浮遊大陸のとある片隅で……
「ヘヘッ。先生方、来ましたぜ?『獲物』になりそうな参加者(カモ)が!」
(二人連れ……若い男と女……デイバック以外は持っていない)
「なるほど……最初の『生贄』としては悪くないな」
(それなら俺が……)
「……おぉっと!あのくらい、俺だけで十分でさぁ。ま、見ててくださいなぁ〜……っと♪」
『……ギギギギィ』
***
「す、すいません京太郎さん……私の荷物まで持ってもらって……」
「なぁ〜に、気にすることないよテルちゃん。カバンを二つ持つくらい、何でもないさ」
「なぁ〜に、気にすることないよテルちゃん。カバンを二つ持つくらい、何でもないさ」
月明りに照らされたほの暗い夜道を、黒縁眼鏡とセーラー服を身に着けた黒髪の少女……紅葉山テルと、
20代前半くらいの細身の青年……鏡京太郎の二人が連れ立って歩いていた。
20代前半くらいの細身の青年……鏡京太郎の二人が連れ立って歩いていた。
この会場に送られてすぐに、テルと京太郎は出会った。
元々人見知りが激しい恥ずかしがり屋であるテルは、
ここが『殺し合い』の場だということと相手が自分より年上の男性という事も手伝って、
最初は警戒……というか、挙動不審気味ではあったが、
京太郎自身の人柄と殺し合いに乗るつもりは無いスタンスからすぐに打ち解け、行動を共にすることになったのである。
ここが『殺し合い』の場だということと相手が自分より年上の男性という事も手伝って、
最初は警戒……というか、挙動不審気味ではあったが、
京太郎自身の人柄と殺し合いに乗るつもりは無いスタンスからすぐに打ち解け、行動を共にすることになったのである。
薄暗い夜道を二人はおっかなびっくり歩いていく。
「……?」
「……うぷっ」
「……うぷっ」
その時、京太郎の足が止まり、京太郎の背後についていたテルは京太郎の背中にぶつかってしまった。
「き、京太郎さん?ど、どうかしたんですか?」
「いや……何か、誰かに見られている気が……」
「いや……何か、誰かに見られている気が……」
京太郎が周囲を見渡していると、突如ズシン、ズシンという地響きのような音が響き渡り始めた
「えっ?えっ?な、なななななんですか?」
「こ、これは……!?」
「こ、これは……!?」
突然の事態にテルは慌てふためき、京太郎は厳めしい表情を浮かべる……。
その時、二人の頭上に『巨大な影』が現れた。
その時、二人の頭上に『巨大な影』が現れた。
『……えっ?』
京太郎とテルが頭上に顔を向けると……
『ギギギギィ!!』
……なんと、骸骨のような頭部から巨大な鎌を生やした身長20m近い大きさの巨大ロボットが、二人を見下ろしていたのだ!
『ギギギギィ!』
ロボットは骸骨のような頭部から生えた巨大な鎌の1本を手に持つと、二人に向けて大きく大きく振り下ろさんとする。
「テルちゃ「京太郎さん下がってください!」えっ?」
京太郎の前に出たテルは、両手首にはめた腕輪をカンカンと2回打ち鳴らした。
するとどうだろう……テルの姿は一瞬にして、
フード付きの白いボディスーツとマント、目元を覆うマスクを身に着けた白い髪の少女へと変化する。
するとどうだろう……テルの姿は一瞬にして、
フード付きの白いボディスーツとマント、目元を覆うマスクを身に着けた白い髪の少女へと変化する。
これこそ、紅葉山テルのもう一つの姿。
日本を守る若きヒーロー『シャイ』である!
日本を守る若きヒーロー『シャイ』である!
