各地にイヤらしいエロトラップが配置され、性欲に狂ったNPCが闊歩する浮遊大陸……
「ウガアアアアアア!!」
その片隅で激しい戦いが起きていた。
☆☆☆
「うわっ!?」
まるでゴリラのような筋肉質で毛むくじゃらな上半身を持った男……スーパーヒーローチーム『アンブレラ・アカデミー』のNo.1ことルーサー・ハーグリーブズは、
野球ボールのように壁に叩きつけられた。
野球ボールのように壁に叩きつけられた。
ルーサーの体が叩きつけられた壁は粉々に砕け散り、ルーサーは砕かれた壁の下敷きとなった。
「ウガアアアアアア!!」
ルーサーの体を壁に叩きつけたのは身長3m以上はある緑色の大男……インクレディブル・ハルクだった。
ハルクは瓦礫の下敷きになったルーサーの姿を一瞥すると、
まるで勝利の雄叫びを上げるように鼻息を荒くした。
まるで勝利の雄叫びを上げるように鼻息を荒くした。
「う、うぅ……」
ルーサーは瓦礫から抜け出しながら立ち上がる。
瓦礫の下敷きとなったというのに、ルーサーのゴリラのような筋肉質で毛むくじゃらな体には、
かすり傷一つ付いていなかった。
瓦礫の下敷きとなったというのに、ルーサーのゴリラのような筋肉質で毛むくじゃらな体には、
かすり傷一つ付いていなかった。
「ウガアアアアアア!!!!」
ハルクはその巨木のように太い腕を振り回しながら、ルーサーへと突進していく。
「!!」
ルーサーは突進してくるハルクに身構えるが……誰が見てもルーサーが不利としか思えないだろう。
その時だった。
「……ライダァァァァ!キィィィック!!」
『!?』
『!?』
ハルクの体をルーサー以外の何者かが吹き飛ばしたのだ。
ハルクの巨体はまるでサッカーボールのように地面を転がり、突然の事態にルーサーは目を白黒させた。
「ウググゥゥ……」
地面に転がったハルクが体を起こすと……ハルクとルーサーの間に新たな乱入者が立ちふさがっていた。
飛蝗を思わせる緑色の仮面、
首に巻かれた赤いマフラー、
大きな風車が回転している腰のベルト、
銀色に輝くグローブとブーツ………
首に巻かれた赤いマフラー、
大きな風車が回転している腰のベルト、
銀色に輝くグローブとブーツ………
ゴリラのような上半身のルーサーや緑色のハルクに勝るとも劣らない、異形の戦士だった。
「……大丈夫か?」
「あ、あぁ……」
「あ、あぁ……」
仮面の男からの問いかけに、ルーサーは困惑気味に答える。
「俺は仮面ライダー一号。お前は?」
「……ルーサー、ルーサー・ハーグリーブズ。アンブレラ・アカデミーのNo.1だ」
「……ルーサー、ルーサー・ハーグリーブズ。アンブレラ・アカデミーのNo.1だ」
仮面の男……仮面ライダー一号と自己紹介を交わしながら、ルーサーは仮面ライダー一号の隣に並び立って、ファイティングポーズを構える。
「ウガアアアアアア!!!!」
一方、一号によって地面に転がっていたハルクも起き上がり、一号とルーサーを睨み付けた。
「……敵は強大だな、ルーサー……いや、大したことはないか」
「?」
「?」
一号の呟きにルーサーは首を傾げる。
しかし……
しかし……
「……今は俺とお前で、一号(No.1)が二人いるんだからな」
「!」
「!」
……一号の言葉に驚きつつ、ルーサーは嬉しげな笑みを浮かべる。
「ウガアアアアアア!!!!」
怒り狂うハルクはまるで興奮した象……いや、怪獣のように向かっていく。
『うおぉぉぉぉぉ!!』
二人の一号は恐れる事なく立ち向かっていったのだった。
【ブルース・バナー(ハルク)@マーベル・シネマティック・ユニバース】
[状態]:ハルク化、怒りMAX
[装備]:ハルクパンツ@マーベル・シネマティック・ユニバース
[道具]:無し
[思考・状況]
基本:目につく奴、全員ぶっ潰す
1:目の前の二人、(一号とルーサー)ぶっ飛ばす
[備考]
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』終了直後からの参戦。
ハルク状態からブルース・バナーに戻っても、首輪は外れません。
支給品は近くに放置されています
[状態]:ハルク化、怒りMAX
[装備]:ハルクパンツ@マーベル・シネマティック・ユニバース
[道具]:無し
[思考・状況]
基本:目につく奴、全員ぶっ潰す
1:目の前の二人、(一号とルーサー)ぶっ飛ばす
[備考]
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』終了直後からの参戦。
ハルク状態からブルース・バナーに戻っても、首輪は外れません。
支給品は近くに放置されています
【ルーサー・ハーグリーブズ(No.1)@アンブレラ・アカデミー】
[状態]ダメージ・低、上半身裸
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:人を助ける
