ギャルゲ・ロワイアル2nd@ ウィキ

それでも君を想い出すから

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それでも君を想い出すから ◆UcWYhusQhw



レオ……

ムシャムシャ。

レオ……?

おかしいな?
さっきまでそこにいて声が聞こえてたというのに。

ズズズーー。

ううむ……
折角準備ができた言うのに。
全くだらしない。

ハグッ。

むう、結構弾力があって美味いな。
しょうがないからレオの分まで食べちゃおう。
待ち切れない。

ハムハム。

うん噛むごとに旨みがますな。
熟成された良い肉だ。

ガツガツ。

しかし……誰だ、黙ったく。
私の手料理を一つ奪った奴は。
あんな上等な肉は滅多に無いというのに。

バキバキ。

しょうがないからもう片方のだけだ。
折角のランチタイムなのに。
しかし……

ボリボリ

中々歯ごたえあるなあ。
骨の癖に味が深い。
これも私の調理の賜物だな。

ボキボキ。

電車にも乗りたかったしお弁当にしたが正解だな。
コンパクト詰め直して食べやすい。
中々趣がある、揺られながら食べるという事は。

シャクシャク。

ふむ。
やはり美味い。
弁当といったらお握りだろう。
適当にあった店からご飯を貰って作ったが美味い。

サクサク。

具も良い。
先程に電車に乗ったとき作った具財。
中々だ。
柔らかく肉汁たっぷり。
噛むごとに肉汁が溢れる。
それが米に混じって実に美味い。
レオも早くくればいいのに。

ゴクン。

お握りの次は。
これだな。

ジャリジャリ。

ううむ独特の苦味がなんとも。
しかしこっちは甘い。
色々の野菜が沢山。
細長いのまで。

ザクザク。

む、エグイがそれがいいな。
先程も食べたが物だが中々。
しかしなんという汁が沢山。
今にこぼしそうだ。
すべからず食べて。

ゴクン。

さあ最後はデザートだ。
まずは殻をわって。

コツ、コツ、ガツン!

よし割れた。
おいしそうな黄色の果実が。
そして紅い果汁が。

チューチュー。

なんて瑞々しい。
フルティーな香りが口の中に充満する。

シャクシャク。

むう。
この官能的な甘みがなんとも……
ああ食べさせたい。
こんな甘みは滅多にないのに。
もったいない。
そして

「ごちそうさまでした」

ランチタイムが終えた。
実に美味かった。
あの猪肉も食べたかったか残念だ。

それにしてもまだ食べたりない。

ああおやつが楽しみだ。
早く食べたい。

なあレ……?

あれ?

私は誰を思ってたのだっけ?

誰の声を聞きたかったのだっけ?

おかしいな?

直ぐに出てくるはずなのに。

えっと?

むむう。

でもこれだけ言える。

愛してる。

愛して。

愛して止まないんだ。

どんな時でも。

何処でも。

君を愛してる。

だからいつでも想おう。

名前を忘れても。

姿を忘れても。

声を忘れても。

すべてを忘れようとも。

それでも。

それでも君を想い出すから。




【E-7 電車/1日目/昼(放送直前)】

鉄乙女@つよきす -Mighty Heart-】
【装備】:斬妖刀文壱@あやかしびと -幻妖異聞録-
【所持品】:真っ赤なレオのデイパック(確認済み支給品0~1)、ドラゴン花火×1@リトルバスターズ!、
【状態】:狂気、鬼、肉体疲労(中)、腹部に打撲、全身に軽度の火傷、空腹
【思考・行動】
1:電車で逃げて行った食材を追い、料理してからおやつ。
2:自分が強者である事を証明する。
3:君の声が、また聞きたい……。
【備考】
※アカイイトにおける鬼となりました。
 身体能力アップ、五感の強化の他に勘が鋭くなっています。
※ハサンと霧の手足をランチしました。




131:ゆらり、揺れる人の心は 投下順 132:蠢動の刻へ
131:ゆらり、揺れる人の心は 時系列順 133:巡る季節にひとりきり(前編)
129:想い出にかわる君~Memories Off~ (後編) 鉄乙女 147:明日への翼 (前編)

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