イージスガンダム AEGIS GUNDAM |
登場作品 |
機動戦士ガンダムSEED |
型式番号 |
GAT-X303 |
全高 |
18.86t |
重量 |
79.60t |
所属 |
ザフト軍 |
武装 |
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 60mm高エネルギービームライフル ビームサーベル 対ビームシールド |
搭乗者 |
アスラン・ザラ |
【設定】
地球連合軍が開発した試作型モビルスーツ。
初期型GAT-Xシリーズの1機で、
他の4機の指揮官機として開発された。
4本の爪を持つ異形のようなMA形態への変形機構を持っており、複雑な機構ゆえかビームサーベルは手足に内蔵される形態をとっている。
モビルアーマー形態に変形して巡航形態で敵艦やMSに急接近し攻撃形態で取り付き捕縛、そのままスキュラで撃ち抜くかクローで握りつぶす一撃離脱戦法をとる。
「イージス」の由来はギリシャ神話に登場する、あらゆる邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持つとされている防具「アイギス」の英語読み。
ただし本機は他の4機の
ガンダムと比べて特に防御面で優れているというわけではなく、むしろ多彩かつ攻撃的な武装を有した機体である。
「攻撃は最大の防御」という事か、もしくは5機のXナンバーの隊長機である事から艦載型統合戦闘システム「イージス戦闘システム」の方なのかもしれない。
【武装】
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
頭部に2門装備されている近接防御機関砲。
目標の補足・追尾・射撃を自動で行う事が可能。
60mm高エネルギービームライフル
携行型のビーム砲。
本機の物は銃身が長くなっている。
ビームサーベル
両手足のクロー部分から発生する内蔵式のビームサーベル。
脚部から発振されるのを利用してキックと併用することができるなど、手持ち型のものと異なった運用がなされる。
南太平洋の孤島での戦いで使用した4本のビームサーベルでの格闘戦が印象深い。
対ビームシールド
フェイズシフト装甲の弱点・ビームに対するコーティングがなされたシールド。
地球連合軍の標準的なシールドとは形状が異なる。
本来の用途ではないが、投擲で
スカイグラスパーを撃墜した。
なお、このシールドは放棄された後にジャンク屋組合のオークション品として売られ、高額で落札された。
【武装:モビルアーマー形態】
手足を前方に折り曲げ、高速直線移動を主眼とした形態に切り替わる。
4本指のツメがそのまま空を飛んでいるような形になり、クローをたたむとさらなる速度を得る巡航形態、クローを開きスキュラ砲口を露出させると攻撃形態となる。
この変形は宇宙戦のみの機能だが、スキュラを使用するために落下しながらこの形態を取ったり、短時間だが巡航形態で短距離高速移動を行ったりという使い方もされている。
580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
戦艦を撃沈せしめる威力を持つ、大型ビーム砲。
モビルアーマー形態でのみ使用可能。
元ネタはギリシャ神話に登場する、下半身を化け物に変えられてしまった女性「スキュラ」。
この武装を使用できるMA形態のイージスの異形になぞらえての命名と思われる。
【原作の活躍】
中立コロニー・ヘリオポリスを襲撃したザフト軍の
アスラン・ザラに強奪される。
以後はアスランの搭乗機として、地球連合軍から奪取した他の3機の
ガンダムと共に親友であるキラ・ヤマトの乗る
ストライクガンダムと幾度となく交戦。
友情と戦争の狭間で迷いながらも、
互いの友人を殺害された怒りから激しい一騎打ちを展開。
捕縛し、今まさに零距離でスキュラを放とうとした直後にフェイズシフトダウン(エネルギー切れ)を起こす。
すぐに自爆を決断したアスランにより、捕縛したストライクもろとも破壊されたが、アスランは脱出している。
その後頭部は未だにオーブ近海に残っている。
