―― "ボクは一体、何のために戦ってきたんだろう?"
―― あの時ボクは、そう思ってしまった。
―― 『おとなしく孕んどきな、これが魔法少女としての最後のおつとめなんだからよ』
―― 長い間魔法少女として戦い続けていたボクは、その言葉と共に見ず知らずの男によってレイプされてしまった。
―― 『交代のためのソウルオーブを君が充填するんだよ、新しい命のエネルギー"受精卵"でさ』
―― ボクは戦う力を失って、連続して排卵して何度も受精させられた。
―― そして生まれてくるはずだったボクの子供たちは、次世代の魔法少女を生み出すためのエネルギーのためにすべて使われてしまった。
―― 『よし、ソウルオーブのエネルギーが充填できた。これを次の魔法少女候補に植え付けて交代は完了だ』
―― 『ところで、このルミナって子だがオレが貰ってもいいかい?まだ新鮮な肉便器だし』
―― 『いいとも、廃棄品にもう用はない。報酬として好きにしたまえ』
―― ずっと相棒だと思っていたマスコットに捨てられ、女の子として終わらせられて……。
……気が付くとボクは、ベッドの中にいた。
そしてその近くでは、かまどを使って料理している男性がいた。
その人は光り輝く宝玉のついた鎧を着こみ、そして強い意志を感じさせるまなざしをした青年だった。
どうやらその人がボクをここまで運んでくれたらしい。
そのお礼を言うために立ち上がろうとしたが、身体が疼いているせいで全身に力が入らず起き上がることすらできなかった。
「無理をしないほうがいい」
その人はボクにそう言った。
どうやら今のボクは、町を襲っていた怪人を倒して人々から感謝されていたあの時の、まだベテラン魔法少女として戦っていた頃の身体に戻っていたことが判明した。
―― またボクは、あんな目に合うというの?
そのことに気づいた瞬間、ボクは悲鳴を上げていた。ボク自身こんな声が出せるのかというくらいの、化け物じみた声で叫んでいた。
そうやってボクが悲鳴を上げていると、その人がその手を止めて、ボクのそばに近付こうとしてきた。
「君に何があったかは分からないが、辛いことがあったことはわかる。……落ち着くまでそばにいよう」
最初は彼のことが信じられず、ボクは力が入らないまま近くにあったものを彼めがけて投げ続けた。
しかし彼はそれらをよけようともせず僕へと近づき続け、ボクが投げたものの一つが彼の額に当たってそこから流血し始めた。
そして彼は、自分の額から血が出るのもいとわずにボクの手を握ってくれた。
「私は……君の味方だ」
ボクはその手を振りほどこうとした。しかし肉欲に疼き、弱った体では当然力が入るはずもなく、振りほどくことなどできなかった。
それからしばらくすると、その手の温かさと彼の優しいまなざしによって大分ボクは落ち着きを取り戻し始めた。
そうしてボクはポツリポツリと話し始めた。自分の身に何があったのかを。
ボク自身不思議だった。この男と話していると、まるで自分の父親と話しているような感覚になっていたのだ。
「……そうか、そんなことが……。……済まない、こんなことを話させてしまって」
「いえ、良いんですよ。……もう、済んだことですから……」
彼はこう言って、申し訳なさそうな顔を、今にも泣きだしそうな顔をしてアタシに謝った。
その目にはボクをレイプした男とボクを裏切ったマスコットに対する激しい怒り、そして生まれてくるはずだったボクの子供たちに対する深い悲しみがあった。
「……君は今、とても体力と筋力が落ちている状態だ。だからまずは、それを回復させる料理を作ろうと思う」
そういうと彼は再びかまどの方へと戻り、料理を再開した。
そうしてしばらくすると、彼はボクに料理を持ってきてくれた。
「ちょうどこの場所にあったレシピを再現してみたんだ……。口に合うと、良いのだが…」
それはキノコとバナナを一緒に和えた、とても独創的な料理だった。
はっきり言ってあまり美味しくなさそうだと感じたけど、せっかく作ってくれたのにもったいないと思い、食べることにした。
「…………!……美味しい……!美味しいよ……!」
気が付くとボクは涙を流していた。自分は今こうして生きているって、辛いことがあったけれども今こうして生きているって、
それを実感できたからだ。
それを実感できたからだ。
そして涙を流しているボクを、彼はとてもやさしいまなざしで見つめていた。
それは、先ほどボクの手を握り、優しい言葉をかけてくれた時と同じまなざしだった。
それは、先ほどボクの手を握り、優しい言葉をかけてくれた時と同じまなざしだった。
そうしてひとしきり泣いたボクは、彼に一つ質問をした。
「一つ、聞かせてほしいんです……。なんで貴方は、ボクを助けてくれたんですか?」
それは、なぜ彼が僕のことを助けてくれたのかだった。
「貴方が助けを求めていた……、理由はそれだけだよ」
その言葉にボクは面食らってしまった。まさかそれだけの理由で誰かを助ける人がいるだなんて、今のボクには信じられなかったからだ。
「だったら教えてよ…!ボクが苦しんでいた時、なんでだれも僕のことを助けてくれなかったのかを!」
それとともにボクは激しい怒りを感じてしまった。それは彼が、かつて人を信じていた頃の自分の写し身のように感じたからだ。
そしてボクは彼に叫んだ。自分は苦しんでいる人々のために戦い続けていたのに、なぜ自分が苦しんでいるときに誰も助けてくれなかったのかを。
それはボク自身そう思っていたが、八つ当たりとしか言えないものだった。
「……貴方が苦しんでいたその時、貴方のそばに『人間』はいたのか!?」
しかし彼はボクのその心無い言葉たちを受けて、真剣な様子でこう叫んできた。
「"人が一人でいるのはよくない"……そのために、『人間』は造られたのではないのか!?」
「人のために、人の全ては人のために造られ、全ての人が自らの為に『人間』を与えられたのではなかったのか!?」
「人のために、人の全ては人のために造られ、全ての人が自らの為に『人間』を与えられたのではなかったのか!?」
そして彼はボクに叫び続けた。『人間』とはどういうものかを、何のために人と人は繋がっていくのかを、それを叫び続けたのだ。
「もう一度聞こう……貴方が苦しんでいたその時、『人間』はどこにいたのだ!?」
彼のその言葉を聞いたとき、ボクはいつの間にか涙を流していた。
そしてその瞬間、ボクは見た。
―― 彼の背中に広がる、とても大きく力強い"純白の翼"を……。
「も…もしかして貴方は……『天使』なのですか……?」
その時ボクはこう思った。今目の前にいる彼はもしかしたら『天使』なのかと。
「いえ、私は……」
しかし彼がこの後に続けた言葉によって、ボクはまた面食らうことになった。
「――ただの、『人間』だよ」
それは彼が自分のことを、ただの『人間』だと、そう答えたからだ。
「ははっ……、まぶしい、まぶしいなぁ……!」
それとともにボクはこう感じた。
"この人のような強い心が欲しい"と、そして"もう一度人を信じ、魔法少女として人々のために戦いたい"とそう感じたんだ……。
……おそらくボクは絶対に、どんな辛いことがあってもこの思いを捨てることはないだろう…!
