発言者:[[久雅竜胆]] 対象者:[[坂上覇吐]] 自分は[[覇吐>坂上覇吐]](正確には[[畸形嚢腫]])の[[自滅因子]]である。ならば[[覇吐>坂上覇吐]]が生きている限り絶対に死なない。そのことを利用して仲間たちを遠ざけ、[[竜胆>久雅竜胆]]は単身、[[波旬>第六天波旬]]へ挑もうとしていた。自分が痛いだけなら構わない、それで自身の誇りである大切な者たちを護れるのであれば、彼らの将であれるのならば。 自己犠牲の精神に満ちた覚悟のようであるが、その言葉は決定的に矛盾している。 「将で在りたいってんなら、率いろよ。おまえがやってることは匹夫のなんとかってやつじゃねぇか。大将の選択じゃねぇ!」 「お前は[[波旬>第六天波旬]]か!? 誰も要らねぇってのかよ!」 誰も傷つけないためと言えば聞こえはいいが、その実、自分のみを頼みとして誰の力も必要とせず戦おうとする[[竜胆>久雅竜胆]]の在り方は、皮肉なことに大敵である[[波旬>第六天波旬]]の思想そのものであった。 「[[坂上覇吐]]が、おまえの益荒男が、あいつにまったく歯が立たないと、思うのか?」 「おまえの覇道に[[惹>凶月刑士郎]][[か>凶月咲耶]][[れ>壬生宗次郎]][[た>玖錠紫織]][[奴>摩多羅夜行]][[ら>御門龍水]]は、おまえの役にも立たない塵なのかよ!」 [[覇吐>坂上覇吐]]を死なせないために、[[覇吐>坂上覇吐]]を遠ざける。それこそが[[自滅因子]]として、[[覇吐>坂上覇吐]]を、すべてを破滅へと追いやる行動である。 [[自滅因子]]の宿業を乗り越えられるとすれば、この瞬間。そして[[竜胆>久雅竜胆]]は――。 「私、私だって……!」 「おまえが死ぬだなんて、思いたくない!」 「死ぬな、死なないで……生きてほしい、愛してるから!」 確かに、彼女の[[覇道]]の形を取り戻し、将として[[覇吐>坂上覇吐]]に告げた。 「共に生きて、共に笑い、共に泣いて、共に勝とう」 「私はおまえを信じている。おまえが勝てるというのなら、ああ……分かったよ、否はない。共に行こう、ついて来てくれ!」 「私たちみんなで、[[波旬>第六天波旬]]を斃そう!」 そして[[彼ら>東征軍]]は再び結集し、放たれた[[矢>天照・神咒神威神楽 ]]が現世界と[[座>神座]]を隔てる壁を穿つ。そして戦いの果てに――。 ---- - 正直単独で行っても自滅因子?知らんで即死な気がする。ニートと獣殿みたいにヌキヌキプンプンで特攻して結果的に自滅因子の役割やっちゃうとか・・・ -- 名無しさん (2016-08-22 23:06:05) - ↑そうだよ。作中で覇吐もそれ指摘してるしね -- 名無しさん (2016-08-22 23:11:52) - 射干「天狗道(波旬)に勝てる訳無いだろ!」 -- 名無しさん (2016-08-23 02:33:49) - 馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!(射干) -- 名無しさん (2016-08-23 15:48:09) - ↑4 自滅因子補正はその宿主を殺せるだけの力があれば無視できるからね 実際、黄金は波旬に倒されてるし -- 名無しさん (2016-08-23 18:16:40) - 常世『もう、彼らには期待できない!私達で波旬を倒そう!』 -- 名無しさん (2016-08-23 18:59:57) - ↑ 宿儺(ああ、こいつは駄目だ。メルヘン拗らせてやがる -- 名無しさん (2016-08-23 19:02:57) - むしろあんな肥溜めからまともな“人”が生まれることを信じていた宿儺たちが凄い。常世らは憎悪に引っ張られてるけど、あの感性自体は普通。 -- 名無しさん (2016-08-23 22:38:59) - 宿儺が望んでいたのは新たな覇道だけどね。真に人である兄様はまさに奇跡 -- 名無しさん (2016-08-24 01:36:03) - あの世界じゃ覇道神より真人間のほうが珍しいからな。とはいえ天狗道じゃどっちも発生しないから夜刀様GJで親の水銀GJとなる・・・ -- 名無しさん (2016-08-24 09:09:09) - ↑それだったらパラドックスして外宇宙から変態を引き寄せたサタナイルGJ,サタナイルを極限に悲観させた二天GJ、二天に流出させた一天GJまで行くな。だからナラカ、テメーは駄目だ許さん -- 名無しさん (2016-09-06 10:10:09) - 「お前は波旬か!?」←これほど言われて嫌なセリフがあるだろうか。 -- 名無しさん (2017-06-23 20:47:56) #comment