「へっへっへっへ! 殺し合いか、面白い」
緑色の体に、虫のような頭をした人型の生物が嗤っている。
一見すると着ぐるみにも見えるが、こういう生物だ。
当然、まともな生物ではない。
彼は、世界征服を企む秘密結社メガデスによって作られた怪人であり、通称メガデス怪人である。
戦闘力は一般人にも負けかねないほど弱いが、喰らった相手を言いなりにする催眠光線、通称ホモビームが強力だ。
一見すると着ぐるみにも見えるが、こういう生物だ。
当然、まともな生物ではない。
彼は、世界征服を企む秘密結社メガデスによって作られた怪人であり、通称メガデス怪人である。
戦闘力は一般人にも負けかねないほど弱いが、喰らった相手を言いなりにする催眠光線、通称ホモビームが強力だ。
怪人は、この殺し合いに好意的だった。
元々悪の組織が世界征服の為に作った存在。
人、それも全く好みでもないメスガキが何人死のうと揺らぐことはない。
それどころか、20億円とどんな願いも叶える権利を献上すれば、世界征服の一助になると考えたのだ。
しかし、彼には一つ疑問があった。
元々悪の組織が世界征服の為に作った存在。
人、それも全く好みでもないメスガキが何人死のうと揺らぐことはない。
それどころか、20億円とどんな願いも叶える権利を献上すれば、世界征服の一助になると考えたのだ。
しかし、彼には一つ疑問があった。
「なぜ女なんだ」
彼は疑問に思った部分。
それは、主催者がエロトラップダンジョンに引っかかるのを期待しているのは、間違いなく女だということである。
別に男を女体化させる必要などないだろうに、と怪人は考えていた。
それは、主催者がエロトラップダンジョンに引っかかるのを期待しているのは、間違いなく女だということである。
別に男を女体化させる必要などないだろうに、と怪人は考えていた。
メガデス怪人は、ホモだ。
せっかくのホモビームも男を犯す為に使われ、時には立場を利用して部下にセクハラすることもある。
時には男二人を催眠して、催眠した男同士をセックスさせて自分は逃げることもあるが、それは逃げる為だ。
そんな彼からすれば、せっかくの男をわざわざ女にするなど理解できない。
無論、セクシャルマイノリティやマジョリティについての理解はあるが、だったら自分を参加させなければいいのに、と彼は思う。
せっかくのホモビームも男を犯す為に使われ、時には立場を利用して部下にセクハラすることもある。
時には男二人を催眠して、催眠した男同士をセックスさせて自分は逃げることもあるが、それは逃げる為だ。
そんな彼からすれば、せっかくの男をわざわざ女にするなど理解できない。
無論、セクシャルマイノリティやマジョリティについての理解はあるが、だったら自分を参加させなければいいのに、と彼は思う。
しかし、思考に浸る彼の前に、別の参加者が現れた。
小柄で女の子にも見えるが、男性用の学生服を身に纏っていることから少年だと分かる。
少年は怪人に恐怖しているのか、どこか怯えた目を見せた。
その目が怪人の嗜虐心をそそらせる。
小柄で女の子にも見えるが、男性用の学生服を身に纏っていることから少年だと分かる。
少年は怪人に恐怖しているのか、どこか怯えた目を見せた。
その目が怪人の嗜虐心をそそらせる。
「この俺が怖いのかい?」
少年に対し挑発する怪人。
彼はこのまま少年が逃げ出す素振りを見せるかと思ったが、予想に反して少年は懐からボールを取り出し、怪人に投げつけてきた。
少年が投げたボールは赤と白で上下が分かれており、怪人は咄嗟に避けようとするも当たってしまう。
しかし――
彼はこのまま少年が逃げ出す素振りを見せるかと思ったが、予想に反して少年は懐からボールを取り出し、怪人に投げつけてきた。
少年が投げたボールは赤と白で上下が分かれており、怪人は咄嗟に避けようとするも当たってしまう。
しかし――
コン
と軽い音と共に何事もなく、地面にボールが落ちるだけだった。
その様に少年は驚いた素振りを見せる。
少年が驚いている隙を見て、怪人はホモビームを浴びせた。
すると、少年はまるでキョンシーみたいに両腕を前に伸ばした。これが怪人に操られている者の特徴である。
その様に少年は驚いた素振りを見せる。
少年が驚いている隙を見て、怪人はホモビームを浴びせた。
すると、少年はまるでキョンシーみたいに両腕を前に伸ばした。これが怪人に操られている者の特徴である。
「まずは名前を教えてもらおうか、可愛い坊ちゃん」
「……僕の名前は夜之川しいなです」
「……僕の名前は夜之川しいなです」
怪人の問いに素直に答える少年、もといしいな。
次に怪人は、さっきしいなが投げたボールについて質問する。
次に怪人は、さっきしいなが投げたボールについて質問する。
しいな曰く、ボールの名前はモンスターボール。
弱っているNPCに投げると、捕まえて自分の手駒にできるそうだ。
また、弱っていなくても一瞬ボールに入るらしい。
しいなはその隙をついて逃げ出そうとしたのだ。
弱っているNPCに投げると、捕まえて自分の手駒にできるそうだ。
また、弱っていなくても一瞬ボールに入るらしい。
しいなはその隙をついて逃げ出そうとしたのだ。
確かに自分の外見なら、NPCに見えないことも無い。
