五常楽

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五常楽 - (2016/07/08 (金) 08:46:15) のソース

****ごしょうらく

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「五常・顕象」
戦術利用された[[邯鄲の夢]]に関連して、術者個人の戦闘技能ないしは熟練深度を判定する為の評価尺度であり、その機構は夢を揮う者の技量に応じた五つの段階―――即ち「&bold(){序・詠・破・急・終}」からなる。

*序段

五常楽における初歩中の初歩であり、一度につき一つの夢をのみ行使可能な状態。ここで言う「一つの夢」とは、邯鄲の夢における基礎能力であるところの「&bold(){戟法・楯法・咒法・解法・創法}」の五類型、そのうちの一種類を指す。従っていかに序段と言えど、戟法の剛と迅を同時に展開する上で特別な制限は存在せず、それは楯法・解法・創法のいずれについても同様であるが、咒法の「射」と「散」に関してはその限りではなく、他の複合技よりも高度な技量が要求される。

*詠段

二つの夢を同時に行使できる段階であり、この詠段より基礎戦術の幅が格段に広がり始める。一般的なものには楯法×咒法の他者回復や他者防御、戟法×解法の破壊力向上や飛翔能力などがある。&bold(){邯鄲の夢の性質上、夢の複数展開が持つ意義とは、ただ単純に個々の夢が持つ特性を足し算的に増加させるのではなく、掛け算のごとく倍増させるという点にある}。畢竟するに、配合の加減ひとつによって能力が飛躍することも大幅に弱体化することも同様にあり得るため、夢を配合することにつけても相応の技量や注意が要求される。
解号は「詠段・顕象(えいだん けんしょう)」

*破段

五常楽の第三段階にして、&bold(){術者個人が思い描く“自分だけの夢”を構築し展開する、言わば「固有技」を習得する段階である。}この破段に到達してからが[[夢界]]における戦闘の本領であり、詠段以下ではこの破段が紡ぐ夢には対抗できぬことから、熟練者と未熟者を分かつ、一つの基準として認知されているものらしい。
解号は「破段・顕象(はだん けんしょう)」

*急段

この急段への到達はある二つの技能に習熟したことを示すもので、それとは即ち「三つ以上の夢を同時展開すること」、そして「破段にて獲得した固有能力の更なる進化」である。前者についての決まり事は詠段におけるそれと大差ないために割愛するが、後者においては能力の面でめざましい変容を遂げることとなる。その変容とは即ち、[[協力強制]]の導入である(協力強制の詳細は個別記事を参照されたい)。協力強制の性質上、展開される夢は「術者と敵の双方によって創り上げられた」ものであるため、&bold(){ひとたびこの急段が成立したならばその束縛から脱することは非常に困難であり、夢界における戦闘の、事実上の必殺を意味する大技である}。
解号は「急段・顕象(きゅうだん けんしょう)」

*終段

盧生のみが揮い得る五常楽の最終段階にして、普遍的無意識の内包するありとあらゆる奇蹟を引きだし・利用する、まさしく邯鄲の夢にまつわる万象の奥義と呼ぶに相応しい力である。この理は「戟法・楯法・咒法・解法・創法」の埒外に位置する「第六法」であり、作中では古今東西におよぶ種別様々な神話的存在の具現、ないしは神話的事象の再現といった用途で行使され、本作品をプレイしたユーザーのことごとくから『&bold(){何がインフレを抑えるかね}』と激しいツッコミを受けた、&bold(){実に正田作品らしい能力}である。

