「美しい手と顔をした女だ」
それが、胡蝶しのぶがこのエロトラップダンジョンロワイアルで最初に出会った人物が彼女の顔を見て最初に発した言葉であった。
『彼』はこの戦いの舞台に降ろされて警戒しながら行動していたしのぶの背後から話しかけてきた。
『彼』はこの戦いの舞台に降ろされて警戒しながら行動していたしのぶの背後から話しかけてきた。
振り向いたしのぶの顔を見てそう発言した、彼女の後ろにいた人物は、男ではなかった。
『彼』…ではなく、『彼女』はしのぶよりも年若く見える少女であった。
だが先ほどから聞こえる男の声は、確かにその少女から発せられていた。
『彼』…ではなく、『彼女』はしのぶよりも年若く見える少女であった。
だが先ほどから聞こえる男の声は、確かにその少女から発せられていた。
「あなたは、一体…?」
しのぶは目の前の人物を警戒するような感じで尋ねる。
どう見ても少女の姿をしているのに、声が男、しかも大人のものをしていることは自分の耳を疑ってしまう。
それだけでなく、彼女はその声に聞き覚えがあった。
その声は、彼女が所属する鬼から人々を守るための組織、鬼殺隊の御館様である『産屋敷輝哉』と同じもののように聞こえた。
そういった点からも、目の前の人物には不審で、奇妙な点が存在していると感じた。
どう見ても少女の姿をしているのに、声が男、しかも大人のものをしていることは自分の耳を疑ってしまう。
それだけでなく、彼女はその声に聞き覚えがあった。
その声は、彼女が所属する鬼から人々を守るための組織、鬼殺隊の御館様である『産屋敷輝哉』と同じもののように聞こえた。
そういった点からも、目の前の人物には不審で、奇妙な点が存在していると感じた。
「私の名は吉良吉影。年齢15歳。私は常に『心の平穏』を願って生きてる。頭をかかえるような『トラブル』とか夜も眠れないといった『敵』を作らない……というのが私の社会に対する姿勢であり…」
「いえ、そんなことまでは聞いてません。何故そんな長々と話そうとするのですか?」
「いえ、そんなことまでは聞いてません。何故そんな長々と話そうとするのですか?」
吉良吉影と名乗った少女の予想外の返答に、しのぶには相手への不信感が余計に増えてしまった。
「会話ぐらいしてくれてもいいだろう?」
「そもそも、私はあなたとは出会ったばかりですが?」
「そもそも、私はあなたとは出会ったばかりですが?」
しのぶのきつめな声音の返答に、少女は少々拗ねた感じで消沈する。
「Oh♪そうだね。それじゃあ、君の名を聞かせてもらえないか?」
「……私は胡蝶しのぶといいます」
「しのぶッ!さんか……美しい名をつけてもらってるじゃあないか」
「それはどうも」
「……私は胡蝶しのぶといいます」
「しのぶッ!さんか……美しい名をつけてもらってるじゃあないか」
「それはどうも」
警戒しながらも、しのぶは間をおいて少女の質問に対して返答した。
次に、しのぶの方から質問を始めた。
次に、しのぶの方から質問を始めた。
「それはそうと、あなたはこれからどうするつもりなのですか?こんなところで話しかけたのは、自分は殺し合いには乗っていないってことでいいのですか?」
「………「闘争」は私が目指す「平穏な人生」とは相反しているから嫌いだ…。ひとつの「闘い」に勝利する事は簡単だ…。だが次の「闘い」のためにストレスがたまる……愚かな行為だ。他人と争うのはきりがなくムナしい行為だ」
「つまり、戦うつもりはないってことでいいのですか?」
「………「闘争」は私が目指す「平穏な人生」とは相反しているから嫌いだ…。ひとつの「闘い」に勝利する事は簡単だ…。だが次の「闘い」のためにストレスがたまる……愚かな行為だ。他人と争うのはきりがなくムナしい行為だ」
「つまり、戦うつもりはないってことでいいのですか?」
またもや話を長くしたばかりだけでなく、表現も回りくどかった。
そのことに対して、少々イラっとしてしまう。
そのことに対して、少々イラっとしてしまう。
「だが、私の『平穏』を乱す者とだけは闘わざるを得ないッ!」
突如、少女は叫び気迫を見せる。
