ユニコーンガンダム

登場作品 機動戦士ガンダムUC
形式番号 RX-0
全高 19.7m(ユニコーンモード)
21.7m(デストロイモード)
本体
全備重量
23.7t
42.7t
所属 無所属
主なパイロット バナージ・リンクス
主な装備 ビーム・サーベル×4、60mmバルカン砲×2、ハイパーバズーカ、ビーム・マグナム、シールド
追加装備 ビーム・ガトリングガン×2
特殊装備 NT-D(ニュータイプ・デストロイヤー)システム、La+(ラプラス)プログラム、サイコフレーム(フル・サイコフレーム)

フルアーマー・ユニコーンガンダム

登場作品 機動戦士ガンダムUC
形式番号 RX-0
全高 21.7m(デストロイモード)
重量 45.1t
所属 無所属
主なパイロット バナージ・リンクス
装備 ビーム・サーベル×4、60mmバルカン砲×2、ビーム・マグナム、ハイパー・バズーカ×2、ビーム・ガトリングガン×2付シールド×3、3連装ハンド・グレネード×4、グレネード・ランチャー×2、3連装対艦ミサイルランチャー×2、94式ベースジャバーブースターユニット×2、(リゼル用ビームライフル×1)

【設定】

連邦宇宙軍再編計画の一環である「UC計画」の最終段階として開発された対ニュータイプ、強化人間用試作型MS。
アナハイム・エレクトロニクス社(以下AE)のグラナダ工場で2機作られた。
それまでコックピット周辺部にのみ使われていたサイコフレームを全身に使用し、ムーバブルフレームと完全に共用する事により極めて高い機体追従性を発揮する。

通常は名称の由来である一角獣(ユニコーン)の様な一本角と純白のボディ、フェイスガードに覆われたゴーグル状のアイカメラが特徴の『ユニコーンモード』と呼ばれる形態で運用される。しかし、『ユニコーンモード』は所謂リミッターをかけられた状態であり、物語後半では『ユニコーンモード』では苦戦する場面も見られた。
敵にニュータイプや強化人間の特殊な脳波をキャッチすると『NT-D』と呼ばれるプログラムが発動されリミッターが解除、全身の装甲が展開し体格も一回り拡張、額の角がV字型に展開しガンダムタイプの顔が現れる本来の姿『デストロイモード』に「変身」、機体性能が格段に向上する。

なお、『デストロイモード』中は露出したサイコフレームが紅い燐光を放つが、発光する理由も含めてその原理は不明とされている。
また、パイロットを生体登録する機能があり、一度登録をすると登録者以外は操縦出来なくなる(未登録の状態なら誰でも操縦だけは出来る)。

また、PGプラモデルより『デストロイ・アンチェインド』の設定が追加された。これはNT-Dの稼動レベルが制御不可能な数値に達した時にパイロットの意思とは無関係にデストロイモードから移行する、いわゆる第三の形態ともいえる状態である。装甲がさらに展開し、サイコフレームもより露出された姿となる。

尚、厳密には「RX-0 ユニコーン」が本機の正式名称であり、ユニコーン“ガンダム”という名前自体はAE社の開発陣がデストロイモード時の形態を指して呼んでいた仇名に過ぎない。
ガンダムタイプを採用したのは、宇宙世紀0100年のジオン共和国自治権返還を目前に控えた地球連邦軍が、UC計画の発動をもってNTの駆逐、すなわちジオン・ズム・ダイクンが提唱した「宇宙に進出した人類(スペースノイド)のNTへの革新」であるジオニズムの根絶を図ろうとする際のプロパガンダという意味合いが強い。

【武装説明】

ビームマグナム

本機専用のビームライフル。最大の特徴は「マグナム弾」と称される専用のEパック(エネルギーパック)を使用する点である。Eパック1つに付き1発しか撃てないが通常のビームライフルの4発分もの高威力を誇り、掠めただけで敵機を撃破に至らしめる事もできる。通常マグナム弾Eパックを5セット連結した状態で装着する。使用しないときはバックパックや腕部にマウントして携行することが出来る。
Eパック方式なので別にどの機体でも扱える。OVA版のみ、デルタプラスも使用した。ただし、反動に耐えられず右肩を損傷した。