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- 初めて記事を編集しました。至らぬ点が多いかと思いますので、ご意見などございましたらどんどんお寄せください。  -- 名無しさん  (2014-03-09 02:19:00)
- ↑ おお、GJ。ていうかいっそ邯鄲の記事と合併してみたらどうだろう。どうせ戦闘技能の記事と舞台装置の記事が必要になると思うし。  -- 名無しさん  (2014-03-09 02:40:52)
- 見やすいな。けど詠段の解号って使われたことある?  -- 名無しさん  (2014-03-09 02:50:36)
- 戦真館と幽雫さんが戦ったときに四四八が使ってなかったっけ?「形して散ぜ!」って。  -- 名無しさん  (2014-03-09 07:58:51)
- 序段→活動 詠段→形成 破段→求道創造 急段→覇道創造 終段→流出 なイメージ  -- 名無しさん  (2014-03-09 09:14:12)
- ↑2 ああ、序盤のやつか。思い出した。  -- 名無しさん  (2014-03-09 11:25:41)
- ↑2確かに神々の黄昏10全にやられてたら流出になりそうだったなw  -- 名無しさん  (2014-03-09 11:40:25)
- ↑けど幽雫の破段なんかは完全に覇道だけどな。  -- 名無しさん  (2014-03-09 17:13:39)
- 終段って適当すぎじゃね。しかも結局固有能力ゲーだったし。  -- 名無しさん  (2014-03-10 20:01:01)
- 終段って流出というよりはアクセス──我がシンのイメージだわ  -- 名無しさん  (2014-03-10 21:17:02)
- 終段って現代で使うと漫画とかゲームとかのキャラも呼べるよねコレ 本編の大正時代では無理だけど  -- 名無しさん  (2014-04-07 17:01:46)
- ↑まぁ設定上どんなに強くても知名度が低いと致命的みたいだけどね。あくまで普遍無意識の海から引っ張ってくるわけだし。  -- 名無しさん  (2014-04-07 19:53:39)
- 元がごちゃ混ぜになってても大丈夫なんだから、知名度なんて有って無きが如し。  -- 名無しさん  (2014-04-07 20:13:27)
- ↑ルーツが複数ある存在が出てきてるだけでごちゃ混ぜになんてなってないだろ。基本、知名度と現代文化への影響とかそういうものが全てだよ  -- 名無しさん  (2014-04-07 20:29:16)
- 時代を問わず普遍無意識を「窓」から参照できるから、過去現在未来に並行世界まで知って、最も知名度が高い時代のを呼べるんじゃないかな  -- 名無しさん  (2014-04-07 20:36:56)
- ↑ただ、八犬士が日本だからこそ実力を発揮できるって、四四八が言ってたこと考えるとFateと一緒で地域差はあるんだよな  -- 名無しさん  (2014-04-07 23:04:31)
- ↑ 地域民衆によって補正度が変わる(日本が戦場の舞台だから日本文学の登場人物が馴染み深い)、って考えると確かに、全部引っ括めて「知名度」が影響するんだな。なんか本当Fateっぽいなぁ…  -- 名無しさん  (2014-04-07 23:12:40)
- まあ阿頼耶とアカシックレコードって近しい存在らしいしね。詳しくは知らないんだけど。  -- 名無しさん  (2014-04-07 23:32:30)
- ↑↑とはいってもFateの場合は、地元でもなければ知名度補正はそこまで気にするような差を齎さないし、全くなくても元が強ければ特に影響ないようなものだからそんな大したものでもないけど、この作品は知名度が全てだからなぁ  -- 名無しさん  (2014-04-08 00:12:55)
- 四四八の終段は、「俺の考えた最強の八犬士」状態だった気もする。所謂ファン補正。(甘粕も八犬士大好きだから余計に)  -- 名無しさん  (2014-04-08 14:04:55)
- 今回の能力は細分化しすぎて扱いきれなかった感。念能力ってすごかったんだな・・・  -- 名無しさん  (2014-04-25 21:53:29)
- 普遍的無意識は全ての人間と繋がっていて、終段では普遍的無意識が内包する奇蹟は全て使えるって事は、盧生なら全キャラの破段・急段を使おうと思えば使えんのかな?  -- 名無しさん  (2014-04-25 22:03:40)
- ↑人類が共同で紡ぐ夢の具現が終段だから、ある一定以上の人数のコミュニティでそれなりの知名度がないとな。そもそもその夢に共感できないと引き出せないだろうし  -- 名無しさん  (2014-04-26 11:49:20)
- ↑そういう事か、色々勘違いしてた。  -- 名無しさん  (2014-04-26 11:57:55)