「て、テルちゃん……君は!?」
「ここは私に任せてください!」
「ここは私に任せてください!」
『ギギギギィ!』
テルの突然の変身に京太郎は目を丸くするが、
巨大ロボットはそんな事をお構いなしに手にした巨大鎌を二人に振り下ろした。
巨大ロボットはそんな事をお構いなしに手にした巨大鎌を二人に振り下ろした。
「てぇ〜い!!」
テルは……シャイは巨大ロボットの振り下ろした巨大な鎌をその小柄な体の全身を使って受け止める。
「こぉん……のぉ!」
『ギギギギィ!』
『ギギギギィ!』
巨大ロボットの鎌を受け止めたシャイはその巨大鎌を押し返そうと力を籠めるが、
一方の巨大ロボットはシャイの反撃を意に返さず、巨大鎌でシャイを潰しにかかる。
一方の巨大ロボットはシャイの反撃を意に返さず、巨大鎌でシャイを潰しにかかる。
「……」
京太郎はシャイと巨大ロボットとの戦いを傍らで呆然と見ていたが……
その時、巨大ロボットの鎌の刃が月の光を反射してキラリと輝いたのを見逃さなかった。
その時、巨大ロボットの鎌の刃が月の光を反射してキラリと輝いたのを見逃さなかった。
「!」
それを見て、京太郎はポーズをとりながら叫んだ。
「ミラー・スパーク!!」
次の瞬間、京太郎の体は光となって巨大ロボットの鎌に飛びこび、次の瞬間……
「……デヤッ!!」
鎌の刃から、銀色を基調に緑と黄色のアクセントを施した戦士が飛び出してきた。
これこそ、二次元人と地球人のハーフである鏡京太郎のもう一つの姿、『ミラーマン』である!
これこそ、二次元人と地球人のハーフである鏡京太郎のもう一つの姿、『ミラーマン』である!
「きょ、京太郎さん!?そ、その姿は……」
「話は後だテルちゃん!まずは、こいつを倒そう!!」
「は……はいっ!!」
「話は後だテルちゃん!まずは、こいつを倒そう!!」
「は……はいっ!!」
ミラーマンからの言葉を受け、シャイは巨大ロボットの鎌を受け止める自身の体に一層の力を籠め……
「ウオリヤアアアアアア!!!」
……ついに、巨大鎌を巨大ロボットごと押し返したのだ!
『ギ、ギギギィ!?』
自分よりも遥かに小さいシャイに押し返され、巨大ロボットの体が大きくよろめく。
「ミラーナイフ!」
そこへ、ミラーマンが巨大ロボットに向けて手刀を構え、白い楔型の光線を放つ。
光線は巨大ロボットの胴体に命中し、爆発を起こしたのだ。
光線は巨大ロボットの胴体に命中し、爆発を起こしたのだ。
『ギギギギィ!?』
「よしっ!喰らe……」
シャイが爆発に驚いた巨大ロボットに向けて両手から炎を放とうと……した時だった。
キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!
「……うわぁああああああああ!!!」
突然、シャイの頭部を激しい頭痛が襲いかかった。
いや、それは『頭痛』などという生易しいもの等ではない。
脳髄を無理やり握りつぶされるような、精神その物を切り刻まれるような。
脳髄を無理やり握りつぶされるような、精神その物を切り刻まれるような。
形容する言葉も分からない程の激しい苦痛が、シャイの頭部を襲ったのだ。
「て、テルちゃん!大丈夫か!?」
突然頭を抱えて苦しみだしたシャイに、ミラーマンの注意が向いた時だった。
突然、巨大ロボットの背後から『何か』がミサイルのように発射され、ミラーマンに襲い掛かったのだ。
「……デヤッ!?」
突然の攻撃にミラーマンは反応する事もできず、砂ぼこりを上げながら地面に叩きつけられた。
「……全く。『一人で十分』と言っておきながら、この様か?」
「そ、そんな事言ったって……まさか変身するなんて思わなくて……」
「ガアァッ!!」
「そ、そんな事言ったって……まさか変身するなんて思わなくて……」
「ガアァッ!!」
巨大ロボットの背後から話し声が聞こえてきた。
ミラーマンが顔を向けると、巨大ロボットの足下に三つの人影の姿があった。
一人は、全身をマントに包んだネズミのような顔をした男。
もう一人は、中華風の青い鎧のような服を身に纏い、両腕にそれぞれ5個ずつ、合計10個の腕輪を装着している30〜40代程のアジア系の男。
そして最後の一人……いや、1頭は、全身を黒い剛毛で包み、2本足で直立した身長2m近いゴリラだ。