威力が普通のBRより高い代わりに発生がやや遅い(ビームをEパックから銃身先端に再収束→発射という手順を取る)という特徴を持ち、実際シナンジュには射線を見切られ簡単によけられている。
ゲーム中でも移動撃ちできるBRとしては最高威力で発生が遅く、撃ちきったあとは手動リロードでき弾切れを気にする必要がない主力武装。ユニコーンの特徴でもあり長所なのでガンガン使いたいところ。
MBONまではユニコーンモード及び覚醒技のみの出番であったが、MBONではデストロイモードのCS、VERSUS以降はデストロイモードのメイン射撃としても使用可能に。
フルアーマーユニコーン一形態では撃ちきりリロードになっている。第三形態では特格でシールドを飛ばしていないときは発射までシールドファンネルが射撃バリアとなり、前方の射撃を防いでくれ、さらに特格キャンセルで移動にも使えるので非常に頼りになる。
アップデートによりデストロイモード、フルコーン第二形態のCSに追加。威力と誘導に優れる。

ハイパーバズーカ

ロケット弾を射出するMSサイズのバズーカ。
本機のハイパーバズーカはガンダムMk-IIスタークジェガンが使用した、発射後一定距離進んだ後ベアリング弾を撒き散らすクラスタータイプの弾頭を主に使用する。
また、砲身にオプション用のアタッチメントが付いていて、グレネードランチャーなどをマウントできる等、バズーカとしては高い拡張性を誇る。

NEXTではMk-IIと同じく一定距離で拡散する特殊なバズーカ、EXVSでは拡散しない通常タイプのバズーカとなっている。
足は止まるが威力が高く、ダウンを奪いやすい通常時のダメージ元。
余談だが使用時に「ビームマグナムでは加減が効かない」と言っているが単発のダメージはこちらの方が上。
フルアーマーユニコーンでは第二形態時の武装で、その場で二連射と横回転しながら二連射が出来るようになった。

ビームガトリングガン

メガ粒子弾を高速で撃ち出して弾幕を形成する4連装ガトリング。
連結して片手で装備出来るが、分解して1挺ずつ両手持ちも可能となる。
元々はクシャトリヤ用に製造された武装だが、バナージが小惑星基地パラオからの脱出時に持ち出し、地球に降下後『ガランシェール』と行動をともにして以降はシールドに2挺取り付けることで過剰な威力と弾数に難のあるビームマグナムの穴を埋める活躍をした。

NEXTではユニコーンモードのCSとして登場、凄まじい勢いで連射するためボス機体も簡単にダウンさせられる。
EXVSでは、UCモードのCSと、NT-D時のメイン射撃として使用できるが、どちらも他の武装の影に隠れる形となってしまっており、UCモードでは封印安定とまで言われている。
FB以降はデストロイモードではアシストからのキャンセル落下(所謂アメキャン)が追加され、主力武装となった。
フルコーンでは第一形態のサブ、第二形態のメインになっている。強力な武装だが、弾数が第一第二で共通なので弾数管理には気を付けたいところ。

ビームトンファー

腕部のラックに収納されたビームサーベル。取り出すことなく直接発振させることが可能で、そのままトンファーのように振り回せる他、後方から接近する敵を刺突することもできる。
背部のビームサーベルが格納されているユニコーンモード時の唯一の格闘兵装であり、NT-D発動時にもサーベルを抜く必要がないため射撃兵装を持ったまま使用可能という使い勝手の良さも光る。
また、試作2号機のようなリミッター機能が搭載されているのか、ZやZZのハイパービームサーベルに匹敵するようなサイズにすることも可能。

シールド

本機専用のシールド。小型のIフィールドジェネレーターが内蔵されており、実体弾やビーム攻撃のみならず、ビームサーベルも「弾く」ことができる。後にガンダムF91などに採用されたビームシールドの先駆けともいえるが、シールド本体が大振りで被弾面積が広く、破壊されやすいという欠点も抱えている。
終盤は、ファンネルのようにサイコフレームの力によって推力もないのに宇宙を飛び回りガトリングガンで攻撃を行う、ネオジオングのサイコシャードによってガトリングが爆散してもシールド本体は無傷という凄まじさを披露した。