- ↑この終段こそ相州の評価を落とした元凶のような気がしてならない。安いなんちゃって燃えゲーならいざ知らず、まさか正田作品で「ラグナロク」とか大真面目にやられるとは思ってなかった。  -- 名無しさん  (2014-05-01 20:12:05)
- ↑いや、ラグナロクは盛り上がっただろ  -- 名無しさん  (2014-05-01 21:12:35)
- ↑↑というか、相州の評価に不満が出るのは設定の齟齬とか適当な面があるからだろ  -- 名無しさん  (2014-05-01 21:13:49)
- ↑2悪い。俺も正直「超ダセェ……」ってなったわ。まあ「まさァァァし!」ほどじゃないけど。  -- 名無しさん  (2014-05-01 22:09:10)
- そのまま名前持ってくるのは正田作品らしくはなかったが、甘粕のノリと中の人の演技のおかげで俺は盛り上がったな  -- 名無しさん  (2014-05-01 22:21:37)
- ↑笑いの方向には盛り上がったよ、勿論。ただし厨二魂を激しく煮立てられるような熱さは感じなかったってこと。  -- 名無しさん  (2014-05-01 22:40:20)
- 八犬士の名前そのまま使ったのには正直冷めたわ。まさァァァし!(涙  -- 名無しさん  (2014-05-02 20:28:37)
- 甘粕の召喚で出された神格については(正田卿が言うには)kkkの大獄あたりと同格だとかで、それより下の求道神程度では普通に負けるそうだ。終段は知名度無ければ弱いようなパチモンでもなさげ?  -- 名無しさん  (2014-05-02 20:34:37)
- 空亡が大獄レベルで、終段の神格は流出獣殿(自滅因子補正無し)じゃなかったっけ? 違ったら済まん  -- 名無しさん  (2014-05-02 20:54:17)
- 用兵之法 有散地 有輕地 有爭地 有交地 有衢地 有重地 有圮地 有圍地 有死地  始段・顕象  宙燖鋲九地則戰  -- みやたなかさあ  (2014-05-05 23:43:35)
- 仲間だと四四八以外の野郎二人は破段止まりなんだよな。栄光は空亡相手なら限定的に急段相当で発動するとはいえ  -- 名無しさん  (2014-08-30 18:32:02)
- ↑淳は破段で急段破ったし(震え声  -- 名無しさん  (2014-09-10 22:48:55)
- それにしても、せめて破段の技名くらいは全てのキャラに設定してほしかったもんだ  -- 名無しさん  (2014-09-14 22:18:05)
- 正田の  -- 名無しさん  (2014-09-21 15:12:27)
- 訂正、正田の中二位階が年齢と共に下がっちゃたんだよ、きっと。  -- 名無しさん  (2014-09-21 15:16:45)
- 序段→詠段→破段→急段→終段の順当な流れを見ると始解→卍解なんて思いつくオサレ師匠のセンスに脱帽する  -- 名無しさん  (2014-10-27 00:18:14)
- 夢もディエスとかみたいに覇道と求道に分類できるよね  -- 名無しさん  (2014-11-02 09:40:25)
- 鳴滝は求道、くらなくんは覇道とか  -- 名無しさん  (2014-11-02 09:41:46)
- そう考えると四四八は破段では求道で急段では覇道って感じなのか  -- 名無しさん  (2014-11-02 12:04:54)
- 六勢力みると傾向的に神祇省(首領が覇道、部下求道)、鋼牙(求道)、逆十字(覇道)、辰宮(覇道)だな。廃神は求道も覇道も自在だが  -- 名無しさん  (2014-11-02 14:47:09)
- ヒロイン勢は全員覇道だな、鳴滝は求道。栄光は……どっちだ?  -- 名無しさん  (2014-11-03 02:04:22)
- 栄光は覇道じゃね?対外の効果だし。  -- 名無しさん  (2014-11-03 03:19:09)
- ↑4 斯くあれかし と仁 は 効果的に求道っぽいきがする。 &br()周囲からの影響で自身を強化ってシュライバーぽいし  -- 名無しさん  (2014-11-03 03:25:32)
- 自分を支持する者が増えるほどに強化されるってのは、典型的な覇道な気がするけど。鋼牙なんかも、あれはある意味獣殿の亜種みないなもんなんじゃないかね。鋼牙以外の存在を認めてないあたりは、求道っぽくもあるけど。  -- 名無しさん  (2014-11-03 15:30:09)
- ↑2 それを言ったらベイの薔薇騎士も求道になるだろ。自分の主張で周囲を圧する性質があるから、やっぱり四四八の急段は覇道だろうよ  -- 名無しさん  (2014-11-03 16:28:03)
- ↑や、あの二人の急段の効果自体はあくまで自身の強化だよね?周囲がどうこうは自分を強化する条件であって薔薇騎士みたく吸収とかするわけじゃないし。 &br()と思ったが、考えてみたら要するに「みんなが勇気を出すと自分が強化される世界」を展開してるようなもんか…。  -- 名無しさん  (2014-11-03 22:59:13)
