土石同盟 - グライヒハイト共同体公式WIKI | from LINE Open Chat

概要

土石同盟とは、第二代豊川改進党党首選挙において、土岐宗春(TOPI X)と石原完次郎との間で成立した連合体制である。
当初、党首選の候補者は乱立状態にあったが、これによって候補者の統合が進み、最終的に党首選は土石同盟を締結した土岐宗春と、安倍陣営を形成した安倍晋太郎との一騎打ちとなった。
そして党首選を制した土石同盟はその後も維持された。

経過

豊川国第九代・十代内閣総理大臣であり、豊川最長政権を築いた及川幸久が引退を表明し、改進党党首の座を退くと、ポスト及川と称された新及川三羽烏の面々をはじめ、旧国民民主党系の上川梓や、党内最右派の一人として知られる山川和弘、更には当時有力候補として見なされていなかった國友毅までもが出馬を表明すると、党首選は混乱を極めた。
特に、三回に渡って首相を務めた後藤輝樹までもが出馬を示唆すると、党首選はますます混迷を極めた。
ここで、新及川三羽烏の一角であり、最有力候補と見なされていた土岐と石原は、土岐の欧州外遊からの帰国後に極秘裏で会談を行い、候補を土岐に一本化し、石原は土岐の応援に回るという旨で合意した。
この旨が公表されると、党内には激震が走り、上川・國友が出馬を断念、後藤も出馬の意思を撤回するなど、一気に候補の統一が行われた。
その結果、最後まで出馬の意思を継続した土岐・安倍・山川の3人が最終候補として残り、それぞれが支持者獲得のために奔走することになった。
土岐は土石同盟の締結によって、及川・後藤・上川・yoshiki等といった有力者の支持を取り付けることに成功し、また山川とは「決選投票では土岐の支持に回る」旨で合意した。
その結果、当初は安倍有利と見られていた党首選の様相は一変し、最終的に投票では土岐が12票に対して安倍は8票となり、土岐の勝利に終わった。
その後、及川が正式に総理を引退し、国会にて首班指名が開始されると、土岐は党首として石原完次郎を推薦すると発表。
これによって石原は第十一代内閣総理大臣に選出された。
以後、石原と土岐は良好な関係が続いており、その傍証として石原は、土岐を架空国家随一の政治家と讃えていた。また、土岐も石原を「架空国家史上最も素晴らしい議員」と讃えていた。