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もう泣かないで…… - (2018/05/02 (水) 13:02:25) の1つ前との変更点
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発言者:[[氷室玲愛]]
対象者:[[藤井蓮]]
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玲愛ルート第10章終盤、[[城>ヴェヴェルスブルグ城]]に強制召喚された蓮は[[イザーク]][[地獄巡りツアー>至高天・黄金冠す第五宇宙]]を体験し、その凄惨な世界と誰一人救えない自分に絶望しながら何とか玲愛だけは救い出すも、ラインハルトの[[聖槍の一撃>黄金の破壊光]]により地上に叩き落されてしまう。
だが結果的に蓮の守りたいものは玲愛以外のすべてを失ってしまい、天に坐す城に向け、血涙を流しながら殺意一色に染まった雄叫びを上げる蓮のあまりに悲痛な様を見て、蓮を抱きしめながら自然と零れた玲愛の本心。
#region(【以下、作中より一部抜粋】)
玲愛「&bold(){もう泣かないで……}」
玲愛「藤井君は何も悪くない。何も、全然、間違ってないよ……」
玲愛「藤井君がいてくれなかったら、私なんか駄目駄目なんだよ。
今頃、ここにこうしていないよ」
玲愛「せめて、それだけは分かって」
玲愛「ほら、聞こえる? 私、生きてるよ。
藤井君のお蔭で、生きてるよ……」
蓮「…………」
&bold()&italic(){~中略~}
玲愛「藤井君が、どうしても悔やみきれないっていうんなら……」
玲愛「私一人を諦めれば、みんな戻ってくるかもしれないよ」
蓮「―――――――」
玲愛「キミにとっては、その方が幸せじゃない?」
玲愛「藤井君がそうしたいなら、私はいいよ。
だから、ねえ、お願いもう傷つかないで。
私は、他の何よりも君のことが……」
蓮「俺は―――」
蓮「それは、駄目だ。それだけは……やっちゃいけない……!」
血を吐くような、彼の声。言葉の内容とは裏腹に、体が震えるほど葛藤
しているのがよく分かる。
蓮「ありえない、ありえない! 香純も、司狼も、他のみんなも……あんな所に
繋ぐなんて、絶対にさせない!」
蓮「その道だけは、何があっても選ばない! 氷室、先輩を、死なせたりなん
か、しない……!」
玲愛「うん」
玲愛「やっと、私の好きな藤井君に戻ってくれたね。
じゃあ、さ……前に教会で言ってくれたこと、もう一回言ってよ」
蓮「俺は絶対、諦めたりしない……!」
蓮「一緒に勝とう……!」
蓮「生きるんだ、俺達は……」
#endregion
**備考
初出は[[Dies irae~Acta est Fabula~]]のプレムービー ver.4。
映像が誰かしらの絶望を表しているシーンの抜粋、加えて最後にこのシーンの一部が流れ、BGMが[[Ω Ewigkeit]]ということもあり「玲愛ルートはテーマが絶望なのか!?」とユーザーに多大なインパクトを与えた。%%本当にその通りだった……。%%
余談だが、このシーンは失くしてしまった大切な人達を取り戻したい[[螢>櫻井螢]]に対し、作中で蓮は「&bold(){失くしたものは戻らないからこそ価値がある}」とさんざん主張し「&bold(){なら実際に失くしてもお前はそう言えるのか?}」という疑問が[[原作者>正田崇]]にはあり、ならば――という正田卿の試練(いたぶりたい病)が遺憾なく発揮された結果がこれである。
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- 玲愛のセリフがないので、作ってみました。 -- 名無しさん (2018-04-21 18:13:17)
- 先輩これはヒロインですわ -- 名無しさん (2018-04-21 21:07:33)
- そして蓮は実際に失くしても葛藤しながら言い切っちゃいましたね・・・(悲しみ -- 名無しさん (2018-04-22 09:49:30)
- ↑蓮は無くしたものの価値を守ろうとしただけでしょ -- 名無しさん (2018-04-23 19:28:38)
- 正田卿といい高濱といい昏式さんといいなんで主人公にやたらと厳しいんですかねぇ…。こういうシーンはプレイしてると胃の辺りがキリキリしてくる。 -- 名無しさん (2018-05-01 12:44:52)
- 明らかに神座万象シリーズはdies_iraeの次期作でアメコミ超えに挑戦して下さい、お願いします。 -- ドルルモン (2018-05-01 21:05:16)
- lightのバトル系作品を担当した脚本家はもれなくこの病(自分で作ったキャラ自分でいたぶりたい病)を発症しています -- 名無しさん (2018-05-01 23:16:58)
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発言者:[[氷室玲愛]]
