ブレーキの遊びを改善しよう

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旧式のマスターシリンダー(オーリング)の方はそんなに気にならないかと思いますが、新型(カップリング)に変えた方はブレーキの遊びが大きくなっていることに気がついたことでしょう。
確かに慣れれば問題はないんですが、あのカチッとしたタッチを取り戻すために、ちょっと大変ですがブレーキのプッシュロッドを延長してみましょう。

まず、何故遊びが大きくなったか・・・下の図を見てください。
(下手な絵でごめんなさい)
上が旧型、下が新型です。
プッシュロッドの長さは変わっていません。
マスターシリンダー側のプランジャーという部分の掘りが深くなっています。
青の矢印の所です。
そのため隙間が開いて、図の所の遊びは数ミリなのに
ペダルの方になるとセンチ単位の遊びになってしまうのです。

必要な物

溶接機 
無垢棒

ボクはたまたまK島さんに頼むことが出来ました。
ラッキーです。
溶接風景です。
簡単なアーク溶接でやってます。
写真では手袋もしてなければお面も使っていません
これは悪い例です(爆)
ちゃんと安全に気を遣ってくださいK島さん(笑)
溶接が終わったプッシュロッドです。
ガッチリと溶けてついてます
ノーマルと比べるとこんな感じです

これを適当な長さに切って先を丸く仕上げていきます。
延長する長さは大体5mmくらいです。
これ以上長くするとブレーキの引きずりが起こってくることがあります。
車体により個体差があるので様子を見ながら加工してください。

組み付けて不具合がなければ終了です

インプレ
早速試運転です。
ブレーキを踏んだ瞬間・・・うおお!あ、遊びが変わってるぅ!!があぁ!サイドブレーキ、戻し忘れてない!?(ちょっと無理矢理)と思うくらい利きはじめが激変しました。
それに伴いタッチも向上した感じです。

ブレーキは最重要保安項目です。
作業を行う際は十分に気を付けてください。

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