ソドム

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[[PARADISE LOST]]に登場する土地名
[[隔離街]]と呼ばれる様になる大戦が起こる以前、数千年前に最高の栄華を誇った国家であり、神聖国家として世界の中心とされていた場所。
神聖国家ソドムの起源を遡ると最大宗教の統率府であったようで、街の構成がセフィロトの概念によって区画分けがなされている。これを有り体に言えば一種の身分制度であり、上から
+王冠(ケテル)
+知恵(コクマー)
+理解(ビナー)
+慈悲(ケセド)
+峻厳(ゲブラー)
+美 (ティファレト)
+勝利(ネツァク)
+栄光(ホド)
+基礎(イエソド)
+王国(マルクト)
と十区画に分けられている。最高峰の区画である王冠に生まれたものはソドムにおいて神に等しい権力を約束されていた模様。そして上から順々に地位や名声により各種区画に住み分けがなされていたと思われる。
しかし王冠のみならず、他の区画に住む者もまだ恵まれているといえ、少なくとも人としての尊厳を主張することが出来るらしく
-都市、南東――カイーナ
-都市、北西――アンティノラ
-都市、南西――トロメア
-都市、北東――ジュデッカ
これら四区画に住むものは人としてすら認識されることはない。この四区画の存在意義は王冠に住む人々への不満をそらすためだけに用意された一種のスケープゴードであり、人工の地獄である。
その中でもジュデッカは最悪で、姓を名乗ることを許されず、生きるためには略奪、殺人、放火、暴行など他者から全てを盗まなければ生きていけない区画である。このことからも分かるように神聖国家など名ばかりで虚栄と欺瞞に満ち満ちた世界であったようだ。
この四地獄のトロメア、ジュデッカに比べれば、きちんとセフィロトにより区分けなされている区画の塀の中が天国に感じるほどのようで、事実、子供を数十人単位で殺害したようなクズであろうと日に三度の飯が出たらしい。
なおソドム全体の人口は数百万が塵芥にすぎないほどの数であったようだ。この時代の科学技術や文明水準は爛熟の極みにあった様で、現代のそれの数歩先を行っていた模様。魔導科学なるものも存在していたようだ。&s(){(某シリーズ6作目かよ)}
そして 「今や人の世は月世界すら蹂躙し、尽きえぬ欲望をもって彼女の裸身を犯し、汚す」 と、あることから宇宙にすら進出し、月をも支配下に置いていたと推測できる。

区画の元ネタは旧約聖書の創世記における生命の木ことセフィロトツリーのセフィラである。
後半の四都市はダンテの『神曲』に登場する地獄の最深部にある4つの円が元ネタと思われる。
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***コメント
- 数百万が塵にすぎないってどんだけ広かったんだ・・・  -- 名無しさん  (2012-02-28 16:02:50)
- (∴)<どれだけいようと所詮塵は塵だ  -- 名無しさん  (2012-08-06 14:25:33)
- 魔道科学が研究されてるとか未来(第五天)を先取りしてるなw  -- 名無しさん  (2012-08-06 21:31:03)
- 第二天の爺さん、かなりの数の座の総軍持ってたんだなぁ。あの爺さんはこの世界を眺めて何を思ってたんだろうか  -- 名無しさん  (2012-08-06 21:41:00)
- 堕天「我が民が繁栄し増えるのは良いことだが、流石に増えすぎると…、なぁ?」とか? 破壊と再生の円環が、理の性質らしいし  -- 名無しさん  (2012-11-13 09:42:19)
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