RX-93ff νガンダム

RX-93ff νガンダム
RX-93ff ν GUNDAM
登場作品 THE LIFE-SIZED ν GUNDAM STATUE
型式番号 RX-93ff
全高 UNKNOWN
重量 UNKNOWN
所属 無し
武装 バルカン砲
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ロングレンジ・フィン・ファンネル
搭乗者 アムロ・レイ


【設定】

νガンダムの兵装プランの一つ。
フィン・ファンネルの火力不足を指摘され、アナハイム・エレクトロニクス社が提案した「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を装備する。
この武装はRX-93-2で検討されていたハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーをフィン・ファンネルに組み込んだもので、全長の延伸によりジェネレーターを2基搭載している。
カラーリングとロングレンジ・フィン・ファンネル以外の武装や機体本体の性能は元のνガンダムと同じとなっている。


【武装】

バルカン砲

頭部に装備された機関砲。
使用後に空になった薬莢が排出される仕組みとなっている。
口径は資料によって60mmとする説と90mmとする説がある。

ビーム・ライフル

エネルギーCAP式の携行型ビーム砲。
当時の戦艦の主砲に匹敵する威力を持ち、モードの切り替えによってマシンガンのように連射する事も可能とされている。

ビーム・サーベル

斬撃用のビーム兵器。
鍔を持った形状で曲刀状の、柄尻からは小型のビーム刃を形成可能。
当時として一般的な斬撃と共にビーム刃が伸びるアイドリング・リミッター機能が備わっている。

ロングレンジ・フィン・ファンネル

左背部に装備された大型のサイコミュ武装端末。
ビーム砲部分は四方を解放バレルで囲み発砲時に展開し隙間が空く様になっている。
従来既存のファンネルの様に遠隔攻撃端末として使うだけでなく、背部に接続したまま長距離狙撃や腕部に装着して大型ビーム・サーベルとしての使用も可能。


【原作の活躍】

νガンダムのロールアウトが前倒しされた事によりプランは間に合わず、ラー・カイラムに残されていた実機データを基にサイドFで復元された。


【搭乗者】

アムロ・レイ

CV:古谷 徹

地球連邦軍ロンド・ベル隊の大尉。
かつて一年戦争でガンダムを駆り、シャアの反乱奇跡を起こした伝説のニュータイプ。


【VS.シリーズの活躍】

EXVS2.XB

2022年6月の公式生放送で登場することが告知されており、なんとプレイアブル機体として参戦が決定した。
コスト3000の格闘寄り万能機として2022年7月1日に参戦。
アムロの機体としては6機目、νガンダムとしては3機目となる。

ロングレンジ・フィン・ファンネルをフル活用しており、狙撃、ゲロビ、設置して3連射など射撃はもちろんサーベルモードにしてド派手に薙ぎ払ったり切りかかったりサーベルモードにして射出したりと派手な武装が多い。
覚醒技はアムロ機初の単発振り落としとケルディムなどと同様の赤ロック無限狙撃。運営にもほんのひとかけらの理性が残っていたのか振り下ろしの方は発生がやや遅い。

薙ぎ払い>アメキャンやプレッシャーを中心に自衛力は非常に高く、特に格闘生当てを狙うタイプの機体ではよっぽど技量の差がない限り詰みと言ってもいいレベルだが、その代わりに逃げる相手を追いかけるのはさほど得意ではないのでいかに自衛を押し付けるかが鍵。

その自衛力から僚機を狙うかしびれを切らして前に出てきたところを僚機と連携して追い返すのが定石とまで言われ相方負担が高くなりがちだったのだが、エクストラ機体のインフィニットジャスティス(ラクス搭乗版)が登場したことで話は一変。
本機に足りない優秀かつ豊富な射撃を持ち、自衛力も高い。数少ない苦手な点である乱戦は本機で抑えると相性が非常によく、何だったら先落ちしたら爆弾戦法にスイッチすることも十分可能なコンビとして環境を制圧。
そのためどちらも同時に下方修正され、本機は赤ロック短縮、ラクスは機動力低下とキャンセルルート没収を受けた。
ただどちらにとっても環境に大きな影響はなく、一般機体……特に格闘機にとっては相変わらずの冬の時代が続くこととなった。

流石にプレイヤーから多くの意見が届いたのか翌月のアップデートで大会予選中にラクスと共に再度下方修正されることとなった。
耐久値、機動力低下に横特格の発生がほんのわずかに落とされ受け身可能になったりアシストの誘導低下、格闘CSからのメインキャンセル削除などを受け、全国大会で覇権を取ったご祝儀下方も合わさって、さすがに第一線からは退いた。
とはいえやり込みでカバーできる範囲であり、普通の機体、特に格闘機からすると相変わらず強敵であることには変わらない。
放置耐性もさほど下がっておらず、ストイックなフィジカル機としては十分戦える性能を維持している。

