黄綿龍

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****ファン・ジンロン **≪パーソナル≫ 身長:? 体重:? ---- &italic(){「おまえがそう思うのならそうなのだろうよ。おまえの中ではな。それが全てだ」} **人物 [[相州戦神館學園万仙陣]]の登場人物。第四の盧生であり黒幕。 けだるい声と常に酔ったような態度を取る中国人。会話においてはコミュニケーションの意味すら理解していないような虚言を垂れ流し、作中の登場人物の行動に対して時折冒頭のような台詞を吐く。 **来歴 彼はふと気がついた時から、中華最大規模の阿片窟で生を受け、母と共に日々を過ごしていた。 阿片の煙が常に焚かれ、あらゆる人間がそれによる幻覚と多幸感に支配されたそこは誰もが笑顔を浮かべ至福の夢に酔い痴れている世界。 そんな光景こそが日常であれ、阿片窟で育った彼は人間とはそういうもの―――''自己の世界に完結しているもの''であると認識した。 時が経つにつれ彼自身も阿片の中毒者となっていくが、生まれながらの環境からかある種の特性を得る事となる。 酔っているのが常態であり、永遠に中毒状態が醒めない反面、阿片の毒の影響も受けないというもの。そんな特性を得た彼はこの阿片窟を桃源郷だと認識する。 だがそんな日々は唐突に終わりを迎える。大火事が発生し彼以外の全員が死亡。その後彼は一人だけ生き残った幸運をかわれ、阿片窟を取り仕切っていた組織の頭目、黄金栄に引き取られ子として育てられ彼は「正しい」外界を知る事になるのだが、その世界は怒りや嘆き、争いに満ちたもので彼の桃源郷からはほぼ遠かった。 彼は思った。なぜ争うのか?こいつらは馬鹿なのか?世界を自分の形に閉じてしまえばあの阿片窟のみんなのように幸せになれるというのに。 その後彼は驚異的な阿片の才覚を発揮、組織を掌握し育ての父である黄金栄も中毒者へと落としついには上海を丸ごと阿片の海に沈め、数百万単位の中毒者を生み出し、伝説の麻薬マフィア・ギャングスターとして君臨する。''彼にとって人を阿片の夢に落とす事は人類の救済であり、施しに他ならなかったのである。'' そして彼は自らの真を貫くために、当時もっとも嘆きと混乱に溢れた満州を目指し組織を北上する。なんて可哀想な者達だろう、俺が救ってやらねばと。 だが、彼は[[柊四四八]]とクリームヒルトという盧生二人にその危険性を狙われ、闇に潜るのを余儀なくされる。 しかし、八方塞がりだと思われていた彼に[[緋衣征志郎]]が接触。この接触により最悪の盧生が誕生する事となる。 **能力 最弱にして無敵の盧生。武力という点を除けば歴代でも最弱だが、夢の影響力と効果範囲、召喚士の技量さについてはまさに桁が違っている。 彼が掲げる人間賛歌は''「夢(理想)を見たい」''その一つだけであり、盧生はその性質として掲げている人間賛歌に呼応する人類の数が多いほど支配力を増していく。あまりに普遍的すぎるその理想は、あらゆる人間に合致し抱える思想であり、結果絶大な支持を受けており、眷族の数も他の盧生より遥かに上である。 作中における''万仙陣''とは彼の阿片の夢を全世界に流れ出させる陣であり万仙陣、彼の理想に染まる事は、彼の救済である自らの閉じた妄想の中で永遠を過ごし続けるという事である。その際、現実の肉体は名状しがたい化物へと変貌する。救いがあるとすれば夢の中で彼らは自らが思い描いた最高の幸せの中にいる事であるうか。 更に、常時酩酊している彼の世界は自己の形に閉じているため、彼に対する一切の干渉が意味をなさない。 どんな言葉や攻撃を浴びせようとも、それを黄綿龍は自分の都合の良い解釈にして流してしまうからである。彼を打倒するには彼の酔いを醒ますしか方法はない。 **備考 ---- - 作成の速さにビックリ! 今回のラスボスは結構好きだけど、もうちょっと強くても良かったと思う -- 名無しさん (2015-04-26 03:23:38) - ラスボス……3対1……自分だけの世界……うっ頭が…… -- 名無しさん (2015-04-26 03:36:33) - なんやかんや善人ただし・・・って感じの人一応人を助けたいと常に思ってる -- 名無しさん (2015-04-26 03:37:14) - 善というか純粋だな、純粋な邪悪。デモベのナイア思い出したわ -- 名無しさん (2015-04-26 03:45:05) - 完全な自己完結ってのは波旬と似てるね。そして唯一の外に対する認識こそが突破口ってのも -- 名無しさん (2015-04-26 05:48:13) - ヒッキーもジャンキーも人は他人と関わることで不幸になる、だからね。