ナバール
暗黒竜・紋章、及びそのリメイク作に登場する
傭兵。
デビルマウンテンに巣くう
サムシアンの用心棒として雇われており、その腕前はかなりのものとされ、ガルダの港町の村人にまで伝わっている。
シーダで説得すると「女に斬りつける剣はもってはおらぬ」というポリシーから味方になってくれるが、説得する前はシーダも
レナも平然と切り捨てる。
暗黒竜では一人称が「わたし」だったが、紋章では「オレ」、新・暗黒竜では「おれ」新・紋章では「俺」と新作のたびに細かく変更されており、何故か安定していない。
初期装備で
キルソードを持っており、敵でも味方でも高い必殺率で強い印象を残す。
そのイメージから
ナバール系という概念まで生まれた。
暗黒竜では
ミシェイルと同じ【
裸鎧】だったが、紋章にて公式のキャラクターイラストが一新された事によりイメージチェンジが行われ、ナバール系の概念が初代から変わりつつも完成されていく。
見た目については紋章の謎で(紫のロングコート?に)確立された。
暗黒竜と光の剣
上記の通りの裸鎧。この頃から優秀な初期値と
成長率を兼ね備えており、大いに活躍できた。
紋章と違い、
パラディンや
ドラゴンナイトが屋内でも騎乗できる・剣と槍を併用できるため、後半はこれらの
クラスのエースに劣る部分もあるが、それでも十分すぎるくらい強い。
ただし裸鎧スタイルのせいなのか守備があまり伸びない(成長率10%)欠点があることだけには注意。
紋章の謎
第一部ではFC版と同様、早くから仲間入りし活躍する。
キルソードを持参するのも同様であり、暫くは彼の持つ1本だけなので重宝する。
オグマや
マルスに渡して武器だけ使うのも自由だが、イメージ通りナバールにそのまま使わせて「
かわいそうだが死んでもらうぜ。 くらえ!必殺の剣!!」を演出するのも良いだろう。
第二部では、七章にて「紅の剣士」という章タイトルと共に華々しく参戦。
踊り子フィーナとの間に(向こうから一方的な)フラグが建ったり、
サムトーというそっくりさんまで登場したりと、人気キャラクターとしての道を進んでいく。
成長率に関しては同職である
オグマを全体的に少し上回っており、HPや力までオグマを追い越せるであろう高い将来性を持つ。
守備だけは20%とオグマに10%劣るものの、前作から10%UPしこちらも普通に伸びるようにはなった。
SFC時代には剣士や
ソードマスターといったクラスがまだ存在しないゆえ、ナバールも
勇者へとCCする。
人物像としては
剣士やソードマスターのような身軽な軽装で華麗に舞うタイプなのだろうが、鎧と盾を装着して戦う彼はなんとなくイメージを損なっているような気がする…鎧に関しては原点回帰かもしれないけど。
新・暗黒竜と光の剣
オグマが暗黒竜時代のデザインに寄った一方で、こちらは紋章のデザインを踏襲したビジュアルになっている。
自分のイメージというものを理解したのか、戦闘時のセリフは「かわいそうだが死んでもらう…」になり、「くらえ!必殺の剣!」とは言わなくなった。
クラスは
傭兵から
剣士に変更されている。これは
ラディも同様。
本作では旧作でよく伸びた
力と
速さの成長率が芳しくなく、速さのボーナスが大きい
剣士や
アーチャー以外の兵種にすると、目立った強みの無い平坦な能力値になりやすい。
一応力個人成長率の方は
カインや新キャラの
フレイと同じ20%、剣士系時の速さ成長率の方はFC版・SFC版と全く同じ50%(個人成長率自体は25%)はあるのだが、原作の強さを知っていると物足りなく感じる。
FC版に先祖返りしたのかそのままだと守備も10%とほぼ伸びない(これに関してはカイン&
アベル&フレイ等を剣士系に変えた際も同様だが)。
今作でも決して弱いわけではないものの、今作ではより力&守備が高く育つラディの他、新キャラの
アテナ、兵種変更したカイン&アベル等のソシアル系の強キャラ達に出番を奪われて使われない可能性もある(アテナに関しては死亡者が大量に必要な
外伝に行く必要がある関係でそもそも加入されない可能性が高い&力と守備の期待値はほぼ同じ程度だが)。
ただし今作の初期剣士系キャラ3名(ナバール・ラディ・アテナ)の中ではHP・速さ・幸運の期待値がトップだという強みはある。
特に速さは他2名が期待値で1足りずカンスト(30)に届かないのに対し、こちらは1余裕を持ってカンスト可能(剣士系より速さ成長が高いアーチャー系で育てればさらにもう少し余裕ができる)。
もっとも、他2名も速さ(&守備)成長率が剣士系より5%高いアーチャー系に変えてずっと育ててしまえばこちらと同じように期待値でソードマスター時の速さはカンスト可能になり差はなくなるが。
剣士のままだと守備があまり伸びないため、初期兵種にこだわる場合でもアーチャー系や
パラディンで育てて補った方が良い。
ずっとソシアルナイト系のまま育てると力&守備は剣士系のままより高く育つものの、代わりにソードマスターの速さがカンストできなくなってしまうため、アーチャー&
スナイパーで育てて補う必要がある。
今作ではライバルのオグマの方もFC版・SFC版より弱体化しているが、こちらと違い兵種は傭兵のまま&初期値がそのままでLvが上がっただけで元になったFC版から成長率自体は悪くなってはいない(むしろFC版からHPが10%・技が20%上がっている)&支援を複数名(
サジマジバーツとこのナバールの4名)に与える役目があるため、有用性では向こうに劣るようになった
(見た目の面では微妙に老けてしまったオグマよりも若いこちらの方が勝る)。
新・紋章の謎
旧紋章と同じく7章で仲間になる。クラスは前作と同じく剣士。
成長率は前作より大幅に上がり、期待値では全ステータスでラディやアテナ(&サムトーと
マリス)を上回るように。
初期値で技と速さが16と非常に高く、剣士のまま育てても守備・魔防以外は良く育つ。
前作では微妙に頼りなかった力は今作では一転してどの物理職で育てても全て期待値でカンスト可能になった(さすがにLv20近くまでずっとソードマスター→
ウォーリアー等は残りLvUp回数の関係で不可)。
成長率10%の魔防も前作では0%で全く上がらなかった事を考えると大幅に改善されてはいる。
ソシアルナイトに兵種変更すると成長率のバランスが良くなり、非常に強い
パラディンになれる。
また、今作では難易度
ハード以上を一度でもクリア済なら別グループの兵種に変更できるようになっているため、FC版・SFC版と同様の傭兵にして使ったり
アーマーナイト系で育成して守備をより高くすることも可能になった(&傭兵やアーマーだとHPも必ず1上がるようになる)。
むしろ剣士のままだと早期に技や速さが上限に達して無駄になる&上述の通り守備成長が若干低いため、初期兵種にこだわりのある人でもできれば育成途中だけは別兵種に変えてしまった方がよい。
ただし今作では期待値で幸運もカンストの30まで育つため、上限22の
バーサーカーと上限25のパラディンのみは途中までしか使えない(もちろん幸運が無駄になっても特に気にしない人の場合や他兵種で30まで育てた後なら問題ない)。
最終更新:2025年08月31日 21:25