ご注文はうさぎですか?? Wonderful party!とは、5pbより2016年3月3日に発売されたテレビアニメ『ご注文はうさぎですか??』を題材としたPlayStation Vita用ゲームソフトである。
ニコニコ大百科より引用
ニコニコ大百科より引用
○
「は!?いきなりバトロワなんてふざけんな!」
殺し合いに巻き込まれて参加者は激怒していた
大好きなごちうさのゲームを購入して、家で遊んでたら突如強烈な睡魔に襲われ、眠ってしまった。
そして起きたらこんな事になっていたのだから、激怒するのも無理がない。
大好きなごちうさのゲームを購入して、家で遊んでたら突如強烈な睡魔に襲われ、眠ってしまった。
そして起きたらこんな事になっていたのだから、激怒するのも無理がない。
しかし声を発した参加者はその後、怒り以上に困惑の感情が湧き出してくる。
「あれ、どうしてココアちゃんの声が……?」
自分の声の代わりにごちうさのキャラの声が聞こえて困惑を隠せない。
しかも何故かココアは自分の言いたいことを1字1句違わず、そのまま声に出しているのだ。
しかも何故かココアは自分の言いたいことを1字1句違わず、そのまま声に出しているのだ。
「幻聴でも聞こえてるのかな?俺」
なにがなんだかわからず、幻聴でも聞こえてるのかと思えてくる。
今までバカにしていたが、アルミホイルでも巻いた方がいいのかな?
そんな意味不明なことを考え、近くに水溜りがあることに気付く。
今までバカにしていたが、アルミホイルでも巻いた方がいいのかな?
そんな意味不明なことを考え、近くに水溜りがあることに気付く。
「ダンジョンだからこんな場所にも水溜まりが出来るのかな……?」
ゆっくりと水溜まりを見ると、そこには……
(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア!
衝撃の事実を知ってしまい、参加者は絶叫した。
水溜まりに映っているのは、いつもの見慣れた顔ではなく自分の好きな美少女キャラの姿。というかどう見てもココアだ。
水溜まりに映っているのは、いつもの見慣れた顔ではなく自分の好きな美少女キャラの姿。というかどう見てもココアだ。
つまりこの男はごちうさのゲームを購入してプレイした後、いつの間にかココアになっていたということになる。
「今明かされる衝撃の真実ゥ!……じゃないよ!!」
なにがなんだかわからず、困惑するあまり自分で自分を突っ込んでしまった。
デイバックを開けば嫌がらせみたいに「このゲームは君がココア君になって友人達と仲良く日々を過ごすゲームだ」というごちうさのゲームの有名な広告を印刷された紙が出てきた。
デイバックを開けば嫌がらせみたいに「このゲームは君がココア君になって友人達と仲良く日々を過ごすゲームだ」というごちうさのゲームの有名な広告を印刷された紙が出てきた。
ご丁寧にも支給品扱いではないらしいのだが、何かもう嫌がらせ以外のなんでもないとココアにされた参加者には思えてしまう。
「とりあえず、あの人のせいで俺は今こんな姿になってるんだね!」
わざわざこんな紙まで入れるのだから、主催が彼をココアに変えたのはほぼ間違いないだろう。
そもそもこの水溜まり自体がダンジョンという性質が生み出した偶然か、或いは主催が真実を突き付けるために用意したものなのか。それすらもわからない。
そもそもこの水溜まり自体がダンジョンという性質が生み出した偶然か、或いは主催が真実を突き付けるために用意したものなのか。それすらもわからない。
以降、ココアにされた彼のことは「ココア君」と表記する。
「いきなりバトロワに巻き込んで、こんな事するなんて酷いよ。絶対に許さないからね!」
……口ではそんなことを言いながら、ココア君は少しニヤけていた。
別に今まで女装趣味やそういう願望があったわけじゃない。
別に今まで女装趣味やそういう願望があったわけじゃない。
だが好きなキャラになるというのは、意外と悪くない気分だった。
自分がココアになった理屈はわからないが、きっといつか元に戻れるだろう。正直そんな楽観的な考えもある。
自分がココアになった理屈はわからないが、きっといつか元に戻れるだろう。正直そんな楽観的な考えもある。
この時のココア君はここがエロトラップダンジョンだということを完全に失念していた―――
「とりあえず支給品を確認しなきゃね!」
支給品。デスゲームモノでありがちな用語だから、ココア君はそれがどれだけ大事なものか理解している。
ちなみにココア君的に銃が大当たりだと思っている。現実に住んでいたから、魔法の杖とか変身道具とか、そういう類のモノが存在するとは思いもしない。
ちなみにココア君的に銃が大当たりだと思っている。現実に住んでいたから、魔法の杖とか変身道具とか、そういう類のモノが存在するとは思いもしない。
―――ヌメり
「ひゃあ!?」
何かがココア君の肌を触った。
ネバネバとした気持ち悪い感触は、生理的な嫌悪感すらある。
ネバネバとした気持ち悪い感触は、生理的な嫌悪感すらある。
ココア君が正体を確かめると、それは小さなスライムだった。
謎の装置から小さなスライムが次々と生み出されていく。
謎の装置から小さなスライムが次々と生み出されていく。
「うわああああ!こんなのどうしようもないよー!!」
ココア君は急いでその場から逃げようとするが、もう遅い。
スライムが全体にまとわりつき、彼の体を弄ぶ。
ココアの胸を、尻を、脚を……ありとあらゆる箇所を責め立てる。
スライムが全体にまとわりつき、彼の体を弄ぶ。
ココアの胸を、尻を、脚を……ありとあらゆる箇所を責め立てる。
「ひぅっ……」
今まで経験したこともない快感にココア君が嬌声をあげる。
意識しているわけではなく、むしろこんな声は出したくないのに自然と出てしまう。
意識しているわけではなく、むしろこんな声は出したくないのに自然と出てしまう。
(ココアちゃんの体を意味不明なスライムに辱められるなんて嫌だよ……っ!)
