参加者の一人である青髪の少女が、ただ怯えている。
彼女の名前はさやかちゃん。とある小学校のクラスのマドンナである。
彼女の名前はさやかちゃん。とある小学校のクラスのマドンナである。
さやかちゃんはこの殺し合いに呼ばれる直前、好意を抱いているクラスメイト、天野河リュウセイが苦悩する姿を見て戦いを止めようとした。
しかし彼女の言葉を受けたリュウセイは逆に闘志を燃やし、戦場へと向かっていってしまった。
それを見送った直後、彼女はこの殺し合いに巻き込まれたのだ。
しかし彼女の言葉を受けたリュウセイは逆に闘志を燃やし、戦場へと向かっていってしまった。
それを見送った直後、彼女はこの殺し合いに巻き込まれたのだ。
とりあえず辺りを警戒し、辺りを見回しながら進むさやかちゃん。
その様はとても隙だらけで、仮に何の訓練を積んでいなかったとしても、彼女より少しでも年上ならよほどの老人でもない限り勝てるだろう、と思わせる有様だった。
ここで戦い慣れしていて、殺し合いに乗っていない誰かと遭遇すれば、彼女にも生きる目はあっただろう。
だが現実は――
その様はとても隙だらけで、仮に何の訓練を積んでいなかったとしても、彼女より少しでも年上ならよほどの老人でもない限り勝てるだろう、と思わせる有様だった。
ここで戦い慣れしていて、殺し合いに乗っていない誰かと遭遇すれば、彼女にも生きる目はあっただろう。
だが現実は――
グサ
「……え?」
さやかちゃんは背中から槍で心臓を一突きにされ、酷くあっさりとこの世を去った。
【さやかちゃん@人造昆虫カブトボーグV×V 死亡】
◆
「ま、エロトラップって奴に引っかかるよりはマシだろ。悪く思うなよ」
亡くなったさやかちゃんのデイバッグを回収しつつ、下手人である赤髪の少女が言葉を零す。
彼女の名前は佐倉杏子。キュゥべえと契約した魔法少女であり、殺し合いに乗った参加者の一人である。
彼女が殺し合いに乗った理由は一つ、生きる為だ。
彼女の名前は佐倉杏子。キュゥべえと契約した魔法少女であり、殺し合いに乗った参加者の一人である。
彼女が殺し合いに乗った理由は一つ、生きる為だ。
杏子はそうやって生きてきた。
昔は他人の為、世界の為に戦っていた時期もあった。
だが彼女の純粋な願いは、彼女の家族を壊し、彼女を残して一家心中にまで追い込んでしまった。
その日から、彼女は自分の為だけに生きるようにした。
そうすれば、何が起きても自分のせい。後悔なんてあるわけない。
大抵のことは背負えるはず。
昔は他人の為、世界の為に戦っていた時期もあった。
だが彼女の純粋な願いは、彼女の家族を壊し、彼女を残して一家心中にまで追い込んでしまった。
その日から、彼女は自分の為だけに生きるようにした。
そうすれば、何が起きても自分のせい。後悔なんてあるわけない。
大抵のことは背負えるはず。
ソウルジェムを濁らせない為に、魔女を倒しグリーフシードを手に入れ続ける日々。
弱いものが餌になり、強いものがそれを食う食物連鎖。
そう――
弱いものが餌になり、強いものがそれを食う食物連鎖。
そう――
「何もかわりゃしねえんだよ」
杏子にとって、今までの人生とこれからの殺し合いは何も変わらない。
殺し合いの主催者という強者に命を握られた以上、逆らうなんて馬鹿な真似はしない。
もし殺し合いに抗う方に勝ちの目があるなら、そっちに乗り換えることもあるかもしれない。
だが少なくとも今は、素直に従って殺し続ける。
殺し合いの主催者という強者に命を握られた以上、逆らうなんて馬鹿な真似はしない。
もし殺し合いに抗う方に勝ちの目があるなら、そっちに乗り換えることもあるかもしれない。
だが少なくとも今は、素直に従って殺し続ける。
躊躇いなんて、あるわけない。
【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:健康、魔法少女に変身中
[装備]:ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3、さやかちゃんのデイバッグ(基本支給品、ランダム支給品1〜3)
[思考・状況]基本方針:生存優先
1:今は適当に参加者を探して殺す
2:エロトラップには引っかかりたくない
[備考]
参戦時期はTV版6話終了後です。
[状態]:健康、魔法少女に変身中
[装備]:ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3、さやかちゃんのデイバッグ(基本支給品、ランダム支給品1〜3)
[思考・状況]基本方針:生存優先
1:今は適当に参加者を探して殺す
2:エロトラップには引っかかりたくない
[備考]
参戦時期はTV版6話終了後です。