NT-D

表向きは『ニュータイプ・ドライブ』の略称とされているが、本当は『ニュータイプ・デストロイヤー』。
その名の通り「ニュータイプ(NT)を駆逐するためのシステム」で、NT-Dの発動には一定の条件を満たす必要がある。
発動後、思考操縦によってさながらMSを自分の体であるかのように操ることが可能となる(頭だけで機体操縦ができる)が、20mサイズのMSが人間と同様の動きをした場合、当然ながら、発生するGによるパイロットの負担は極めて高く、サイコミュによる精神的負担も考えるとNT-Dを発動できる時間は約5分程度であり、普段はユニコーンモードで通常の手動操作を行う。デストロイモードでの機動性は、ニュータイプの能力をもってしても目で追うどころか、気配を察知することすらも出来ないほどで、まるで瞬間移動をしているかのような動きをする。
アンジェロ大尉曰く「化け物」。
また、発動中は、ファンネルなど他の機体のサイコミュ兵器のコントロールを奪取し、意のままに操作することができる。

NT-Dの限界許容量を超えた場合、そこから更なる形態「デストロイ・アンチェインド」へ移行するように設定されており、デストロイモードから更にサイコフレームが露出するように装甲が展開する。
デストロイ・アンチェインドへ移行した場合は、パイロットはNT-Dの構成パーツとなって自我を失う。
現時点でデストロイ・アンチェインドへ移行したのは、『機動戦士ガンダムU.C.0096 ラスト・サン』で発動させた3号機フェネクスのみである。

1号機のみ、インダストリアル7コロニーでインストールされた「La+(ラプラス)プログラム」により、本来周囲に敵NTがいなければ発動できないところをパイロットのNT反応でも発動できるように設定が変更されており、また、強化人間がパイロットだった場合はNT-Dを起動することができないようにもされているため、1号機のNT-Dは真の意味での『ニュータイプ・ドライブ』とも言われている。

なお、ブルーディスティニー1号機に搭載されていた「EXAMシステム」もほぼ同様のコンセプトであるが、EXAMが連邦・ジオンの区別抜きにNT殲滅を企図したものであるのに対し、NT-Dは連邦政府によるジオニズム抹殺というそれぞれ異なった設計思想を持つ。

【能力】

サイコミュ・ジャック

サイコ・フィールドを掌から放出し、敵機のサイコミュ兵器のコントロール制御を奪って自機の兵装としたり、敵機体に干渉し一時的に操縦不能にする。デストロイモード時、フルコーン第二から第三形態移行時に使用。
流石にビットのコントロールを奪うことはできないが、発動時にユニコーンに向かって発射されたビット兵器をその場にスタンさせる。有線式だったり展開済みファンネルバリア系列とかできない武装もあるが。
マリーダさんや刹那(クアンタ)にはジャックされたとき専用の台詞が用意されている。

ソフトチェストタッチ

人の可能性を信じようとするバナージの「それでも…それでも!」という叫びに呼応してユニコーンが発した未知の“暖かな光”を、両方の掌で対象に接触し直接注ぎ込む。デストロイモード時に、サイコフレームが最大共振し緑色に発光する状態で使用。
この“暖かな光”でユニコーンは、自身を握り潰そうとしていたネオ・ジオングの巨大アームユニット4基を灰状に崩壊させ、そのコア・ユニットを担うシナンジュにも、胸部装甲に両方の掌で優しく接触してこの“暖かな光”を直接注ぎ込み、搭乗していたフル・フロンタルの中の「残留思念」を浄化、それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。あくまで攻撃手段ではなく、バナージが自身の想いを言葉ではなく“熱”によってフロンタルに伝えようとして取った行動であったが、結果バナージの想いと、その想いを受け容れたフロンタルの心境の変化が、ネオ・ジオングの全身のサイコフレームに作用して、その機体を崩壊に到らしめる結果となった。

