勢力問わず宇宙時代のメカニックの一覧です。
誰でも追加可能です。
ラスティフロントの世界観の未来線、つまり第四紀、通称"オービッタ・パレア"時代のメカを紹介するページです。
ここではすべての国籍のメカを掲載します。
パレア1
乗員 | 0名 |
動力 | パルエポテト・キャッサバ |
出力 | 0.6V |
最大速度 | 22,170m/s |
武装 | 釘 |
オデッタ人民国科学室
作成者:蒼衣わっふる
アーキル主導の格安宇宙探査計画に出願された人工衛星。
打ち上げ費用をアーキルが負担するということが決まり、大陸全土の官民団体から応募が殺到したこのプロジェクト。
47もあった探査機候補は、5回にわたるパルエ軌道上での厳しいテストを経て、5つまでに減らされた。
多くの探査機は機械敵故障と5回分の整備コストに追われ、もっぱら経済的事情で途中自体で脱落するものが大半だった。
しかし、パルエ人をもって「ひどく原始的」と言わしめたこの探査衛星は全てのテストに参加し、全くの誤作動もなく機能した。
打ち上げロケットの貴重な搭載枠をこんなものに使って良いのかと学会では猛反発をくらったが
「考査工程に何ら不正はない」「いざとなったら非常食になる」という理由から搭載が決定された。
打ち上げられたロケットはパルエ-エイア間の公転軌道で無事に爆散、精密機械の他国の衛星が粉微塵になる中、
オデッタのじゃがいも衛星だけは万全に機能しながらソナ星系の仲間入りを果たした。
それから12年、メルパゼル主導のエイア無人探査機がパルエ-エイア間の公転軌道に差し掛かった時
あきらかに人工物と思しき信号を受信。
「おでッたはいだい つよい」を淡々と発信しつづけるオデッタの衛星を光学で捉え、パルエでは第二芋バブルが発生した。
発想的には上記イモの祖先かもしれない
パレア1
乗員 | 0名 |
動力 | 汎用乾電池Ⅱ型(民生品)×2 |
出力 | 1.2V |
最大速度 | 第一宇宙速度前後 |
武装 | ボムライクな見た目 |
外洋飛行研究所(OFL)
作成者:まるりょう
700年代に入り、パンゲア大陸に住む人々は黄金の大探検時代を迎えた。パルエの裏側探査である。大陸を離れた外洋では浮遊機関が機能しないため、旧連邦諸国は別の方法で裏側へ進出しなければならなくなった。メルパゼルやパンノニアは内燃機関で、諸島は船舶で、フォウは北極回りの陸上から裏を目指した。アーキルおよび旧ザイリーグからなる諸国も対抗の為、工学研究機関である外洋飛行研究所を設立して技術の開発と裏側探査を行った。
716年。次なる冒険の幕開けは、メルパゼルの手による衝撃的な人工衛星打ち上げによってなされた。続いてパンノニアもロケットを打ち上げた。かつて彼らを支配していたアーキルは各組織に人工衛星の開発を命じるが、予算不足で宇宙機関として改編もとい縮小されつつあった外洋飛行研究所の設備は不十分。むしろ飛行することに関して権威があった空軍が衛星打ち上げを政府に確約してたために予算がそちらにまわってばかりだった。予算不足の外洋飛行研究所のロケットは単段式灯油燃料ロケット、開発費用と時間をなるべく抑えるため衛星本体は目覚め作戦後に余った軍の爆弾をそのまま流用。発射台は旧式もいいとこの調査船トリプラを改造し、空中からロケットを発射したのだった。
結局、打ち上げ失敗続きの空軍の嫌がらせを受け続けたにも関わらず、外洋飛行研究所最初で最後の衛星打ち上げチャレンジは見事成功。アーキル初の衛星パブラ1号は、どう見ても爆弾のままパルエ人工物で三番目の軌道侵入を果たした。元盟主の体裁を何とか保ち、そして念願の組織存続と拡張も認められアーキル・ザイリーグ合同の宇宙進出が始まったのだった。
なお空軍も意地で衛星開発計画を続けたのでアーキル国内に宇宙開発部門が2系統出来、しばらく運用の混乱と予算面での非効率が続くのだがそれはまた別のお話。
パレア2
乗員 | 0名 |
動力 | 第1世代 化学推進エンジン 常温バグダード発電板 |
出力 | 1800kw |
最大速度 | 第一宇宙速度 余剰推進力 ±400m/s |
