ギャルゲ・ロワイアル2nd@ ウィキ

堕落のススメ

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True Love Story/堕落のススメ ◆UcWYhusQhw



それは廃墟と称していいような建物がズラリと並んでいる通り。
その通りには無数の路地も通っていて、それはまるで迷路のよう。
そして鼻を突く激しい悪臭。
そんな汚れた街を俺達は歩いていた。

「それで誠さん? これから何処に行くのかしら?」

俺にそう話しかけたのはファル。
薄栗色の長い髪がきれいな俺の仲間。
殺し合いの中でこんな素晴らしい人にであるとは俺も幸運だった。
俺はファルの顔を見る、とても綺麗な笑顔。
そして次に見たのはその裂かれたスカートから映える太腿。

触りたい。あの綺麗な脚を。
触りたくてしょうがない。
もう触っていいのかな?
できる事なら早く触りたい。
そう、早くだ。

「……ちょっと誠さん! 聞いてるの!」

……っと、俺何考えているんだ。
そんな今する事ではないだろう。
いつだってできる。
そう落ち着いた場所で。

それでえっと何処に行こうか?
俺はマップをさっき見たからこの近くにある施設は……

「娼館なんてどうだ?」
「……え?」


って俺何いってるんだ!?
気持ちが先走っていたのか?
ファル真っ赤じゃないか。
えっと代わりの場所は何処かいいところはないのか。
このままじゃ失礼だ。
でもファルはちょっと顔を真っ赤にさせつつこう応えた

「いいわ……そこにしましょう」
「え?」
「別に変なことするわけではないし人も居るかも知れないわ」
「そ、そうだな。じゃあ行こう」

そうだ、ファルはそんな事思ってるわけないのだ。
ファルはあくまでそこに人がいると考えただけなのだから。
別にそこで何をしようとかは考えて無い筈なのだ。
だから、そうなのだ。
俺が何もしなければいい、ただそれだけ。

そして見る、ファルの太腿を。
もしかして娼館にいけば触れるのかな?
それも思う存分。
さっきからファルさんは真っ赤だし。
きっとその場に行けば色々あるだろう。
だからもしかしたら。


……ってまた俺はそんな事ばっか考えてる。
駄目だな、俺。
もっとしっかりとしないと。
今はファルを護って脱出する事だけを考えなきゃ。

そう、それからいつでもできる。

が、その時

「いやあああああああああああ!」
「……いたッ! なんだ!?」
「誠さん!」

脇腹に衝撃が襲った。
何か大きいものがあたったみたい。
デイバックは落としたが痛みは一瞬で殆ど無かった。

そして目の前に俺に当たったもの。
いや人だった。
どうやら路地から出てきたみたい。
尻餅をついて唖然としてる。

すこし小さい黒い短髪の少年。
何かに怯えているように必死に首を横に振っている。
よっぽど怖いことでも会ったのだろうか?
まるであの時のこのみみたいだ。


「ちょっと、大丈夫?」

そんな男の子にファルが手を差し伸べる。
やっぱり優しい人だ、見ず知らずの人に平気で手を差し伸べる事ができるなんて。
なんかそんな姿に憧れる。
でもその少年はさらに怯えるように

「嫌……いやあああああ!」
「っ!?」

ファルの手を振りほどき、急に立ち上がった。
何がいけないのだ? あんなに優しくしてるというのに。
そしてその少年はそのまま俺のデイバックをつかみ路地に向かって一目散に逃げ出す。

ってちょっと待てよ!?
あ、あれ俺のデイバックじゃん。
ふざんけなよ!? まだ確認してないものもある。
あれがなきゃ行動できないじゃんか。
勝手に持っていくなんてあのガキ。
畜生、逃がすか!
俺はその少年を逃がさない様に逃げた路地に向かって駆け出す。

「待てええええ! それは俺のだああああ!」
「ちょっと、誠さん!?」


ファルさんが後ろの方で俺を呼びとめる。
だけど止まる訳には行かない。
あれが無くちゃ俺は生きられない。
それだけは絶対防がなきゃ。
だから俺は一瞬だけ後ろを振り返り

「ファルさん! 先に向かって待ってて! 直にいくから!」
「ちょっとまことさ……」

そこでファルの声が聞こえなくなった。
俺が少年が曲がり逃げた路地を曲がったからだ。

少年も中々早いけど追いつけないスピードじゃない。
俺は走る速度を上げる。
ちょっとづつ少年との距離が縮まっていく。

少年はさらに曲がり角を左に曲がりさらに右に曲がったりと俺を巻こうと必死だ。
ちょっと息も上がり始めてるけどまだ大丈夫。
でも俺も負けるわけには行かない。
ファルの前であんなでかいこといったんだ。
何も出来ないまま帰れるか!