「お、お前たちは……?」
「……フン」
「……フン」
青い鎧の男はミラーマンの問いかけに答えることなく鼻を鳴らすと、
ミラーマンに向けて右腕を向ける。
ミラーマンに向けて右腕を向ける。
すると、鎧の男の腕に装着されていた5個の腕輪がミサイルのように発射されて、
ミラーマンに向かって飛んで行った。
ミラーマンに向かって飛んで行った。
「!?ディフェンス・ミラー!」
慌ててミラーマンが空中をなぞるように手を振ると、
一瞬にして光の壁が出現して5個の腕輪を受け止める。
一瞬にして光の壁が出現して5個の腕輪を受け止める。
「……」
しかし、鎧の男は慌てることも騒ぐこともなく、ミラーマンに向けて静かに左腕を向け、
左腕に装着されている腕輪を5個全て発射した。
左腕に装着されている腕輪を5個全て発射した。
「で……デヤアアアッ!!?」
流石のミラーマンのバリアも10個全ての腕輪の同時攻撃には敵わず、
地面がえぐられる程の勢いで吹き飛ばされてしまったのだ。
地面がえぐられる程の勢いで吹き飛ばされてしまったのだ。
「あああああああああ……」
「で、デヤ……」
「で、デヤ……」
シャイは頭を抱えたまま大きく目を見開いて涙とヨダレを垂れ流し、
ミラーマンは銀色の体を土まみれにして地面に横たわっていた。
ミラーマンは銀色の体を土まみれにして地面に横たわっていた。
「……」
10個の腕輪を両腕に再装着した青い鎧の男は、
満身創痍な状態のミラーマンとシャイをまるで屠殺場の豚を見るような目で眺めていた。
満身創痍な状態のミラーマンとシャイをまるで屠殺場の豚を見るような目で眺めていた。
「グルルルルッ!」
「ヘヘヘッ」
「ヘヘヘッ」
その背後で、ゴリラは歯と歯茎を剥き出しにして威嚇し、
ネズミのような顔の男は勝ち誇るような笑みを浮かべていた。
ネズミのような顔の男は勝ち誇るような笑みを浮かべていた。
そして、青い鎧の男が二人にトドメを刺そうと両手を構えた……その時だった。
ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!
『ギギギギィ!!!』
『!?』
突然、青い弾丸のような『なにか」が巨大ロボットにぶつかり、巨大ロボットは土煙を上げながら地面に倒れ込んでしまったのだ!
これには3人……もとい、2人と1頭も目を見開く。
そして……
2人と1頭が気を取られている隙に、
『何者か』がミラーマンとシャイを連れて『飛び去って』行ったのだった。
『何者か』がミラーマンとシャイを連れて『飛び去って』行ったのだった。
***
ミラーマンとシャイが姿を消した後。
「あれまぁ〜?逃げられちまいましたぜ?どうします?」
「……構わん、放っておけ。後でまた会ったら、その時トドメをさせば良いだけだ」
「……構わん、放っておけ。後でまた会ったら、その時トドメをさせば良いだけだ」
ネズミのような男……ネズミ男からの問いかけに、
青い鎧の男……シュー・ウェンウーは興味なさげな返答をする。
青い鎧の男……シュー・ウェンウーは興味なさげな返答をする。
「いやぁ〜……にしても、先生方以外にも妙な力を持った力を持った参加者がいるとは……驚きましたぜ」
ネズミ男は関心するように呟くと、
地面に倒れた巨大ロボット……自身の支給品である『機械獣ガラダK7』に目を向ける。
地面に倒れた巨大ロボット……自身の支給品である『機械獣ガラダK7』に目を向ける。
『ギギギギィ』
スーパー鋼鉄製のガラダK7の胸部は、まるで追突事故を起こした自動車のように凹みができていた。
「確かにな……。だが、『超人的な参加者がいる』という事実、そしてこの会場や配置されたNPCの存在は
あの主催の男の力が本物だという物的証拠でもある」
あの主催の男の力が本物だという物的証拠でもある」
ウェンウーは自身の掌に目を向ける。
「家畜のように首輪を嵌められ、殺し合いを強制されるというのは正直不本意ではあるが……
優勝すれば『どんな願いも叶える』というのであれば目を瞑ろう」
優勝すれば『どんな願いも叶える』というのであれば目を瞑ろう」
ウェンウーは拳を固く握りしめ、この場における誓いを立てる。
