カクブントゥ(ルーアンの一族)

ラスティフロント@Wiki内検索 / 「カクブントゥ(ルーアンの一族)」で検索した結果

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  • カクブントゥ(ルーアンの一族)
    このページの設定の大半は化石化しています!! 更新が長い間なされなかったことにより、このページの設定は現在のラスティフロントの設定と矛盾する可能性が大きいです。 そのうち更新されるでしょうし、たぶんその際新しい情報も随時更新されるはずなので気長にお待ちいただくか更新手伝ってくださいピュイヤ。 カクブントゥ Cakubuntu (ルーアンの一族 Clan of the Rouen) 体質改善(2021/08/22) テンプレ統一運動(2021/10/14) パルエ大陸、ノスゲア山脈東部の窪地。南東部とほぼ同じ肥沃さを持つ土地に住む少数部族。 リューリア後に第7艦隊の残存部隊が入ってきたとかなんとか 人口:約900人 文化:チベット(環境)、アフガニスタン(人民)、ブータン(雰囲気)などのハイブリット、土地はカシミール。 宗教:スカイバード教、スカイバードを飼いならしており、また夜になると結...
  • トリネイ・バセン
    中央右に描かれているものがトリネイ・バセンと思われる トリネイ・バセン Trinae Basen 基本情報 種別 不明 造船所 不明 就役 不明 最後 390年 設計 不明 所属 バセン公国 世代 第一紀 性能諸元 全長 不明 全高 不明 器官 トリネイドラゴンと思われる 総代謝 不明 最高速度 不明 航続距離 不明 武装 不明 補助装備 不明 乗員 推定7名 - 概要 帝国に侵略される前のバセンが所有していたとされる、大型飛行種に射手のゴンドラを備え付けた空中騎兵である。 クランダルト帝国と同じく飛行種を利用していたバセンだが、両者との決定的な違いは飛行種に手を加えるか否かという点に在った。 バセンの民は飛行種を傷つけることを避...
  • メニュー
    ラスフロWikiへようこそ 当サイトはリンクフリーです 画像の無断使用・転載・加工はNO メニュー Menu トップページ ラスティフロントとは ラスティフロントの参加方法 楽しむためのルール 二次創作ガイドライン ページ編集の手引き 規約や著作権について English 管理用リンク 交流・企画・イベント Social and Event ノイゼン・モミ計画戦車 - 現在活動中! コメントページ 小説 ┃ハブ一覧 ┃参加者企画のハブ作品群 ┣大寒波戦役 ┣水晶戦争 ┣バセン解放戦争 ┣リューリアの軌跡 ┗南東地域物語 民間車両一覧 民間航空会社機体一覧 民間商船一覧 宇宙時代メカ一覧 + コンテスト一覧 アーキル構成国企画 師団コンテスト 六王湖デザイン...
  • バセン隷区兵器紹介
    バセン隷区兵器紹介 布告 兵器一覧ページの設立について 構成兵器数の増加により、兵器紹介ページの統治能力(読み込み時間)が悪化していることを理由に、 2月末を以ってメニューにおけるメカ関連の項を構成する全ての兵器紹介ページを形成する全ての兵器は主権を宣言し、3月末までに兵器紹介ページに代わり新たに創設される兵器一覧ページの下に独立したページとして再編されます。 それに伴い、兵器紹介ページはその役割を喪失し、メカ関連の項から消失します。 現時点でイラスト化されているバセン隷区の兵器を紹介します。 兵器一覧 空中艦船 飛行機械 地上兵器 その他 トリネイ・バセン ノイミ(未) ヘイテ・スミルダ戦闘馬   トリネイ・パルエ(未) ラケラッタ(未) ミィミ重戦車   ヤダカモ(未)   バセニダッカー   ネトル(未)                      ...
  • トゥランシルーヴァ
    トゥランシルーヴァ超重戦車 Super Heavy Tank Tulansilva 基本情報 種別 超重戦車 設計 ギルド・マジャル 所属 自由パンノニア共和国 製造 X台 世代 第二紀 性能諸元 機関 パニアエンジン 1基 機関最大出力 1020ps 最高速度 22km/h 走行装置 コイルスプリング式 武装 21fin高角対艦砲短 1門2fin機関砲 同軸1門液冷機銃 8門 装甲(前/横/背) 18mm/18mm/18mm 乗員 2-4名 - 概要 自由パンノニア共和国の誇る勇ましき超重戦車。 隣国が超重戦車を作っていると小耳に挟んだパンノニア人が、過去の栄光に恍惚の表情で入り浸りながら設計した戦車。 見た目で分かるできる範囲で頑張った感...
  • 夜虫弾 操舵手ヘボンの受難
    操舵手ヘボンの受難#4  『夜蟲弾』    妙な夢をヘボンは見ていた。   己はコアテラのものと思わしき操縦席に腰掛けているのだが、手は全くと言っていいほど操縦桿に触れていないのだが、機体は問題なく浮かんでいる。   それにもまして、視界に広がっている空の模様も全く異様である。   まるで世界全てが夕焼けに染まったかのように赤いが、この赤は夕焼けのような朧気なものでは断じてなく、何処までもドス黒い紅であった。   視線を横に逸らせば、友軍機であろうかと思えるような、コアテラが数機程群をなして飛んでおり、己もその中の一つとして編隊飛行をしているようである。   だが、横を飛ぶコアテラ達は全て生体器官に著しい損傷があり、中には内臓をまき散らしながら飛行を続けている機体まである。   一体何故飛行できているのか、わからない。   そして、彼女らが流し続ける贓物や血が、空を赤く染めているのだとヘボ...