余談だが、2回目の下方の際に運営公式が
  1. 大会期間中にもかかわらず下方修正した目的
  2. 大会予選で八百長行為をするプレイヤーがいたこと(にもかかわらず処罰なし)
についての声明を出すことになった。シリーズでも異例のことである。
本機とラクスの下方については「大会・通常戦ともに機体選択の多様性が高い場を用意するため」とあったが、「必要な調整だった」「大会期間中に修正するのはどうなの?」「そもそも前の修正の時にやるべきでは?」と賛否が分かれた。

実装当初のグラフィックでは基盤にもの凄い負担がかかる事が発覚したため、2022年11月10日のアップデートにてデザインが簡素化された。

ちなみにボイスはνガンダムの流用だが、アシスト使用時のボイスにリ・ガズィ(アムロ搭乗)のものが使用されていると思われるが、SNSの解禁PVに古谷氏が「新録をした」とのコメントをされていたが、本作ではロングレンジ・フィン・ファンネルについてのセリフはない。
後に参戦したνガンダムのバリエーションであるHWSか(こちらには新録の台詞が用意されていた)別のゲーム*1と間違われていたのかは謎。

次回作ではロングレンジ・フィン・ファンネルの名前を呼ぶボイスがあるため、「収録はしていたが今作では使用されなかった」という可能性もある。

EXVS2.OB

特殊格闘が打ち切りの弾数制になった。近接機の存在そのものを文字通り拒否する姿は流石に許されず、ブンブン振るだけでお手軽に自衛から押し付け、アメキャン前の姿勢制御となんでも出来た前作と比べると非常に大きなムラが生まれるように。覚醒中は4発に増弾するが、弾切れ時に3000としての圧は出せないため弾切れ時の立ち回りが重要となる。2発7秒とリロードもそこまでよくない。
また、特殊射撃がレバー入れと弾数を2で共有することになり、照射が2発消費になったため狙撃とゲロビの両立が不可となる、本作移行時共通修正でプレッシャーが構えた時点で弾数消費となる……となど他の前作暴れた機体が微弱体で済まされていることが多い中、かなりの下方を受けている。

前作では存在しなかったロングレンジ・フィン・ファンネルの名前を呼ぶ新規ボイスが確認されている。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:棒立ち。元ネタは実物大の立像の立ちポーズ。
ロングレンジ・フィン・ファンネルで勝利:ロングレンジ・フィン・ファンネルを振るう。

敗北ポーズ

ロングレンジ・フィン・ファンネルだけがその場に残っている。


【余談】

元々は福岡県の「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」に商業施設と同時に建造され、2022年4月25日の施設開業と同時に一般公開が始まった実物大の立像。
フィン・ファンネルの代わりにロングレンジ・フィン・ファンネルが装備され、富野由悠季監督監修の下、平和の象徴として彩度の高いトリコロールに彩色されている。

地面にも届かんばかりのロングレンジ・フィン・ファンネルがデザインされたのは、立像が法律上建築物又は工作物扱いとなる事から建築基準法に従う必要があり、風や転倒に対する安全確保のためにフィン・ファンネルが実現できなかった代わりではないか、と推測されている。
これは中国の上海で2021年4月28日に開業した「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」にあるフリーダムガンダムの立像が羽が可動せずに固定され先端に接地用ランディングギアが追加されて背中側を支えている事とも類似している。
ただし、立像では実現できなかっただけでBB戦士版には通常のフィン・ファンネルが付属している。

ららぽーと福岡内にある「GUNDAM SIDE-F」には通常のνガンダムサザビーの1/12立像が展示されていたり、同じ階のゲームセンターには歴代VSシリーズや今やレアなシューティングゲーム、太鼓の達人(筐体やタイトル画面が専用仕様になっている)が置いてある。
また、これに併せて製作されたPVでは、原作のクライマックスシーンをベースに本機と、同様に新規デザインの「ダブル・ホーン・ファンネル」を装備した「MSN-04FF サザビー」との戦闘が描かれている。
後にRGで販売されたことを考えると本シリーズに参戦するかもしれない。

余談だが、ららぽーと福岡はユニコーンガンダムのある東京お台場のダイバーシティと違い、νガンダム立像と面しているところには窓がないのでνガンダムを見ることのできるアングルはやや少ない。
そしてこのνガンダムと同じデザインのガンプラやROBOT魂を購入できるのはららぽーと福岡内にあるガンダムベース(同じ福岡市内にあるキャナルシティのガンダムベースでは売っていないので注意)だけで他はキャンペーンや非定期の公式通販しかないので注意。転売屋からは買わないように。
ガンダムベース(これはららぽーと福岡に限った話ではないのだが)では土日祝、GWなどの混むことが予想される日は整理券を配っての規制入場が行われることがあり、混み具合によっては整理券の配布が終わり、その日はベース内に入れない……なんて遠方から遠出した人にとっては悪夢のような出来事すらあるえるので、公式X(旧Twitter)などで情報を確認してから行くことをお勧めする。
あとららぽーと福岡の公式サイトのアクセス方法を見てから行くといいだろう。できるだけ歩きたくないって人はバスがお勧め。

「日本全国『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』行きます!」企画では福岡県の代表スポットとしてキラとアスランが視察に訪れている。


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最終更新:2024年07月13日 17:08
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*1 ガンダムブレイカーモバイルなどでも本機のガンプラが実装されていた