あの世界にポケモンG〇があればポケストップになっているかもしれない。
【搭乗者】
アスラン・ザラ
CV:石田 彰
ザフト軍クルーゼ隊所属の赤服パイロット。
キラ・ヤマトとは幼少時代からの親友である。
性格は冷静で無口というほどではないが、口数は少な目。
電子工作が趣味で、
ラクス・クラインにはハロを、キラにはトリィをプレゼントしている。
クルーゼ隊の一人としてヘリオポリスのG兵器強奪作戦の際にキラと再会、キラが奪取し損ねたストライクのパイロットとなった為、彼とは敵対することになってしまう。
最初は親友であるキラを討つ事を躊躇っていたが、キラがアスランの同僚であるニコルを、アスランがキラの友人であるトールを殺してしまった事により互いに憎しみ合う中アスランはSEEDを発動、イージスを自爆させストライクを討った。
その後、ストライクを討った功績からネビュラ勲章を授与され、新型機
ジャスティスガンダムを受領するが…
【原作名台詞】
- 「キラ、お前も一緒に来い! お前が地球軍にいる理由がどこにある!?」
- 第10話から、ラクスを返還された際に。
キラと戦いたくない一心で呼びかけるが、自分なりにも戦う理由を見出そうとしていたキラには断られてしまう。
- 「ならば仕方ない…次に戦う時は、俺がお前を討つ!」
- そして敵としてキラと戦う事を告げるが、結局割り切る事ができず、後に最悪の悲劇が起きてしまう…
- 「女…?」
- 第24話から、不時着した無人島にてカガリと遭遇。連合軍の兵士と認識して襲い掛かるが、悲鳴を聞いて思わず攻撃をやめこの反応。
何の偶然か、ファーストコンタクトはキラと同じ反応だった。
- 「(軍人でもないくせに…みんな…)」
- カガリとの別れ際、彼女から自分は地球軍ではない事を改めて告げられて。キラの事を思い出したのだろうか。
ちなみにキラは地球降下の段階で、ナタルの計らいで友人達と共に志願兵として入隊扱いになっており、階級は少尉。
- 「何を今更! 討てばいいだろう!? お前もそう言ったはずだ! お前も俺を討つと、言ったはずだ!」
- 第29話から、オーブ近海での戦闘にて。お互いに迷いを抱きながらも激突する2人。その時、2人の間に割って入ったのは…
- 「……ニコルゥゥゥゥゥ!!」
- キラの咄嗟の攻撃でニコルは戦死。突然の出来事と大切な友の死にアスランは慟哭するのだった…
- 「討たれるのは俺の…俺のはずだった…ニコル…俺が…今まであいつを討たなかった俺の甘さが、お前を殺した…!
キラを討つ…今度こそ…必ず…!」- 第30話から。
これまで甘さを捨てられなかった事でニコルを死なせてしまった事を自覚したアスランは、遂に本気でキラを倒す事を決意する。
- 「お前がニコルを! ニコルを殺したぁ!」
「俺が! お前を討つ!!」
「キラァァァァァ!!」- 互いに大事な友達を殺された憎しみからSEEDを発動させたほぼ暴走状態の戦闘中。
- 余談だがこのシーンは演出の為か静止画の連続だった。視聴者的には一番動画で見たかった戦闘だったのに…
Gジェネや真・ガンダム無双などのゲームでは3DCGの動画になっていてそっちを見ると戦闘の経過がわかる。
近年放送されたHDリマスター版でようやく戦闘の様子を明確に見ることが出来るようになった。
- 「わからない…わからないさ俺にも!! …別れて…次に会った時には敵だったんだ!
一緒に来いと何度も言った! あいつはコーディネイターだ! 俺達の仲間なんだ! 地球軍に居ることの方がおかしい!
なのにあいつは聞かなくて…俺達と戦って…仲間を傷つけて…ニコルを殺した!
敵なんだ! 今のあいつはもう…なら倒すしかないじゃないか!!」(31話)- 第31話から、オーブの救助隊に回収されたアスランは病室にてカガリと再会。何故キラを殺したと詰め寄られ、涙ながらに本心を吐露する。
アスランとしても相当辛かったのは想像に難くないが、カガリからは「キラも守るべきもののために戦っただけだ!」「殺したから殺されて、殺されたから殺して、それで本当に最後は平和になるのかよ!?」と反発されてしまう。
【VS.シリーズの活躍】
連合VS.Z.A.F.T.