  • 『開戦』 操舵手ヘボンの受難
      操舵手ヘボンの受難#7  『開戦』     兎に角、そのベルン・シュタリット軍曹はその無骨で乱暴そうな外見に対して陽気な男であることを、ヘボンは知ることになった。  彼は敵艦への移乗攻撃を前にして、シュトラヴァルカ級の搭乗口付近に設置されていた長椅子に腰掛けていたが、偶々手前にあった木箱を己の近くへ引き寄せると、退屈しのぎとばかりに腰から軍用短剣を引き抜いては、木箱の上に乗せた掌の指と指の合間を何度も刃先で素早く突き刺し始めた。   それを眺めた他の連中も彼に負けじとばかりに、短剣を引き抜く者が数名現れ、ベルンと競い始めた。   元より荒っぽい連中であるだけに、この様な事はしょっちゅうなのであろうが、その様子をヘボンもおっかなびっくり眺めていると、彼の注意を引いてしまったか、混ざるように促されてしまう。   当初の内は断ろうともしたが、強引に彼に腕を引かれてはどうしようもなかった。  ...
  • ライカク級航空母艦
    ライカク級航空母艦 Raikaku-class Carrier (雷郭) 基本情報 種別 航空母艦 命名規則 前級 次級 設計 サカエ工廠 所属 メル=パゼル共和国 製造 X隻 世代 第三紀 性能諸元 全長 XXmlt 全高 XXmlt 機関 トウゴ型エンジン 2基ア式浮遊機関肆型 1基液化ドブルジャ管 機関最大出力 67500ps x227200lc x1 最高速度 150km/h 航続距離 XXgaias 武装 12fin連装両用砲 4基8門5.5fin連装対空砲 8基16門空雷発射管 艦首6基 補助装備 戦闘機レイカ 12機偵察機メイワ 2機 乗員 1200名 - 概要 艦名 竣工 最後 一番艦 ライカク(雷郭) 620年 不明 二番艦...
  • 自由広場
    自由広場 Free Space ここはフライトグライドに関係した談話から、Wikiのアイデア提言、小説執筆者同士の情報交換まで、自由に意見を交わすために作られたページです。 最低限のルールを守っていただければ特に制限はありません。画像を貼ったり表を作ったりご自由にどうぞ。 ログブックやホワイトボードをイメージしていただければ幸いです。 This page is for any kind of activity related to Flight Glide Project such as chatting and exchanging idea among novel writer. Feel free tpo edit and submit anything but BE CAREFUL for the attitude and moral. Please Use this page l...
  • 『切り込み隊』 操舵手ヘボンの受難
      前回までの粗筋  『第13特殊空域旅団』という謎ばかりの部隊へ急遽、連れ去られる様な形で編入したヘボン。そして、その数時間後にはヒグラート戦線を突破し、帝国輸送船団を襲うアーキル戦闘機と交戦し、これを辛うじて撃墜する。    しかし、その翌日には後続の部隊と戦闘する羽目になり、アーキル軍空母であるトゥラーヤ級をラーバ中佐の奇略(?)により、九死に一生を得る様な形で大打撃を与えた。    だが、ヘボン自身も交戦時に負傷し、一旦地上へ降り治療する事になる。    その際に彼を旅団へ誘った張本人であるラーバ中佐の話した、帝国内における政治混乱についての演説はヘボンの腹部をより痛めつけるほどに難解かつ複雑なモノであった。    その理解が追いつかないまま彼女に命じられるがままに、再び空へ飛び上がったヘボンに対して、『保身派』である中佐の同期『グレイソン大尉』が刺客として送り込まれてくる。  ...
  • 雪妖精
     北方のフォウ王國には、雪が降る。  そして時に、雪は吹雪へと変貌することで、あらゆる生き物を阻む、恐るべき存在になることがある。  今日もまた、北方の山々に吹雪く雪に絡め取られたモノたちがいた。  その中の一人は、なだ年端もいかぬ少女だ。  少女の名前は、トゥリという。  トゥリは他の仲間たちと、山々の間で吹き荒れる風によって引き離されてしまったのだ。  どのような生物であろうとも、吹雪の吹き荒れる山には、決して助けに行くことはできない。  そして吹雪が止んだ時、哀れにもこの災難に見初められてしまった魂たちは、地上からはすでに旅立ってしまっていることだろう。  彼女、トゥリもまた、そんな運命に今、直面していた。  雪の精たちは、とても気紛れなのだ。 「……」  トゥリは吹雪の『白い闇』の中、猛風で毛皮の服をはためかせ、寒さで手足を痛めながらも、膝まで積もった雪を掻き分けながら歩き続ける。...
  • ブンカーVIII
    装甲蛇"ブンカーVIII" Armed train "Bunker-8" 基本情報 種別 機関車 設計 連邦車両製造マグラダ工業 所属 アーキル連邦 製造 X台 世代 第二紀 性能諸元 機関 ゼスパノ 1基外付け拡張ピストン 4基高純度燃料増槽 8個メルガー用ゼスパノ 1基 編成出力 1220ps x11220ps x1 最高速度 160km/h 軌間 連邦標準軌 武装 砲多数(雑多すぎて列挙不可) 車両 固定した編成なし 乗員 140名 - 概要 先頭車から、万能突破機関車ブンカー改、砲制圧車カノライIV、航空母車バンスク、標準A型台車、重砲起動車メルガー、バルクキャリアB型、武装制動車ギャリバー、対空貨...
  • 操舵手ヘボンの受難#8 『決闘』
    操舵手ヘボンの受難#8 『決闘』   暫くの間、通路は長い沈黙に包まれていた。 後少しで艦橋に到達できるというのに、誰しも動くことができないでいた。 全てはあの通路の真ん中に居座る、肉塊のせいである。 動く者に対しては容赦なく銃撃を加える、その怪物は常にこちらの動向に目を配っており、最早突撃はおろか、後退さえも許してくれそうになかった。 「化け物が…」 そうヘボンの隣で、中佐は苦々しそうに歯軋りをしている。 壁際よりそっと頭を出そうものなら、西瓜の様に呆気なく弾け飛ぶであろう。 「中佐。生体式防護服というのは…?」 「…我が帝国の技術の粋を結集して拵えた防御装置さ。ただ、その中でも大分質の悪い代物だよ」 「奴には弾が利かないのでありますか?」 「利かないどころか、あの肉が全て弾や破片を吸収してしまう。文字通り肉壁ってところだね」 ヘボンが明らかに狼狽した色で彼女に問いかけると、彼女はふと苦...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【クリスマス2021】高本彩花|ひなこい - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【カウンターサイド】リセマラ当たりランキング - カウサイ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!(ギズモード・ジャパン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOル...
