンスは非常に大きい。
ただ、中盤以降常時拠点を立てておけるほど長い効果時間ではなく、メインとして使う場合は仕掛けどころを考える必要がある。
瞬間火力や突破力のある計略ではないため、どのように敵の城ゲージを奪うのかデッキ構築の段階から設計を組んでおいたほうがよいだろう。

解説
美濃守護・土岐氏を追い落として美濃の支配者となり、下剋上の体現者として知られる武将の一人。
かつては油商人から一代で戦国大名に成り上がったとされていたが、現在では油商人から武士となったのは父親で、美濃国主になるまでの経緯は父と道三の二代に渡って行われたものとされている。

(しゅう)を斬り 婿を殺すは 身のおわり 昔は長田(おさだ) 今は山城」
頼充を道三が毒殺したとして巷で詠まれた落首(らくしゅ)(詩歌形式の風刺)だが、信長公記で採り上げられている。
「主君や婿を殺すような荒業は身の破滅を招く。昔で言えば尾張の長田忠致、今なら美濃の斎藤山城守利政であろう」
上の句は「美濃・尾張」と「身の終わり」にかけたもの。
下の句の長田というのは、平安末期の武士・長田忠致のこと。
忠致は源義朝の家臣であったが、平治の乱で破れた義朝を家に迎えた後、平家からの恩賞に目がくらんで義朝を浴場で騙し討ちにし、その首を六波羅の平清盛の元に差し出した。


大戦シリーズにおいて
戦国大戦では老年期にあたる斎藤道三名義と青年期にあたる長井規秀名義の2枚が登場。今回はその中間にあたる壮年期か。
壮年期のためか、台詞は長井規秀名義のものを採用しているようだ。

台詞
台詞
開幕 いいだろう。今立っている場所に、お前を葬ってやる
└自軍に蒼008_織田信長 信長、まさかお前と足並みを揃える日が来るとはな
計略 (マムシ)のごとく、というやつだな
└絆武将 静かに……だが確実に、葬ってやろう。そう蝮のごとく、な
兵種アクション 食らえ
撤退 野望、潰えるか
復活 まだ終わりではない
伏兵 藪蛇だったな
攻城 下剋上、この手で成し遂げてみせよう
落城 支配し、消耗させ……そして征服する
贈り物① なんだ、やはり美濃は信長に取られたか。
それで今やつは……世界を?
贈り物② 俺のことを"美濃のマムシ"と呼んでいるそうだな。
誰が言ったか、中々愉快な通り名だ。
贈り物(お正月) この道三が再び国取りができる。そんな世を
祝ってやろうじゃないか。今度は一代でだ。
贈り物(バレンタインデー) こいつはなんだ。平安の……和歌を贈るようなものか?
だったら俺も返さねばならんな。
贈り物(ホワイトデー) 一度はすべてを捨てた身だ。残っているのは
この魂のみ。再び貴様と手に入れるのも悪くない。
贈り物(ハロウィン) 油売りをやれだと? それは親父殿の事だろう。
あっちへ行っていろ。
友好度上昇 -
寵臣 そんなに急いでどこへ行く。ああ、戦場だったな。よし、俺も行こう。


贈り物の特殊演出
対象武将玄092宇喜多直家
会話武将 台詞
蒼120斎藤道三 ”主を斬り 婿を殺すは 身のおわり
昔は長田 今は山城”……
玄092宇喜多直家 当時の落首の方がまだ可愛げがあった。
私もどれだけ悪行を盛られたことか。
玄092宇喜多直家 フハハ……その全てが嘘であるとも言わんが。
戦と謀を好む人の性は古来より変わらんな。
蒼120斎藤道三 今の俺とお前を見れば知れたことだろう。
蛇は竹筒に入れても直ぐにはならない、だ。


情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。

  • ここ見るまで気づかなかったけどそういえば長井規秀って三好さん絵だったな。リメイクイラストだったのか - 名無しさん (2024-10-11 12:50:03)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年03月05日 11:36