「優勝し、我が妻を冥府より連れ戻す!そのためならば、私は神仏すらも殺してみせよう!!」
硬い誓いを決めるウェンウーに、ねずみ男は手をすり合わせながら近寄る。
「あの〜?それで、ワタクシとのお約束の方は……?」
「……分かっている。副賞の賞金20億円は全てお前にやろう。私は『金』など腐る程持っているからな」
「ありやっさーす!!」
「それにしても……例え死んでも簡単に蘇る手段や方法を持っているとは……『妖怪』というのは随分と便利な存在なのだな?」
「いやぁ〜♪それほどでもぉ〜?」
「……分かっている。副賞の賞金20億円は全てお前にやろう。私は『金』など腐る程持っているからな」
「ありやっさーす!!」
「それにしても……例え死んでも簡単に蘇る手段や方法を持っているとは……『妖怪』というのは随分と便利な存在なのだな?」
「いやぁ〜♪それほどでもぉ〜?」
ウェンウーの皮肉交じりな言葉に、ネズミ男は照れ笑いを漏らしたのだった。
(……それで?これからどうする?)
そこへ、それまで黙っていたゴリラ……グロッドがテレパシーを使って今後の方針を聞いてきた。
「……一先ずは場所を移動しよう。これだけ大騒ぎしたんだ。NPCや他の参加者が集まってくるかもしれん。
全員殺すとしても、多勢に無勢では逆にやられてしまうからな」
(……了解だ)
「ほらガラ公!さっさと起きろって!」
『ギギギギィ』
全員殺すとしても、多勢に無勢では逆にやられてしまうからな」
(……了解だ)
「ほらガラ公!さっさと起きろって!」
『ギギギギィ』
……かくして2人と1頭、そして1体は夜の闇へと消えていったのだった。
【シュー・ウェンウー@マーベル・シネマティック・ユニバース】
[状態]:健康
[装備]:10個のリング@マーベル・シネマティック・ユニバース
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]
基本:優勝し、死んだ妻を蘇らせる
1:ネズミ男、グロッドと行動する
2:とりあえず、場所を移動する
3:アベンジャーズなどのヒーローがいたとしても、返り討ちにする
4:もし、子供たち(シャン・チーとシャーリン)いたならば……
[備考]
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』本編開始前からの参戦
[状態]:健康
[装備]:10個のリング@マーベル・シネマティック・ユニバース
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]
基本:優勝し、死んだ妻を蘇らせる
1:ネズミ男、グロッドと行動する
2:とりあえず、場所を移動する
3:アベンジャーズなどのヒーローがいたとしても、返り討ちにする
4:もし、子供たち(シャン・チーとシャーリン)いたならば……
[備考]
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』本編開始前からの参戦
【ネズミ男@ゲゲゲの鬼太郎】
[状態]:健康
[装備]:ガラダK7@マジンガーZ(ダメージ・中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]
基本:強そうな参加者に従って、賞金20億円を手に入れる
1:先生方(ウェンウー、グロッド)と行動する
2:もし死んでも、恐山の妖怪病院で生き返らせてもらおう
3:もし鬼太郎がいたら……いつもみたいに寝返ろうかな?
[備考]
アニメ第4期(90年代版)からの参戦。
『もし死んでも、恐山の妖怪病院で生き返らせてもらおう』と思っているので、
生死よりも目先の金を優先しています。
[状態]:健康
[装備]:ガラダK7@マジンガーZ(ダメージ・中)
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]
基本:強そうな参加者に従って、賞金20億円を手に入れる
1:先生方(ウェンウー、グロッド)と行動する
2:もし死んでも、恐山の妖怪病院で生き返らせてもらおう
3:もし鬼太郎がいたら……いつもみたいに寝返ろうかな?