ココア君は抵抗しようと手足をバタバタさせるが、無数のスライムが張り付いて押し倒し、手足を拘束。抵抗する手段すらも封じられた。
そしてスライム達はココア君のパンツへ強引に潜り込もうとし―――
「あっ、おい待てぃ(江戸っ子)」
助太刀に現れた坊主頭の男の拳が、スライムを粉砕した。
「女の子に暴力はダメだゾ」
突然やってきた男をスライム達が一斉に睨み付ける。
スライムを一撃で粉砕した坊主頭の男は、彼らにとって危険人物だ。
スライムを一撃で粉砕した坊主頭の男は、彼らにとって危険人物だ。
まずは坊主頭を早急に始末してその後にゆっくりココア君を犯す。急ぐ必要はない。
スライム達は一斉に坊主頭に襲い掛かった。
スライム達は一斉に坊主頭に襲い掛かった。
「(空手の極意)見たけりゃ見せてやるよ」
坊主頭の正拳突きが、スライム達を瞬く間に粉砕していく。
パンッ!と響き渡る衝撃波がスライム達を消し飛ばしていく。
パンッ!と響き渡る衝撃波がスライム達を消し飛ばしていく。
「これが空手の基本にして極意。
────聖拳『月』だゾ」
────聖拳『月』だゾ」
彼がその言葉を口にする頃には、既にスライム達が全滅していた。
一体一体は弱いとはいえ、普通の人間には対処が難しい。しかし彼はそれをたった一人で為したのだ。
一体一体は弱いとはいえ、普通の人間には対処が難しい。しかし彼はそれをたった一人で為したのだ。
あまりにも圧倒的。
彼からは武人のような雰囲気すらも感じる。
彼からは武人のような雰囲気すらも感じる。
「すごい……。空手ってこんなことが出来るんだね!」
目をキラキラと輝かせるココア君に坊主頭の男はニッコリと微笑み、力強く返事をした。
「当たり前だよなぁ?」
○
はだけた服をちゃんと着直して、ココア君は坊主頭の男と自己紹介や情報交換をしていた。
坊主の男の名はMUR。ココア君はどこかで聞いた名前だと引っ掛かったが、思い出すことが出来ない。
坊主の男の名はMUR。ココア君はどこかで聞いた名前だと引っ掛かったが、思い出すことが出来ない。
ちなみにMURもMURという名前しか思い出せず、しかも何故かローマ字表記しかわからないらしい。
まるで頭おかしい池沼の言い訳みたいだが、ココア君はMURを信じることにした。
まるで頭おかしい池沼の言い訳みたいだが、ココア君はMURを信じることにした。
大きな理由としてMURが自分を助けてくれた恩人というのもあるが、もう一つ理由は存在する。
ココア君も自分の名前を思い出せないのだ。
思い出そうとしてもココア君という文字しか頭に浮かばない。
ココア君も自分の名前を思い出せないのだ。
思い出そうとしてもココア君という文字しか頭に浮かばない。
つまりMURと似たような状態になっている。
ココア君が正直に話すとMURは彼を疑うことなく信用してくれた。
ココア君が正直に話すとMURは彼を疑うことなく信用してくれた。
MURには野獣とKMRという二人の後輩やAKYSという頼れる師匠。そしてポッチャマというペットがいる。
どれも意味不明な名前で特に野獣なんて人名ですらないが、ココア君は自分やMURの名前の件があるのですんなりと受け入れた。
ちなみに全て聞いたことあるような名前だが、どういうわけか思い出せない。
ちなみに全て聞いたことあるような名前だが、どういうわけか思い出せない。
ココア君は自分の身に起こった災難を話したらMURは元々が男だということも含め一切疑うことなく同情してくれた。
普段から後輩二人の世話をしているだけあって面倒見が良いらしい。
普段から後輩二人の世話をしているだけあって面倒見が良いらしい。
「ココアライオン」
「えっ……(困惑)MURさん、急にどうしたの!?」
「そんな動物が何かに居たことを思い出しただけだゾ」
「えっ……(困惑)MURさん、急にどうしたの!?」
「そんな動物が何かに居たことを思い出しただけだゾ」
たまにこういう意味不明なことを言うから池沼に見えることもあるが、根は面倒見の良い優しい先輩である。
まあこういう愛嬌のある部分を含めて後輩から慕われているのだろう。
