左側通行用ライトに置換える
趣旨
FIAT500はもともと右側通行用ヘッドライトが搭載されています。
ライトのレンズは、対向車の運転手の防眩と歩行者の安全に配慮して、歩道側に照明がゆくようにカットされています。
そのため、イタリアと逆の通行帯である日本で走るには左側通行用ライトにするほうが良いわけですが、多くの500には右側通行用ライトが搭載されたままになっていたりします。
車検時にはおそらく専門店のノウハウでゴニョゴニョっと通すのかもしれませんが、理想的な状態ではありません。
ライトのレンズは、対向車の運転手の防眩と歩行者の安全に配慮して、歩道側に照明がゆくようにカットされています。
そのため、イタリアと逆の通行帯である日本で走るには左側通行用ライトにするほうが良いわけですが、多くの500には右側通行用ライトが搭載されたままになっていたりします。
車検時にはおそらく専門店のノウハウでゴニョゴニョっと通すのかもしれませんが、理想的な状態ではありません。
素材
HONDAスティード用ライト×2
(経が合えば他のものでもよいですが、なかなか無い。ヤフオクなどで2019年でも入手可能でした)
ヘッドライト・リム×2
フラットバー1cm幅程度のもの50mm×2
もの架け用フック(100均)
シリコンコーキング
(経が合えば他のものでもよいですが、なかなか無い。ヤフオクなどで2019年でも入手可能でした)
ヘッドライト・リム×2
フラットバー1cm幅程度のもの50mm×2
もの架け用フック(100均)
シリコンコーキング
必要な工具
ディスクグラインダー
ドライバー
ペンチ
ドライバー
ペンチ
作用手順
01
ヘッドライトリムは前方側、後方側ともに内側に折り曲げるように作られています。この後方側=車体につく側の折返しがあるとライトが入らないため、切り落とします。

右側がもとの形状、左側が切り落としたものです

当初、平面に紙やすりを貼って輪っかを均等にこすりつけることで削り落とせないか、と試みましたがアルミですら歯がたちませんで、諦めてディスクグラインダで落としました。


02
こんな感じにスポッと収まります。

スティード用なので汎用のバルブH4型が使えます。
これにより使えるランプが大幅に増えると同時に出先で球切れなど起こしてもどこでも入手可能です。

これにより使えるランプが大幅に増えると同時に出先で球切れなど起こしてもどこでも入手可能です。
03
つぎにこれを500のボディに取付できるよう加工します。
やることは4つ
やることは4つ
(1)邪魔もの切断

もともとついている固定金物のうち、真上と下についているものは邪魔になるので切り取ります。
写真中赤丸がカット前、緑丸はカット済みです。

写真中赤丸がカット前、緑丸はカット済みです。
(2)引っ掛けフック
上の写真で青丸の金物(真上から時計回りに135度の位置にある)は残したままとして、500のボディにあいた穴に引っ掛けるフックを取付ます。フックは幅が8mm程度以下であれば何でも良いのですが、ワタクシはモノ掛けフックを伸ばして使いました。

(3)バネ掛け金物
引掛けフックの180度反対側(真上から反時計回りに45度の位置)にフラットバーでバネ引掛け金物を取り付けます。
(図を後ほど加えます)これは差し込んでおくだけで大丈夫です
上の写真で青丸の金物(真上から時計回りに135度の位置にある)は残したままとして、500のボディにあいた穴に引っ掛けるフックを取付ます。フックは幅が8mm程度以下であれば何でも良いのですが、ワタクシはモノ掛けフックを伸ばして使いました。

(3)バネ掛け金物
引掛けフックの180度反対側(真上から反時計回りに45度の位置)にフラットバーでバネ引掛け金物を取り付けます。
(図を後ほど加えます)これは差し込んでおくだけで大丈夫です
(4)コーキング固定
リムとレンズ本体をコーキングで固定します。(3)の金物も一緒に固めちゃいます。
裏側から固定するわけですが、一番下のみコーキングせずに水抜きとするか、後ほど表からもコーキングして完全防水とするか、いずれかの方法を選択します。

コーキングが乾けば完成です。ボディに取り付けて光軸を調整します。
リムとレンズ本体をコーキングで固定します。(3)の金物も一緒に固めちゃいます。
裏側から固定するわけですが、一番下のみコーキングせずに水抜きとするか、後ほど表からもコーキングして完全防水とするか、いずれかの方法を選択します。

コーキングが乾けば完成です。ボディに取り付けて光軸を調整します。
(written by 大塚)