武装 | 熱線レーザーx1 57mm対物質量弾x6発 空間撒菱(航宙法改正により廃止) |
グニャラルキ・エンヂニアリング
作成者:蒼衣わっふる
正統アーキル条約機構が共同開発した、宇宙空間用の戦闘衛星。
旧兵器のレーザーレンズを模した簡易的な光学兵器と、ひどく原始的だが依然として強力な実体弾を持つ万能衛星として知られる。
もともとは冷戦期に西海岸連盟の宇宙機を撃ち落とすためのものだったが、冷戦が終結するころには事実上の対残存旧兵器のための武装となっていた。
その後も宇宙界のT-34のごとく大量に生産され、スコルドシリーズはひとつの宇宙兵器のスタンダードとなった。
比較的大きな推進エンジンを持つが軌道を脱するほどの燃料はなく、あくまで運用終了後に再突入を行うための減速用。
空間撒菱は、その名の通り高密度の玉を火薬により一度に多量に撒き散らす近距離自衛装備。
パンノニアの偵察衛星"グロワーレ・マズルカ"が流れ弾により爆散してからは、宇宙空間に不用意に小型部品を撒き散らすことが禁じられた。
依然として多数のスコルドは未使用の空間撒菱を抱えているが、スコルドの数が多く当該機体なしでは防衛網に穴ができるため、パンノニア以外は黙認している。
パレア2
乗員 | 14名 |
動力 |
オクロ機関 大型バグダード発電板x2 |
出力 | N/A |
最大速度 | 第一宇宙速度 |
武装 |
熱線レーザーx1 コスモ・パムパム砲x2 対旧兵器ECM 脱出用宇宙船x1 Unit-2000 ピシア碑文x1 |
全球探査国際研究所 パラドメッド研究所
作成者:蒼衣わっふる
パルエ初の本格的な大型宇宙ステーション。
旧時代の宇宙施設に規制する形で各国合同で増築がなされる貧乏くさい方式が取られたが、
限定的ながら可動に成功したオクロ機関はパルエ人が夢見た無限のエネルギーであり、長期間において宇宙船の補給ステーションとして大活躍することとなった。
また、衛星軌道上で回収されたアノマリー、Unit-2000
ピシア碑文を搭載することにより旧兵器の脅威がない安全領域を部分的ながらも確保することができた意義も大きい。
素体となったこの宇宙施設は、当時宇宙派と呼ばれた「終末戦争に対する文明のバックアップとして内惑星機を開拓する」ことを目的としていた科学者の研究ステーションだったらしい。
パルエ人がドラム缶にクルカを詰めて弾道飛行をやっている頃から存在自体は認知されており、有人による接舷探査により内部のコンピュータのデータバンクにアクセス、制御下に置くことに成功。
ソナ星系の大雑把なデータをリバースエンジニアリング方式で取得することができ、以降のパルエ人らの宇宙開発計画の基礎となった。
セレネ級防護巡宇宙艦 Selene-class Cosmo armed cruiser
パレア2
乗員 | 35名 |
動力 |
ベテルギアエンジン 大型バグダード発電板x1 |
出力 | N/A |
最大速度 | 第一宇宙速度 |
武装 |
熱線レーザーx1\6 コスモ・パムパム砲x4 |
全球ジェット研究所・パルエ国際連盟
作成者:蒼衣わっふる
初期宇宙時代最大の宇宙船。
質量の大半が推進式ロケットの燃料タンクという漢らしい設計が特徴。
宇宙空間に残る旧兵器掃討作戦(第一次)の際に旗艦として運用された。
その後は航続距離を生かして無人探査機として運用された。
パレア3
乗員 | 350名 |
動力 |
アルタイリドライブx1 ニア・オクロ発電システムx4 |
出力 | N/A |
最大速度 | 第二宇宙速度 |
武装 |
増幅光撃砲x4 マイクロウェーザx20 1200mm質量砲x2 大型誘導噴進弾x12 電子機雷x32 コスモパンパン砲x8 |
パルエ国際連盟宇宙防衛軍
作成者:蒼衣わっふる
パルエ~セレネ間の宙域を主環(テグネン)とし同圏内の巡航能力を備えた大型宇宙戦闘艦。
月面に残るとされる旧兵器対策として2隻が国際協力のもと建造された。
フェゾン・ドライブ(FZ機関)が開発された後は"外洋戦艦"として内惑星警備に投じられた。
「ユット・アルカス」は現地語で束ねられた槍を表す。
同盟を組む際に槍を束ねるという北半球系の古い作法に倣っている。