  • 操舵手ヘボンの受難 特設ページ
    操舵手ヘボンの受難 著者 冷や狸のマサ 「貴様はそこの書面にある部隊に、これより配属になる」 帝国歴444年(パルエ歴換算574年)この一言が帝国第3艦隊直下夜間爆撃部隊に所属のヘボン・ワトキンス軍曹の運命を大いに変えてしまった。 数週間後には除隊を控えていたのに、一転し彼は帝国の空を朱に染める戦闘へ駆り出され、帝国内部の混迷に巻き込まれてしまう。 帝国内部で発生した政治闘争は、周辺国家をも巻き込み、様々な死闘をくぐり抜けた果てに一体、彼は何を見出すのか。 ラスティフロント大長編二次創作小説(2022年12月29日 12 08完結 #1#2#3#4#5 臨時徴用空戦編 始まってしまった大受難の序章 #6#7#8#9#10 非公式艦隊戦記録編 帝国正史には載らない、大空艦隊戦 #11#12#13#14 逃亡記録編 一転する真実と、生死を賭けた逃亡録 ...
  • ゾロトゥルン
    ゾロトゥルン突撃砲 Solothurn Gun Carrier 基本情報 種別 突撃砲 設計 ギルド・マジャル 所属 自由パンノニア共和国 製造 X台 世代 第二紀 性能諸元 機関 小型エンジン 1基 機関最大出力 40ps 最高速度 19km/h 走行装置 コイルスプリング式 武装 5.7fin戦車砲 1門 装甲(前/横/背) 20mm/10mm/5mm 乗員 2名 - 概要 小型の自走砲である。前部に車長兼砲手が座っており、後部に操縦手が配置される。 車体上部の出っ張りが視認スコープになっているが、車長が度々前部ハッチを開けるため前が見えなくなるのが構造的欠陥である。 ゾロトゥルンは、比較的初期に考案された自走砲でデーヴァIIIより...
  • アンケート広場
    ここはだれでも投票フォームを作成できるアンケート広場です。 ルール(暫定版 改訂する可能性あり) 新しいアンケートを上に持ってくる。古いアンケートは改行して下の方へ下ろしていく。 期日は出来る限り指定した方がいいと思います。 政治的なものは絶対にダメ 世界観をぶち壊したり、人を不快にさせるような内容もダメ ラスティフロントに全く関係のないものはダメ 「使っているお絵かきソフトは?」「ラスフロに似ている作品って何かある?」←この辺までが許容範囲です 投票フォームの作成は、編集画面の青いボタン「プラグイン入力」から「フォーム」を選んでいただいて、3つのうちのどれかの投票フォームを選んでください。 投票項目をみんなが追加できるものや、予め決まっているものも作れます。 ちゃんと出来ているか不安だったら、下にあるプレビューボタンで表示されるか確認してみるのも手です。 ...
  • Orbitta Parle:対立の惑星
     振動が激しい。酷い頭痛に悩まされたときのように頭を取り巻く不快感と、独特の低周波音。それが座席を伝わって、体を内側から揺ゆさぶる。誰かが見た窓の外は、数千度のプラズマで真っ赤に燃え上がっていた。二匹のクルカの顔面前には、見事吐瀉物の海ができていた。 「ほ、本当に大丈夫だよねぇ?」  生化学者で医者のミトが小さく呟いた。それは大気圏突入の恐怖を和らげるため、自分自身に言い聞かせるものだと思われた。 「……自分の祖国の技術を信じろ」数秒ののち、機体の制御を管制していた機長のダウードが低い声で嘲笑した。「こいつは良い機体だ。反応性は良好で下手な爆撃機より素直だぜ」  それにだれも返さず、船内にはふたたび沈黙が戻った。重低音が機体を包む。それはさらに数分間続き、その間誰も声を発さなかった。ふとクルカの方を見ると、二匹とも失神していた。簡単に気絶できない五人は、この無限に続くかと思われる緊張の時間...
  • 時系列まとめ
    分かる範囲でとりあえず入れておきました。 年表見るよりわかりやすいのでは 自由に挿入可能、入れ替えも可能 パルエ歴 主な出来事 二次小説の舞台 旧暦2439 旧文明の滅亡。 アルマゲドンレポート そしてスカイバードとの邂逅       ??? 中佐ァ 操舵手ヘボンの受難 ???   浮遊騎士 ??? トルトゥーガ実戦投入。ハルパン攻防戦勃発。 大地を這う龍 ??? カノッサ湿地戦勃発 パンドーラの剣 灰色蛙 587 ザイル砂漠にてマーレⅡ試験飛行中に遭遇戦発生 琴の音(リンクの貼り方がわからなかった) 593 アーキル連邦とクランダルト帝国の間でヒグラート会戦勃発。 激しい艦隊戦の最中、歩行型旧兵器が突如覚醒する。 フライトグライド ??? 帝国、ゲノラグル地区にて反乱発生 英雄の憂鬱 618 リューリア作戦開始 アーキル連邦とクランダルト...
  • アーキル鉄道三等客車車掌の手記
    まさか声をかけたらいきなり当たりを引くとは思わなかった。 帳面を買うほどのものかと自分でも疑っていたのに、負債を回収できてしまいそうだ。 時刻表と切符と手続き以外になにかを書いていくなんて久しぶりだ。 さて、どう書いていけばいいやら。 ここに自分の名前を書くことはできない。 ちょっとした秘密を抱えていて、その秘密によって面白い話を得たからだ。 どこの車掌かも書くことはできないが、三等客車で起きた話だとは明言しておく。 俺は三等客車を見回って切符を確認しているところだった。 とはいっても三等客車なんていうのは人が通れる隙間もないような場所だ。 貨物が乱雑に突っ込まれていて、まるで移動型倉庫のようだ。 いや、本来は物資を詰め込む貨車なのだ。 それを、「三等客車」などといって貧しい乗客を無理やり乗せている。 二等客車までしかなかった列車編成に貨車まで曳かせての...