相変わらず回りくどいような感じがあるが、そこには強い意志があるように感じられた。
相変わらず回りくどいような感じがあるが、そこには強い意志があるように感じられた。
「……それは、自分の身を守るためならば戦う、ということでよろしいですか?」
「Oh♪この指先で触れた物はどんなものであろうと爆弾に変えられるッ!」
「何を突然鬼みたいなことを言うのですか?」
「あぁん?スタンド使いかな?」
「Oh♪この指先で触れた物はどんなものであろうと爆弾に変えられるッ!」
「何を突然鬼みたいなことを言うのですか?」
「あぁん?スタンド使いかな?」
人差し指を立てながら少女は発言する。
「すたんど…?それが何かは分かりませんが、鬼というのは実在する化物です。私はその鬼を狩るための鬼殺隊に所属しています」
「やはり、スタンド!」
「違います」
「やはり、スタンド!」
「違います」
しのぶは自身の話をしようとするが、言葉が妙に通じない。
少女はどうも、スタンドという存在にこだわっている様子だ。
少女はどうも、スタンドという存在にこだわっている様子だ。
「とにかく、私としましてはこの殺し合いを開いたあの男を打倒したいと思っています。ひょっとしたら、鬼が関わっているかもしれません。可能ならば、あなたにも協力してもらいたいと考えています」
「なるほど。屈辱の『生きっ恥』をかくことがないように気を付けなくっちゃあなあ………」
「あなたからは先ほどおっしゃった"すたんど"についてもまた詳しく聞かせてもらいたいです。私の方からも鬼について知っていることを教えますので、一先ずは共に行動するということでよろしいですか?」
「なるほど。屈辱の『生きっ恥』をかくことがないように気を付けなくっちゃあなあ………」
「あなたからは先ほどおっしゃった"すたんど"についてもまた詳しく聞かせてもらいたいです。私の方からも鬼について知っていることを教えますので、一先ずは共に行動するということでよろしいですか?」
しのぶの前にいる少女にはまだ不可解な点はあると思われる。
正直、先ほどからの発言は妄言としか思えない。
彼女が発する声はどこか、継ぎ接ぎになっているような感じもあり、違和感が拭えない。
まるで、相手が話せる言葉は予め特定のものに限定されているかのようだ。
だがだからといって、この殺し合いを止めるために協力できるならばやらないに越したことはない。
それに声は大人の男とは言え、身体はどう見てもただの人間の少女、自分が鬼殺隊の剣士として守る対象だ。
声については単純に男の声真似が上手くてわざとやっている可能性もある。
もしかしたら、生まれつきのものであることも考えられる(ひょっとしたら気にしていることもありえるかもしれない)。
下手に触れていい問題であるかどうか、もう少し様子を見てから判断するべきだろうか。
正直、先ほどからの発言は妄言としか思えない。
彼女が発する声はどこか、継ぎ接ぎになっているような感じもあり、違和感が拭えない。
まるで、相手が話せる言葉は予め特定のものに限定されているかのようだ。
だがだからといって、この殺し合いを止めるために協力できるならばやらないに越したことはない。
それに声は大人の男とは言え、身体はどう見てもただの人間の少女、自分が鬼殺隊の剣士として守る対象だ。
声については単純に男の声真似が上手くてわざとやっている可能性もある。
もしかしたら、生まれつきのものであることも考えられる(ひょっとしたら気にしていることもありえるかもしれない)。
下手に触れていい問題であるかどうか、もう少し様子を見てから判断するべきだろうか。
とにかく、女性を特に辱めるために開催されたこの趣味の悪い催しにおいては、少女が単独で行動するのは危険なものだ。
まだある疑問点についてはこれから話を聞いていくことになるだろう。
まだある疑問点についてはこれから話を聞いていくことになるだろう。
「この週末は……楽しく過ごそうじゃないか……2人っきりで………」
「週末でもありませんし常に2人だけになるとも思えませんが?」
「週末でもありませんし常に2人だけになるとも思えませんが?」
まだ、意思疎通に難がありそうではあるが。