だからボールに封じ込められず驚いたのだな、と怪人は納得した。
だからボールに封じ込められず驚いたのだな、と怪人は納得した。
「それじゃ、そのボールは俺様が貰うぜ。
ひょっとしてお前、まだ持っているんじゃないか?」
「はい」
ひょっとしてお前、まだ持っているんじゃないか?」
「はい」
落ちていたボールを拾うだけでなく、しいなからカツアゲする怪人。
事実、しいなはデイバッグに九個も持っていた。
これを見て怪人は鋭い笑みを浮かべる。
事実、しいなはデイバッグに九個も持っていた。
これを見て怪人は鋭い笑みを浮かべる。
これで強力な手駒を手に入れれば、殺し合いは一気に有利になる。
更にホモビームで他の参加者を従えれば、優勝は間違いなしだ。
しかしまあ、それはそれとして――
更にホモビームで他の参加者を従えれば、優勝は間違いなしだ。
しかしまあ、それはそれとして――
「しいな、俺様についてこい」
しいなは、怪人の好みだった。
もう一度言おう。怪人はホモである。
そして、せっかくの催眠能力も主な使用用途は大体自身の性欲を満たすためのホモセックスである。
もう一度言おう。怪人はホモである。
そして、せっかくの催眠能力も主な使用用途は大体自身の性欲を満たすためのホモセックスである。
つまり、メガデス怪人は夜之川しいなとホモセックスする気満々だった。
己の手で快楽によがるしいなを想像し、興奮してくる怪人。
しかし彼は知らない。
己の手で快楽によがるしいなを想像し、興奮してくる怪人。
しかし彼は知らない。
夜之川しいなは、その容姿を生かして今まで数十人以上の男と援助交際をしてきたことを。
そして、幾人の男に尻穴を掘られながらも、今まで一度たりとも感じたことのない超マグロ体質なことを。
そして、幾人の男に尻穴を掘られながらも、今まで一度たりとも感じたことのない超マグロ体質なことを。
しいなの知らない未来では、ある薬剤師が調合した強力な媚薬で感度を上げた状態でのセックスに嵌ることになる彼。
この殺し合いでも同じ結末に至るのか。はたまた違う未来が待っているのか。
その答えはきっとGOだけが知っている。
つまりGOは神。
この殺し合いでも同じ結末に至るのか。はたまた違う未来が待っているのか。
その答えはきっとGOだけが知っている。
つまりGOは神。
GO is God.
【メガデス怪人@真夏の夜の淫夢】
[状態]:健康、興奮気味
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3、モンスターボール×10@ポケットモンスターシリーズ
[思考・状況]基本方針:優勝し、首領に20億円と願いを叶える権利を献上する
1:しいなと遊ぶ(意味深)
2:自分に従う手駒を手に入れる
3:エロトラップに引っかかる参加者を女に変える必要……あるか?
[備考]
ホモビームで催眠できる人数に制限があります。制限以上の人数を催眠に掛けると一斉に催眠が解除されます
[状態]:健康、興奮気味
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3、モンスターボール×10@ポケットモンスターシリーズ
[思考・状況]基本方針:優勝し、首領に20億円と願いを叶える権利を献上する
1:しいなと遊ぶ(意味深)
2:自分に従う手駒を手に入れる
3:エロトラップに引っかかる参加者を女に変える必要……あるか?
[備考]
ホモビームで催眠できる人数に制限があります。制限以上の人数を催眠に掛けると一斉に催眠が解除されます
【夜之川しいな@キメセクに敗けた娼年】
[状態]:言いなり状態
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:???
1:メガデス怪人に従う
[備考]
参戦時期は本編開始前です
[状態]:言いなり状態
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]基本方針:???
1:メガデス怪人に従う
[備考]
参戦時期は本編開始前です
【モンスターボール×10@ポケットモンスターシリーズ】
夜之川しいなに支給。
ご存じポケモンを捕らえるために必須のアイテム。
本ロワではポケモン以外のNPCを捕らえることもできる。参加者は捕らえられない。
ただし弱っていないと逃げられるが、死んだNPCも捕らえられない。
捕らえたNPCはモンスターボールを投げた参加者が所有者となる。他の参加者と交換、譲渡も可能。
捕らえたNPCは所有者に従い、所有者が死亡した場合は解放される。
原作と同じく他の参加者が捕らえているNPCに投げても、ボールは弾かれる。
夜之川しいなに支給。
ご存じポケモンを捕らえるために必須のアイテム。
本ロワではポケモン以外のNPCを捕らえることもできる。参加者は捕らえられない。
ただし弱っていないと逃げられるが、死んだNPCも捕らえられない。
捕らえたNPCはモンスターボールを投げた参加者が所有者となる。他の参加者と交換、譲渡も可能。
捕らえたNPCは所有者に従い、所有者が死亡した場合は解放される。
原作と同じく他の参加者が捕らえているNPCに投げても、ボールは弾かれる。