オットー・ヴェーゲナー

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オットー・ヴェーゲナー - (2017/12/13 (水) 22:07:56) のソース

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[[Dies irae ~Wolfsrudel~]]の登場人物。

***来歴

階級は親衛隊曹長。
出身はザールランド。年齢は恐らく1944年段階で26歳。
[[人狼部隊]]所属、その中でもヴァルター・シェレンベルクによって引き抜かれた100人のうちの一人。
ヴァルターを『将軍殿』と呼び、危機的状況下においても不敵に笑う勝ち気な人物。
ベルリン陥落時は自身以下12名の部下を統率し、ベルリンを奔走。
装甲車、戦車による[[聖槍十三騎士団]]の妨害並びに市民の分断と市外への脱出誘導という到底不可能な任務に挑んだ。

ベルリン陥落において人狼部隊がいかなる行動をしていたのかは、あらゆる機密文書に記されていない。
しかし少なくともオットー・ヴェーゲナーはベルリンから行きて脱出したと言う事実があり、或いは幾人かでも、人狼部隊は奇跡的に聖槍十三騎士団の手から市民を救助できていたのかもしれない。

戦後はスペイン、メキシコ、アメリカなどを転々とした後、1960年にアルゼンチンにて拘留、西ドイツに送還された。
1983年頃にはミュンヘンで夜景専門のアマチュア画家をしていた。

その後[[東方正教会>双頭の鷲]]のリークで聖槍十三騎士団の生存を知った彼は、自身と聖槍十三騎士団の因縁に決着を着けるべく、聖槍十三騎士団の団員をおびき寄せるために戦後誰にも話さなかった自身の経歴、人狼部隊の話を観光客に対し行い始める。 
そして198X年8月20日、エルザ・シュピーゲルと名乗る観光客に扮する[[ルサルカ>ルサルカ・シュヴェーゲリン]]がそれに接触。 
敵わないと知りながら、人間としてワルサーPPK一丁で挑み死亡。
その場には血の一滴すらなく未完成の風景画のみが残されたことから、[[食人影]]による全身捕食を受けたものと思われる。

「人狼は、どこにでもいる。そして、人狼の命は例えどこかで奪われようとも、その意志は必ず群れの誰かに伝わるものだ。たとえ我々のすべてが死に絶えようとも、お前たちの重ねた罪の重さは、お前たちの魂の穢れは、必ず別の新たな人狼を呼び寄せる、必ずだ」

彼が死の前に遺した言葉は、ただの希望的観測であったのか、それとも以降騎士団を襲う刺客を呼び寄せる必然だったのか。
或いは人狼という言葉は作中における[[遊佐司狼]]の存在を暗示していたのかもしれない。

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**関連人物
-[[ルサルカ・シュヴェーゲリン]]:人狼の噂を聞きつけ、バカンス気分で接触しに来た

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