◆
しのぶが出会った彼/彼女の名は吉良吉影/保登心愛(ココア)。
杜王町/木組みの街に住む高校生。
女性の手に執着するスタンド使いの魂を受け継いだ少女。
パンを作らずにはいられないという衝動を持っている。
杜王町/木組みの街に住む高校生。
女性の手に執着するスタンド使いの魂を受け継いだ少女。
パンを作らずにはいられないという衝動を持っている。
この男声のスタンド使いの少女は殺し合いに乗るつもりはない。
元となった人物は殺人鬼だったかもしれないが、彼女自身は殺人の衝動を持っていない。
元となった人物は殺人鬼だったかもしれないが、彼女自身は殺人の衝動を持っていない。
彼女の目的はただ一つ、大切な『友達』と共に平穏に、静かに暮らすことだけだ。
そのためには自分やその友を傷つける者とだけは闘わざるをえない。
そのためには自分やその友を傷つける者とだけは闘わざるをえない。
ここにいる保登心愛であり吉良吉影でもある存在は、本来の吉良吉影と違い『黄金の精神』を持っている。
彼女はこの舞台で、親愛なる者たちと手の美しい女性たちを守るため、そして自らの正義の心に従って動くだろう。
彼女はこの舞台で、親愛なる者たちと手の美しい女性たちを守るため、そして自らの正義の心に従って動くだろう。
そして、ここで出会った胡蝶しのぶに関しても、彼女は守るつもりでいる。
顔と手が美しいこともあるが、吉良/ココアにとってもまた、相手の声は聞き覚えのあるものであった。
それだけでなく、「しのぶ」という名前にも何かしらの聞き覚えがあるような感覚がある。
その感覚がどこから来たものなのかはココアにも分からないが、どちらにしろ彼女にとってしのぶは親愛なる友の1人として数えられている。
本当のその名前との因縁を認識できているわけではないが、少なくともこのココアの決意は変わることはないだろう。
顔と手が美しいこともあるが、吉良/ココアにとってもまた、相手の声は聞き覚えのあるものであった。
それだけでなく、「しのぶ」という名前にも何かしらの聞き覚えがあるような感覚がある。
その感覚がどこから来たものなのかはココアにも分からないが、どちらにしろ彼女にとってしのぶは親愛なる友の1人として数えられている。
本当のその名前との因縁を認識できているわけではないが、少なくともこのココアの決意は変わることはないだろう。
【胡蝶しのぶ@鬼滅の刃】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止め、主催者を打倒する
1:一先ずはこの少女と共に行動する
2:この少女についてまだ情報が欲しい
[備考]
※参戦時期は後続の書き手にお任せします。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止め、主催者を打倒する
1:一先ずはこの少女と共に行動する
2:この少女についてまだ情報が欲しい
[備考]
※参戦時期は後続の書き手にお任せします。
【保登心愛=吉良吉影@吉良吉影がごちうさのココアさんをアフレコしたようです】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:私と私の『友達』の「平穏」を乱す者とだけは闘わざるをえないッ!
1:しのぶと共に行動する
2:彼女たち(元の世界の友達)はいるかな…?
[備考]
※肉体的には女性ですが、CV:森川智之です。
※バイツァ・ダストは制限により使用できません。
※参戦時期は少なくとも第1期(ACT1)の12話以後。
※名簿には「保登心愛」と記されます。
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:私と私の『友達』の「平穏」を乱す者とだけは闘わざるをえないッ!
1:しのぶと共に行動する
2:彼女たち(元の世界の友達)はいるかな…?
[備考]
※肉体的には女性ですが、CV:森川智之です。
※バイツァ・ダストは制限により使用できません。
※参戦時期は少なくとも第1期(ACT1)の12話以後。
※名簿には「保登心愛」と記されます。