あわうみ。 [[神咒神威神楽]]に登場する土地。 西日本と東日本の亀裂に存在する海の名称。現実になぞらえると津軽海峡や瀬戸内海が大規模になった感じの場所。 東西の陸地を隔てる距離は直線にして五十里ほど、[[神州]]にとって魔の境界線となる場所で、この海を越えてしまうと[[穢土]]、鬼の住まう魔境へと到達することになる。 また、何故か穢土の[[化外]]はこの海を越えて西を襲うことは無い。そういう意味でも境界線と呼ぶべきラインである。 年間を通して晴れることのない濃霧と大時化が視界を完全に封じ、潮流は何の規則性もなく向きを変え大渦巻を発生させ、干潮時にはいたる所で岩礁が頭を覗かせる。 ある一定のラインを越えたあたりまで航海すると[[穢土]]の領域に入り、時化というレベルでは済まないほどの大嵐に見舞われる。 作中では[[咲耶>凶月咲耶]]と[[龍明>御門龍明]]が安全な航路を見出し、船団に指示を出し続けたおかげで航海を続けることができたが、それでも極度に蛇行した航路は直線の十倍以上に延びる。 備え無しでは進行が不可能、生還さえ危ういことは想像に難くない。 さらに[[夜都賀波岐]]ではない番外の天魔、[[淡海の天魔]]=[[海坊主]]が出現する海域であり、のっけから1万人を乗せる三十余隻の船団が全滅しかけた。 ちなみに化外が淡海を越えてこない理由は簡単な話で、そもそも化外は[[夜刀>天魔・夜刀]]の理の内、[[無間神無月]]の中でしか活動できないからである。 ---- - 化外「夜刀の中あったかいナリぃ・・・」 -- 名無しさん (2013-01-02 22:34:59) #comment
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