後5メートル!

「いや……いやあああああああ!」


少女が捕まらないようにと加速する。
でも

「逃がすかああああああああ!」

俺も逃がすわけには行かないんだよ!。
俺は脚を動かすのをはやめる。
負けるわけにはいかない。

後2メートル!

もう加速する必要はない。
いや必要はないのだ。

なぜなら

「この捕まえたああああああああああ!」
「きゃ……きゃあああああ!」

もう跳びついて捕まえる事ができる距離なのだから。

俺はそのまま跳んで少年の腹をおさえる。
そして羽交い絞めに移行した。
少年は俺におさられた途端暴れだし俺から離れようと必死に手をジタバタさせる。

「やめて……いやああ!」
「……落ち着けって! 俺のデイバックを返すだけでいい!」


「でぃ……ばっく?」
「そう……お前、間違えて持っていったろ? それ俺のなんだよ」

きょとんとした顔で俺を見つめる。
そして自分が手に持っていったのにやっと気付き、口をぽかんとあけた。
どうやら無意識のうちにとったみたいだ。
なんてはた迷惑な。
その少年は慌てて

「えっ……すいません!? い……いま」
「おおい……慌てんな!? バランスくずれ……!?」
「え……わああ!?」

急に動いたもんだから俺は反応が取れずバランスが崩れてしまった。
その結果

「っ!?……いて~~!」
「わああ!?……ごめんなさい!」

ものの見事に倒れてしまった。
俺は少年を押し倒すような形になってしまい、少年は俺に潰され苦しそう。
畜生……なんでこんな事に。
少年は俺の下でもぞもぞ動いてる。


「すまいせん……すこしどいてくれませんか?」
「……ああ、悪い」

俺は一旦体を持ち上げる。
だが

「いて!?……膝が」

上手く立てず手を突く。
急な痛みに目を瞑る。
どうやら転んだ時に強く打ったみたいだ。
……全く本当についてない。
そもそもディバックを無視してファルについていった方がこんな苦労も無かったんじゃなかろうか。
もしかしたら、楽しい事も会ったかもしれない。
やっぱりその方が……  

ふに。

ん? 何だこの感触?
すごく柔らかい。
固い地面のはずじゃ?

ふにふに。

すこし揉んで見る。
やっぱり柔らかい。
なんだこれ?


俺はそっと目を開ける。
目の前に顔を真っ赤にした少年。
どうやら俺が一瞬に体の向きを変えたようだ。
何で真っ赤?
俺が手を置いてる場所は胸?

って胸?
じゃあこの柔らかいもの胸だったのか?
え? じゃあ小ぶりだけどあるって事は……

「……お前……女?」

その子はコクンと頷いた、顔を真っ赤にしたまま。
え……女だったのか。
気付かなかった。
凄く男の子みたいだ。

……って、ちょっと待てよ。
今の状況を考えろ、俺。
ここはスラム街の細い路地。
いるのはこの子と俺だけ。

そして俺はこの子を押し倒してるような状況。


……やばい。
どうしようもない感情が押しよして来る。
それは突然に、でもとても激しく。
止まらない。
わきあがる欲望が。

この子を……。

もっと触れたい。
もっと、もっと、もっと!

いいんだ、このままやればそのまま。
相手は抵抗できない。

だから……


違う!
俺は何をしてるんだ。
俺は皆で脱出を誓ったはず。
こんな所で俺は何をしようとしているんだ。
今すぐ、この子を連れてファルの所に向かうべきではないのか?
それが正しいはずなんだ。

……でも。

どうしよう? 俺は?

俺の中の天使と悪魔が戦っているよう。
どっちを選ぶべきと。
どっちもいいようで惑う。

ああ……俺は。

どっちを選べばいいんだ……?