考えが「だから俺以外滅ぼす」か「だから俺が幸せにしてやる」で違うくらいで完成するとどっちも人類滅亡は同じってのは皮肉だけど -- 名無しさん (2015-04-26 07:04:40) - PVでアザトゥース的な何かだと予感していたけど、いやぁなるほどって思ったね -- 名無しさん (2015-04-26 07:10:14) - ラスボスがヤク中って新しいよなww大体敵の三下ぐらいのポジだよねwww -- 名無しさん (2015-04-26 08:46:50) - 義父の黄金栄は当時の中国最大の結社、「青幇」の大ボス。序盤でセージが「幇の人間に仁義を~」と言ってたのはある意味伏線だったんだな -- 名無しさん (2015-04-26 08:52:53) - 青幇っていうと蒼天の拳が真っ先に思いつく。ヤク中にして人類救うとかはどこぞの2.5次元思い出してしまったw -- 名無しさん (2015-04-26 09:01:43) - はえーよwwwwwwwwww 今までとは違ったラスボスだな -- 名無しさん (2015-04-26 09:16:05) - 麻薬や向精神薬がこんだけ世の中には蔓延してるんだから、そりゃ支持者一位にもなるわな。どうしようもない奴だったけど、人類愛してたのは間違いない。母の事すげぇ気にしてるし -- 名無しさん (2015-04-26 10:33:21) - 今作のラスボスはゲスって言われてたけどゲスなイメージはあんまないな。やろうとしていることとその結果どうなるかだけみれば確かに天狗道の次くらいに糞だけど、こいつ自身は人類を救済しようとしていただけなんだよね。 -- 名無しさん (2015-04-26 10:40:27) - 本人は善意とはいえ、端から見たら人の弱さに付け込んで麻薬をばら撒いてるようなもんだしまあゲスと言ってもさしつかえない -- 名無しさん (2015-04-26 11:00:21) - ↑2「おまえがそう思うのならそうなのだろうよ。それが全てだ」 -- 名無しさん (2015-04-26 11:05:45) #comment
****ファン・ジンロン **≪パーソナル≫ 身長:? 体重:? ---- &italic(){「おまえがそう思うのならそうなのだろうよ。おまえの中ではな。それが全てだ」} **人物 [[相州戦神館學園万仙陣]]の登場人物。第四の盧生であり黒幕。 けだるい声と常に酔ったような態度を取る中国人。会話においてはコミュニケーションの意味すら理解していないような虚言を垂れ流し、作中の登場人物の行動に対して時折冒頭のような台詞を吐く。 **来歴 彼はふと気がついた時から、中華最大規模の阿片窟で生を受け、母と共に日々を過ごしていた。 阿片の煙が常に焚かれ、あらゆる人間がそれによる幻覚と多幸感に支配されたそこは誰もが笑顔を浮かべ至福の夢に酔い痴れている世界。 そんな光景こそが日常であれ、阿片窟で育った彼は人間とはそういうもの―――''自己の世界に完結しているもの''であると認識した。 時が経つにつれ彼自身も阿片の中毒者となっていくが、生まれながらの環境からかある種の特性を得る事となる。 酔っているのが常態であり、永遠に中毒状態が醒めない反面、阿片の毒の影響も受けないというもの。そんな特性を得た彼はこの阿片窟を桃源郷だと認識する。 だがそんな日々は唐突に終わりを迎える。大火事が発生し彼以外の全員が死亡。その後彼は一人だけ生き残った幸運をかわれ、阿片窟を取り仕切っていた組織の頭目、黄金栄に引き取られ子として育てられ彼は「正しい」外界を知る事になるのだが、その世界は怒りや嘆き、争いに満ちたもので彼の桃源郷からはほぼ遠かった。 彼は思った。なぜ争うのか?こいつらは馬鹿なのか?世界を自分の形に閉じてしまえばあの阿片窟のみんなのように幸せになれるというのに。 その後彼は驚異的な阿片の才覚を発揮、組織を掌握し育ての父である黄金栄も中毒者へと落としついには上海を丸ごと阿片の海に沈め、数百万単位の中毒者を生み出し、伝説の麻薬マフィア・ギャングスターとして君臨する。''彼にとって人を阿片の夢に落とす事は人類の救済であり、施しに他ならなかったのである。'' そして彼は自らの真を貫くために、当時もっとも嘆きと混乱に溢れた満州を目指し組織を北上する。なんて可哀想な者達だろう、俺が救ってやらねばと。 だが、彼は[[柊四四八]]とクリームヒルトという盧生二人にその危険性を狙われ、闇に潜るのを余儀なくされる。 しかし、八方塞がりだと思われていた彼に[[緋衣征志郎]]が接触。