赤い風

赤い風(CharisoraWind)

ブレイブブレイドゴーストブレードとの死闘を繰り広げているさなか、聖剣カリソラの設計図がネット上に流出し、民間で秘密裏にカリソラが製造された。
カリソラが非公式に作られることはそれまでに数度あったのだが、強烈過ぎるソイリス汚染のためまともに扱える者が現れなかったこと、発見が非常に容易であったことなどからさしたる脅威となることはなかった。
しかしこの一件では完成した瞬間にソイリスを完全に受け流せるロストメモリーの加護を持つ人間が居合わせていたことによりカリソラの発動を許す結果となった。
すでにゴーストブレードの討伐で手一杯であったブレイブブレイドはこれを予知するまもなく一発目の発動で大損害を被り、その後一ヶ月にわたりカリソラが展開する炎が二つの大陸を焼け野原へと変えた。
結果ゴーストブレードはこの炎にのまれ消滅したが、ブレイブブレイドは一部の高位の聖剣士や射程外へのがれていた者などを除きほとんどが死傷。
この史上最大級の死傷者をもたらした脅威は当時のブレイブブレイドを束ねていたルナージュが急遽作成した聖剣スカイハイにより終止符が打たれた。
最終更新:2009年07月07日 15:50