【フルアーマー・ユニコーンガンダム】

最終決戦に備えてバナージの友人であるタクヤ・イレイの発案によって、ネェル・アーガマ内で改修された。
従来の武装に加え、艦内にストックされていた他機体の装備等を再利用して全身に取り付けた他、低下した機動性をベースジャバーのブースターを改造して装着することで補うという、素人のオードリーにすら失笑されるレベルの(見た目は)無茶苦茶な仕様。
あらゆる装備をありったけ装備しただけでは普通は機体のバランスが崩壊して操作性が劣悪になるはずだが、完璧な計算により、バランスを保っており、弾切れになりデッドウェイト化した武装は切り離す事が可能となっている。タクヤは将来優秀な開発者になりそうである。
なおシールドが2枚追加されたが他に増加装甲を施してないのでフルアーマーというのはおかしいのだが、発案者であるタクヤがフルアーマーと呼んだのでそのまま採用されている(一応アーマメント(武装)の略とはされている)。
しっかりとNT-Dの発動を視野に入れ、追加装備は装甲の展開箇所に干渉しないように装着してある。
ゲーム版においてタクヤが見た夢がフルアーマー開発のきっかけになった。曰く「僕の考えた最強のユニコーン」
彼はその後バンシィ・ノルンの武装を見て更なるフルアーマー「プランB」を考えたが、実装には至らなかったが、アーケードカードゲーム「トライエイジ」にて登場した。

【原作での活躍】

初登場時は最終試験の段階で、その試験の光景を一瞬だがバナージが目撃した。
戦乱に巻き込まれたコロニーの工場でバナージの実父から生体データの登録とともに託される。直後クシャトリヤに襲われなんとかコロニー外に押し出すものの、反撃により窮地に。その時、赤い光とともに《NT-D》が発動、圧倒的な力で敵を撤退に追い込む。
なし崩し的にネェル・アーガマ所属になり、暗礁区域でシナンジュと初対峙するがクシャトリヤとの連携で鹵獲されてしまう。
その後鹵獲された先の資源衛生『パラオ』から脱出に成功し再びクシャトリヤ(マリーダ)と対峙する、その時《NT-D》の真の力によってクシャトリヤを活動不能にまで追い込み、撃墜しようとするが目前でパイロット同士が精神感応を起こし踏み止まる。
ユニコーンの〈ラプラスプログラム〉が指示する先、旧首相官邸『ラプラス』の調査に向かわされ、そこで再びシナンジュと対峙するものの、NT-D発動の恐怖の前に戦闘を放棄しようとしたが、戦闘中のダグサの死によって逆上、NT-Dが発動しフロンタル親衛隊機を順に破壊していき、シナンジュも撃墜しようとするが重力に引かれつつある両機に割って入ったギラ・ズール(ギルボア機)を撃墜、最期の思念を感知してパイロットが戦闘不能に陥るも、なんとかガランジェールに取り付き大気圏に突入し地球に不時着する。
地球に不時着した後、ガランシェールと行動を共にし、ダカール(OVA版ではトリントン基地)で大型MAシャンブロを小説版ではデルタプラスとの連携で、OVA版では撃てないバナージに苛立ったデルタプラス(リディ)がBMを奪い撃破する。
直後に現れた黒いユニコーン(バンシィ)によって2機は圧倒され、ラー・カイラムに収容される。
小説版ではトリントン基地に到着後、ジオン残党の襲撃に乗じバナージによって奪回、立ちふさがるデルタプラス(OVA版では無し)を振り払い、ミネバを乗せたガルダを追う。
ミネバを乗せたガルダの前にバンシィ(マリーダ)が立ちふさがり、ユニコーン同士のサイコフレームの共振で周囲を危険に追い込むもジンネマンがマリーダに呼びかけバンシィを活動停止に追い込む。
宇宙へ離脱する時、本来赤い光を発するはずユニコーンのサイコフレームは、虹色の光を発するようになる。
この一連の戦闘でミネバを救出する際にはメインモニターのラインとサブモニターが緑色に発光し、大気圏離脱の際はワイヤーで成層圏を突破させるためにギリギリまで高度を落として待機していたネェル・アーガマとメインスラスターの一つが不具合を起こして高度が落ちかけていたガランシェールをワイヤーで繋ぐ際にサイコフレームも緑色に発光、アクシズ・ショックと同じ現象を起こしネェル・アーガマとガランシェール(連邦とジオン)を繋いだ。