  • 『対立の惑星』登場キャラ&メカ紹介ページ
    このページはまるりょう作のSS『Orbitta Parle:対立の惑星』に出てくる登場人物とメカの紹介ページです。 キャラやメカの設定はSSに必要な以上に詰めた結果、分かりにくい もったいない、ということでここで公開します。三次創作にもどうぞです。 注意:Orbitta Parle:対立の惑星のネタバレ要素が少し入っています。大したものでは無いですが、気になる方は先にお読みください。 また、このページもSS本編が続くとともに加筆されていきます(予定)。現時点でSS未公開部分のネタバレはありませんのでご安心ください。逆に言うとここの中身がSSのダイジェスト版になっている     パルエ歴700年前後。この地球で言う1980年代程度の技術を持つまでに進歩したパルエ人は、南北冷戦における際限なき宇宙開発競争の末、北陣営はウィトカ、南はエイアへの有人飛行を行うまでに至った。無限に膨れ上がる宇宙開発...
  • 雲中の小競り合い
    惑星パルエ 623年 第2次南北戦争再開戦から2か月後 アーキル連邦は南北戦争再発によりクランダルト帝国の反撃をうけ苦戦する最前線のカノッサ湿地帯へ増援を積み込んだ輸送船団を派遣していた。このアルガルーダ輸送船団もその一つであり船団旗艦である重巡〈アルガルーダ〉艦橋で、艦隊司令兼重巡〈アルガルーダ〉艦長であるシュレーア・ハインレッタ准将が腕を組みながら地図を見つめている。 その視線の先には、ザイル砂漠と湿地帯の境界線がある山脈があった。 この山脈を越えれば、そこからは敵地である。つまりはここから先は敵味方入り乱れる激戦地帯で、今までのように安心して航行できる保証はないのだ。 (最も、今まで安全に航行できていたこと自体奇跡なのだけれど…) シュレーアは地図から顔を上げ、傍らに立つ副官に声をかけた。 先ほどまで艦隊運用について話し合っていたのだが、今は休憩中だ。 彼女はシーバの入ったカップ...
  • 500年代以前のパルエについて
    この記事は現在執筆途中です。 情報が中途半端な状態で止まっているため、記事としての要素を満たしておりません。 もう少しお待ち下さい。  500年代以前のパルエについて ※注意!500年代以前の状況はほとんど情報がないため、唐突に大幅な加筆、修正を行う場合があります。 また思い出した頃にラスフロ鯖で話し合いつつ、忘れた頃に更新していくので数年単位で非常に更新速度が遅いです。    パルエ歴 出来事 ● 前2000頃 狩猟生活から定住農耕(放牧)生活へ。人類生活圏の拡大と都市国家の連続的勃興 ● 前700頃 このころまでにオデチア・ウルスと大三角王朝が成立する ● 前700頃~前500頃 オーヂット帝国(オデチア・ウルス)と大三角王朝の戦乱時代 ● 前548 オデッサ出現、オーヂット帝国の版図は最大となる(オデッサの大帝国) ● 前531 オデッサ...
  • 帝国の一番長い夜 後編
        帝国の一番長い夜 後編                      15月30日 3:10 「武器を捨て投降しろ。命の安全は保証する。」   マレットはとりあえずお決まりの台詞を吐き、相手の銃口がピクリとも動かないのを見てため息を漏らす。 軍警隊と近衛騎士団が放送局に到達したのはほぼ同時であり、歴史を伺わせる優美な装飾が彫り込まれた正門前で両者は相対した。 フィンは計画の綻びを認めずにはいられない。警察の動きが予想より早く、立ち直る前に放送局を占拠、クーデター宣言を行うというフェーズ2が破綻したのだ。この場で撃ち合えば制圧できる可能性は十分にあるが、警察機構との間に遺恨を残すのは戦後処理に大きな影を落とす。 かと言って、クーデター宣言を行わずに破壊活動を続けるならばそれは単なるテロに成り果てる。 一方のマレットも状況の悪さに頭を抱えていた。 近衛と軍警、彼我の戦力差はそれなりに開...
  • 操舵手ヘボンの受難 番外編『少佐の休日』
    『少佐の休日』 著 mo56    剣呑で憂鬱な気分の中で瞼を薄らと開けると、眼前にクルカとクルカらしき者が舞っていた。    一匹と一人は、器用に脚を捻りながら、お互いにグルグルと回り続け、大きな丸テーブルを演台として、台上の散乱物を装飾品とし、奇怪な踊りを繰り返して、その異様を一人眺めた『レマ・ニエン』は阿呆の様に口を開け、現状を理解しようと閉塞感に犯された脳を懸命に働かせようとしていた。  一体、この目の前の連中は何であるかと問いかける前に、何故に己はこんな場にいるのかと思い出そうとする。  まず、自身は円形状をした部屋の壁脇に備えられたソファの上に寝そべっており、頭は僅かに枕変わりにしていた雑嚢に預けられていた。  視線を丸テーブルの脚へ向けると、空瓶や開け放たれ内容物が床に飛び散っている空き缶に、何かを拭ったものと思われる布切れなどが落ちている。  そして、それらが僅かに床の下か...
  • 操舵手ヘボンの受難#3 血染めの雲
    操舵手ヘボンの受難#3 『血染めの雲』    朝日に照らされながら、ヘボンは中佐の指示の下、コアテラを全速力で、連絡のあった空域へと向かわせる。   その際に何度も本気でコアテラ一機のみで挑むのかと、中佐へと問いかけたが、その度に彼女は全くヘボンの怯える声音を意に返さずに増援が来なければしょうがないと繰り返すのみであった。   ただそれだけ、ヘボンの精神が限界に達した辺りでの  「...後方より、機影。..喜べ、ヘボン君。君の祈りは天に達したぞ、増援だ」  彼女の冷静そのものな言葉には心が奮い立った。   中佐の言葉と共に、ヘボンの耳にも、接近している生体器官独特の音色が伝わってくる。   ただ、この音色に耳を澄ますと、多少明るくなってきていた、ヘボンの顔が再び曇り始める。   そして疑問は徐々に確信へ変わり、コアテラの操縦席からの視界にその増援機が接近し、彼の視線に入ったとき、ヘボンは思...
