カオスガンダム

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カオスガンダム - (2019/10/14 (月) 21:24:42) の編集履歴(バックアップ)


登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
形式番号 ZGMF-X24S、RGX-01(地球連合軍奪取後)
所属 Z.A.F.T.→地球連合軍
主なパイロット コートニー・ヒエロニムス(テストパイロット)
スティング・オークレー
主な装備 MMI-GAU1717 12.5mmCIWS×4
MMI-GAU25A 20mmCIWS×2
MA-BAR721 高エネルギービームライフル
MA-M941ヴァジュラビームサーベル×2
MGX-2235B カリドゥス改複相ビーム砲
MA-XM434 ビームクロー×2
MMI-RG330 巡航機動防盾
MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲×2
EQFU-5X 機動兵装ポッド×2
MA-81R ビーム突撃砲×2
AGM141 ファイヤーフライ誘導ミサイル×24
その他の装備 VPS(ヴァリアブル フェイズシフト)装甲

【設定】

ザフトがインパルスアビスガイアと同時期に開発したセカンドステージシリーズの中の一機。開発コードでもある機体名は混沌とした戦場を駆ける機体という意味から。
インパルスと同様にパワーエクステンダーとVPS装甲を採用し、デュートリオンビーム送電システムにも対応している。

セイバーと同系列の航空系MSとして、宇宙での高機動戦闘を主眼として一撃離脱や強襲のために速度や旋回性が向上するMA形態への可変機構を備えているが、地上でも急加速や緊急回避のためにMA形態が活用されたり、MS形態でも単独飛行や機動戦闘が可能な程の機動性を有している。

単機での万能性を追求したのか本機は非常に多くの武装を備えており、ガンダムタイプでは基本のバルカン、ビームライフル、ビームサーベルを始めとして、長距離砲撃用のカリドゥス改、イージスと同系の脚部ビームクロー、そしてミサイルとビーム砲を備えて地上でも分離飛行が可能なドラグーンの1種である機動兵装ポッドと正に多彩で、しかもMA形態専用であるカリドゥス改を除いた武装は両形態で使用可能となっている。

バリエーションとして本機の試作機であり、MAの有効性を検証するための試作機でもあるプロトカオスが存在する。
見た目はMA形態のカオスを基に、VPS装甲の色を白として顔のセンサー部にモノアイを追加し、両腕を機動兵装ポッドとそのターミナルに、胸部を巨大なスラスターに置き換えた姿をしている。脚部とビームクローはそのままだが、コクピットが顔の直下にあるためカリドゥス改は搭載されていない。
全6機が試作されたが過酷な試験によって全機が損壊し、3機は廃棄され、もう3機は修復後にアーモリー・ワンにモスボール保管され、うち1機がファントムペイン襲撃時に出撃している。


【武装説明】

MMI-GAU1717 12.5mmCIWS

アビス、ガイアと共通で採用された機関砲。
頭部に4門内蔵されている。

MMI-GAU25A 20mmCIWS

セカンドステージシリーズ全機共通で採用された機関砲。
胸部に2門内蔵されている。

MA-BAR721 高エネルギービームライフル

インパルス用のMA-BAR72を基に本機用に調整された専用ビームライフル。

MA-M941 ヴァジュラビームサーベル

アビスを除くセカンドステージシリーズ共通で採用されたビームサーベル。両腰のプロペラントタンク上部に1基ずつ装備している。
セイバー、ガイアと比較すると本機のみMA形態でも使用可能。

MGX-2235B カリドゥス改複相ビーム砲

MA形態専用の高出力ビーム砲。
MS形態時のバックパック、MA形態時の顔に相当するセンサー部に内蔵されており、使用時にはセンサー部がスライドして砲口が露出する。
アビスのMGX-2235カリドゥスを高速戦闘用に仕様変更したものとされる。

MA-XM434 ビームクロー

両膝と爪先のクローからビームを出力する格闘兵装。
イージスのビームサーベルが参考にされており、スティングも蹴りと連動させて使用した。

MMI-RG330 巡航機動防盾

左腕に装備される専用の耐ビームシールド。
他のセカンドステージシリーズが装備するシールドと比べるとMAでの高機動戦闘を考慮した形状とされている。

MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲

巡航機動防盾の表面に2門内蔵されている牽制・迎撃用の機関砲。
ドレッドノートプロヴィデンスの頭部に採用されたものと同型で、スティングはビームライフルとの斉射でよく使用していた。

EQFU-5X 機動兵装ポッド

高推力スラスターと2種の武装を備えるドラグーンの発展兵器。ミサイルを搭載したビット兵器はおそらくガンダムシリーズで唯一。
使用時に量子通信のためにかなりのエネルギーを消費する点は相変わらずなものの、適性のあるパイロットが限られるというかつての反省を踏まえてパイロットが特別な空間認識能力を持たなくとも一般的な(コーディネーターの)エースクラスの腕前があれば使用可能な様に改良されている。
更に地上でも分離させて使用可能とされており、これは色々と規格外なデストロイを除けばC.E.唯一の特徴。
しかし1/100のガンプラでは地上ではその推力を本体の飛行に充てるために分離不可とされており、HDリマスターでは唯一地上で使用された16話の該当シーンがしれっと変更されている事からも、アニメ製作現場側の認識ミスで作られた設定の可能性がある。

