みかどいちもん。 [[神咒神威神楽]]の用語。 [[神州>葦原中津国]]における術師たちの総元締め。及びそうした術師たちの連合を指して御門の集と呼ぶ。 鬼道、陰陽道、呪禁道、修験道、巫覡、その他諸々、吉凶の判別や加持祈祷、降魔、呪殺を生業とする者たちで、刀槍を手に戦う[[武士>五つ竜胆車]]たちとは根本的に相容れない。 そのため、当主同士が懇意である久雅家を除けば武家の殆どから疎んじられているのが現状だが、皇主を始めとする公達からは深く重用されている。 一見して[[超常の異能者>歪み]]たち思われがちだが、これらは[[総て技術>陽の術]]であり、龍明曰く習えば誰にでも出来るとのこと。 これは神仏と宗教の概念が存在しないため、呪術と言っても超越した何者かの力を借りるといった類の、言わば他力本願性がないためである。 あくまでも森羅万象の法則に基づいた業であり、それを超えることは出来ない。