  • トゥラーヤ級軽空母
    『トゥラーヤ』 トゥラーヤ級軽空母 Trarja-class Light Carrier 基本情報 種別 軽航空母艦 命名規則 前級 次級 設計 リュディギア軍造船設計局 所属 アーキル連邦 製造 X隻 世代 第二紀 性能諸元 全長 215mlt 全高 56mlt 機関 アーキリア33型エンジン 1基ソナン型補助エンジン 2基C523重浮遊機関 1基 機関最大出力 33000ps x114200ps x227200lc x1 最高速度 105km/h 航続距離 XXgaias 武装 20fin連装砲 2基4門12fin単装砲 8基8門8fin高角砲 2基2門5.7fin速射砲 2基2門3fin三連装対空機関砲 6基18門32連装対空噴進散弾発射機 2基爆雷投射機 4基機銃多数 補助装備 着艦レーン 1基戦闘機ユーフー 9機 乗員 814名 ...
  • バツィスタ空域の戦い
    戦勝記念日を持つ国は意外に少ない。戦争は中堅国家以上の特権であり、記念日に制定できるような美しい完勝ともなると数えるほどしか無いからである。 そんな中にあって13月19日はニジリスカ共和国の戦勝記念日として国際的に周知されており、数世紀も大陸を二分し続けていた南北戦争においてニジリスカ共和国がグランダルト帝國相手に収めた唯一の白星であった。 これまで数多の戦史が出版されているが、ニジリスカについて十行以上書かれている書籍となると数えるほどしか存在せず、南北戦争という舞台においてニジリスカは完全に蚊帳の外といった扱いであった。 622年より発足した新政グランダルト帝国の積極的な資料公開により、これまで秘匿、隠蔽されていた莫大な情報が白日の元にさらされ、多くの歴史書が改定を迫られたことは記憶に新しい。 その莫大な未確認資料の中に『不名誉的事例』としてニジリスカ艦隊とグランダルト艦隊の戦闘...
  • Orbitta Parle: 原初の揺籃 (4)
    めざすは深宇宙   3か月後   パルエ近傍宇宙空間 軌道上中継拠点   「やあ。魚の骨に泊まったのは初めてか?」 たった今開いたドッキングハッチから顔を出したエディは、挨拶もそこそこにニヤニヤして言い放った。人ひとりがやっと通れるぐらいのハッチをくぐり、輸送ドラム缶と大差ない太さの与圧部に乗り移る。彼の目の前で疲れ顔のミトがぐるぐる巻きの寝袋に詰まっていた。まるでミノムシだ。ぼやっと宙を眺めるミトは表情一つ変えずにぽつり。 「……狭すぎる。ワイゼン以下の居住空間のステーションって何なのよ」 「居住モジュールなんか撤去されたさ」 エディは軽い口調で寝袋のミトの隣を移動し、寝袋の足元にあるオーブンの蓋を開ける。ふたりは狭苦しい円筒の中ミトとエディの頭と足が反対側に浮いている状態となった。 「宇宙局は合理的だからな。広くて充実した設備の居住モジュールはこんな内地の中継拠点から取り外されても...
  • ニヂリスカ国
    この記事は現在執筆途中です。 情報が中途半端な状態で止まっているため、記事としての要素を満たしておりません。 もう少しお待ち下さい。 ニヂリスカ国 Niziriska  国旗追加(2023/07/09) テンプレ統一運動(2021/10/14) アーキル連邦の構成国の一つ。 ザイリーグ砂漠にぽつんと存在する、オデッタ人民国と並ぶもっとも 最貧国っぽい 印象の国家一つ。 オデッタよりも全てにおいて マシ なのか特徴のブービー国家だ。 オデッタは自国が世界最強だと信じて疑わないのに対し、ニヂリスカは自国の境遇を悟っているのが大きな違いである。                      国旗 公用語 ニヂリスカ語 首都 トゥルヂカ 最大の都市 イデェート 通貨 メルパゼリアンエイン 国歌 砂塵を歩め 民族構成 ニヂリスカン フォウ系 メルパゼル系 その他 ...
  • 楽しんでいただくためのルール
    2018/06/03 第四項を追加 2018/02/18 ゴールデンルール第三項を追加 2017/10/08 ゴールデンルールと心構えを加筆 はじめに ラスティフロントは、創作活動(イラスト・ノベル・クラフト・ゲーム開発etc)を通して様々な分野の人々に楽しんでいただくために発足した企画です。 基本的には、くどくどと規約を並べて活動の幅を狭めるよりも、各々のモラルにまかせて自由に創作していくことを理想としています。 ですが規模が大きくなるとその「自由」故に方向性が定まらず混沌としてしまいますので、ここに原作者として皆様にお願いしたいルールと指針を提示させていただきます。 これら指針に納得のいかない方・指針に反する方は、ラスティフロントをオススメできません。 ルールに同意いただけない場合は、この企画に参加されてもおそらく貴方も参加者の方々も良い思いをせず、傷つけあってしまうことになります。要...
  • アンヴィル(軽巡空艦)
    軽巡空艦アンヴィル Anvil Experimental Assault Cruiser 基本情報 種別 駆逐艦 建造所 就役 XX年 最後 XX年 設計 ハスコーヒェン厩工元設計:インペリーア・ヴィマーナ造船所 所属 クランダルト帝国(スメーリン伯) 世代 第三紀 性能諸元 全長 XXmlt 全高 XXmlt 器官 浮遊嚢器 1器循環器 1器 総代謝 430q 最高速度 150km/h 航続距離 XXgaias 武装 17fin榴弾砲 2基2門15fin重対艦砲 2基2門14fin単装砲 8基8門13.7fin連装砲 2基4門対艦ラケーテ発射管 翼下8基機銃多数 補助装備 乗員 370名 - 概要 第三紀初期に開発された、軽巡空艦バリステア...
