ディエス イレ ~フェア ファオレン ゼーゲン~
時は大戦から五十年──来たる怒りの日へと先駆ける、
前哨戦にすらならない小さな出来事。
概要
2009年に完結した「
Dies irae」その中で多くは語られなかった11年前の事件……
「東方正教会」……
11年前、一体何が起きたのか、失われる
聖槍十三騎士団第五位…「閃光の戦乙女」
ベアトリスと戒は…そして、2人は定められた既知の結末へと。
本編シナリオは、
正田崇による完全新規書き下ろしシナリオ。ジャケットはGユウスケの描き下ろし、本編収録内容はCD2枚組の大ボリュームでお贈りする「
Dies irae ~Verfaulen segen~」。
11年前に残存する
黒円卓(トリファ・ヴィルヘルム・ルサルカ・シュピーネ)が登場。東方正教会とのバトルが展開される!!
あらすじ
1995年、12月――その日私は、自分の命運を悟った。
ゾーネンキントはまだ幼い。
ツァラトゥストラは現れない。なるほど、確かに時期尚早。言われなくても分かっている。
だけど、いいえだからこそ――
今始めないと、あの子たち……
もう、間に合わなくなっちゃうじゃない。
Dies irae本編開始の11年前に起こった物語。
鷲と蛇の眷属による戦争は、二人の男女を不可逆の悲劇へと巻き込んでいく。
共に守りたいと願い、共に生きたいと夢見、共に忍んでいた淡い思慕……
そしてそれらが叶わずとも、絶対に侵させないと誓った小さな温もりまでもが砕かれる。
この日、
黒円卓の二位と五位は共に斃れ、彼らを慕う幼い少女は獅子の剣を取ることに……
屍を積み上げる戦乙女。
その高潔な祈りをもって、グラズヘイムを肥え太らせる忠実なる死神よ。
ゆえに魔名を送ろう、ヴァルキュリア。
黄金と水銀の悪魔が嗤い、喝采する。
時は大戦から五十年――来たる怒りの日へと先駆ける、前哨戦にすらならない小さな出来事。
だがこの日を境に、何かが確実に狂いだしたと……知る者は一人もいない。
登場人物
月乃澤学園に通う学生であり、
黒円卓の暫定二位。
先代の
トバルカインが崩壊し、偽槍を継承してからすでに2年が経っているため自分の余命が幾許もないことを悟っている。
己の代で総てを終わらし、幼い妹にまで呪いが及ぶのを防ごうというのが、何をおいても譲れない第一理念であるようだ。 校内の女生徒全般から人気が高く、それを鏡花とベアトリスからよくからかわれているものの、彼に言わせれば自分の何が良いのかまるで分からないということらしい。
月乃澤学園に通う学生であり、
黒円卓の第五位。
もともと戒の監視役として彼ら兄妹の身近にあるよう命令された立場だったが、二年の付き合いを経て任務以上の気持ちが芽生え始めているようだ。
自分の余命と立場を気にして、好意を持ってくれる女生徒たちに心を開かない戒に対し複雑な心境を抱いている。
彼のタイムリミットが近ついでいることに、焦りを焼えているのだか……
スタッフ
発売日:2010年4月23日
価格:3,990円(税込み)
仕様:CD2枚組/ブックレット一冊(8P)
年齢制限;全年齢対象
備考
作者のお気に入りコンピの物語りのため、実にえげつないことになっている。
- マレウス「言うじゃない。だったら、本当にそうなるかどうか見ているがいい。永遠に、影の中で。その負け惜しみだけは、覚えといてあげるわよ」ベイ「忠告覚えといてやろうじゃねえか。だからおまえはもう逝っとけ」ヴァルキュリア「・・・・・・ごめんなさい。でも私には、こうするしかなくて・・・・・・」聖餐杯「なんともはや、奇怪なことを。私は負けぬ。私は死なぬ。私は永遠に歩き続ける。止まりなどしません。ですがまあ、否と言うなら見ていればよろしい。この私の、聖道を。何者にも侵させない、巡礼の旅を。あなたが何を呪おうが、聖餐杯は砕けませんよ」 -- 名無しさん (2018-12-23 12:53:32)
- ↑リザ「あなたならどうする、エレオノーレ」ベアトリス「教えてください、ヴィッテンブルグ少佐」結局こういう方々なんだな。 -- 名無しさん (2018-12-23 12:56:41)
- 要約すると:マレウス&ベイ&クリストフ「そこで見ていろ。自分らは成功してやるよ」リザ&ベアトリス「成功するにはどうすればいいのorいいんですか。エレオノーレorヴィッテンブルグ少佐」 -- 名無しさん (2018-12-23 12:59:09)
- ↑シュピーネさんの存在感ェ・・・・・・ -- 名無しさん (2018-12-23 13:00:25)
最終更新:2023年04月19日 22:12