魔道士
いわゆる「魔法使い」にあたる
クラス。
FEシリーズの世界においては、魔法のことは魔道、魔法使いのことは魔道士と表現するのがお約束。
「まどうし」という言葉は「魔導師」などとも表記できるが、FE用語としては基本的に「魔道士」が正式な表記となっている。
作品によっては「
マージ」または「メイジ」(どちらも英語のmageの事)と表記されることもあり、それらも含めればシリーズ皆勤賞である。
魔道書や攻撃魔法は相手の
守備ではなく
魔防を突いて攻撃するため、高守備のユニットにも大ダメージを与えられる(反面、同じ魔法系や天馬系のような高魔防のユニットは苦手)。
また、基本射程が1~2マスの魔法により相手が反撃できない距離を選んで攻撃しやすく、これらのアドバンテージにより全作品を通して比較的安定した地位にある。
その代償か、特にGBA以降は兵種基本値は魔力、魔防以外は同ランクでワーストクラスにされがちである。
ハードウェア的な都合があるので表記は「まどうし」。
この頃はまだ
魔力の概念がなく、
力が流用されるわけでもないので、魔道士の攻撃力=
魔道書の攻撃力である。また、地形効果の影響を受けない代わりに技が命中に関与しない。
クラスチェンジ先は
司祭。
表記はやっぱり「まどうし」。
村人からの
クラスチェンジが可能で、
傭兵系も
魔戦士から村人を経由して
クラスチェンジ可能。
外伝では他の作品と違って魔法を「覚える」仕様で、キャラクターによって覚える魔法が異なるため、そこに確たる格差が存在する。
本来魔道士ではないキャラの場合、レベルアップで新たに覚える魔法が全部で一つしかないなんてことも……
魔法による攻撃力にも力が加算されるようになった。
クラスチェンジ先は男性なら
賢者、女性なら
神官。
表記はまだ「まどうし」。文章には漢字が使われるため、ここからゲーム上で「魔道士」という表記が見られる。
外伝の仕様を引き継ぎ、
魔道書の攻撃力にもちゃんと力が加算される。
クラスチェンジ先は司祭。
見た目は(司祭もそうだが)頭までローブを被り、目だけが見えている状態の服装(なので、どことなくFFの黒魔導士を思わせる)。
魔道士時代の姿は3人とも同じなのに、
エルレーンと
ユベロを置いてけぼりにして
マリク1人だけが専用グラフィックで特別な司祭になれるのは有名な話。
そしてこの時代では女性のまどうしは
リンダただ一人である。
ゲーム中に出てこないだけで、
リンダ以外に女魔道士が存在していてもおかしくはないが…。この頃は魔道士=男、というイメージがあったのだろうか?とりあえず彼女が専用グラフィックなのは素直に喜ばしい事である。
クラス名が全てカタカナ表記になり、魔道士に相当する
クラスは
マージとなる。
魔法が「
炎」「
雷」「
風」「
光」「
闇」の5種類に別れ、マージは炎・雷・風の3種類を扱える。
その他、特定の1種類しか扱えないが
武器レベルが高いファイア・
サンダー・
ウインドマージも存在する。
今作から魔法攻撃は魔力の威力の上乗せする形を取るようになり、魔法防御に関しても血統次第では上がりにくい分、単発のダメージが大きくなってしまっている。
そのため、いきなり上位職を出す事は無く、ハイマージと呼ばれる3種類のマージが中位職として登場する形を取っているため、マージは中位職のマージの指揮下にいる立場にあるようだ。
この作品で一つの能力値としての魔力が誕生。
クラスチェンジ先は
マージナイト、
マージファイター。
世界観が同じなので聖戦に続き、魔道士ではなくマージである。
武器レベルが再び成長するようになったせいかファイア・
サンダー・ウインドマージは登場しない。
体格の概念が導入された作品だが、この作品に限っては
魔道書の重さに対して体格の修正が適用されない。
クラスチェンジ先はマージナイト、
セイジ。
厳密にはここで初めて「魔道士」となる。
魔法の分類が「
理」「光」「闇」の3種類に変化し、魔道士は
理魔法を扱う。
力と魔力が統一され、
クラスに応じてどちらかのみが表示されるようになった。
クラスチェンジ先は賢者。
基本システムが共通のため、封印と違いはない。
封印では
ルゥと
リリーナの二人が序盤で加入したのに対し、序盤加入の
エルクの次に二人目の
ニノが加入するのは終盤になる。
理魔法が再び炎・雷・風の3種類に分離し、魔道士はこの3種類を扱える。
ここから力と魔力が再び分離。
重さの軽減能力が体格から力へと移り、蒼炎では他の魔道士と比べて極端に力の
成長率が低い
セネリオがモロにその煽りを食うことに。
クラスチェンジ先は賢者。
クラス名が漢字とカタカナの両方になり、名称が「○(炎・雷・風)魔道士(ファイア・
サンダー・ウインドマージ)」に。
名前通り、魔道士の時点ではどれか1種類の魔法しか使えなくなった。
しかし、味方で登場する魔道士は
イレースだけで、前作で魔道士として登場した残りの2名は既に
クラスチェンジ済みである。
他に、
ミカヤ専用で
光魔法のみを扱う「光魔道士(ライトマージ)」も登場する。
クラスチェンジ先は○の賢者(○○
セイジ)。
新暗黒竜と光の剣・新紋章の謎
近年のFEの仕様に合わせて力と魔力が分化した。
直系の上級職は賢者だが、魔道士は魔力成長率+30%なのに対して賢者は+20%など、成長率が少し異なる。
マリクとリンダの専用グラフィックはなくなった。
覚醒
下級職で、直系の上級職は賢者と
ダークナイト。
スキルは魔力+2と集中(周囲3マス以内に味方がいないと必殺+10)。
if
魔道士に相当する兵種として、白夜の呪い師がある。
暗夜系武器は従来と同様の魔道書だが、対応する白夜系武器は呪(しゅ)と呼ばれ、ネーミングは主に十二支が関わり、威力や命中が低い代わりに何かしらの能力が上がるという特徴がある。
直系の上級職は陰陽師と婆娑羅(槍と魔法を使う歩兵。槍術士からもCC可能)。スキルは魔力+2とおみくじ(幸運%で経験値2倍)。
風花雪月
「メイジ」表記で中級職。
修道士の時点では魔道士系と僧侶系が一緒くただったが、ここで分岐される。
兵種スキルは「
ファイアー」。個人で習得しない者でもファイアーが使えるようになり、使える者は最大回数が倍増する。
マスタースキルは「魔神の一撃」(自軍フェイズにて魔法ダメージ+6。魔法武器や戦技にも乗る)。
エンゲージ
「マージ」。上級職はセイジとマージナイト。
マージ自体は魔法の素質のみを要するが、セイジは杖、マージナイトは剣槍斧いずれかの素質を追加で要する点に注意。
最終更新:2025年07月15日 00:48