MA-81R ビーム突撃砲

機動兵装ポッドに1門ずつ内蔵されたビーム砲。使用時には収納された砲身が展開される。
かつてのドラグーンと同様に1発でMSを撃破可能。

AGM141ファイヤーフライ 誘導ミサイル

機動兵装ポッドに12基ずつ格納されているミサイル。
ブラストインパルスのものと同型で、機動兵装ポッドを本体から分離させなくても使用可能。


【原作での活躍】

ガイア、アビスと共に地球連合軍第81独立機動群ファントムペインのロアノーク隊の襲撃によって強奪される。
宇宙・地上の各地でミネルバ隊と激戦を繰り広げ、地上ではセイバーとタイマンで空中戦を展開することが多かった。
ベルリン上空にてフリーダムと交戦を図るも、アークエンジェルに身を寄せたイケヤ、ゴウ、ニシザワが搭乗するムラサメ3機に介入されて相手をする事となる。
その最中にデストロイが追い詰められる様を見て状況不利と判断したスティングがボナパルトとコンタクトを取ろうとしていた所を視覚外からムラサメの連携攻撃を受けて被弾し、機体制御を失って落下している最中にビームサーベルで胴体を両断されて撃墜された。


【パイロット説明】

スティング・オークレー

物語前半のライバル的ポジションにいたエクステンデット3人組のリーダー格で、ブロックワードは「夢」(本編では出て来なかったが)。
比較的落ち着いた性格を持ち、子供っぽい性格のアウルとステラの友人兼兄貴分的な存在でもあり、上官であるネオの指示にもよく従い、2人を宥める役も負っていた。
とはいえやはりプライドはある様で、中々落とせないセイバーを執拗に追いかけたり、かつて辛酸を舐めさせられたフリーダムにリベンジを仕掛けようとしたり、(ステラの記憶を消されていたとはいえ)デストロイに乗るのが自分では無い事を不服としてネオに訴えてたりしていた。

初出撃ではザフトの工廠で大暴れして3機の奪取を成功させ、2度目の戦闘でもゲイツR1機を即座に撃墜してシンとルナマリアを徐々に追い詰めるなどそこそこの活躍を見せるが、ユニウスセブン残骸宙域では元ザラ隊メンバーの威厳を見せるために連携で叩きのめされ、クレタ沖では武力介入してきたフリーダムに両腕とバックパックを瞬く間に切断されて海に落とされ、更に仲間2人をただ失うどころか精神の不安定化を避けるためとして関連する記憶を消去され、最初から居なかったことにされてしまう。
そして長く乗った機体はセイバーでもインパルスでもフリーダムでもなく、他所に気を取られていた所をムラサメ(量産機)にカッコ良く撃墜されるという始末で、結構不幸な人でもある。

ベルリンでの戦闘でムラサメ隊の攻撃を受けてカオスを失うものの、脱出していたのか救助された。
その後の彼についてはこちらを参照。

コートニー・ヒエロニムス

元ヴェルヌ設計局所属のテストパイロット。
プロトカオスとカオスのテストパイロットであり、過去にもドレッドノートやザク量産試験型のテストパイロットも勤めている。
優秀なMSパイロットであると同時に公式で唯一傑出した空間認識能力を保持するコーディネイターと明言されている人でもあり、ドレッドノート開発時の模擬戦ではプリスティスを駆使して叢雲劾のゲイツに被弾を与えている。
要請があった場合には試験を行った機体でそのまま戦闘にも参加しており、アーモリー・ワンでの事件では地球連合軍の特殊部隊と思しきNダガーNの追撃のためにプロトカオスで出撃した。
ユニウス戦役終盤ではこれまたテストパイロットを勤めたデスティニーインパルスの3号機にも搭乗して大きな戦果を挙げたが、それに比して自身が開発に協力した兵器で自ら戦禍を拡大させる事に深い悲しみを感じたため、戦後は行方を晦ましてしまった。

【原作名言集】



【ゲーム内での活躍】

連合VSZ.A.F.Tシリーズ

連座1家庭用から登場。家庭用では高めの性能であったが、連座2に移行する際にやや弱体化したと言われる。

サブのポッドを中心とした玄人向けの射撃寄り可変機。
レバー入れサブで敵の位置を基準に、任意の方向にガンポッドを飛ばせるため、これとメインの連動機能による一人クロスができるというのは中々面白いのだが、瞬間火力と迎撃力が低いためポッド以外の基本性能に難がある。
格闘は強判定の特格と横振りのためステップを巻き込める横格闘と射撃寄りの機体としては十分な性能を持っているが、自分から振りに行くのは流石に苦しい。
またポッドを飛ばすと機動性が下がるため、こうなると高コとのタイマンがとても厳しい。
ポッドの設置のタイミングやポッド側の弾数管理のシビアさ、低めの機動性と迎撃性能を腕で補わなければいけないため、全体的にかなり玄人向けである。

ちなみにラッシュ覚醒が実用的な数少ない機体でもある。機体も緑色でマッチしている。
サブのガンポッドがビームライフルの連射に呼応してかなりのビームを連射し、とんでもない弾幕を形成する。
というかわざわざカオスを使うならネタ性を追及してラッシュの方が楽しい

EXVS.FB

アビス共々ガイアのアシストとして登場。
機動兵装ポッドを2基飛ばし、フャイヤーフライ誘導ミサイルを2発ずつ撃つ。

EXVS.MBON

その場でフャイヤーフライ誘導ミサイルを8発撃つコマンドが追加された。

EXVS.2

アビスとコマンドが共通化され、従来のモーションは削除された。
レバー後入力のサブ射撃で機動兵装ポッドを2基飛ばし、BRを2連射する。
射出したポッドからはやはりフャイヤーフライ誘導ミサイルを2発ずつ撃つ。
ツールボックス

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