【C-2 スラム街路地 黎明】


伊藤誠@School days】
【装備:スペツナズナイフ】
【所持品なし】
【状態:健康、興奮状態】
【思考・行動】
基本方針:殺し合いには乗らない
0:俺はどうしたらいい?
1:自分の知り合い(桂言葉西園寺世界清浦刹那)やファルの知り合い(クリス、トルタ)を探す
2:信頼出来る仲間を集める
3:主催者達を倒す方法や、この島から脱出する方法を探る
4:僅かながらこのみを心配
【備考】
※どの時間軸から登場かは、後続の書き手氏任せ


菊地真@THE IDOLM@STER】
【装備:なし】
【所持品:愛佳のデイバッグ(支給品一式、未確認アイテム1~3)誠のデイバック(支給品一式、ランダム支給品0~2)】
【状態:錯乱気味、死に対する漠然とした恐怖】
【思考・行動】
基本:?
0:!?!?!?
1:愛佳は死んでいないから自分のせいじゃない
2:娼館から遠ざかる
3:脱出したけど、どうすればいいのかわからない……。




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



まったくさっきから計算外の事が多すぎる。
誠さんがまさかあんな予想外の事をしでかすなんて。
最初は娼館とかいったからもう落ちたかと思っていたけど甘かったようね。
しかもさっきから道に迷って中々娼館に辿り着くことができない。
誠さんと離れてから20~30分ぐらいがたったかしら。

しかもこの悪臭が私の嫌な思い出を思い出させる。
そう、あの孤児のみすぼらしかった記憶が。
もうあの頃には絶対に戻りたくない。
いや、戻らない。
絶対にだ。
その為に私、ファルシータ=フォーセットの生き方でいるのだ。

そう、嘘をつき続けるという事。
いままでの人生の中で繰り返している事。
今更変える余地などないのだから。

だから焦るな、私。
さっきからうかつ過ぎる。
流石にこの殺し合いの中で焦るらしい、私も。

このみさんの件だってそうだ。
私は銃が欲しいあまりに正体をばらしてしまった。
このみさんにいうことなんて無理そうだけど私の正体が他人にばれる可能性だってある。
命が危険に晒させる可能性と銃を天秤にかけるなら明らかに命だ。

早まった事をしたまでは言いすぎだが反省せねば。
もっと隠密に、隠密にだ。
私はそれができるのだから。


誠さんとは……まあ何も無ければ娼館で合流できるだろう。
むしろもういるかもしれない。
結構時間もたっているし。

上手く制御するようにしなきゃ。
今回はまだ早かった。
もう少し時間をかければきっと私の操り人形になるだろう。
ふふ……楽しみね。

そんな事を考えてると私は遂に辿り着いた、娼館に。
いかにも、という雰囲気が醸し出されている。
そこに私は何の躊躇いも無く入り込む。

がらんとしたロビー。
そこにいたのは白い布に包まられた恐らく人間。
布は一部分紅く染まっていて。
その傍らには祈っていた少女。

ああ、恐らく誰かがここで死んでいたのだ。
そしてこの少女が埋葬した。
でなきゃ祈ってるはずもない。
さらに埋葬したという事は殺し合いに乗ってない甘ちゃん。
乗ってる人間が埋葬するはずがない。
そんな時間がもったいない。
死体はあくまで、もう物質でしかないだから。


「……あ、誰でしょうか?」

その少女は私に気付いたようではなしかけてくる。
何処か気弱そうで、あの嫌いな少女を連想する。
それを私は押し殺し

「私はファル。ファルシータ=フォーセット。殺し合いには乗っていないわ」

そう名乗りディバックを投げた。
殺し合いに乗ってない風に見せかける為に。
その行為に納得したかのように

「あ、はい。私は古河渚です。私も乗ってないです」

笑顔でかえした。
甘いわね。甘い。
貴方、私が武器を隠し持ってるとは思わないの?
そんな事まるで思ってないような笑顔して。

……ああ反吐がでるわ。
甘すぎる女ね。
まあ取り敢えずはいいわ。
私は笑顔を作ってこう言った。

「そう、ならよかった。殺し合いはよくないよね? 許せないわ」
「はい。そんなのぜったいけません。ファルさん。協力して止めましょう」
「ええ。その通りね」


無理よ、そんなの。
どうしてそんな甘い幻想抱いてるのから。
そんな何も疑っていないような笑顔をして。
まあいいわ。いずれその幻想を壊すのだから。
私の手によって。

「それで……この子はなんで亡くなったの」
「私もよくわからないのですけど……これ」

差し出された何かの機械。
渚さんがそれのスイッチを押すと

『いやああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』(ドサッ)
『うあああああぁぁぁぁぁ!』(ドカッ)『ああぁ!』(バコッ)
『あああぁぁ!』(ゴッ)『ああぁっ!!!』(メキッ)
『……まことくん……いかないで』
『まことくん』
(パンッ)(ビチュ)──

そのような音が流れてきた。
つまりこの機械はレコードか何か?
そしてまこと?