  • トゥラーンMk1
    高速戦闘機トゥラーンMk1 Fighter Turan Mk1 基本情報 種別 実験機 設計 ギルド・マジャル社 所属 自由パンノニア共和国 製造 1機 世代 第三紀 性能諸元 機関 パルスジェットエンヂン 1基 機関最大出力 最高速度 330km/h 航続距離 XXgaias 固定武装 液冷機銃 2門液冷機関砲 1門 外部兵装 乗員 1名 - 概要 惑星パルエにおける記念碑的機体である。 旧文明の遺物を使うこと無く、パルエ人が一から作り上げた初のジェット式エンジンを搭載した戦闘機。(王国の噴進機関は完全オリジナルではない) 技術レースでは遅れ、国力も衰退気味の自由パンノニアがこの世界初を成し遂げたのは、やはり彼らの異常なまでの過去の誇りだ...
  • トゥランゼルヴィエ
    コンセプトデザイン なし。二世氏 トゥランゼルヴィエ重戦車 Tulan-Zervie Heavy Tank 基本情報 種別 重戦車 設計 所属 自由パンノニア共和国統一パンノニア 製造 X台 世代 第三紀 性能諸元 機関 マクランN20C 1基 機関最大出力 120ps 最高速度 34km/h 走行装置 リーフスプリング・ボギー式 武装 7.5fin戦車砲 1門液冷機銃 同軸1門ナバンカ機銃 車体1門 装甲(前/横/背) 45mm/20mm/20mm 乗員 5名 - 概要 歩兵を支援しつつ、対戦車戦闘能力を有する実用的な戦車を欲したパンノニアが独自開発した重戦車。 重戦車と呼ぶには車体が中戦車ベースとなっているが、先進的な戦車があ...
  • 操舵手ヘボンの受難#14 『尋問』
    操舵手ヘボンの受難#14  『尋問』     「さて、いい加減に布を取ってくれ」   落ち着いた低い声がヘボンの耳に響いてくる。   その声の通りに、今まで視界を覆っていた布を取り払った。   すると、目の前には小綺麗に制服をしっかりと着こなした男が、椅子に腰掛けている。   ヘボンも同じように椅子に座らされ、隣に目をやると小銃を携えた憲兵らしき兵士が鋭い眼差しでこちらを睨んでいる。   動くなと無言でこちらに命令していることがわかる。ヘボンはその場を少し見回した。   特に装飾も無い壁に囲まれ、明らかに通常の船室とは趣が違う尋問室であることが判る。   一つだけしかない扉の前には憲兵らしき兵士が立ち、船室中央には事務机が置かれ、それを挟むようにして椅子が2つあり、その片方にヘボンが座り、向かい合う男がもう片方に腰掛けている。  「なるほど。 確かに特徴的な顔だな。 ヘボン・ワトキンス軍曹...
  • 帝国の一番長い夜
                      15月30日 01:31 非常電源が再起動させたのは照明だけでは無かった。電源を得た人造肺が声帯に圧縮空気を吹き込み、けたたましい警報が鳴り響く。驚愕と動揺に漂白されていた混乱もまた、息を吹き返す。   「各省庁との通信途絶!」 「直通回線及び第二中継線にも応答ありません!」 「帝都中央に火柱が上がっている!二次爆発もだ!」 「とにかく上層部に取り付げ!」 軍令部第三課の官庁舎内では警報を掻き消すほどの怒声が飛び交い、無数の書類が乱舞していた。その渦中に立つ若い軍人がひとり。 帝國人らしいブラウンの髪にオージア系の褐色がかった肌、パンノニアグリーンをたたえた瞳、短く揃った髪と細く鋭い眉。その出で立ちは男のようにも女のようにも見える。 彼女の名はマレット・モルニヤ。階級は少佐、東部領邦主モルニヤ家の正統後継者にして軍令部第三課実働隊の司令官、筋金入...
  • ヴェストゥーラ(重巡空艦)
    オケアノス級航空重巡空艦 ヴェストゥーラ Okeanos-class Heavy Cruiser "Vestula" 基本情報 種別 航空型巡空艦 建造所 設計 リュディギア軍造船設計局 所属 アーキル連邦 就役 XXX年 最後 624年 第12次ヒグラート渓谷戦にて戦没 世代 第三紀 性能諸元 全長 235mlt 全高 85mlt 機関 ドリウ90式エンジン 4基C546重浮遊機関 1基再起動用アジズエンジン 1基 機関最大出力 23300ps x434000lc x11460ps x1 最高速度 120km/h 航続距離 XXgaias 武装 20fin連装砲 4基8門15.5fin両用砲 8基8門5fin多目的砲 16基16門空雷発射管 艦首8基 四連装 4基機銃多数 補助装備 戦闘機デズレリア 8機観測機レイテア 2機 乗員 733名 ...
  • 『蛸壺野営地』 操舵手ヘボンの受難
     前回までの粗筋  産業塔を命からがら逃げ延びたヘボンを待っていたのは、リューリア地方のステップ地帯と夢中にて彼に語り掛けるクルカマンであった。   怪人物たるクルカマン曰く、ヘボンの顔面に施された謎とはパルエに眠る歴史の欠片であり、またそれが異常たる面妖さを発現させているとの事だった。   そして、傷を負い生死の境を彷徨うつもりであるのか怪しいエーバ准尉に、彼女をオイル相撲選手に仕立て上げ一攫千金を目論むニールの企みに若干乗りかけていたヘボンであったが、訳のわからない幻想を叩き壊すかのように黒翼隊の追っ手が迫りつつあった。   そろそろ語感の効力も失い欠けている定期的に発生する絶対絶命の危機を救ったのは、六王湖より一同を追跡してきたヘルマン中尉の遺物たるグランヴィナスに駆るミュラー曹長と、ラーヂと呼ばれる馬賊を率いて駆けつけたベルン軍曹であった。   曹長の妙技によって黒翼隊を撃退した後...