対象者:[[藤井蓮]]
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玲愛ルート第10章終盤、[[城>ヴェヴェルスブルグ城]]に強制召喚された蓮は[[イザーク]][[地獄巡りツアー>至高天・黄金冠す第五宇宙]]を体験し、その凄惨な世界と誰一人救えない自分に絶望しながら何とか玲愛だけは救い出すも、ラインハルトの[[聖槍の一撃>黄金の破壊光]]により地上に叩き落されてしまう。
だが結果的に蓮の守りたいものは玲愛以外のすべてを失ってしまい、天に坐す城に向け、血涙を流しながら殺意一色に染まった雄叫びを上げる蓮のあまりに悲痛な様を見て、蓮を抱きしめながら自然と零れた玲愛の本心。
#region(【以下、作中より一部抜粋】)
玲愛「&bold(){もう泣かないで……}」
玲愛「藤井君は何も悪くない。何も、全然、間違ってないよ……」
玲愛「藤井君がいてくれなかったら、私なんか駄目駄目なんだよ。
今頃、ここにこうしていないよ」
玲愛「せめて、それだけは分かって」
玲愛「ほら、聞こえる? 私、生きてるよ。
藤井君のお蔭で、生きてるよ……」
蓮「…………」
&bold()&italic(){~中略~}
玲愛「藤井君が、どうしても悔やみきれないっていうんなら……」
玲愛「私一人を諦めれば、みんな戻ってくるかもしれないよ」
蓮「―――――――」
玲愛「キミにとっては、その方が幸せじゃない?」
玲愛「藤井君がそうしたいなら、私はいいよ。
だから、ねえ、お願いもう傷つかないで。
私は、他の何よりも君のことが……」
蓮「俺は―――」
蓮「それは、駄目だ。それだけは……やっちゃいけない……!」
血を吐くような、彼の声。言葉の内容とは裏腹に、体が震えるほど葛藤
しているのがよく分かる。
蓮「ありえない、ありえない! 香純も、司狼も、他のみんなも……あんな所に
繋ぐなんて、絶対にさせない!」
蓮「その道だけは、何があっても選ばない! 氷室、先輩を、死なせたりなん
か、しない……!」
玲愛「うん」
玲愛「やっと、私の好きな藤井君に戻ってくれたね。
じゃあ、さ……前に教会で言ってくれたこと、もう一回言ってよ」
蓮「俺は絶対、諦めたりしない……!」
蓮「一緒に勝とう……!」
蓮「生きるんだ、俺達は……」
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**備考
初出は[[Dies irae~Acta est Fabula~]]のプレムービー ver.4。
映像が誰かしらの絶望を表しているシーンの抜粋、加えて最後にこのシーンの一部が流れ、BGMが[[Ω Ewigkeit]]ということもあり「玲愛ルートはテーマが絶望なのか!?」とユーザーに多大なインパクトを与えた。%%本当にその通りだった……。%%
余談だが、このシーンは失くしてしまった大切な人達を取り戻したい[[螢>櫻井螢]]に対し、作中で蓮は「&bold(){失くしたものは戻らないからこそ価値がある}」とさんざん主張し「&bold(){なら実際に失くしてもお前はそう言えるのか?}」という疑問が[[原作者>正田崇]]にはあり、ならば――という正田卿の試練(いたぶりたい病)が遺憾なく発揮された結果がこれである。
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- 玲愛のセリフがないので、作ってみました。 -- 名無しさん (2018-04-21 18:13:17)
- 先輩これはヒロインですわ -- 名無しさん (2018-04-21 21:07:33)
- そして蓮は実際に失くしても葛藤しながら言い切っちゃいましたね・・・(悲しみ -- 名無しさん (2018-04-22 09:49:30)
- ↑蓮は無くしたものの価値を守ろうとしただけでしょ -- 名無しさん (2018-04-23 19:28:38)
- 正田卿といい高濱といい昏式さんといいなんで主人公にやたらと厳しいんですかねぇ…。こういうシーンはプレイしてると胃の辺りがキリキリしてくる。 -- 名無しさん (2018-05-01 12:44:52)
- 明らかに神座万象シリーズはdies_iraeの次期作でアメコミ超えに挑戦して下さい、お願いします。 -- ドルルモン (2018-05-01 21:05:16)
- lightのバトル系作品を担当した脚本家はもれなくこの病(自分で作ったキャラ自分でいたぶりたい病)を発症しています -- 名無しさん (2018-05-01 23:16:58)
- 実際失くしたら思ったほどではなかった、なんだかんだで諦められるってなると、無頼や変にリアルなドライさになって主人公らしくなくなるし、失ったものを求めない&主人公らしい前向きさの両立にはなってるんだな -- 名無しさん (2018-05-02 13:02:25)
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