まあこういう愛嬌のある部分を含めて後輩から慕われているのだろう。
とりあえず一通り情報交換するとMURは移動することを提案してきた。
「あの機械、絶対また動くゾ」
スライムが次々と生み出されていた機械を指さしてMURが話す。
ココア君は心配のしすぎじゃないかと思ったが、先程のトラウマが脳裏を過りすぐに移動することに決めた。
ココア君は心配のしすぎじゃないかと思ったが、先程のトラウマが脳裏を過りすぐに移動することに決めた。
二人が去った後、暫くして機械が再び動き始める。
MURの判断は何も間違っていなかった。
いきなり池沼みたいなことを言い出すかと思えば、唐突に知将のように的を得た発言をすることもある。それがMURという不思議な男である。
MURの判断は何も間違っていなかった。
いきなり池沼みたいなことを言い出すかと思えば、唐突に知将のように的を得た発言をすることもある。それがMURという不思議な男である。
そしてココア君は何も気付いていないが、彼の言葉遣いが徐々にココアっぽくなっている。
まだ一人称などは保っているが、話し方が少しずつココアのようになってきている。
まだ一人称などは保っているが、話し方が少しずつココアのようになってきている。
彼がココアになったというのは、なにも声や見た目だけじゃない。
ココア君は無意識のうちにココアに侵食されているのだ。まるで呪いのように……。
ココア君は無意識のうちにココアに侵食されているのだ。まるで呪いのように……。
【ココア君@このゲームは君がココア君になって友人達と仲良く日々を過ごすゲームだ】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:帰りたい
1:MURさんについていくよ!
2:もうレイプされたくない
[備考]
メタ知識が制限されています。参戦作品に関しては、現状では「何となく名前に見覚えがある気がする」程度しか分かりません。
自分の名前が「ココア君」としか思い出せないです
徐々に人格が侵食され、ココアに近付いてしまいます。現段階では言葉遣いがココアっぽくなっています。一人称などはまだ変わっていません
もしかしたら侵食を食い止める方法があるかもしれません
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:帰りたい
1:MURさんについていくよ!
2:もうレイプされたくない
[備考]
メタ知識が制限されています。参戦作品に関しては、現状では「何となく名前に見覚えがある気がする」程度しか分かりません。
自分の名前が「ココア君」としか思い出せないです
徐々に人格が侵食され、ココアに近付いてしまいます。現段階では言葉遣いがココアっぽくなっています。一人称などはまだ変わっていません
もしかしたら侵食を食い止める方法があるかもしれません
【MUR@真夏の夜の淫夢】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:打倒主催。当たり前だよなぁ?
1:ココア君を守るゾ
2:野獣達仲間と合流したいゾ~
[備考]
自分の名前が「MUR」というローマ字表記でしか思い出せないです
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:打倒主催。当たり前だよなぁ?
1:ココア君を守るゾ
2:野獣達仲間と合流したいゾ~
[備考]
自分の名前が「MUR」というローマ字表記でしか思い出せないです
『エロトラップ紹介』 【スライム増殖炉@遊戯王OCG】
この装置が置いてあるエリアに誰かが踏み込んだ瞬間に作動する。小さなスライムを次々と生み出して性的に襲う。
ただし一度に生み出せる数には上限があり、全て破壊されると一定時間は機能が停止する。スライムは数こそ多いが一体一体は弱い
この装置が置いてあるエリアに誰かが踏み込んだ瞬間に作動する。小さなスライムを次々と生み出して性的に襲う。
ただし一度に生み出せる数には上限があり、全て破壊されると一定時間は機能が停止する。スライムは数こそ多いが一体一体は弱い