「――はぁ」
鮮やかな金髪を揺らした青年が、眼前の光景に対し、呆れと壮観の感情を併せたため息を吐く
そこら中に転がっている、明らかに自然的に発生したとは思えない巨大な氷の塊がそこら中に散乱している
そこら中に転がっている、明らかに自然的に発生したとは思えない巨大な氷の塊がそこら中に散乱している
よく確認すれば、溶けた氷から流れ出る水の中に赤い血が混じっているのが見える
目を向けると死体があった、切り刻まれた死体、氷塊に潰された死体
目を向けると死体があった、切り刻まれた死体、氷塊に潰された死体
「こんな光景、ただの笑い話だったら良かったんだけど」
殺し合い、それだけでも十分に非現実的だと言うのに、まざまざと見せつけられたそれは非現実を通り越して一種の神秘、青年はそれを物陰で目撃していた
『王』を名乗る男と、『王』に殺されそうになった少女とそれを守るために立ち塞がった或る二人
二人と『王』の戦いを奇跡的にバレずに、自らの手玉としたメイドと共に青年はそれを観戦していた
二人と『王』の戦いを奇跡的にバレずに、自らの手玉としたメイドと共に青年はそれを観戦していた
結果など、眼前の光景通り、『王』が殺し尽くした、その絶対的な力にて
【桐間紗路@ご注文はうさぎですか? 死亡】
【フェイト・テスタロッサ・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's 死亡】
【毛利尊拳@大番長 死亡】
【フェイト・テスタロッサ・ハラオウン@魔法少女リリカルなのはA's 死亡】
【毛利尊拳@大番長 死亡】
「早い段階で讃岐と合流できて幸運だとは思ったけど、流石にこれは聞いてないかな」
「…………」
「…………」
もちろん青年としては今後の方針は考えている。適当なグループに入り込み信頼を得て無事脱出する、邪魔になるような者がいれば殺す、そう楽観視していたのだが、あんな地獄を見せられては今まで信じていた常識が覆りそうになるのは当然だ
幸いにも、権力者や傭兵の力を借りて男どもの手で堕とした女、かつて『黒髪の山猫』と呼ばれた暗殺者で、私立探偵クリス・クロムウェルの付き添いであるメイドである諏訪讃岐が己が隣にいる
幸いにも、権力者や傭兵の力を借りて男どもの手で堕とした女、かつて『黒髪の山猫』と呼ばれた暗殺者で、私立探偵クリス・クロムウェルの付き添いであるメイドである諏訪讃岐が己が隣にいる
勿論、平時の彼女であれば自分に信頼など向けず、逆に殺しに掛かられても仕方のない事であろう、だが今の彼女は淫溺に堕ち、そのためならば本来の主ですら同じ奈落へ引きずり込もうとするだろう
「ひとまず、ここから離れようか、讃岐」
「……わかり、ました」
「……わかり、ました」
紅潮する顔を隠そうともせず、讃岐は今の主であるマクシミール・ウィローに付き従う讃岐
淫らに堕ちた今の彼女であってもクリスに対する忠誠は変わらないであろう、それが歪んだ形であったとしても
淫らに堕ちた今の彼女であってもクリスに対する忠誠は変わらないであろう、それが歪んだ形であったとしても
(もしも、クリスがここにいるのなら――もうこの際だから殺しても構わないか。何せ、殺し合いの舞台なんだから)
そしてマクシミールの心の奥底には、どす黒い欲望が渦巻いていることに、今の讃岐は永遠に気づくことはないのだ
【マクシミール・ウィロー@私立探偵クリスクロムウェル 淫謀のラビリンス】
[状態]:健康、危惧
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:この殺し合いを生き残る
1:入り込めるグループを探す
2:もしクリスがいるなら最悪処理するべきか
[備考]
※参戦時期は最低でも第5章以降
※感覚共有に関する制限は後続に書き手にお任せします
[状態]:健康、危惧
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:この殺し合いを生き残る
1:入り込めるグループを探す
2:もしクリスがいるなら最悪処理するべきか
[備考]
※参戦時期は最低でも第5章以降
※感覚共有に関する制限は後続に書き手にお任せします
【諏訪讃岐@私立探偵クリスクロムウェル 淫謀のラビリンス】
[状態]:健康、発情(小)
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:マクシミール様に従う
1:……お嬢様、既に処女を喪われてなければいいのですが
2:身体が疼いてしまいます
[備考]
※参戦時期は最低でも第5章以降
※クリスとの感覚共有は切られています
[状態]:健康、発情(小)
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:マクシミール様に従う
1:……お嬢様、既に処女を喪われてなければいいのですが
2:身体が疼いてしまいます
[備考]
※参戦時期は最低でも第5章以降
※クリスとの感覚共有は切られています
「――つまらん」
自らが殺した者達の死体にも目もくれず、『王』はただつまらなそうに吐き捨てる
「下らん茶番にしては大掛かりではあるが、それもまた一興か」
男はこの殺し合いを「茶番」と評した。だが、それもまた良し
願いを叶えるというのは、間違いでないのなら価値はある
願いを叶えるというのは、間違いでないのなら価値はある
「奴がいないとならば、遊ぶつもりもない」
執着すべき相手もいない、かつての孤高と同じ、仲間も、相棒もいらない、〈王〉はただ一人でいい
「―――勝つのは俺だ」
〈王〉は孤高のまま大地を往く。その果てに、全てを支配するために
【ヴォルラーン・アングサリ@テイルズオブアライズ】
[状態]:健康
[装備]:霧氷剣ペルソス@グランブルーファンタジー
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2
[思考]
基本:全て殺し、全てを支配する
1:???
[備考]
※参戦時期は後続に書き手にお任せします
[状態]:健康
[装備]:霧氷剣ペルソス@グランブルーファンタジー
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2
[思考]
基本:全て殺し、全てを支配する
1:???
[備考]
※参戦時期は後続に書き手にお任せします
『支給品紹介』
【霧氷剣ペルソス@グランブルーファンタジー】
ヴォルラーンに支給、空の世界のランスロットの所持する剣
凍てついた刀身を抜けば戦場の空気を一変させる。霧氷を纏い全てを切り裂き打ち砕く様は、さながら氷獄の爪である
【霧氷剣ペルソス@グランブルーファンタジー】
ヴォルラーンに支給、空の世界のランスロットの所持する剣
凍てついた刀身を抜けば戦場の空気を一変させる。霧氷を纏い全てを切り裂き打ち砕く様は、さながら氷獄の爪である