- 公孫越(こうそんえつ)
- 字は不明
(?-190)
公孫瓚の従弟。
帝は洛陽へ帰りたいと考え、劉虞の子で侍中の劉和を父親の元に派遣し軍勢を率いて迎えに来るよう命じた。
しかし、袁術領内で引き止められ、事情を知った袁術は劉虞を利用しようと考え、劉虞の軍勢が到着したら共に向かうと約束して、劉和に劉虞宛ての書簡を書かせる。
それを受け取った劉虞は数千の騎兵を派遣しようとしたが、公孫瓚は袁術に二心があることを見抜いていた為、軍隊の派遣を望まず劉虞を止めたが聞かなかった。
公孫瓚は、劉虞を引きとめたことを袁術に知られてはまずいと考え、公孫越に千騎を率いさせ、袁術の元に行かせて手を結ぶ一方で、内密に劉和を逮捕。彼の軍勢を奪い取るよう策動する。
これにより公孫瓚と劉虞の仲が悪くなった。
暴政ふるう董卓に対して義軍が立ち上がると、袁術は孫堅に陽城で董卓にあたらせていたが、袁紹は周昂に命じてその陣地を奪取させた。
袁術は孫堅と公孫越を派遣したが勝利できず、公孫越は流れ矢に当たって戦死した。
最終更新:2010年02月11日 11:06