コスト450の可変機として参戦。
無印では変形による高機動が特長だったが、システム上MS状態でのBDが出来ず(BDを行うと勝手に変形するため)、タイマンが苦手な援護機という扱いだった。
ちなみに連ザシリーズではMA形態でメイン射撃覚醒キャンセルを行うと上半身だけ先に変形解除されるため、MS形態の上半身+MA形態の下半身という神話の「スキュラ」もかくやという姿が拝める。
当然ながら本来なら存在しないどころか構造的に不可能な形態である。
連合VS.Z.A.F.T.II
ゲームシステムの変更が本機を大きく後押ししてくれている。
変形が弱体化した代わりにMS状態でのBDが出来る様になり使い勝手が向上、機体性能も多少の射角を犠牲にした代わりに威力が高いBR、横振りで巻き込み性能が高く、出し切りBRCで一気にダメージを奪えるN格、同じく範囲が広く判定も強い横格、ワンチャン大ダメージを奪える特格、セイバー程の高性能ではないが曲げ撃ち可能な変形メイン、その他の調整もあって万能強機体の地位を確立。
弱体化したエールストライクを押し退け、中コスト万能強機体群「ARFG」の「A」二代目の座に就任した。
ちなみに本機は「4機中唯一の照射と可変持ち」「他の3機と比べ耐久が30高い」「本機だけ格闘判定が異常に強い」「他の3機と比べBD速度が遅め」など色々な点でARFGの中では毛色の違う存在である。
連合VS.Z.A.F.T.II PLUS
「PLUS」モードではCPU専用技として自爆がある。
この自爆に巻き込まれると容赦なくミッション失敗となるので組み付かれないように注意したい。
ガンダムVS.ガンダム
「SEED」ライバル枠としての登場。コストはストライクより低い1000GPとなっている。
武装は基本的には「連合VS.Z.A.F.T.」シリーズと同じだが追加武装としてサブ射撃にシールド投げ、特殊格闘の捕縛の派生に「自爆」が追加された。
コストは最低の1000だが性能は悪くなく安定したBRを持っておりブースト量も1000のなかでは高水準とコスト1000万能機となっている。
さすがに格闘判定は大分弱体化したが抜刀モーションが極短時間であるため、これで着地硬直を上書きして隙を減らすといった小技が使える。
新たに追加された武装の「シールド投げ」は原作でトール・ケーニヒ(シリーズ未登場)の
スカイグラスパーを撃墜した原作再現攻撃である。今作ではスタン属性の射撃武装として使用できる。弾数は無限となっておりいくらでも投げつけることが可能。トールやミリアリアが見たら発狂ものである。
もう一つの別武装として追加された自爆はゲーム中唯一の完全なる自己犠牲攻撃。自軍コスト1000を犠牲に相手に大ダメージを与えるというもの。その威力は凄まじく500近いダメージを叩き出す。
これも原作の
ストライクガンダムを撃破した時の原作再現攻撃である。
しかし特殊格闘そのものがあたりにくく、あたったとしてもカットされやすいので簡単に狙えるものでもないという武装なので本当に切り札としての武装となる。
さらに、残りコスト1000で自爆をしたらこちらの負けになるので、原作のような使い方は出来ない。
また、本作では自爆の掴みと爆風のダウン値が低く、追撃が可能なため、相方とダブルイージスで二連自爆が出来る。まず実戦はおろかCPU戦でもほぼできないロマン技だが。
アシストはディアッカの
バスターガンダム。回数は2回だが高性能のゲロビを照射。「グゥレイト!」
ガンダムVSガンダムNEXT
大きな変更点もなくNEXTに参戦。
シールド投げはNEXTの仕様に伴い弾数性に。しかしサブ射撃後のシールドが無い状態でシールドガードをすると回復する前に任意でシールドを回復することができる。
NEXT仕様の変更点として自爆の威力が低下したという点がある。サテライトキャノンなども軒並み威力低下しているのでこればっかりはどうしようもない。
隙の大きかったスキュラはネクストダッシュが出来るようになって扱いやすくなった。
アシストはディアッカがイザークのところにいってしまったので、同クルーゼ隊のニコルの
ブリッツガンダムが登場。
腕が無い状態でランサーダートを握りながらミラージュコロイドで相手に接近する。原作でいう第29話の
ブリッツガンダムである。
しかしそんなニコルを容赦なく呼びつけるアスラン。半壊モビルスーツに「頼む」はないだろう隊長…。
