名称:マレブランケ ---- [[PARADISE LOST]]に登場する人物。 マレブランケとは、地獄の第八圏五濠にあると言われる瀝青の沼で哀れな亡者達を嬲ることしか脳のない低級な小鬼共。 &s(){悪を喰らう悪、}単なる弱い者いじめである。 [[隔離街]]の外の世界で軍に所属していた男。肩書きは元特殊攻撃部隊大尉。 特権階級者や、才能を認められた者を除く全ての人間の脳内に制御チップを埋め込んでいる外の世界で、彼もまた例に漏れず制御チップを埋め込まれているが、軍属のそれは破壊や殺人に対する忌避感のカット、上官の命にのみ忠実など一般のチップとは異なるものである。 だが、稀に極度の緊張状態を常時要求される立場ゆえか、チップの呪縛を絶ち切り自我に目覚める者がおり、彼はその一人である。自我を取り戻した彼は部隊を率いて軍を脱走、その後はチップにより上官の命に忠実な部下達を使い、本能のまま悪事をおこなっている。少なくともチップの制御から脱した彼は、チップに支配されている誰よりもヒトに近しい存在であるはず。&s(){なのだが[[堕天奈落]]だから仕方ないね。}軍を脱走する際に持ち出した痛み止めや自白剤などの各種薬品は、配合を変えるだけで強力な回春催淫剤に化ける。それと身につけた暴力で、取り澄ました街の人間達を獣に堕落させることが彼にとって何よりの悦楽。&s(){『堕天』奈落だから仕方ないね} ネロス・サタナイルと違って雨が嫌い、雨が好きな奴は自殺志願者か何かに違いない、不幸な自分に酔ってらっしゃる暇人だ、と思っている。 彼ら軍人はサイボーグや強化人間を想定した戦闘カリキュラムを組まれているので一般レベルでは結構強い。ちなみにバイセクシャル。 >***STORY そんな彼も[[ジューダス・ストライフ]]に関わったのが運の尽き。 彼にそそのかされるままに[[サタナイル>ネロス・サタナイル]]を襲撃するものの、[[アスト]]の手により[[汚い花火>アルマロス]]となってしまった。 ---- #comment