「これが録音されていたんです。恐らくは……録音されているまことくんがやったかと思うのですが……まだよくわかんないです」

つまりこの機械はその場に起こったことを音声だけ録音したのね。
そして聞く限りでは犯人はまことくん。

でも私は誠さんという人物は知っている。
誠さんがやるとは思えないけど……。
しかし嘘かもしれないが、録音されていたことを事実。
それに誠さんと離れてから時間もたっている。
それにもしかしたら先に向かっていった可能性だって捨てきれない。
しかも録音がいつされたかわからない現状どうにも判断が難しいのだ。

そして誠さんと私が出会うまでそれなりの時間があったのも事実なのだ。
始まってから会うまで結構な時間があったはず。
その間に何があったかは分からない。
だから何があっても可笑しくない。
たとえ人を殺していても。

もしかしたら私を騙していたのかも。
……ふふ、それなら面白いわ。
いいわ、もし私を騙すつもりなら、それで。
私はその上を行ってみせる。
逆に騙し返してやるわ。
覚悟してなさい。


でも……これはあくまで仮定の話。
まだ判断するには情報が足りない。
なのでこれは一旦おいとこう。
たとえ誠さんが乗っていたとしても私が騙す通す事には変わらないのだから。

なのでまず今すべきは渚さん。
ぱっと見役立たずの愚図。
甘い幻想をいつまでも持ち続けている人。
こういう人間は消すべきか……それとも人形にすべきか。

でもこのみさんのように自分を晒してはいけないそれは鉄則。
ならばどうする?
……やはり殺すべきかも知れない。
女を人形にするには男より難しいし何より正体をさらさないと考えるとだ。

でもとりあえずは確認ごとだ。

「渚さん……貴方の支給品は?」
「あ、まだ確認して無かったです……今確認してみますね」

そういって出したのはなにか大きな銃かしら。
でも普通の銃と何か違う。
なんかおもちゃっぽいというかなんというか。

「NYP式ビームライフルだそうです? ガンダムでしょうか? おもちゃみたいですね」
「ガン……ダム? まあいいわ。使えるの?」
「どうでしょうか? えっと使い方は」


渚さんはちょっとその機械をいじり始めた。
どうやらおもちゃ、はずれみたいね。
期待して損したわ。
さて……利用価値ないし捨て……

「「え?」」

私は眼を疑った。
渚さんの銃から発した閃光。
それは目の前の置いてあった観覧用の植物に。
それは一瞬にして枯れた。
そんな、うそみたい。
でも事実。
私は見たことを嘘だと思わない。

でもどうしてこんな事おきたのかしら?
あれから発した細い光は植物を枯らした。
何故それができたかいまの私ではわからない。
でも植物が枯れたという事はその植物の命が無くなったって事。
つまり命を奪ったのだ。
それなら人間にも有効なのではないだろうか?
植物も生き物だ。
なら人間にもきくはず。

それならこれは大当たりなのか?
なら使わない手は無いわ

「渚さん……ちょっと貸してくれる?」
「……はい、どうぞ」

何の躊躇いも無く貸すわね……
このみさんより甘いし警戒心がないわ。
目の前におきることを全て信じてるようね。
ホント……愚図。
まるであの子のようね。
そういうの大嫌い。


えっとさっきは銃と同じように撃っていたわね。
ならトリガーを弾くだけ。
ちょっといじってるようにして銃身を渚さんに向ける。

じゃあさよなら。

私はトリガーをひいた。

だけど閃光は出ずカチッという音だけ。
あれおかしい。
もう一度おすもでる事は無かった。
何故?

