---- マリリン・モンロー(Marilyn Monroe) [[Dies irae ~Song to the Witch~]]の登場人物。 ***来歴 全世界を揺るがせたアメリカの国民的スターにしてセックスシンボル。 時の大統領の愛人でもあり、あらゆる富と名声に恵まれた女優。 黒円卓を追う権力への牽制として[[ルサルカ>ルサルカ・シュヴェーゲリン]]にターゲットにされ、ロサンゼルス、ブレントウッドの邸宅にて数多の護衛ともどもルサルカによって殺害された。 というのが、表向きの立場。 この時殺害されたのは影武者であり、本物はその生まれからして人間ではない。 [[現代の魔女]]と呼ばれる、フィラデルフィア計画を基幹とし[[聖遺物]]と物理的な融合を果たした存在の一人。 しかしそれ以上の立場を求めるべく反旗を翻し、現代の魔女の頭目として[[聖槍十三騎士団]]に接触、その席を狙う。 自身を恵まれた魔女と称し、ルサルカを恵まれない魔女と挑発した。 キューバでの戦いにおいてはルサルカの召喚した拷問器具の獣の質量に押し潰され頭の上半分を吹き飛ばされるが、その渇望により全身から歯の生えた暴食の異形として復活。 [[食人影]]すら喰らい、戦闘が得手ではないとはいえ創造位階のルサルカを一時圧倒したが、最後は欠けた頭を通じ魂を貯蔵している胃を破壊されることで敗北した。 融合した聖遺物はドナー隊の生き残りの骸骨&名だたる食人鬼達が使っていたナイフや斧等、食人に関する数多の遺品物品。 聖遺物と物理的に融合し疑似[[形成]]ともいえる状態である現代の魔女の中でもただ一人疑似[[創造]]とも言える領域に至っている。 「食べたい」という原始的な渇望を反映し、[[蠅の女王]]と称される能力を発現した。 その手を握り込むことで手を向けた先の物体、空間を抉るように喰らい尽くし、その魂を奪い取る。 食欲を起源とする能力から魂の簒奪という一点において黒円卓の面々すら上回る機能を見せるが、その反面奪い取った魂を効率よく消化し自身の力に変換する機能に乏しく、溶かしきれなかった魂が胃の中に貯蔵され、取り込んだ魂の人格と自身の人格が混濁するという副作用を抱えている。 ---- **関連人物 -[[ルサルカ・シュヴェーゲリン]] :自身を恵まれし魔女と呼び、ルサルカを恵まれない魔女と呼ぶことでその逆鱗に触れた。 -[[ジョン・F・ケネディ]] :不倫相手。しかし、彼がその死を嘆いたのは一体どのモンローだったのか。 ---- #comment