都市国家ニューポール


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都市国家ニューポール State of Niewpore

テンプレ統一運動(2021/10/14)

惑星パルエの裏側(パンゲア大陸ではない側)に存在する都市国家。
太古の時代より浮いている浮遊大陸に住んでおり、蒸気の力を用いた文明が栄えています。つい数十年前、初の動力飛行を成し遂げたようです。
しかし彼らは後述する理由により浮遊大陸から離れたことがありません。
彼らにとって、浮遊大陸が"惑星"であり、そこから外は前人未踏の"宇宙"なのです。

 

公用語 ニューポール語
首都 セントラルボイラ
最大の都市 セントラルボイラ
通貨 コグ
国歌  
民族構成

その他
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キャラクター・パレット

1:系 2~3:系 4~6:系

概要

ラスティフロントでの位置づけ

歴史

文化

経済

軍事

特筆事項

概要

大陸側諸国との相違

パルエ裏側の浮遊大陸文明を理解するには、ちょっとした先入観のリセットが必要です。
アーキル連邦、メルパゼル共和国…などなど様々な勢力が大陸にはありますが、どれも互いに文化的・経済的に影響し合った文明を築いています。
しかし、ニューポールなどの浮遊大陸都市国家は趣が全く違っています。
彼らにとって、浮遊大陸こそが世界で、大陸の橋から見えるどこまでも壁のない世界が"宇宙"にあたります。
蒸気技術がとても発達し、一部領域では科学が発達していますが、その一方で彼らの世界観などはそれこそ紀元前の未開人のような迷信の入り混じったものになっています。
ある意味、二次創作の考察などで国家比較をするのはそもそもの前提があまりに違うので、無意味な場合が多いです。

国名

ニューポールという名前は、いつからついたのかは定かではありませんが、この大陸に最初の街が出来た頃にはニューポールと呼ばれるようになりました。
いつしかニューポールという言葉は国の名前となり、浮遊大陸、つまり彼らの認知可能な"世界"の名前にもなっています。

 

国土(浮遊大陸)

2つの浮遊大陸
ニューポールは1つの大きな本島といえる浮遊大陸と、それに随伴するとてもちいさな浮遊島で構成されています。
それらは旧時代の遺物による力で今もなお浮き続けています。これら2つの浮遊大陸はあたかもパルエとセレネのように、
ただいに1個体としてパルエの裏側をゆっくりと回遊しています。ニューポール人はその事実をまだ知り得ていません。
彼らが住んでいるのは宙に浮く移動性の浮遊大陸なのだ…なんてそう簡単にわかるはずがありません。

浮遊大陸の周りにはジェット気流の壁が
まるでラピュタの竜の巣!!…とはかなり違いますが、浮遊大陸の周りはパルエ特有の高速気流が吹き荒れており、
あらゆるものの侵入を拒み続けています。もちろんそれは内から外にかけても働きます。
彼らが最近発明した空中船を軽々と屠ってしまうのです。ニューポール人たちは、科学を武器に「大陸の外を見たい」と数々の空中船を建造しましたが、どれも失敗してきました。
技術が圧倒的に進んだ大陸文明でさえ、ジェット気流内航行はアーキル連邦しか成し遂げていません。

大陸の地表
浮遊大陸の地表は、上層大気に位置しながら比較的湿気が多く、表面は草原に覆われています。
空飛ぶカルデラ地形といった風貌で、大陸の周りに山脈、中心に向かいながら段々と平坦になっていき、中心部で巨大な山が鎮座しているイメージです。
中心部には王宮らしき巨大建造物、そしてなによりもニューポール文明の象徴である蒸気を通すパイプが所狭しと這っています。セントラルボイラです。
山を中心に街が栄え、小さな家や商店の煙突からもくもくと煙が上がっています。
外壁部から中心部にかけては何本か川も通っており、とても住み心地の良い環境となっています。

離島への橋
本島の目と鼻の先にある小島は、ニューポール人にとって唯一の"異世界"です。
パルエ人が夜空に浮かぶセレネを見上げて、「いつかはあの地に行ってやるんだ」と思うのと同様に、ニューポール人はその小島への到達を夢見ていました。
それがただの海に浮かぶ小島だったらあまり驚きではありません。船で行けばよいのです。
しかし、ニューポール人が住んでいるのは浮遊大陸です。大陸から離れれば死が待っています。
ニューポール人は考えました。抑えることが出来ない知的好奇心と科学の力が合わさり、飛行機械を実用化する前に、ニューポール人は孤島まで橋をかけることに成功しました。
おそらく、パルエにおける"巨大建造物"のひとつに相当する偉大なものでしょう。
 

技術レベル

ニューポールは非常に高度な蒸気文明を構築しています。それに反して、多くの自然科学分野における発達程度の上下がカオス状態になっています。
もともと借り物知識で文明を広げてきたパルエ人ですが、アンバランスさに関してはニューポール人たちはさらに上をいきます。
それも当然のことです。この世界を理解しようとしても大陸から出られないので、得られる経験の量が違います。
ましてや海に出て世界を一周する、なんて試みも出来ません。

蒸気文明は大陸における内燃機関のような手軽さで使われています。また、(現実的にはありえませんが)小型モーターのような小さく高出力の蒸気ユニットが普及していることを見れば
ニューポール文明がいかに進んだものかご理解いただけると思います。とはいっても、大陸側のものと比べるとかなり見怠りしますが…スチームパンク国家のニューポールの素敵性能は常に全開です!(プシュー)
数十年前には、クリスタルに圧力を加える事で浮力を生み出すことに成功し、気球・蒸気エンジンを組み合わせた空中船を開発できるようになりました。

また、空中船による気流突破が怪しくなってくると、ニューポール人は戦略を変え、凧のような小型探査機を気流外に打ち出す(流す)様になりました。
後からわかったことですが、たびたび大陸沿岸に流れ着いた奇妙な凧は、まさにニューポールが以前に外世界に放っていた探査機だったのです!
探査機には、ニューポーランたちのものの考え方、感じ方、愛し方を表現した、外世界に向けての筒状レコードが載せられていました。筒の芯には彼らなりに頑張って解明した外世界と浮遊大陸の場所が丁寧に描かれた地図が入っていたようです。

 

ついに開かれる空

浮遊大陸に束縛されてしまったニューポール文明ですが、あるとき奇跡が起こります。
600年代末に、表側大陸側で目覚め作戦が実行されたのです。旧兵器に対する、大陸諸国による総反撃です。
見事彼らは旧兵器の頭脳、セントラレナーヴを打ち倒し、旧兵器とともに異常気象の原因だった狂った気象制御装置が止まります。
パルエから、ジェット気流が消えた瞬間です。砂埃に満ちたパルエの上層大気は澄みきり、パルエ人たちは初めて本当の夜空を目にします。
レギアス銀河の畝狂う一面の天の川を見て… パルエ人は決意に満たされました。
大陸側のパルエリアンは空の向こうへ。ニューポーランは母なるゆりかごである浮遊大陸の向こうへと踏み入れると誓いました。
数十年後、裏側探索に向かった大陸側のパルエリアンはニューポールに接触し驚愕します。初歩的なものながら、立派に空を往く舟を操る彼らに敬意を表したといいます。
ニューポールの歴史書はこの接触をとても快く思っており、彼らの新時代もこの時幕を開けたと記述されています。

 

クルカいるんかい

どこにでもいるんだよ

最終更新:2021年10月14日 20:48