小説版ではその後物語の舞台が再び宇宙に戻り、袖付きとの共同戦線を破棄し、戦闘状態に入った時にFAユニコーンの状態で出撃。
様々な武装を使い袖付きのMSを多数行動不能にした後にローゼン・ズール(アンジェロ)と対峙する。サイコ・ジャマーによってNT-Dを使用不可能にされるが、トライスターの死を感知し、バナージが覚醒、ユニコーンも呼応し再度NT-Dを展開する。またしてもパイロット同士が精神感応を起こすが、アンジェロが拒絶しローゼン・ズールは機能を停止する。
そのまま出撃したシナンジュ(フル・フロンタル)と対峙するが、クシャトリヤ(マリーダ)が足止めし、ユニコーンは先行する。
次いで追撃してきたバンシィ(リディ)と交戦状態に入る。2機のガンダム同士による戦闘は苛烈さを極めたが、途中でバンシィが暴走しクシャトリヤを撃墜する。それによりリディが正気に戻り戦闘終了。
最後にシナンジュ(フル・フロンタル)と対峙、サイコ・フレームのない機体が割り込めることができないほどのサイコ・フィールドを形成するが、バンシィとの共闘によりシナンジュを撃墜。

なおOVA版では順序と展開が異なっており、トライスターは最終決戦に参戦しておらず、バンシィ(リディ)と先に戦闘に入るが、クシャトリヤ(マリーダ)が足止めをし、合間に袖付きのMSを多数行動不能にする、そのままローゼン・ズール(アンジェロ)と対峙し、サイコ・ジャマーによってNT-Dが使用不可能になる。しかしクシャトリヤがバンシィにより撃墜され、マリーダの死念を感じ取ったバナージによりユニコーンが覚醒し再びNT-Dを展開、原作と同じく精神感応が起こるがアンジェロは拒絶、ローゼンズールは自滅する。

最終座標インダストリアル7で、フル・フロンタルが駆るアニメオリジナルの巨大MA「ネオ・ジオング」と対峙。本来の自分を取り戻したリディのバンシィ・ノルンと協力して最終決戦を挑む。
その最終決戦の最中、ユニコーンとネオ・ジオングのサイコフレームが共鳴し、一年戦争時のアムロ・レイとララァ・スンのように、バナージとフロンタルのニュータイプとしての認識能力を拡大させ、“刻”を形象として垣間見る(実際にタイムトラベルした訳ではなく、“宇宙の記憶”を精神的イメージとしてフラッシュして垣間見たとの事)。
“刻”の最果ての虚無の世界を突き付け自分の人類へ対する諦念を理解させようとするが、その虚無の世界を目の当たりにしても「それでも…それでも!」と抗おうとするバナージの熱意に呼応したユニコーンが発する“暖かな光”によって、ユニコーンを握り潰そうとしていたアームユニット4基を灰状に分解、本体にもその“暖かな光”をユニコーンの「ソフトチェストタッチ」によって注ぎ込むと、搭乗していたフロンタルの中の「残留思念」が浄化され、それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。

小説、OVAともにその後マーサによってラプラスの箱を消滅させるために放たれたコロニーレーザーをリディのノルンと共にサイコ・フィールドを展開し、受け止める。
しかしその後、バナージはユニコーンと同化し、全身から緑色の結晶をはやしたモノとなり宇宙に旅立とうとしてしまう。しかし、リディやオードリーの必死の呼びかけにより、自我を取り戻し元に戻って、ネェル・アーガマに帰還する事ができた。


また、初代ガンダムから交代する形でお台場のダイバーベースに等身大立像が建設された。日中はユニコーンモードで、夕方になるとデストロイモードに変身、サイコフレームがライトアップする。
なお扱いとしては「建造物」らしく、建造物の高さが変わるのは法律的に問題があるため、変身するのは頭部のみで、胴体は常時デストロイモードとなっている。また、重量バランスの問題があるため武装やシールドなどは持っていない。
「ビルドダイバーズ」でもダイバーベースがモデルの建物が登場し、その隣にはユニコーン立像もあるのだが、シールドとライフルを装備している上、日中デストロイモードで夜間は全身ユニコーンモードの完全変身を実現している。

