株式会社マイクロニクス / Micronics, Inc.
株式会社カオス / Khaos Co., Ltd.
かつて、大阪府大阪市に所在したゲーム開発会社。
八木一夫氏と塚田政彦氏によって設立されたとされる。
社名を出したタイトルは多くないが、1989年以降『新・里見八犬伝』、『もっともあぶない刑事』などで確認できる。
「KAZZO」や「TSU-KUN」などのクレジットを八木氏や塚田氏として、マイクロニクス製と見做しているのが現状。
ファミコン向けに30作品近いタイトルを制作したとみられている。
同社製とされるタイトルで最も古いのは、ファミリーコンピュータ版『エレベーターアクション』とのこと。
初期には同じく大阪にあった
カプコンや
エス・エヌ・ケイ作品のファミリーコンピュータ向け移植を委託されていた模様。
なお、少なくとも『
魔界村』ではカプコン内製のサウンドドライバが使用されている。
『おにゃんこTOWN』、『ブラッディ・ウァリアーズ シャンゴーの逆襲』などオリジナル作品も製作していた。
また、MSX、メガドライブ、スーパーファミコンといった他のプラットフォーム向けの制作も少数ながら手がけていた。
ただ、手掛けたゲーム(特に初期の作品)は、長いロード時間や、かくつくスクロールといった問題が共通して見られ、クソゲー扱いされることも多かった。
具体的な時期・詳細は不明だが、
株式会社カオスに名前を変更したか、元社員が同社を立ち上げたとみられている。
この時期は
ビデオシステム、
ナグザットやその関連会社のギャップスとの仕事が多かった模様。
『
ソニックウィングス』の共同開発、スーパーファミコン用ゲームなどのプログラミング業務を請け負っていた。
確認されている最後のタイトルは、1996年にナグザットから発売された『
スプリガン・パワード』である。
1999年に発売の『ポケットルアーボーイ』時点では、八木一夫氏は加賀テック所属名義でクレジットされている。
主な作品の一例
※初期は要出典のものも多いため注意
- エレベーターアクション(発売:タイトー)
- ゲイモス(ウィクセルと共同開発? / 発売:アスキー)
- おにゃんこTOWN(発売:ポニーキャニオン)
- 1942(発売:カプコン)
- エグゼドエグゼス(発売:徳間書店)
- ソンソン(発売:カプコン)
- 魔界村(発売:カプコン)※PROGRAM KAZZOのクレジットあり
- スーパーピットフォール(発売:ポニーキャニオン)
- 怒(発売:ケイアミューズメントリース)
- タイガーヘリ(発売:ポニーキャニオン)
- アテナ(発売:エス・エヌ・ケイ)
- ジャンボウ(発売:ケイアミューズメントリース)
- ミラクルロピット 2100年の大冒険(発売:キングレコード)※システムエンジニアとしてK.YAGIのクレジットあり
- ゾイド 中央大陸の戦い(発売:東芝EMI)※システムエンジニアとしてKAZZO.Yのクレジットあり
- アウトランダーズ(発売:ビクター音楽産業)
- 怒II DOGOSOKEN(発売:ケイアミューズメントリース)
- 忍者くん 阿修羅ノ章 (FC版)(発売:UPL)
- Thundercade (NES版)(発売:American Sammy)※「(カブ)マイクロニクス」のクレジットあり
- 遠山の金さんすぺえす帖 MR.GOLD(発売:東映動画)
- '89電脳九星占い by Jingukan(発売:インダクション・プロデュース)
- かぐや姫伝説(発売:ビクター音楽産業)
- ゾイド2 ゼネバスの逆襲(発売:東芝EMI)※取扱説明書に「プログラム:(株)マイクロニクス」に記載あり
- 究極タイガー(発売:CBSソニー)※スペシャルサンクスにY.KAZZOのクレジットあり
- 新・里見八犬伝 光と闇の戦い(発売:東映動画)※パッケージ裏、タイトル画面にマイクロニクスの記載あり
- もっともあぶない刑事(共同開発・発売:東映動画)※パッケージ、タイトル画面にマイクロニクスの記載あり
- ブラッディ・ウァリアーズ シャンゴーの逆襲(発売:東映動画)※パッケージ裏にマイクロニクスの記載あり
- スーパーバレーボール(発売:ビデオシステム)
- PCE版
- MD版:クレジットに「プログラム:つかだ まさひこ」とある
- アトミックロボキッド (MD版)(発売:トレコ)
- 雷電伝説 (SFC版)(発売:東映動画)※パッケージ裏にマイクロニクスの記載あり
- F1サーカスMD(発売:日本物産)※テクニカルディレクターなどとしてKAZZOのクレジットあり
- 絶対無敵ライジンオー(発売:トミー)
- ソニックウィングス
- AC版:共同開発・発売:ビデオシステム ※スタッフにKAZZOを含む
- SFC版:発売:ビデオシステム ※ROM中に「KHAOS M.TSUKADA」の文字列を含む
- アクロバットミッション (SFC版)
- 怪傑ヤンチャ丸3 対決!ゾウリンゲン(発売:アイレム)
- The麻雀・闘牌伝(発売:ビデオシステム)※「技術:塚田政彦、八木一夫」をはじめとするクレジットあり
- 大工の源さん2 赤毛のダンの逆襲(発売:アイレム)
- キテレツ大百科 冒険大江戸ジュラ紀(発売:ビデオシステム)
- 麻雀戦国物語(発売:四次元)※ROM中に「KHAOS M.TSUKADA」の文字列を含む
- 本格麻雀 徹萬II(発売:ナグザット)※「KHAOS CO., LTD PROGRAM: KAZZO」のクレジットあり
- 初段位認定 初段プロ麻雀(発売:ギャップス)※「KHAOS CO., LTD PROGRAM: KAZZO」のクレジットあり
- スプリガン・パワード(発売:ナグザット)※「KHAOS M.TSUKADA」の文字列を含む
関連するサウンドスタッフ
- ながやたかひろ ※プログラマー。FC版究極タイガーでサウンドを担当。
- 久石譲 ※ゾイド 中央大陸の戦い、ゾイド2 ゼネバスの逆襲で作曲を担当。
- 有限会社コピアシステム ※SFC版雷電伝説でサウンドを担当。
- 森彰彦 ※コピアシステムに所属していた。絶対無敵ライジンオーと、恐らくSFC版アクロバットミッションでサウンドを担当
- 八木一夫 ※プログラマー、ディレクター。F1サーカスMDでサウンドエフェクトを担当。
- 塚田政彦 ※プログラマー、ディレクター。F1サーカスMDでサウンドエフェクトを担当。
- 藤井健一 ※ホームデータ作品で活躍したユーリズムのメンバー。麻雀戦国物語、徹萬II、初段プロ麻雀に参加
最終更新:2026年11月01日 10:43