そのとき説明書見ていた渚が私に駆け寄ってきて
「見てくださいファルさん……なんか解んない事書いてあるんですがなんでしょう?」
「え……『NYPに目覚めたものしか使えない』ってこれは……」

NYPがなんだかよくわからないけどおそらく解る事は一つ。
渚さんが使えて私に全く使えなかった。
つまり解る事は

「渚さんがNYPに目覚めてるという事かしら?」
「……ええ!? わたしがですか!?」
「貴方が使えたんだからそうなるわね」

憎たらしいけどそういうこと。
私には全く使えなかったもの。

しかしこの力いいわね。
何か利用できないかしら。
とりあえず渚さんはこの力のことどう思ってるのかしら。


「渚さん……よかったじゃない。こんな力があれば殺し合いに乗った人間も殺せるわ」
「……よくないです」
「え?」
「こんなの殺し合いに使う力じゃないですか……そんなの絶対いけません。皆で手を取り合ってきっといきてけますから」
「殺し合いに乗った人間でも?」
「はいっ! きっと! きっとできます!」

なんて甘ちゃん。
甘い人間なの。
ああ、頭にくるわ。
本当頭にくる。
こういうなにかの才能恵まれてのに有効に使わない人間。
あのリセにそっくりの人間。

反吐が出るほどだいっ嫌い。

殺したい、今すぐにでも。
でも落ち着けなさい、私。
焦ってはいけないはことは知っている。

……なら。
この力は恐らく誠さんの比じゃないわ。
上手く制御すれば誠さん以上に身を護ってくれる。
でもこの意固地な子をどう篭絡させらばいい?

……アハ。


そうか……簡単ね。

壊せばいいんだ。

堕落させればいい。

そのからだも。

純粋そうな心を。

滅茶苦茶に壊してやれ。

からだに刻み込んでやればいいかな? 快楽とともに。
心を私の言葉でいじめるのも面白い。凄惨の程に。

そしてからだも心も。

全部壊れて。

堕ちる所まで堕ちて。

私の人形になりなさい。


いいわ……。
やってみせよう。
まずは最初は善良な人のフリをして。
少しずつ少しずつ壊すわ。
ここは娼館……なんでもそろってるわ。
ふふふ……はは。

さあ……壊しましょうか。
この子を。

「……ねえ……渚さん」

堕としましょうか。
二度と戻って来れないの所まで。

そしてなんにもない空洞の人形になりましょう。




【C-2 娼館一階ロビー 黎明】

ファルシータ・フォーセット@シンフォニック=レイン】
【装備:なし】
【所持品:支給品一式。イタクァ(5/6)、銃弾(イタクァ用)×12、銃の取り扱い説明書。鎮痛剤(白い粉が瓶に入っている)、ランダム支給品0~2】
【状態:健康、スカートが大きく縦に裂けている(ギリギリ下着が見えない程度)】
【思考・行動】
 基本:自身の保身を最優先、優勝狙い。出来る限り本性を隠したまま行動する
 1:渚を壊して自分の扱いやすい人形にする。
 2:渚よりも強く扱いやすい人間が見付かれば、そちらを盾にする(その場合に誠をどう扱うかは不明)
 3:利用価値の薄い人間は、殺し合いを行うように誘導するか、秘密裏に排除する
 4:誠については保留。帰ってきたら考える。
 5:クリスに危害を加える事に対してのみ、迷い
【備考】
※ファルの登場時期は、ファルエンド後からです


【古河渚@CLANNAD】
【装備:ビームライフル残量90%@リトルバスターズ!】
【所持品:支給品一式、未確認アイテム0~2、ICレコーダー】
【状態:困惑気味、膝下や服に血が付着】
【思考・行動】
基本:殺し合いは駄目です
0:ファルさん?
1:少女(愛佳)を殺したのは「まことくん」?
2:誰かに相談したい



※地図と名簿も未確認
※真の姿は遠くからしか見ていない上に、あまり印象に残っていません
※ビームライフルを使えるのでNYPに覚醒してるかもしれません。
※ビームライフルは残量が無くなったらチャージして使用可能。



※娼館一階ロビーが血まみれ。首なし愛佳の死体があります
※渚の近くに真のデイバッグ(支給品一式、首輪探知レーダー、ICレコーダー説明書)があります
※レーダー説明書はデイバッグの外にあったので、もしかしたら血まみれ




033:Fearing heart 投下順 035:HEART UNDER BLADE
時系列順
027:幸せになる為に 伊藤誠 045:まこまこクエスト~狸と筋肉とスライムと呪われし血脈
028:ドゥー・ユー・リメンバー・ミー 菊地真
027:幸せになる為に ファルシータ・フォーセット 060:見上げた虚空に堕ちていく
028:ドゥー・ユー・リメンバー・ミー 古河渚

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