TS----―肉体的異性化。または性転換全般を指す。
ピクシブ百科事典より引用。
ピクシブ百科事典より引用。
第一章 ツッコむ
「何?何?一体これは、何の冗談!?」
性罠×殺し合いと化した浮遊大陸へ転送され、困惑を隠せない女子高生。
女子高生の名は柊かがみ。
性罠×殺し合いと化した浮遊大陸へ転送され、困惑を隠せない女子高生。
女子高生の名は柊かがみ。
嵐を呼ぶ幼稚園児と同じ埼玉県に住み、私立陵桜学園に通う高校2年生。
友達との間では、ツッコミキャラとしての地位に留まっているごくごく普通の女子高生である。
友達との間では、ツッコミキャラとしての地位に留まっているごくごく普通の女子高生である。
「おい、まて。なんか悪意ある紹介しなかったかしら?」
……地の文にツッコむな
……地の文にツッコむな
「大体……エロトラップダンジョンとか意味不明だわ」
かがみは頭を抱えながら呟く。
かがみは頭を抱えながら呟く。
(何?こなたが遊んでそうなアダルトゲームみたいな設定のデスゲーム……こちとら普通の女子高生よ)
かがみの脳裏に浮かぶのは、オタクの友人の顔。
夢だと思いたい。
かがみの脳裏に浮かぶのは、オタクの友人の顔。
夢だと思いたい。
だが――――
「夢……じゃないわよね……」
これが夢ではないことを理解する。
かがみは見世物として殺された少女に顔を顰める—————
これが夢ではないことを理解する。
かがみは見世物として殺された少女に顔を顰める—————
その直後—————
「「娘」」
かがみの前に2人の偉丈夫が姿を現した。
かがみの前に2人の偉丈夫が姿を現した。
一人は赤い髪に甲冑を纏い、手には偃月刀。
もう一人は青い髪に甲冑を纏い、手には蛇矛。
もう一人は青い髪に甲冑を纏い、手には蛇矛。
———そして、能で使われるお面を被り表情は全く見えない。
名は赤鬼に青鬼。
名の通り人間ではなく魔界の住人にして”鬼”である。
名の通り人間ではなく魔界の住人にして”鬼”である。
「あんたたち……」
明らかに人ではない二鬼にかがみは後ずさりする。
明らかに人ではない二鬼にかがみは後ずさりする。
「我が名は”赤鬼”。ここでの役割を全うさせてもらおう」
「これも仕事……悪いが犯させてもらう。……では参る!」
赤鬼と青鬼は反り立つ一物でかがみの蜜壺を犯そうとする。
「これも仕事……悪いが犯させてもらう。……では参る!」
赤鬼と青鬼は反り立つ一物でかがみの蜜壺を犯そうとする。
「ひっ!?」
かがみは息を呑む—―—
かがみは息を呑む—―—
その直後———
——————ゴオッッ!!
かがみの周囲に風が舞うと―――
かがみは同年代らしき女の子にお姫様抱っこされていた。
かがみは同年代らしき女の子にお姫様抱っこされていた。
「……何者だ」
突如、風のように現れた忍びに赤鬼と青鬼はそれぞれ得物を握りしめて構える。
かがみをしょった忍びはゆっくりとかがみを下すと、毅然とした表情と声で答えた。
突如、風のように現れた忍びに赤鬼と青鬼はそれぞれ得物を握りしめて構える。
かがみをしょった忍びはゆっくりとかがみを下すと、毅然とした表情と声で答えた。
「……祓忍。風巻祭里だ」
―――それは、古くから妖を祓う忍の一族。
☆彡 ☆彡 ☆彡
第二章 祓忍VS鬼
「祓忍……対魔忍ではないのか?」
赤鬼は祭里の名乗りに魔界の住人にとって宿敵である忍びを口にする。
赤鬼は祭里の名乗りに魔界の住人にとって宿敵である忍びを口にする。
「どちらでも構わん。参加者は犯しつく。惨めに。」
青鬼は至極当然だといわんばかり。
青鬼は至極当然だといわんばかり。
そして―――――
「「覇ァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」」
二鬼は雄たけびを上げ———————
二鬼は雄たけびを上げ———————
——————―――ザンッッッッッッッッッッッッッッッッッッ
ああ———————
哀れにも、祭里の四肢が斬りおとされ、達磨にされてしまった—————
―――ドサッ……
「いや―――――!!!???」
かがみは顔を真っ青にして叫ぶ。
かがみは顔を真っ青にして叫ぶ。
—————無理もない。自分を救ってくれた恩人が見るも無残な状態にされたのだから。
「……他愛もない」
「ツインテールの女の後でズコズコと犯してくれる。そこで、無力感に浸りながら見ておれ」
忍びを名乗る以上、少しは”できる”と思っていただけに、落胆をしつつも勝利の美酒に酔いしれることはしない二人。
あくまでも、二鬼に求められているのは”武人”ではなく”竿役”なのだから。
「ツインテールの女の後でズコズコと犯してくれる。そこで、無力感に浸りながら見ておれ」
忍びを名乗る以上、少しは”できる”と思っていただけに、落胆をしつつも勝利の美酒に酔いしれることはしない二人。
あくまでも、二鬼に求められているのは”武人”ではなく”竿役”なのだから。
「では今度こそ娘の初物を頂くとしよう」
「うむ」
二人は気持ちを切り替えると。再びかがみに向かって歩き出す。
そして、達磨にされた祭里にもう一度、視線を向けると―――
「うむ」
二人は気持ちを切り替えると。再びかがみに向かって歩き出す。
そして、達磨にされた祭里にもう一度、視線を向けると―――
―――ゴロン
そこにいるのは、祭里ではなく丸太であった―――
「「なッ!!??」」
赤鬼と青鬼は顔色を変える。
赤鬼と青鬼は顔色を変える。
「変わり身の術!!」
二鬼の頭上高くに祭里はいた。
二鬼の頭上高くに祭里はいた。
「悪質な妖は大体、人の怨念から生まれるが……人に仇なす妖を祓うのが俺の仕事だ。わりぃが祓わせてもらうぜ」
人に害する妖を祓うのが祓忍なのだから。
人に害する妖を祓うのが祓忍なのだから。
「覇アアアアアアアアアアアアアアアアアアアっ!!」
二鬼の大業物が今度こそ祭里を達磨にしようと襲い掛かる。
二鬼の大業物が今度こそ祭里を達磨にしようと襲い掛かる。
―――風巻流・祓忍法”旋散華”
「!!!!!??????」
手のひらに溜められた風の突風が赤鬼を切り裂いた―――
手のひらに溜められた風の突風が赤鬼を切り裂いた―――
「見事!だが、これで避けることはかなわない!!!!!!」
攻撃後の隙を青鬼の邪矛が祭里を————
攻撃後の隙を青鬼の邪矛が祭里を————
—————が
ダンッ!!!