- ↑ と言ってもベイの創造も「夜に無敵になる魔人になりたい」っていうある意味で求道的な祈りじゃないか? 結果的に周囲に影響を及ぼしてるから覇道になってるけど。そういう意味では、基となる渇望がなんであれ、他者の存在が能力の内容に影響を及ぼすという時点で覇道と考えるべきと思うんだがどうだろう?  -- 名無しさん  (2014-11-03 23:14:49)
- ベイの願望は「吸血鬼になりたい」という求道的なものだけど、そこに「吸血鬼には夜が必要だ。だから夜を展開しよう」という論理展開があって、求道的側面を持つ覇道型になった、とかルサルカが言ってなかったけか。やっぱり、自分以外の要素にも影響を及ぼそうとすると覇道扱いになるっぽい気がするな。しかしこれ、まかり間違ってベイが流出位階に至ったら、波旬と同じ求道型の覇道神ということになるのだろうか。  -- 名無しさん  (2014-11-03 23:39:47)
- ↑ いやそれはないと思う。波旬は自分の魂ひとつで全宇宙を凌駕しうるほどの「質」を持っているけど、ベイは他者から吸い上げることで力を増すことが前提になるからな。だから波旬は余計なものをそぎ落とす都度に純化と強化がなされていくが、ベイの場合は内に抱えた魂が減少するたびに弱体化するのは自明。求道型の覇道神にはなれないと思う  -- 名無しさん  (2014-11-03 23:55:36)
- 「周囲の想念によって創られ顕現し、その設定通りに権能を振るう」という廃神は覇道型の求道と言えるのかもな  -- 名無しさん  (2014-11-04 01:04:29)
- 廃神は能力だけ見れば軍勢変生に近い感じがする  -- 名無しさん  (2014-11-04 01:24:26)
- ↑廃神化できるみたいだしな  -- 名無しさん  (2015-02-06 23:19:58)
- 破段は達人、急段は狂人というかもはや精神的畸形者レベルだね  -- 名無しさん  (2015-02-18 19:26:50)
- 盧生の急段名はその盧生が象徴する神話・伝承の最高存在になるっぽいな(ヤハウェ・まさぁぁぁし!)  -- 名無しさん  (2015-03-18 22:00:14)
- 神話の存在をそのまま引っ張ってくるのはちょっと捻りがなくて物足りんかったなあ  -- 名無しさん  (2015-04-15 14:52:08)
- 最終的に終段イラネ(って投げ捨てるやつしかいない・・・甘粕<  -- 名無しさん  (2015-04-15 17:42:01)
- セージが完成させた邯鄲法。100年たったが失伝していた故に昔のままか、それとも誰かが密かに研究し続け発展しているのか・・・  -- 名無しさん  (2015-04-19 01:16:27)
- つーかいくら天才でも全くの専門外のオカルト理論を先人が残した文献から再構成して扉開く段階まで進めたセージは何者なんだよ本当w  -- 名無しさん  (2015-04-19 01:25:13)
- ↑狩摩の運補正を天才補正に変換したと考えれば・・・  -- 名無しさん  (2015-04-19 21:01:21)
- 素朴な疑問なんだが「解号」  -- 名無しさん  (2015-06-18 12:23:01)
- ↑誤爆 「解号」って本文中でも使われてる用語だっけ? 鰤の造語だったような気がするんだけど……  -- 名無しさん  (2015-06-18 12:23:52)
- そういや獣殿も鉄風雷火って言葉使ってたけどあれもヒラコーの造語だったような  -- 名無しさん  (2015-09-16 20:40:33)
- ↑鉄風雷火の三千世界はほぼ間違いなく少佐の演説から取ってる。解号は正直微妙かも。解放する為の号だから誰でも思いつき得る  -- 名無しさん  (2016-02-21 19:12:27)
- この記事に…画像が有りますよね……その画像の…女神を見た時ですね 画像の女神が 鎖に縛られている姿…… 初めて見た時……何ていうか……その…下品なんですが… フフ……勃k  -- 名無しさん  (2016-02-23 19:45:01)
- 申し訳ありません誤爆してしまいました…  -- 名無しさん  (2016-02-23 19:50:37)
- 結局、終段は八層試練突破後じゃなきゃ使えんのか、記憶が保持された状態(一週目)ならいつでも使えたのかどっちなんじゃい!  -- 名無しさん  (2016-05-30 04:16:32)
- ↑12 大分遅スレだが、神格が持つ特徴の一部を自身に降ろし融合させ、自らを限定的な擬似神格とする。みたいな設定を思い付いた。神格そのものの召喚と違い、自身と非常に近しい神格で無ければ出来ない、覇道神で言う軍勢変性に当たる技法。神野見て思い付いた  -- 名無しさん  (2016-07-08 01:11:25)
- ↑アヘアヘ阿片おじさんが出来ないなら無理だと思う  -- 名無しさん  (2016-07-08 08:46:15)
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