[備考]
アニメ第4期(90年代版)からの参戦。
『もし死んでも、恐山の妖怪病院で生き返らせてもらおう』と思っているので、
生死よりも目先の金を優先しています。
【グロッド@THE FLASH/フラッシュ(ドラマ版)】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:セントラルシティに帰る
1:ウェンウー、ネズミ男と行動する
2:ある程度参加者が減ったら、ウェンウーを倒す
3:もしフラッシュ(バリー・アレン)がいたら、殺す
[備考]
ファーストシーズン終了後、セカンドシーズン開始前からの参戦。
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:セントラルシティに帰る
1:ウェンウー、ネズミ男と行動する
2:ある程度参加者が減ったら、ウェンウーを倒す
3:もしフラッシュ(バリー・アレン)がいたら、殺す
[備考]
ファーストシーズン終了後、セカンドシーズン開始前からの参戦。
[支給品紹介]
【10個のリング@マーベル・シネマティック・ユニバース】
シュー・ウェンウーの愛用武器であり、ウェンウーが首領を務める秘密結社『テン・リングス』の名前の由来となったアイテム。
正体不明の技術で作られた10個1組の腕輪で、所持者に莫大な戦闘能力と不老長寿を与える。
ウェンウーは1000年前にこの腕輪を入手して以来、妻イン・リーと結婚し死別するまでの一時期を除き、
肌身離さず両腕に装着している。
シュー・ウェンウーの愛用武器であり、ウェンウーが首領を務める秘密結社『テン・リングス』の名前の由来となったアイテム。
正体不明の技術で作られた10個1組の腕輪で、所持者に莫大な戦闘能力と不老長寿を与える。
ウェンウーは1000年前にこの腕輪を入手して以来、妻イン・リーと結婚し死別するまでの一時期を除き、
肌身離さず両腕に装着している。
【ガラダK7@マジンガーZ】
ネズミ男に支給。
世界征服を企む悪の天才科学者『ドクター・ヘル』が開発したロボット兵器『機械獣』の一体。
身長18m・体重200t。
死神を思わせる外見をしており、主な武器は頭部に備えられている2本の鎌と両目から発射するミサイル。
ダブラスM2と共にマジンガーZ第1話・第2話に登場し、マジンガーZと最初に戦った記念すべき機械獣。
ネズミ男に支給。
世界征服を企む悪の天才科学者『ドクター・ヘル』が開発したロボット兵器『機械獣』の一体。
身長18m・体重200t。
死神を思わせる外見をしており、主な武器は頭部に備えられている2本の鎌と両目から発射するミサイル。
ダブラスM2と共にマジンガーZ第1話・第2話に登場し、マジンガーZと最初に戦った記念すべき機械獣。
***
一方その頃……
「う、うぅ……あれっ?」
気が付くとシャイは、空を高速で飛行していた。
「えっ?私飛んで……」
「騒ぐな!落ちるぞ!」
「えっ?」
「騒ぐな!落ちるぞ!」
「えっ?」
突然知らない男性の声が聞こえたので、振り向くと……
「……落ちたいならそう言え。どこに落ちたい?」
……そこには赤い服と黄色いマフラーを身に着けた鳥の嘴のような鼻をした白人男性の顔があった。
どうやら今、シャイはそのクチバシのような鼻をした男性に抱きかかえられた状態で空を飛んでいるようだった。
どうやら今、シャイはそのクチバシのような鼻をした男性に抱きかかえられた状態で空を飛んでいるようだった。
「あ、あの……え〜っと……」
『見知らぬ男性に抱きかかえられている』という事実にシャイは顔を赤く染めるが、
そこであることに気が付いた。
そこであることに気が付いた。
「……あっ!き、京太郎さん!京太郎さんは!?」
そう、自分と一緒にいたミラーマンこと鏡京太郎は無事なのか?