【ルミナ@爆乳魔法少女ルミナ 淫虐種付け蹂躙】
[状態]:健康、身体の疼きが止まらない
[装備]:ソウルオーブ@爆乳魔法少女ルミナ 淫虐種付け蹂躙
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]基本行動方針:できることなら、再び魔法少女として戦いたい。
1:この人のような心の強さを、ボクも手に入れたい。
2:人って、こんなに暖かかったんだ…。忘れかけてたよ……!
3:まぶしいなぁ…この人は……!
[備考]
※参戦時期はラストシーン、相棒だった筈のマスコットにソウルオーブを奪われ完全に肉便器に堕とされた後。
※プロローグ時点の、まだ怪人たちと戦っていたころのベテラン魔法少女の姿に戻っています。
※ソウルオーブは彼女の身体と一体化しているため、厳密には支給品に含まれていません。
[状態]:健康、身体の疼きが止まらない
[装備]:ソウルオーブ@爆乳魔法少女ルミナ 淫虐種付け蹂躙
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]基本行動方針:できることなら、再び魔法少女として戦いたい。
1:この人のような心の強さを、ボクも手に入れたい。
2:人って、こんなに暖かかったんだ…。忘れかけてたよ……!
3:まぶしいなぁ…この人は……!
[備考]
※参戦時期はラストシーン、相棒だった筈のマスコットにソウルオーブを奪われ完全に肉便器に堕とされた後。
※プロローグ時点の、まだ怪人たちと戦っていたころのベテラン魔法少女の姿に戻っています。
※ソウルオーブは彼女の身体と一体化しているため、厳密には支給品に含まれていません。
【天地騎士クレイ@モンスター烈伝オレカバトル】
[状態]:健康
[装備]:―
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1、ツルギバナナ(残り4房)、マックストリュフ(残り1本)
[思考・状況]基本行動方針:他の人々を救い続ける。
1:地上に生きる者として、『人間』として他の人を救う。
2:とりあえず今は、彼女のそばに寄り添い続けよう。
[備考]
[状態]:健康
[装備]:―
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1、ツルギバナナ(残り4房)、マックストリュフ(残り1本)
[思考・状況]基本行動方針:他の人々を救い続ける。
1:地上に生きる者として、『人間』として他の人を救う。
2:とりあえず今は、彼女のそばに寄り添い続けよう。
[備考]
『支給品紹介』
【ソウルオーブ@爆乳魔法少女ルミナ 淫虐種付け蹂躙】
ルミナが魔法少女に変身するために必要なアイテムで、ルミナの下腹部に取り付けられている。
【ソウルオーブ@爆乳魔法少女ルミナ 淫虐種付け蹂躙】
ルミナが魔法少女に変身するために必要なアイテムで、ルミナの下腹部に取り付けられている。
魔法少女の力を手に入れられる反面、力を使い続けると戦闘後に身体の疼きが止まらなくなるという副作用がある。
……実は使用限界が近づくと次世代の魔法少女に力をつなぐために
『現在の魔法少女の"受精卵"を使ってエネルギーを回復させる』という機能が備わっており、
ルミナが肉便器へと堕とされてしまったのもこれが原因である。
『現在の魔法少女の"受精卵"を使ってエネルギーを回復させる』という機能が備わっており、
ルミナが肉便器へと堕とされてしまったのもこれが原因である。
【ツルギバナナ@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】
フィローネ地方の熱帯林に実るバナナで、皮に包まれた果肉には筋力増強効果があるとされる。
フィローネ地方の熱帯林に実るバナナで、皮に包まれた果肉には筋力増強効果があるとされる。
天地騎士クレイの支給品として5房支給されており、焼いたり揚げたり別の食材と組み合わせるなど料理に使うことで攻撃力アップの効果が発生する。
なお、会場内に自生しているかは不明。
【マックストリュフ@ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】
ハイラル大森林やハイラル平原で採れるキノコで、回復効果や体力の増強効果があるとされる。
ハイラル大森林やハイラル平原で採れるキノコで、回復効果や体力の増強効果があるとされる。
天地騎士クレイの支給品として4本支給されており、焼いたり蒸したり別の食材と組み合わせるなど料理に使うことで体力の最大値を上げる効果が発生する。
なお、会場内に自生しているかは不明。