1:仮面ライダー一号と協力して怪物(ハルク)を倒す
2:アカデミーの兄弟達がいるなら合流する
[備考]
Netflixドラマ版シーズン1中盤からの参戦
[状態]ダメージ・低、上半身裸
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:人を助ける
1:仮面ライダー一号と協力して怪物(ハルク)を倒す
2:アカデミーの兄弟達がいるなら合流する
[備考]
Netflixドラマ版シーズン1中盤からの参戦
【本郷猛(仮面ライダー一号)@仮面ライダーSPIRITS】
[状態]健康、仮面ライダー(新一号)に変身中
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:主催者を倒し、参加者を救う
1:ルーサーと協力して怪人(ハルク)を倒す
2:他の仮面ライダーや知り合いがいるなら合流する
[備考]
『新仮面ライダーSPIRITS』での地獄大使との決戦直前からの参戦
[状態]健康、仮面ライダー(新一号)に変身中
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:主催者を倒し、参加者を救う
1:ルーサーと協力して怪人(ハルク)を倒す
2:他の仮面ライダーや知り合いがいるなら合流する
[備考]
『新仮面ライダーSPIRITS』での地獄大使との決戦直前からの参戦
さて、そこから少し離れた草むら……
(仮面ライダー……それに、アンブレラ・アカデミーか……)
そこに小さな人影があった。
黄色の大きなボタンのついた赤い服を着用し、
首に自身の身長よりも長い黄色いマフラーを巻き、
口におしゃぶりを咥えた銀髪の赤ん坊だ。
首に自身の身長よりも長い黄色いマフラーを巻き、
口におしゃぶりを咥えた銀髪の赤ん坊だ。
彼の名はイワン・ウィスキー。
またの名をサイボーグ001。
またの名をサイボーグ001。
外見こそ幼い赤ん坊だが、『電子頭脳』とあだ名される程の天才的知能とテレパシーや念動力を始めとする強力な超能力を持ったサイボーグである。
(それに、あの緑色の怪物……)
彼は先ほどから、ハルクと仮面ライダー一号とルーサー・ハーグリーブズの戦いを静かに眺めていた。
まるで研究室の科学者が、モルモットやマウスを観察するように。
(彼らもブラックゴーストのサイボーグ?それにこの会場は……)
イワンは並みの大人よりも賢い頭脳をフル回転させて考えを巡らせるが……
今の段階では答えを見いだすことはできなかった。
今の段階では答えを見いだすことはできなかった。
(……)
イワンは静かに三人の戦いを観察し続けるのであった。
【イワン・ウィスキー(001)@サイボーグ009】
[状態]:健康
[装備]:サイボーグ戦闘服@サイボーグ009
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:会場からの脱出
1:彼ら(ハルク、仮面ライダー、ルーサー・ハーグリーブズ)もブラックゴーストのサイボーグなのかな?
[備考]
平成アニメシリーズからの参戦。
[状態]:健康
[装備]:サイボーグ戦闘服@サイボーグ009
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:会場からの脱出
1:彼ら(ハルク、仮面ライダー、ルーサー・ハーグリーブズ)もブラックゴーストのサイボーグなのかな?
[備考]
平成アニメシリーズからの参戦。
【支給品紹介】
【ハルクパンツ@マーベル・シネマティック・ユニバース】
ハルクことブルース・バナーの初期装備。
アイアンマンことトニー・スターク謹製のハルク専用パンツ。
伸縮自在な素材で出来ており、ブルース・バナーの姿からハルクに変身しても決して破けない。
【ハルクパンツ@マーベル・シネマティック・ユニバース】
ハルクことブルース・バナーの初期装備。
アイアンマンことトニー・スターク謹製のハルク専用パンツ。
伸縮自在な素材で出来ており、ブルース・バナーの姿からハルクに変身しても決して破けない。
【サイボーグ戦闘服@サイボーグ009】
009/島村ジョーを初めとするゼロゼロナンバーサイボーグ達が戦闘時に着用しているお揃いのスーツ。
大きな黄色いボタンのついた赤い上下の服と黒いブーツ、立った時に地面に届く程長い黄色いマフラーで構成されており、銃弾が当たってもびくともしない防御力を持つ。
009/島村ジョーを初めとするゼロゼロナンバーサイボーグ達が戦闘時に着用しているお揃いのスーツ。
大きな黄色いボタンのついた赤い上下の服と黒いブーツ、立った時に地面に届く程長い黄色いマフラーで構成されており、銃弾が当たってもびくともしない防御力を持つ。