螺湮城新伝に登場する人物。本作の主人公。
乱世の最終局面を迎えたミヨイに突如現れ、己が正統なる支配者だと自称している。
傲慢、強欲、粗暴かつ好色で陰険なうえに薄情という、どうしようもない性格だが、それがゆえにミヨイの技術、資源、命も含むあらゆるものは己の所有物と放言して憚らない。
彼の論理では自分の持ち物である五大諸侯が勝手に殺し合いをするなど言語道断。それを決定するのは己であるという極めて自分勝手な理屈のもと、ミヨイの争いに身を投じることになる。
なお、本名は非常に長く複雑なため、キルヒコ自身も面倒くさがって使用しない。