【パイロット説明】

バナージ・リンクス

工業用コロニー「インダストリアル7」内のアナハイム工業専門学校に通う学生。16歳。
母の死後、見ず知らずの父親の手によって工専に転入して以来、自分の居場所に「ずれ」を感じつつ代わり映えのない毎日を過ごしていたが、謎の少女オードリー・バーンの窮地を救った時から状況が動き始め、コロニー内で連邦軍とネオ・ジオンの武力衝突が発生する中、ビスト財団当主であり、実の父親でもあったカーディアス・ビストからユニコーンガンダムを託され、最高機密「ラプラスの箱」をめぐる戦いに巻き込まれる。
性格はどちらかと言えばおとなしめで消極的に思われがちだが、差し迫った危機に際しては人一倍の直感や行動力を発揮する。
初めこそ(オードリーを守る場合を除けば)周囲の状況に流されるような形で戦っていたが、マリーダやジンネマン、ダグザらとの出会いを経て、次第に自らの為すべき事を見出していく。

ジンネマンやダグザなど中年以上の男性(一応フロンタルも?)の心を動かすことが多く、一部では「おっさんキラー」や「おっさんハーレム」という本人的には複雑そうなことを言われることも。

EXVS.では本作の中でも台詞が多く、なぜかクアンタの刹那と互いに仲がよく、クアンタ刹那と組めば刹那の物真似をするという他に類を見ない専用セリフが聞ける。
フルアーマーユニコーン時はさらに多くのキャラクターとの間に台詞があり、特にノルンと同じ戦場にいると敵同士なのに開幕から掛け合いを行う。
また、僚機をクシャトリヤにして勝った時の台詞はファン必聴。

「スーパーロボット対戦」ではアムロやシャア、カミーユなどの先輩ニュータイプとの共演が叶った一方、原作では本物のシャアを知らないため、フロンタルとの因縁はアムロやシャアの方が強くなってしまう、初期の能力値がやや控えめ…など先輩に比べ地味なところもあるが、他のNT達と異なり(ミネバのこともあり)ハマーンからは一目置かれたり、刹那、キオ、騎士ガンダムの各作品を象徴するガンダム四人互いに絆を深め高めあうなどバナージならではの見せ場も多い。

余談だが、本編ではマリーダさんとの「アイスクリームを一緒に食べに行く」という約束は果たされなかったが、ユニコーンの舞台挨拶を北海道で行った際に(中の人同士だが)約束が果たされた。

【原作名言集】

  • 心が地べたから離れられないのに、ニュータイプなんて言ってもな……
  • 君が誰だって構わない。必要だって言ってくれ。一緒にいた方がいいって。そうしたら俺は……
  • ここから出ていけぇーっ!
  • 男と見込んだ。オードリーを頼みます!
  • 遊びなもんか!自分が死ぬのも、人が死ぬのも冗談じゃないって思うから、やれることをやっているんでしょう!?
  • やれるな…ユニコーン!
    • バナージの問いかけに答えるかのようにリニアシートのサブモニターは緑色に発光しユニコーンはNT-Dを発動、落ちてゆくミネバを繊細な操作で優しく受け止めた。
  • 自分が地獄を見たからって、他人にそれを押し付けていいってことはないんだ!
  • 人の心を、哀しさを感じる心を知るものなら、ガンダム!俺に力を貸せ……!
  • 亡霊は暗黒に帰れぇっ!
    • 原作小説版で、シナンジュを撃破した際に。EXVSサブ格闘派生のモーションでも聞ける。


【ゲーム内での活躍】

NEXT

NEXT最後の解禁となる第7次解禁で使用可能になっているだけで当時の情報は多くない。
基本はビームマグナムでの射撃を主軸とした射撃機体だが、一定時間経過した後にNT-Dを発動することが可能。
NT-D発動完了状態になると体の節々がピンク色の光を放ち、NT-Dを発動するとパーツが展開され機体が一回り大きくなる。NT-D発動中はホバー歩行になりビームサーベルやビームトンファーを主武装とした格闘機体へと変貌する。
なお諸般の事情(当時は映像化がされていなかった)からか、AC版ではパイロットが設定されておらず、当然ながらキャラクターボイスも存在していない。通信の「よろしく」に当たるメッセージが「…。」であり、あと1機で敗北時や残り30秒時の左上の顔ウインドウも「ALERT」と書かれた文字が表示されるだけ。GvsGシリーズは連ザ以前のようにオペレーターが存在しないためユニコーン同士だとキャラボイス一切無しの静かな戦いになる。

NEXT PLUSではちゃんとパイロットのバナージが乗っている。
EP1の収録以前に録られたようで、本編とは声がだいぶ違うので、バナージ並び内山氏のファンならば聞いてみると面白いだろう。
また、アシストがジェスタからリゼルに変更されているが、性能は変わらず。

EXVS.