シャイの頭の中はその事でいっぱいになった。
シャイの頭の中はその事でいっぱいになった。
「……心配はいらない」
「……えっ?」
「……えっ?」
その時、また別の男性の声が聞こえてきた。
声のした方に顔を向けると……
「……お友達は無事だよ」
そこには、胸部に大きく『S』と書かれた青いボディスーツを着用し、
背中には赤いマントを装着した白人男性が、クチバシのような鼻をした男性と並行する形で空中を飛行していた。
そして……
背中には赤いマントを装着した白人男性が、クチバシのような鼻をした男性と並行する形で空中を飛行していた。
そして……
「!き、京太郎さん!!」
……鏡京太郎のもう一つの姿・ミラーマンが、そのマントの男性に抱えられていたのだ。
ミラーマンはマントの男性に抱えられた状態で顔を項垂れてグッタリとしていた。
ミラーマンはマントの男性に抱えられた状態で顔を項垂れてグッタリとしていた。
「京太郎さん?京太郎さん!?」
シャイに呼びかけられても、ミラーマンは何の反応も返さない。
シャイの脳内に最悪な事態が過った。しかし……
シャイの脳内に最悪な事態が過った。しかし……
「大丈夫、気を失っているだけだよ。しばらく休ませれば、目覚めるはずだ」
「そ、そうですか……?良かったぁ……」
「そ、そうですか……?良かったぁ……」
マントの男性の言葉に、シャイは安堵のため息を漏らした。
そこでシャイは、まだ二人に自己紹介をしていない事に気が付いた。
そこでシャイは、まだ二人に自己紹介をしていない事に気が付いた。
「えっと……私は日本でヒーローをやっています『シャイ』です。あの、あなた方は……?」
「……俺は『002』だ」
「……俺は『002』だ」
シャイの自己紹介を受け、まず、シャイを抱えている男性……002が名乗る。
「ぜ、002?」
「番号で呼ぶなら、な」
「……僕はスーパーマン」
「番号で呼ぶなら、な」
「……僕はスーパーマン」
続いて、ミラーマンを抱えているマントの男性……スーパーマンが自己紹介した。
「アメリカのメトロポリスって街でヒーローをやっているんだ。よろしく」
「……えっ?」
「……えっ?」
スーパーマンの『アメリカでヒーローをやっている』という言葉に、シャイは違和感を感じた。
「あの、すいません……確か、アメリカ担当のヒーローは『センチュリー』って名前だったと思うんですが……?」
「……『センチュリー』?聞いたことがないな……?」
「……『センチュリー』?聞いたことがないな……?」
シャイの問いかけに、今度はスーパーマンが首を傾げた。
「……まぁとりあえず、詳しい話は後にしよう。今はどこか比較的安全な所を探そうか」
【紅葉山輝(テル)(シャイ)@SHY】
[状態]:シャイに変身中、精神的ダメージ・大
[装備]:転心輪@SHY
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]
基本:主催者を倒し、参加者を救う
1:まだ頭痛い……
2:京太郎さんって何者?それに、この人達(スーパーマンとジェット・リンク)は……?
3:『アメリカのヒーロー』ってセンチュリーじゃ……?
4:知り合いがいたら合流する
[備考]
単行本9巻終了後からの参戦
[状態]:シャイに変身中、精神的ダメージ・大
[装備]:転心輪@SHY
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜2
[思考・状況]
基本:主催者を倒し、参加者を救う
1:まだ頭痛い……
2:京太郎さんって何者?それに、この人達(スーパーマンとジェット・リンク)は……?
3:『アメリカのヒーロー』ってセンチュリーじゃ……?
4:知り合いがいたら合流する
[備考]
単行本9巻終了後からの参戦
【鏡京太郎(ミラーマン)@ミラーマン】
[状態]:ミラーマンに変身中、気絶、ダメージ・大
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:主催者を倒し、参加者を救う
1:……(気絶中)
2:テルと行動する
3:知り合いがいれば、合流する
[備考]
本編中盤、ジャンボフェニックス登場後からの参戦。
制限により、『巨大化』と『鏡を介したテレポーテーション』は不可能。
変身しても首輪は外れません。
[状態]:ミラーマンに変身中、気絶、ダメージ・大
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:主催者を倒し、参加者を救う
1:……(気絶中)
2:テルと行動する
3:知り合いがいれば、合流する
[備考]
本編中盤、ジャンボフェニックス登場後からの参戦。
制限により、『巨大化』と『鏡を介したテレポーテーション』は不可能。
変身しても首輪は外れません。
【ジェット・リンク(002)@サイボーグ009】
[状態]:健康
[装備]:サイボーグ戦闘服@サイボーグ009
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:会場からの脱出
1:スーパーマンと行動する
2:シャイ(テル)と京太郎を助ける
3:ゼロゼロナンバーの仲間がいれば合流する
[備考]
平成アニメ版からの参戦。
[状態]:健康
[装備]:サイボーグ戦闘服@サイボーグ009
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:会場からの脱出
1:スーパーマンと行動する
2:シャイ(テル)と京太郎を助ける
3:ゼロゼロナンバーの仲間がいれば合流する
[備考]
平成アニメ版からの参戦。
【スーパーマン(クラーク・ケント)@DCエクステンデッド・ユニバース】
[状態]:健康
[装備]:スーパーマンコスチューム@DCエクステンデッド・ユニバース
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:人を助ける
1:002(ジェット)と共に仲間を集める
2:シャイ(テル)とそのお友達(京太郎)を安全そうな所につれていく
3:日本にもヒーローがいるのか……知らなかった
4:センチュリー?聞かないヒーローだな?