そういえばロンド・ベルにもそんな
隊長が…。
それでも相当優秀なアシストなので、出し惜しみしないようにしたい。
ガンダムVSガンダムNEXT PLUS
ミッションモードでは、大量に現れて自爆しようと襲い掛かってくるミッションがある。
ただし、スキルで自機にスーパーアーマーをつけてしまうと、掴まれなくなる上、イージスは掴み以外してこないのでヌルゲーと化す。
EXVS.MB
NEXTの逆の立場となって
ブリッツガンダムのアシストとして登場。
レバー入れでMA形態で敵を掴んで自爆し、レバーNでゲロビ版スキュラを放つ。生当てで非強制ダウンかつ、追撃次第(高威力の単発射撃等)で高ダメージを叩き出す自爆に、長い照射時間を利用した置きゲロビによる移動抑制兼、遠距離でのダメージ源にもなるスキュラと、どちらも優秀な性能のブリッツの生命線の1つ。
余談だが、ガンガンからアスランの愛機はアシストとしてもいたが、プレイアブル機のアシストとしてはジャスティスもセイバーも∞ジャスティスもどれも評価が高いとは言えず、初めて優秀な性能のアシストとして評価されている。
余談だが、ボンボン版を書いた高山氏は参戦PVの呼び出したイージスが自爆する姿を見て困惑していた。
GVS
DLCとはいえようやく念願のプレイアブル機復活を遂げることになった。
コストはストライクや他ザラ隊の仲間と並ぶ中コストに格上げ。そしてようやく連ザ以来に五機のヘリオポリス産
ガンダムが勢ぞろいした。
正直「最初から入れててもよかったのでは…?」とか「Wは5人どころかゼクスもトレーズもみんな揃ってるのにアスランすらDLCかよ」とか思うファンは山ほどいるだろうが、参戦したところは素直に喜びたい。
武装としてはNEXTに近いようだが、格闘関連は大幅に変更されており、四本のサーベルを駆使したダイナミックなモーションが目立つ。
覚醒技は乱舞からの掴んで自爆…ではなくゼロ距離スキュラ。途中でバルカンも連射する。
自爆も引き続き残っており、ダウン値次第ではボス仕様大使に相方と連続自爆攻撃を仕掛けられるかもしれない。
また本作にはいない後の恋人みたいにボイスが全て過去作の使いまわし…なんてことはない。
しかし、格闘時にはなんか妙にテンションが高く、かつての∞ジャスティスを彷彿させる。
ちなみにストライカーでは呼び出すとMA形態で突進して掴んでスキュラで撃ち上げる。ブリッツのアシストとモーションは似ているが自爆はしない。
EXVS.2
ブリッツのアシストとして登場しているが、自爆のモーションがGVS.仕様に変化している。
そして2019年11月からエクストラ機体として参戦決定。EXVS.2でも初期GAT-Xシリーズが揃うようになった。
コマンド構成がNEXTに似ていたGVSと異なり、シールド投擲がサブから後格に変化し(旧後格闘は派生に移行)、サブにはブリッツ呼び出し、そして特格が急速変形になった事である(クロー掴み攻撃は前格闘に移行)。MA時に再度特格で誘導を切りつつ変形を解く事が出来るなど少し変わった。
また、NEXT以来触るプレイヤーは特射のスキュラは変形射撃扱いとなっており、発射後ブーストダッシュでのキャンセルは出来ないため、キャンセルしたい場合はサブ(変形サブ)か特格にキャンセルするように心がけたい。
ちなみに、覚醒技の最終段の掴んでからスキュラを撃つまでの間に自爆をすることができる。
本作ではE覚醒があるため「自爆を抜けられるのでは」と思う人もいるだろうが、GVSで自爆を抜け覚醒しても爆風に巻き込まれるそうなので安心して?自爆をしよう。
あってもよさそうなアメキャンや変形サブ(変形解除してライフル連射)からメインなどの下りテクはないのでMS形態主体で立ち回る場合は注意したい。というか変形武装が強いので変形主体で戦えるようになりたい。
EXVS.2 XB
上昇するN特格の追加、変形サブからメインキャンセルの追加を受け、かなり高い評価を受けていた。
そのため2度ほど下方されたが2000コストの中では優秀な一機である。
EXVS2OB
前作版からそのまま格闘CSにSEED発現が追加。後衛機としての運用が基本なので2000コストながらかなり優秀な逃げ択となった。
とあるプレイヤーの仕業により全国戦績では中堅以下クラスだったものの、上位勢では高い評価を得ていたためか早々に下方。
照射スキュラの弾速が下がり、特格のブースト量が増加したことで逃走力が下がった。
