- 韓当(かんとう)
- 字は義公(ぎこう)
(?-223?)
孫堅・孫策・孫権の三代に仕えた古参の武将。
弓馬の術に巧みで力もあるということで、孫堅に目をかけられ各地を転戦する。
孫策時代は、会稽・呉・丹陽の三郡討伐に参加し、昇進した。
孫権時代に入ると、黄祖討伐・赤壁の戦い・南郡攻略・宜都の戦いなどに参加、将軍となる。
魏の曹真が南郡に侵攻すると、城の東南部を固めて守りきった。
韓当は地方で軍の指揮を執る時は、いつも部下を励まし、心を一つにしていたという。
中央から派遣された目付け役の言うことをよく聞いて、法令を遵守していたので、孫権はいたく気に入っていた。
223年、都督(軍を統括する役職の一つ)の称号を与えられるが、間もなく病気で亡くなった。
最終更新:2010年02月11日 16:34