5:ジャスティスリーグの仲間や知り合いがいるなら合流する
[備考]
『ジャスティス・リーグ』終了後からの参戦。
名簿にも『スーパーマン』として記載されています。
能力の制限などに関しては、後の書き手さんにお任せします。
[状態]:健康
[装備]:スーパーマンコスチューム@DCエクステンデッド・ユニバース
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]
基本:人を助ける
1:002(ジェット)と共に仲間を集める
2:シャイ(テル)とそのお友達(京太郎)を安全そうな所につれていく
3:日本にもヒーローがいるのか……知らなかった
4:センチュリー?聞かないヒーローだな?
5:ジャスティスリーグの仲間や知り合いがいるなら合流する
[備考]
『ジャスティス・リーグ』終了後からの参戦。
名簿にも『スーパーマン』として記載されています。
能力の制限などに関しては、後の書き手さんにお任せします。
[支給品紹介]
【転心輪@SHY】
作中におけるヒーローの変身アイテム。
両手首に装着するブレスレット状の器具で、2回打ち鳴らす事でヒーローに転心(変身)する。
心のエネルギーを様々な力へと変換する。
発現する能力は着用者の心によって千差万別であり、着用者の思いの強さによって能力も高まる。
着用者が失神または戦意喪失すると、能力や転心は解除される。
作中におけるヒーローの変身アイテム。
両手首に装着するブレスレット状の器具で、2回打ち鳴らす事でヒーローに転心(変身)する。
心のエネルギーを様々な力へと変換する。
発現する能力は着用者の心によって千差万別であり、着用者の思いの強さによって能力も高まる。
着用者が失神または戦意喪失すると、能力や転心は解除される。
【サイボーグ戦闘服@サイボーグ009】
ゼロゼロナンバーサイボーグが戦闘などの非常時に装着するお揃いの服。
黄色い大きなボタンのついた赤い服と黄色いマフラー、黒いブーツで構成されている。
ゼロゼロナンバーサイボーグが戦闘などの非常時に装着するお揃いの服。
黄色い大きなボタンのついた赤い服と黄色いマフラー、黒いブーツで構成されている。
【スーパーマンコスチューム@DCエクステンデッド・ユニバース】
スーパーマンことクラーク・ケントがヒーロー活動を行う際に装着しているコスチューム。
シリーズや媒体によっては単なる全身タイツだが、これは『DCエクステンデッド・ユニバース』バージョンなので、
スーパーマンの故郷『クリプトン星』で作られたボディアーマー。
胸部に描かれた『S』のマークはアルファベットのSではなく、
クラーク・ケントことクリプトン人『カル=エル』の一族の紋章であり、クリプトン星における『希望』のシンボルである。
スーパーマンことクラーク・ケントがヒーロー活動を行う際に装着しているコスチューム。
シリーズや媒体によっては単なる全身タイツだが、これは『DCエクステンデッド・ユニバース』バージョンなので、
スーパーマンの故郷『クリプトン星』で作られたボディアーマー。
胸部に描かれた『S』のマークはアルファベットのSではなく、
クラーク・ケントことクリプトン人『カル=エル』の一族の紋章であり、クリプトン星における『希望』のシンボルである。