今回はAC版からバナージが搭乗しての参戦。NT-Dが公の秘密と化したこともあり、メディア展開ではデストロイモードで登場することが増えた。
NEXT同様、ビームマグナムを軸にした射撃重視のUCモードと、近接戦闘に向いたNT-Dモードの2つの顔を持つ。
UC時は動作のもっさり感が解消され、コスト3000平均レベルの動きはできるようになった。
マグナムの威力は全機体から見ても破格。ズンダ2セットだけで低コストを倒すことができる。
特殊射撃のアシストがジェガンD型に変更され、NT-D時特殊格闘にサイコミュジャック(残留思念浸食とも)が追加。ファンネル系統の武装をその場で停止させることができ、プロヴィデンスなどのファンネル主体の機体を一方的に潰すことができる。
更に格闘の性能も高く、特にBD格闘は「神速」とまで言われた。

UC時のビームマグナムの威力や誘導の性能から、NT-Dを発動させるまでもなく射撃戦を続けての勝利ということも多い。無論、2つのモードに長所、短所があるので、どちらも使いこなし、対応できるようにしたいところ。

また、覚醒とNT-Dを同時に発動させると、サイコフレームの輝きが虹色になる演出がある。
さらに覚醒技でフルアーマーユニコーンとなり一斉射撃を行う。足を止めて撃ち続けることから、使い勝手は良くないが、コンボに組み込むことで大ダメージを奪うこともできる。

余談だが、UC時に、角状のアンテナで突いて攻撃する後格闘が追加され、本来の用途と異なる使用法にヒヤヒヤさせられたり、NT-D時のサブ格闘派生に原作最終決戦で使った技、台詞があり(展開変更によりアニメでは披露されなかったが)ネタバレだと話題になった。他にもアニメで未使用の小説版台詞などもいくつか使用されている。

また、デルタプラスの武装としても登場。
CSでは、背を合わせながらガトリングを回転攻撃。覚醒技では、飛行形態に乗りながらビームマグナムを乱射。
どちらも、原作のパラオ攻略戦やダカールでの戦闘の再現となっている。

EXVS.FB

相変わらずの変身型だが、マグナムの補正値が下方修正されたのでズンダの威力が下がった。
そのため、NT-Dの重要性が相対的に上昇。NT-D自身も変身時間が延長された。
前作では変身しなくても勝てたのが、今作では変身時に如何にダメージを取るかが重要なファクターとなっている。

また、デルタプラスの特権だったアメキャンが多数の機体に実装され、本機にも追加された。
通常時は消費するブースト量が多めでNT-D時は射撃の手数が足りず、更にシビアな間合いの調節を求められる本機との相性はバッチリ。
NT-D時は相変わらず神速の踏み込みのBD格闘を筆頭に使い勝手のいいサイコミュジャックを駆使して敵の足並みを乱しつつ、一気にダメージを取れるチャンスとなる。

覚醒技は変わらずフルアーマーユニコーンでの全弾発射。前作と違い、前後左右に動きまくるのでカット耐性が上昇。相変わらず誘導も相変わらず優秀で高威力。
更に発動直後に強制的にNT-Dが発動するため、NT-D終了間際にぶっぱなりコンボなりで使って敵に再度NT-Dの恐怖を与える事も可能。A覚醒ならそのまま動くこともできる。
ちなみに、本作から参戦したローゼン・ズールのサイコジャマーをデストロイモード時に受けると、強制的にユニコーンモードに戻ってしまう。ただしクールタイムなしでリロードが開始されるので回転率は上がるので、状況が許すのならわざと当たる価値はある。