  • ラオデギアの塔
    ラオデギアの塔 スクルジープ・リーフィ     ある夕べに ある一人の青年は 何か 好ましからざる用件のため ラオデギア、都の街の、郊外から 塔のもとへと列車に乗った、 そして疲労と病のために 不幸な彼は 座るなり 睡りはじめた。   彼は見上げていた。右手を 頼りなく眼前に 放り出して 足をがくがく震わせながら。 彼の目線の先には 塔が、 幾何学的な 無機質な 高い、高い塔が 空へ伸びていた。   何事か 呟こうとして 彼は、 口を丸く開け 眉を顰めたが 声は無く ただ睨みつけるのみ。 塔のほうは――こちらも黙って 彼を見下ろしていた 十分ばかり そして高慢に 窓を輝かせた。   彼は立ち去った、逃げ去った、 そして、薄緑色の 汚れた壁が囲う シュープフアンの路地を抜けて 見知らぬ空き地の 目の...
  • 2439年 アルマゲドンレポート   そしてスカイバードとの邂逅
    2439年 アルマゲドンレポート 箱舟より    執筆責任者:植民活動支援機構 臨時現地統括責任者――掠れて読めない X-day 私達は我が母星パルエが光る光景を見た。 パルエの陰に入った「箱舟」の楽しみはパルエの街の光を見る事だった。 今日は違った。ロケット燃料の光跡が幾千、幾万本も闇を照らし出し、街の光を覆い尽くした。 最初に気付いた者は何が起こったのか分からなかっただろう、事故かはたまた故意かすら。 しかし全ては始まった。核弾頭を在庫処分のように、ロケット花火を並べて火を付けたみたいに飛ばしている。 爆弾で地面を耕すような戦争をしてきた我々人類でさえこんなことは経験したことは無い。 核爆弾で地殻を耕すような・・・それ以上の表現ができない。 どの国も対空、対宙ビーム兵器を目いっぱい照射している。 しかしそれを上回る飽和攻撃を受けている。どの国も着弾する核弾頭の爆風で対空兵器が破壊され、...
  • パンノニア動乱を今一度振り返ろう 後半
    6.イシュトヴァーン政府の樹立 Ⅰ.エシュトレウの帰還  5月3日の昼、エシュトレウ元首相が夫と娘とともにルヴャニェシュを訪れた。このことはルヴャニェシュの閣僚たちを大いに喜ばせた。当時、民衆、特にソルノークの市民からは政府はクーデターを引き起こした無能であり、ソルノークを捨てて逃げた裏切り者であるとして見なされ、むしろソルノーク市長ヴィトメニの方が信頼があつかった。しかし、かつて人気のあったエシュトレウなら、ソルノーク市民やヴィトメニと良い交渉もでき、政府の正統性を示せるのではないかと閣僚たちは考えたのである。生存率17%と言われるテルスタリ風邪から奇跡的に回復したものの、その後遺症として両目を失明していたエシュトレウは、一人で歩くことも困難だったが、しかし往時のカリスマ性は健在であった。  カルメ首相は、エシュトレウに政界復帰の意欲があることを確認すると、彼女に首相を譲り(...
  • 自由パンノニア共和国兵器紹介
    自由パンノニア共和国軍兵器紹介 布告 兵器一覧ページの設立について 構成兵器数の増加により、兵器紹介ページの統治能力(読み込み時間)が悪化していることを理由に、 2月末を以ってメニューにおけるメカ関連の項を構成する全ての兵器紹介ページを形成する全ての兵器は主権を宣言し、3月末までに兵器紹介ページに代わり新たに創設される兵器一覧ページの下に独立したページとして再編されます。 それに伴い、兵器紹介ページはその役割を喪失し、メカ関連の項から消失します。 現時点でイラスト化されている自由パンノニア軍の兵器を紹介します。   兵器一覧 空中艦船 飛行機械 地上兵器 その他 空中戦艦イシュトヴァーン 戦闘機フォイレMk2 青銅砲   空中戦艦ラースロー2世 戦闘機フォイレMk24ストロンタム ゾロトゥルン突撃砲   辺境艦隊旗艦A-9型 軽爆撃機フォイレMk13バックス5型 ク...
  • オデッタ人民国
    この記事は現在執筆途中です。 情報が中途半端な状態で止まっているため、記事としての要素を満たしておりません。 もう少しお待ち下さい。 オデッタ人民国 Odetta Republia 国旗追加(2023/07/09) テンプレ統一運動(2021/10/14) アーキル連邦の構成国の一つ。 ザイリーグ砂漠にぽつんと存在する、ニヂリスカと並ぶもっとも 最貧国っぽい 印象の国家一つ。 何から何まで絶望的にツイていない国で、不思議な事がいっぱい起こるパルエ世界の反動が全てオデッタに流れこんでいる。 一応は独立国だが、人種から経済、文化までアーキル化されてしまい、オデッタという地名のみが彼らのアイデンティティー。 何から何までダメダメだが、愛国心だけはパルエ屈指の強さだ。    国旗 公用語 オデッタ語(話者0.3%) アーキル語(話者99.7%) 首都 オデチア 最大の都市 ...
  • 『朝焼けの狂戦士』 操舵手ヘボンの受難
     操舵手ヘボンの受難#27 『朝焼けの狂戦士』    上空より響き渡る警報の音は死の宣告に似ていると、ヘボン達は身構えていた。    身を長く伏せている内に、サイレンの音に混じって、ふと近くに居た准尉の呻き声が聞こえてくる。    そちらに目を素早く走らせると、彼女は地面に突っ伏しながら腹部を押さえ込んでいた。    どうやら昨晩に焼いて塞いだ傷口が相当痛んでいるらしい。    そもそも、彼女は負傷者に違いなかったのだが、それでも先程までニールと戯れていたのが不思議なほどだった。    彼女の肉体がそれほど頑健なのか、それとも彼女の精神力が為せるモノであったのか考えれば、多分両方であろう。    しかし、負傷者であろうとそうでなかろうと、ドゥルガ級の艦砲を食らえば平等に千切れ飛んで死ぬに違いない。    ヘボンはどうしようも無い状況に歯がみしたが、こんな状況においてもニールがゆっくりと這っ...