「!!!???」
(風を蹴っただと……!?)
そう―――
祭里は両足に風を纏うことで”風を蹴った”
(風を蹴っただと……!?)
そう―――
祭里は両足に風を纏うことで”風を蹴った”
————空中疾走
青鬼の渾身の一撃を避け————
再び、旋散華を青鬼に食らわせ————
—————青鬼は言葉を発することもなく消滅した。
「風に散って出直しな」
☆彡 ☆彡 ☆彡
終章 あや☆スタ
「大丈夫か?」
祭里はかがみに怪我がないか尋ねながら手を差し出す。
祭里はかがみに怪我がないか尋ねながら手を差し出す。
「え、ええ……。ありがとう助かったわ」
祭里の手を掴み立ち上がりながらかがみはお礼の言葉を伝える。
祭里の手を掴み立ち上がりながらかがみはお礼の言葉を伝える。
「んじゃ、とりあえず、安全な場所に移動するか」
「わ、わかったわ」
祭里の言葉に応じてかがみも承諾する。
「わ、わかったわ」
祭里の言葉に応じてかがみも承諾する。
「……」
(わぁ~~~……この子の戦う姿、かっこよかった—————。同性なのに惚れてしまいそうだわ。って!私は何を考えているんだ。……はぁ、今の私の姿をこなたに見られたら、100%イジられるわね……)
自信を救うために二鬼にたちむかった祭里の姿にかがみは熱い視線を祭里に向ける。
そんなかがみの熱い視線に祭里は顔を逸らす―――――
(わぁ~~~……この子の戦う姿、かっこよかった—————。同性なのに惚れてしまいそうだわ。って!私は何を考えているんだ。……はぁ、今の私の姿をこなたに見られたら、100%イジられるわね……)
自信を救うために二鬼にたちむかった祭里の姿にかがみは熱い視線を祭里に向ける。
そんなかがみの熱い視線に祭里は顔を逸らす―――――
「……」
(やっぱ、俺が”男”であることは伏せておいた方がいいよな……)
祭里は、かがみの視線から自分が男だと伝えたらややこしいことになりそうな雰囲気を察した。
そう、風巻祭里は女ではなく男である。
妖の王シロガネの”秘術”性醒流転(せいせいるてん)により女の子の身体へとさせられてしまったのだ—————
(やっぱ、俺が”男”であることは伏せておいた方がいいよな……)
祭里は、かがみの視線から自分が男だと伝えたらややこしいことになりそうな雰囲気を察した。
そう、風巻祭里は女ではなく男である。
妖の王シロガネの”秘術”性醒流転(せいせいるてん)により女の子の身体へとさせられてしまったのだ—————
(すずがもし、ここにいたら、ぜってー俺が助けないと……)
幼馴染がこのおぞましい舞台にいないことを祭里は祈りながら移動する。
幼馴染がこのおぞましい舞台にいないことを祭里は祈りながら移動する。
ここは、性罠が大量に設置されている浮遊大陸。
二人による”とらぶる”が発生してもおかしくない場所。
二人による”とらぶる”が発生してもおかしくない場所。
2人の受難は幕を上がったばかりである――――――――――
【風巻祭里@あやかしトライアングル】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:あの男の人(ヒエール)を捕らえる
1:かがみを安全な場所へ移動させる
2:もし、ここにすずがいたら、直ぐにでも探し出す
3:う~ん……オレの正体は伏せておいた方がいいよな……
[備考]
※参戦時期は60話~61話の間
※かがみに元は男だとは話していません。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:あの男の人(ヒエール)を捕らえる
1:かがみを安全な場所へ移動させる
2:もし、ここにすずがいたら、直ぐにでも探し出す
3:う~ん……オレの正体は伏せておいた方がいいよな……
[備考]
※参戦時期は60話~61話の間
※かがみに元は男だとは話していません。
【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:主催の男は許せない
1:祭里と行動を共にする
[備考]
※参戦時期は12話~13話の間
※祭里が”男”であることに気づいていません
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:主催の男は許せない
1:祭里と行動を共にする
[備考]
※参戦時期は12話~13話の間
※祭里が”男”であることに気づいていません
『NPC紹介』 【赤鬼・青鬼@対魔忍アサギ3】
魔界の住人の鬼。
鬼族の傭兵で売り出し中の兄弟剣客。
しかし、ここで求められているのは武人ではなく”竿役”
中級種であり、戦闘能力がないと倒すのは困難。
魔界の住人の鬼。
鬼族の傭兵で売り出し中の兄弟剣客。
しかし、ここで求められているのは武人ではなく”竿役”
中級種であり、戦闘能力がないと倒すのは困難。