フェイズドライブ(Phase drive)
ユハビィの芸術品の一つである「空間転移」の総称。
聖剣学の見地ですら発見できなかった亜空間の存在を認知した
ユハビィは
亜空間を潜り抜けることによる遠距離移動の手段を模索し始め、
まもなくして「術式の行使とマッハ1.5以上の速度」という案外単純な亜空間への到達方法を編み出す。
実験の結果、無人機による運行で人類はフェイズドライブ空間を一瞬だけ視認した。
しかし遠隔操縦の効かないフェイズドライブ空間においては機体を元の世界への出口へ導くことはほぼ不可能であり、座標を前もって指定したとしても途中で計器をやられて行方不明となってしまう。
議論の末生身の人間の投入が決定されたことから
ユグドラシル隊の結成と相成った。
最初の転移実験は成功したものの、数名がこのフェイズドライブ空間を直接目の当たりにした事により少しずつ精神を蝕まれて出口を見失い、8名のうち生還したのは2名だけだった。
この精神が起因する失敗は聖剣学や
機械学で克服する事は非常に困難であり、
聖剣学と機械学の闘争に追われていたことからやむなく「フェイズドライブに耐え切れる人間の養成」が展開された。
やがて、専用の設備または機体が扉を開いた瞬間にブーストを行うという方式が確立された。
元の世界の距離を詰める役割を持つフェイズドライブ空間は謎が多く、行方不明になった先で何を見るのかは誰にもわからない。
ユグドラシル隊の生還率99%という数字はあくまで戦闘におけるものであり、
フェイズドライブ空間での行方不明者を含めた全体的な死亡率は95%を推移している。
最終更新:2010年01月08日 12:08