  • アーキル連邦兵器一覧
    アーキル連邦の兵器一覧です 年代ごとの歴史的背景については是非年表をご参照ください。あくまで世代のイメージですので製造年月日がカテゴリー外の可能性もあります。一部の説明文における「最新」という言葉は593年を"現在"とした前提で描かれています。 単位 1fin = 1cm、ps=機関出力、lc=浮遊機関の出力 第一紀世代…505~540年帝国侵略前~帝国侵略初期あるものを使って「これかあれか」とあくせくして作ったメカメカしい時代。カオスと多様性に富む。むき出しの配管とリベット。第二紀世代…541~595年帝国VS連邦体制時代 技術が確立していき、洗練されつつあるがまだ失敗続き。創意工夫による新技術と保守的な技術が入り交じる。非常にラスティフロントしている。第三紀世代…596~643年もはや単純な二大対立ではなくなる。 技術が累乗的に加速し洗練されてい...
  • 操舵手ヘボンの受難#1
    操舵手ヘボンの受難#1 『夜空への誘い』    「...恐ろしいまでに静かな空です」    夕焼け色に染まる雲の上を浮かぶ、旧型の強襲艇コアテラの操縦席からやせ細った体に、よれた飛行服を纏った男はそう呟いた。   特徴的な団子鼻に唸りをあげる生体エンジンの排熱用に開けられた、切れ目よりも細い目を光らせては、周囲の様子を探っている。  「時期に騒々しくなるさ」  そんな彼の声に反応してか、彼の座る操縦席の上に備えられた銃座から、恐ろしく低い声音ではあるものの女性らしい声が響く。  「護衛する輸送船団までは、この調子で行けばもうじき合流できる。...何事もなければそれで良し。まぁ、そんな事になるわけもないと思うがね」  そう彼女は自分に言い聞かせるように言いのけて、男の方を見下ろすと念押しするかのように強く睨む。  「いいか、ヘボン軍曹。これが我ら第13特殊空域旅団の栄光ある初仕事だ。くれぐれ...
  • 『愚者の空』 操舵手ヘボンの受難
     操舵手ヘボンの受難#5 『愚者の空』    なんとかして編隊飛行の態勢を整えた際には、周囲の空は暗黒に包まれつつあった。   先ほどに中佐から何度も指示を受けていた左舷を飛行するロイス少尉のコアテラも、ようやくコツを掴めてきたのか上昇機動が正常に働き始めている。   その様子を眺めながらヘボンは、彼は艦の操縦に慣れていない口だと思った。   艦の操舵という物は何かと鈍重なものであり、先を読んで操舵するのが基本であるが、彼の動きを見るに何かと直接的に動かそうとする意志が見られる。   大方、元々戦闘機乗りの口なのだろう。  「奴め、ようやく慣れてきたな」  その彼の動きをずっと眺めては指示を飛ばしていた中佐も、さも苦労したというような溜息をついている。  「ロイス少尉殿はコアテラに乗られて、長い方なのでありますか?」  「いや、奴は以前、グランミトラに…つまり戦闘機乗りだ。この部隊に回され...
  • スクミトピア
      共和国大衆雑誌 スクミトピア  パルエ初の超重戦車、イヌイ陸上戦艦完成!戦車界に新風をもたらすか!? ▲著名な画家が描いたイヌイ。この「戦艦」の前に敵無しである。  パルエの技術大国である我がメル=パゼル共和国。その技術と人々の力が合わさることによって完成したイヌイ陸上戦艦はパルエ戦車の中で最強の名を欲しいままにできるだろう。  当戦車は先日の共和国建国記念パレードの中で人々の前に初めてお披露目された最新型の戦車であり、その大きさと威圧感はまさに「陸上戦艦」である。パレードの日までに何回か戦闘を行っていたらしく、ある情報筋によるとその戦果はなんと合計3回の出撃で戦車28両の撃破。嘘ではないかと疑いたくなるほどの大戦果だったという。  パルエ最強と言ってもいい当戦車だが、その内部は軍事機密とされ、何も情報がない状態である。共和国随一の精密機械が搭載されているという噂や、帝国軍の戦車...
  • 操舵手ヘボンの受難#25『傷病兵』
     操舵手ヘボンの受難#25 『傷病兵』     月夜の中を飛びつつ、先程の喧噪がようやく遠のいたかとヘボンが思いかけた矢先、俄に銃座の方が騒がしくなってきた。   僅かに視線を上へ向けると、ニールとベルン軍曹が慌ただしくしている様子が見える。  「…血が止まらねぇぞ、このままじゃ死んじまう」   ニールが狼狽を色濃く表しながら、懸命に包帯代わりに何かしらの布きれを、銃座の上に寝かせたエーバ准尉の腹部へ当て、それをベルトでしっかりと固定している。   しかし、しっかりと固定していようとも、動脈から流れる血の勢いが強いためか、覆った布切れから血が染み出てしまい彼の苦労を無駄にしてしまう。  「なんとかして、塞がないといけないな」   対してベルン軍曹は比較的冷静な調子であったが、それでもニール程ではないにしても狼狽を隠せない様子であった。   先程の産業塔において、死闘を繰り広げたエーバ准尉は...
  • ストーイェ
    突破戦車ストーイェ SPATG Stoye 基本情報 種別 対戦車自走砲 設計 トダ工廠シグモダン社マグラダ工業 所属 アーキル連邦 製造 X台 世代 第三紀 性能諸元 機関 マグラダ・スパルタン 1基 機関最大出力 790ps x1 最高速度 60km/h 走行装置 リーフスプリング・ボギー式 武装 5fin狙撃砲 1門1.4finマウズ機関銃 1門1finナバンカ機関銃 1門 装甲(前/横/背) 80mm/7mm/7mm 乗員 6名 - 概要 デーヴァIIIの車体を延長したトエイ中戦車の車体を、さらに延長して作られた自走砲。 突如カノッサ湿地帯に現れた帝国のエマーリアン重戦車の装甲を全く貫通できないことにしびれをきたした連邦陸軍が、半ばやけ...
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