余談だが、本作で登場したバンシィの解禁当初があまりにも高すぎる性能で、本機もそこまで性能が高くなかったので、本機のことが「白いバンシィ」と言われる時期があった。
後半のアップデートで本機が大幅に性能が上がり、バンシィも下方調整されたので言われなくなったが。

家庭版のDLCとしてフルアーマーユニコーンが参戦。
ほぼMBの上方修正後の環境トップの性能のまま参加となった。
MBと違い、FBでは待ちが強く、より安全に第一形態で射撃戦ができるようになり、多くの相手に有利が突けるようになったので、弱体化されたとはいえまだまだ強いバンシィ・ノルンと並んで環境トップに躍り出ることなった。

EXVS.MB

公式サイトにフルアーマーユニコーンが描かれている。
また、ようやく機体選択時のポーズの様に、デストロイモードでもCSでビームマグナムが使えるようになった。
なかなか高い性能を持つのだが、一方で立ち回りの要であったデストロイモード時のメイン、特格、特にBD格闘が大きく弱体化し、中々厳しい戦いを強いられることになった。
しかしたびたびアップデートされ性能が上がり、デストロイモードこそFBから劣化しているものの、ユニコーンモードは歴代最高の性能になってきている。特に機動力が高くなり、前作から触ったプレイヤーは驚くだろう。
使用率、総合的な使い勝手はフルアーマーユニコーンに負けてはいるものの、メインのマグナムを手動リロードできるためSドライブ発動時は驚異の連射が可能。

フルアーマーユニコーンが同コストで追加。
格闘が発生の遅いタックルしかなく、機動力も低くマグナムが手動リロードできないが優秀な射撃武器を持つ第一形態で出撃する。
そこから特格でブースターを切り離すことで、ガトリングとバズーカ、単発ダウンのビーム・マグナム、細く曲げれるゲロビを持つ万能機、
再度特格でサイコミュジャック付きプレッシャーを放ち、高い機動力とシールドファンネルを有する万能より格闘機となる。
覚醒技はバンシィ・ノルンとサーベルで攻撃してからの二機のビーム・マグナムで〆る乱舞系覚醒技になっている。
常時デストロイモードで、3形態目になるとサイコフレームが緑色に輝き、格闘の特格派生でネオ・ジオングに行ったソフトチェストタッチを行うなど、全体的にEP7を再現したモーションが多いのだが、サイコジャマーを受けてもユニコーンモードには戻らない。
モーションも全体的に作りこまれており、アップデートにより性能も向上し環境トップクラスの性能も誇るため、非常に高い人気を誇る。

ちなみに、普通のユニコーンだとマグナムの弾数とカードリッジが同じという演出があるが、フルコーンだと何発撃とうがマグナムのカードリッジの数は減らない。EXVS2でマグナムが手動リロードになったバンシィもカードリッジの数が可変するようになったので手動リロードの有無が原因だと思われる。

【勝利・敗北ポーズ】(NEXT)

勝利ポーズ

通常時:ビームマグナムを構え、左手を突き出す。
NT-D時:両手でビームサーベルを振るい、ビームトンファーも展開してビームの刃でX字を描く。

敗北ポーズ

膝を突き、うな垂れる。
NT-D時も通常状態に戻り同様。

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.)

勝利ポーズ

通常時:宙に浮いた状態で、上を向きながら拳を腰に構える。空手の「押忍」のような感じ。シールドのみを装備している。
NT-D時:両手にビームガトリング1丁ずつを構える

敗北ポーズ

ショートした状態で片膝を付く

【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB、ユニコーン(EXVS.MB以降))

勝利ポーズ

通常時及びNT-D時は前作同様。
覚醒時:ユニコーンの状態からバク宙し、半回転程でNT-Dに変身し盾モーション。サイコフレームの色は赤のまま。

敗北ポーズ

前作同様。

【勝利・敗北ポーズ】(フルアーマーユニコーン)

勝利ポーズ

第1形態:右手にビーム・マグナムを持ってポーズ。
第2形態:左手にハイパーバズーカを持ってポーズ。
第3形態:シールドを周囲に浮遊させつつビーム・マグナムを両手で構える。

敗北ポーズ

武装が無い状態で漂っている。
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。