この接触により最悪の盧生が誕生する事となる。 **能力 最弱にして無敵の盧生。武力という点を除けば歴代でも最弱だが、夢の影響力と効果範囲、召喚士の技量さについてはまさに桁が違っている。 彼が掲げる人間賛歌は''「夢(理想)を見たい」''その一つだけであり、盧生はその性質として掲げている人間賛歌に呼応する人類の数が多いほど支配力を増していく。あまりに普遍的すぎるその理想は、あらゆる人間に合致し抱える思想であり、結果絶大な支持を受けており、眷族の数も他の盧生より遥かに上である。 作中における''万仙陣''とは彼の阿片の夢を全世界に流れ出させる陣であり万仙陣、彼の理想に染まる事は、彼の救済である自らの閉じた妄想の中で永遠を過ごし続けるという事である。その際、現実の肉体は名状しがたい化物へと変貌する。救いがあるとすれば夢の中で彼らは自らが思い描いた最高の幸せの中にいる事であるうか。 更に、常時酩酊している彼の世界は自己の形に閉じているため、彼に対する一切の干渉が意味をなさない。 どんな言葉や攻撃を浴びせようとも、それを黄綿龍は自分の都合の良い解釈にして流してしまうからである。彼を打倒するには彼の酔いを醒ますしか方法はない。 **備考 ---- - 作成の速さにビックリ! 今回のラスボスは結構好きだけど、もうちょっと強くても良かったと思う -- 名無しさん (2015-04-26 03:23:38) - ラスボス……3対1……自分だけの世界……うっ頭が…… -- 名無しさん (2015-04-26 03:36:33) - なんやかんや善人ただし・・・って感じの人一応人を助けたいと常に思ってる -- 名無しさん (2015-04-26 03:37:14) - 善というか純粋だな、純粋な邪悪。デモベのナイア思い出したわ -- 名無しさん (2015-04-26 03:45:05) - 完全な自己完結ってのは波旬と似てるね。そして唯一の外に対する認識こそが突破口ってのも -- 名無しさん (2015-04-26 05:48:13) - ヒッキーもジャンキーも人は他人と関わることで不幸になる、だからね。考えが「だから俺以外滅ぼす」か「だから俺が幸せにしてやる」で違うくらいで完成するとどっちも人類滅亡は同じってのは皮肉だけど -- 名無しさん (2015-04-26 07:04:40) - PVでアザトゥース的な何かだと予感していたけど、いやぁなるほどって思ったね -- 名無しさん (2015-04-26 07:10:14) - ラスボスがヤク中って新しいよなww大体敵の三下ぐらいのポジだよねwww -- 名無しさん (2015-04-26 08:46:50) - 義父の黄金栄は当時の中国最大の結社、「青幇」の大ボス。序盤でセージが「幇の人間に仁義を~」と言ってたのはある意味伏線だったんだな -- 名無しさん (2015-04-26 08:52:53) - 青幇っていうと蒼天の拳が真っ先に思いつく。ヤク中にして人類救うとかはどこぞの2.5次元思い出してしまったw -- 名無しさん (2015-04-26 09:01:43) - はえーよwwwwwwwwww 今までとは違ったラスボスだな -- 名無しさん (2015-04-26 09:16:05) - 麻薬や向精神薬がこんだけ世の中には蔓延してるんだから、そりゃ支持者一位にもなるわな。どうしようもない奴だったけど、人類愛してたのは間違いない。母の事すげぇ気にしてるし -- 名無しさん (2015-04-26 10:33:21) - 今作のラスボスはゲスって言われてたけどゲスなイメージはあんまないな。やろうとしていることとその結果どうなるかだけみれば確かに天狗道の次くらいに糞だけど、こいつ自身は人類を救済しようとしていただけなんだよね。 -- 名無しさん (2015-04-26 10:40:27) - 本人は善意とはいえ、端から見たら人の弱さに付け込んで麻薬をばら撒いてるようなもんだしまあゲスと言ってもさしつかえない -- 名無しさん (2015-04-26 11:00:21) - ↑2「おまえがそう思うのならそうなのだろうよ。それが全てだ」 -- 名無しさん (2015-04-26 11:05:45) - ゆのっちの煽りコラ台詞と二次創作発言からラスボスは“オタク”か“ネラー”かなって予想してたんだが、まさかのヤク中降臨は予想外だったw -- 名無しさん (2015-04-26 11:11:22) #comment

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