【勝利・敗北ポーズ】(ガンダムVSガンダム、NEXT)
勝利ポーズ
BR持ち:BRを構えて前に突き出す。
サーベル抜刀:両腕のサーベルを発振させてポーズ。
自爆:MA状態に変形しクローを開いてスキュラ発射のポーズ
敗北ポーズ
シールドで顔を隠し、しゃがみこむ。
【勝利・敗北ポーズ】(GVS以降)
勝利ポーズ
通常時:サーベル4刀流で腕のサーベルを払い、構える。
変形時(XBのアップデートで追加):シールドを投げた後MAに変形、正面にMA時のクローを広げる。トールを撃破したシールド投げからキラに組み付くまでの一連の流れの再現。
覚醒時:変形状態で下から滑り込んで変形解除し、ライフルを構える。第1~2OPの機体紹介カットの再現。
敗北ポーズ
頭部と左腕を失った状態で徐々にフェイズシフトダウン。
原作でのストライクとの決戦を意識したものと思われる。
(ニコルのブリッツガンダムが爆散した際の立ち往生も含まれる)
【その他の活躍】
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
幼少期のカザミがお祭りの日に父親に買ってもらったガンプラとして1/144コレクションシリーズのイージスが登場。
また、ガンダムジャスティスナイトに替わるカザミの使用ガンプラ「ガンダムイージスナイト」が登場。
一見イージスの改造機に思えるが、モチーフにしながらも別物である。
原作設定的にジャスティスからグレードが下がっているように思われがちだが、これは「正義のヒーローの様に戦う」から「仲間を守る盾となる」というカザミの心境の変化と決意を表したものである。
現実でガンプラ化した際に一部からイージスのHGCEリメイクの布石と期待されていたが、関節等のパーツはインフィニットジャスティスの流用であり、そもそも外装の形状もかなり違うので現状イージスのリメイク説は否定される事となった。
ガンダムレオパルド・ダ・ヴィンチと同様のケースである。
SDガンダムGジェネレーション
『DS』では
MD化されてまさかの量産機として登場。
鹵獲出来るのは終盤になるが、その分高性能。
ちなみにSEEDの再現はアラスカ戦以降なので、ジャスティスから降ろさない限りイージスに乗るアスランは見られない。
なお、次回作『クロスドライブ』ではデュエルとバスターが参戦した一方でイージスはリストラされてしまった。
ギャザビ系ではニコル共々一切登場しなかったブリッツよりはマシかもしれないが…
スーパーロボット大戦
『第3次α』で初登場。味方として使えるのは同作の特定主人公の場合の序盤と『X-Ω』のみで基本的に敵対する。
ガンダムバトルシリーズ
『アサルトサヴァイブ』と『バトルデスティニー』に登場。
イージスといえば自爆の印象が根付いているのか、SPAがいずれも自爆。
アサルトサヴァイブはMA形態で突撃し敵と接触すると大爆発。
バトルデスティニーではフェイズシフトダウンと同時にカウントダウンが始まり5秒後に大爆発する。
なお、ヅダと同様にゲームシステムの都合上自爆しても機体は元に戻りそのまま戦闘続行可能。
立体物
HGでは手首を外すだけで他はそのまま完全変形が可能。
つま先のビームサーベルは再現されていないが、当時のガンプラでは高い評価を受けている。
MGでも同様の仕様だが、サーベルの再現が可能。
ROBOT魂ではMS形態のアクションを重視するため、変形をオミットするという大胆な仕様となっている。
アニメ仕様の新ROBOT魂では可動と両立して変形が可能となりエフェクトパーツも付属するが、その分価格が税抜10800円と高額化した。ちなみに旧ROBOT魂は税抜4200円。
【余談】
機体カラーの赤と頭頂部がトサカのようになっているのは「
シャア専用ザクII」をモチーフにしている為であり、設定的には隊長機としての通信能力強化はジオン隊長機伝統のツノと同じ機能がある。
赤い機体に乗るライバルキャラという点でアスランは仮面を付けたライバルキャラであるクルーゼと共にシャアの要素を引き継いだといえるだろう。
だからと言ってあの機体に乗るとは予想だに出来なかったであろうが…
ちなみに、本機のデザインの元になったのは『
∀ガンダム』で登場予定だったが没になったミリシャの可変MS。SEEDに登場するにあたりガンダムタイプとして再デザインされたとの事。
最終更新:2025年02月07日 22:50